ブックライブの書店員おすすめレビュー

少年・青年マンガ のおすすめレビュー

  • ブックライブ書店員

    アニメ化に小説化、ゲームに舞台とあらゆるメディアミックスがなされ、連載終了から5年以上たった今でも、多くのファンから愛され続けている超人気作品。『SLAM DUNK』以降のジャンプで、初めて大ヒットしたバスケ漫画なのではないでしょうか?

    異常な存在感の薄さをバスケに活かす主人公・黒子テツヤをはじめ、黒子たちの強敵であり元チームメイトでもある「キセキの世代」はみんな特殊ともいえる能力を持っています。現役ファッションモデルとしても活躍するイケメン・黄瀬涼太は一度見た相手の技をすぐに「模倣」でき、最強のセンター・紫原敦は「破壊の鉄槌」と呼ばれるダンクでゴールをポストごとへし折り、「天帝の眼」を持つ元主将・赤司征十郎と相対した選手は皆膝から崩れ落ちていく……。
    こう書くと「トンデモバスケ漫画」のようですが、テニプリほどのやんちゃさはなく、選手たちの能力がバスケの試合の“知能ゲーム”的に引き立てています。そして何より、圧倒的に強い選手はシンプルにかっこいい!
    ちなみに「キセキの世代」のメンバーは皆、髪や瞳と同じ色にちなんだ名前をしています(黒子を除く)。なので、カラー版で読まない手はありませんよ。

    それぞれが特殊な能力を持っているため、フィジカルやテクニックだけでなく、プレースタイルの美学も作品内で強く問われます。特に、「自分は影だから」とコート内で目立つことを避けていた黒子の進化は超胸アツ……! 庇護欲を抱かずにいられない主人公らしからぬ主人公から目が離せません。また、キセキの世代以外にも個性的なキャラクターが目白押しで、推しが選り取り見取りの大渋滞状態。
    キャラクターのスキルに心躍らせ、頭をフル回転させるエキサイティングな試合展開にヒリヒリし、推しキャラに萌え――「さすが、大ヒット作品はスキがねえぜ……」と思わせてくれる、大満足保証付きの作品です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    20XX年10月4日、3人の中国人男性が尖閣諸島のひとつ、南小島に上陸したのを契機に、この壮大かつスリリングな物語の幕が開きます。救助に向かった海保特警隊員に対し、漂着した中国人男性は「ここは我が国の領土!! 俺たちは自国の救助を待つ!!」と主張。中国による尖閣諸島の武力占領作戦の火蓋が切って落とされるのです。
    そんな中国の動きを阻止すべく、日本政府は自衛隊に史上初の防衛出動を命令。そして、自衛隊初の空母「いぶき」の艦長・秋津竜太が率いる第5護衛隊群が作戦に乗り出します。

    2019年に西島秀俊主演で映画化された本作。『沈黙の艦隊』(講談社)や『ジパング』(講談社)のかわぐちかいじ先生作品だけあって、スケールは壮大で物語の展開はどこまでも緻密、そしてすべての登場人物がかっこいい……! さまざまな政治的意図がからみあい、作戦シーンでは専門用語が飛び交うため、最初は少し取っつきにくいかもしれません。しかし、一度物語に入り込んでしまえば、そこからはノンストップ。艦や戦闘機の操縦技術へのプライド、運命をともにする仲間同士の絆、そして自衛官としての信念――もう心が震わされっぱなしです!

    中国の行動を一度容認すればズルズルと領土を奪われていくかもしれないという緊張感を伴う外交交渉、「戦闘」ではなく「防衛」を前提とした命がけの領土奪還作戦。実現不可能にも思える試練の数々に立ち向かう、政治家や自衛隊員たちの勇気と知略が力強く描かれています。
    また、実際の政治情勢にも通じるシビアなシチュエーションや自衛隊のあり方など、考えさせられることの多い作品であり、最先端技術を搭載した艦や戦闘機がぶつかり合う様に心躍る極上のエンターテイメントです!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    主人公はナルトとヒナタの息子・ボルト、その友人として登場するのがサスケとサクラの娘・サラダ、大蛇丸と縁のある少年・ミツキ――この設定を知った時点でNARUTOファン大歓喜不可避だってばよ!

    『NARUTO』完結から十数年後の世界が舞台。綱手、カカシの後を継いで七代目火影となったナルトが、デスクワークに追われたり、反抗期の息子に手を焼いていたりと、リアルタイム読者と同じく大人になってる……! ナルトの他にも、シカマルや木の葉丸、サスケたちも木ノ葉隠れの里の大人として登場。どこを見渡しても感慨深さしかない状態です。さらに、みんな結婚して子どももいるもんだから、古参読者は完全に親目線で見守ってしまいます。「口癖がお母さんと一緒なんだな、フフッ」「見た目はお母さん似だけど、性格はお父さん似かな?(^^)」と、親戚のおばちゃんのような気持ちすら湧いてくる……。

    しかし、本作は単なる『NARUTO』の同窓会作品ではありません。主人公はあくまでボルトをはじめとした次世代の子どもたち。いかにも現代っ子な彼らがテクノロジーと共存しながら「忍」として成長していく姿からは、「THEジャンプ・ヒーロー」だった親世代とは違う物語を見せてくれる予感が。きっと親を越えていくであろう、今後の展開にも期待が高まります!
    本作では岸本斉史先生は監修というポジションですが、作画は『NARUTO』で長年アシスタントを務めていた池本幹雄先生。安定の超絶画力で、我々をまた木ノ葉隠れの里へ連れて行ってくれます。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    「俺は君のにおいを嗅ぎに来ます!!」
    汗っかきな体質がコンプレックスの地味なOL麻子と、商品開発部のエースだが極度の匂いフェチの香太郎が織りなすラブコメディー。
    女性に人気の化粧品&バス用品メーカーに勤める控えめ女子の麻子は、汗っかきな体質がコンプレックス。ある日、商品開発部のエースである香太郎に、新商品開発のために、においを毎日嗅がせて欲しいと頼まれ・・・。嫌々ながらに引き受けた麻子でしたが、徐々に香太郎の仕事にひたむきな姿や人柄に惹かれ始めていきます。
    「においを嗅ぐ」という、 一見アブノーマルにも見える設定ですが、恋愛初心者である麻子の純粋さや、香太郎の嫌みのないさわやかさにより、とても読みやすく胸キュンすること間違いなしです。また、大人の恋愛における濃厚なラブシーンはもちろんのこと、自分の気持ちに素直になることや、言葉にしなきゃ伝わらないことなど、恋愛する上で大切なことがたくさん描かれたおすすめの作品です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    読めば読むほど熱くなる! 王道の良さを凝縮した大傑作!!!

    舞台は現代日本。
    ある日、すねた大学生である雨宮夕日は、喋るトカゲから「姫を守り、地球を救え」と、否応なしに選ばれてしまう。
    最初は無関心な夕日だったが、早速敵に襲われてしまった!
    死を覚悟したそのとき、守るべき姫である朝日奈さみだれが助けてくれたのであった!
    その後、彼女の尋常ならざる野望に胸を打たれ、夕日は姫に忠誠を誓う!!
    今ここに、地球の存亡を懸けた戦いが始まる!!!

    このマンガの凄さは、【友情・努力・勝利】という王道の内容がギュギュッと10巻に凝縮されていることです。
    また、濃密なストーリーではありますが、テンポよく読むことができ、熱さ・面白さは巻を追うごとに加速度的に上昇していきます。
    そして、最終巻は今までの伏線を全て回収し、それまでの膨大な熱量を大傑作へと昇華させるほどの完成度を誇ります!!!
    読み終わったあと、今日を生きる活力が得られる。そんな素敵なマンガです!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ★臨場感満載!
    心理戦・頭脳戦に、綿密に描かれたバトルシーン!
    ハマること間違いなしの傑作です★

    あるゲームで世界的な腕前を誇っていた主人公は、
    日常生活では母親との不仲で定職に就かず引きこもりという状態。

    しかし、ある日突然、思いもよらない行動を余儀なくされます。
    衝撃的な状況に晒され、翻弄されながらも、
    主人公は、人間の本性が露わになった世界に必死にくらいつき、
    本来持つ特技を活かしたり、己の未熟さや思いやり、責任感などを学んだりしていきます。

    次々と現れるキャラクターは、現代社会を反映させるような人物像や境遇で、
    ただのバトルマンガに落ち着かず
    何か考えさせられるような厚みがあります。

    ストーリーが進むにつれて黒幕が明らかになっていく様子は
    興奮が冷めません。

    ・スカッとしたい
    ・非日常を体感したい
    ・新しい世界観にワクワクしたい

    という方には特に、ぜひお読み頂きたい一品です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    舞台は京都のとある町。
    引っ込み思案の美姫、天真爛漫な性格の綾、ボドゲマニアにしてショップ店員の翠、ドイツ出身の金髪美少女エミーリア。彼女たちは今日も、卓上で繰り広げられる青春を謳歌する―。

    テレビで特集されたりボドゲカフェが流行ったりと、日本でもここ数年で幅広い世代の人たちに親しまれるようになった遊びのジャンル「ボードゲーム」(略して「ボドゲ」)。
    この作品には、そんなゲームたちがたくさん出てきます。作中では翠ちゃんが毎回インスト(ルール説明のこと)をしてくれるので、知らないゲームでもすいすい読んでいけますよ♪ むしろボドゲ入門者にこそ読んでもらいたい! そしてボドゲ―マーは翠ちゃんのインスト技術必見です。
    内容も心が温かくなるお話ばかり。ボドゲは単なる遊びじゃなく、プレイを通じて心と心で対話する大切なコミュニケーションツールなんだなぁ、と。思わずジーンとします…。翠ちゃんのボドゲ金言も多いこと多いこと…。ですが、なんといってもエミーが本当に天使です、カタコト金髪巨乳美少女、もうこれだけで役満です、最高。
    そして、青春物で外せない恋愛方面では、とにかく男子たち・田上君や吉岡君の片思いがイイ! 健気でウブで、見てるこっちが思わず「あ、これ尊いやつ」とつぶやいてしまう…好きな子とゲームして目が合ってドギマギするとかなんだよそれそんな青春したかったわorz
    ボードゲームを通して日々成長する彼ら彼女らの姿を、どうぞその目で見届けてください! なんと各話の終わりには、プレイされたゲームの商品紹介コラムがあるので、「実際に遊んでみたい!」という人にも親切な仕様です♪(そしてそのままボドゲ沼へ…(^^)/)

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ごく普通の一般人・オオバカナコ。怪しいバイトに手を出してしまった彼女は、そのせいで「殺し屋専用のダイナー」でウェイトレスをすることになってしまいます。そんな加奈子の目線から、殺し屋の世界を覗き見ることができるのがこの漫画の魅力。

    ダイナーの管理人・ボンベロはイケメンですが、トイレ掃除をしたあとに「舐められるくらいきれいにしろって言っただろ!」と本気で便器を舐めさせにくるような男。
    ダイナーを訪れる客たちも皆、頭のネジが外れた凶悪な殺し屋ばかり。蚊を叩くような感覚で殺しにかかってきます。正直言って、カナコ詰んでます……。

    しかし! 一瞬でも気を抜くと殺されてしまう状況下でも、「間違っている」と思ったことは殺し屋相手でも喰らいついていくカナコのまっすぐな行動によって、それぞれの殺し屋の「殺し屋である理由」やバックグラウンドが明らかになっていくんです!

    恐怖の先にある殺し屋たちの真実……、そんな非日常を覗き見てみたいという気持ちをくすぐられ、ページをめくる手が止まりません!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    アニメ化もされた人気小説・『化物語』がついに漫画化! 待ってました!

    ストーリーは、主人公・阿良々木暦(あららぎこよみ)の周囲で起きる怪異譚が中心。
    阿良々木は、高校2年生の春休みに瀕死の吸血鬼と出会ったことで、「怪異」の存在を知るとともに、自らもほぼ不死身の身体になってしまいました。

    そんな阿良々木のもとに集まるのが、怪異で苦しむ美少女たち!
    お人よしの彼が、事件に首をつっこんでは口をホッチキスで閉じられたり、ボコボコに殴られたり、死にかけたりしつつも彼女たちを救っていく……そんな物語です。

    この作品の魅力の一つが、キャラクター同士の会話劇。コントかと思うほど軽快なテンポで会話が繋がれていき、毎度ことば遊びがウィットに富んでいて面白い。原作者・西尾維新の持ち味全開!といった感じです。

    そしてもう一つの魅力が、主人公・阿良々木のかっこよさ。普段は1枚も2枚も上手の女性陣に翻弄されてばかりの彼ですが、いざ、彼女たちのピンチを救うときの彼のスマートさは異常。彼女たちのためにボロボロになって戦いながらも、「僕がやりたいからやっただけです」というスタンスを貫きます。
    こんなのかっこよすぎる……。漫画だと2割増しくらいでイケメンな気がします。女性人気の高さも納得です。

    美少女たちを取り巻く「怪異」の謎は? そして阿良々木と彼女たちの恋(?)の行方は?普通のファンタジーラブコメとは一味も二味も違う、極上のエンターテイメントをお見逃しなく!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    絵に書いたようなフツメンの国語教師の國立クニヒコに、突然のモテ期到来!?

    クニヒコを巡り、カワイイのに最高にめんどくさい女子生徒たちと女教師が繰り広げる王道の学園ラブコメ。

    しかし、ただのラブコメと思うなかれ。
    王道のストーリーラインを踏襲しながらも、女子キャラクターたちの個性と癖が強すぎるところが見所のひとつで、読んでいくうちに、めんどくさいのに、なぜかカワイイ!と癖になるそんな一作だ。

    また、男性キャラの登場人物は主人公のみで、ハーレム好きにはたまらない内容となっている。
    泣き虫、ツンデレ、ビッチ、女王様、おっとりなど様々なタイプのカワイイ女の子が登場し、きっとあなたのタイプの子が見つかる!!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    高校生入学を機に住むことになったアパートのルームメイトはまさかの女子!・・・ではなく男の娘だった。ルームメイト・小日向 真は見た目も声も仕草も隅から隅まで完全に女子、しかも超かわいい!のに本人曰く、性別は男らしい・・・。
    この物語は、そんな男の娘・小日向と普通の高校生である主人公・チロダの、色んな意味でドキドキのラブコメ?マンガです! 魅力はやっぱりヒロイン?の小日向が男の娘でありながら可愛すぎるところですね。
    自分は男と言いながらもあざとくチロダをからかう小悪魔的なところなどは、正に「トラップ」という感じで、自分だったら引っかかってしまうかもしれない・・・。小日向とチロダの今後の関係性はどうなるのか、そもそもほんとに小日向は男なのか・・・!? 今後の展開から目が離せません! 自分は"男の娘"ジャンルの作品を読んだことがなかったのですが、普通のラブコメとは違ったドキドキ感を楽しめたりするので、ぜひ読んでみてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ヤンキーギャグ漫画の金字塔として、現在も不動の人気を誇る“今日俺”。西森博之先生が手がけた傑作は数あれど、今作を最高峰だと推すファンも多いのではないでしょうか。

    卑怯でずる賢い金髪パーマの三橋と、正義感の強いトンガリヘアーの伊藤は、
    「今日から俺は!!」とばかりに意気込んで高校デビューしたツッパリ。
    出会った当初はいがみ合っていた2人ですが、次第に最強コンビとして名を馳せていきます。

    舞台は80年代の千葉。2人が通う私立軟葉高校(通称「軟高」)は典型的なヤンキー高で、
    現代では絶滅してしまった「ツッパリ」「スケバン」がウヨウヨはびこっています。
    さらに、合気道の使い手でヤンキーよりも強いヒロイン・赤坂理子や、
    青蘭女子高の女番長・早川京子(ドラマの橋本環奈さんが素晴らしかったですね)、
    IQがお低くていらっしゃる紅羽高校の今井、谷川らツッパリ、
    県内屈指の不良高校・開久高校の極悪最凶の番長・片桐など、
    個性しかないキャラクターが次々と三橋&伊藤コンビの前に立ちはだかります。

    「不良が闘いまくる漫画なんて怖いよォ……」というピュアな読者は、
    三橋が今井を廃ビルに閉じ込める話(15巻)だけでも読んで、
    西森先生のギャグセンスにひれ伏してほしいです。
    できればそのまま『天使な小生意気』『お茶にごす。』(ともに小学館)なども読んで
    西森沼にハマってほしいです。

    賀来賢人さん、伊藤健太郎さんが主演したドラマの人気も記憶に新しい今作。
    2020年7月には実写映画公開も控えており、“今日俺”旋風はまだまだ終わりません!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    手塚治虫(神)作品の中で、もっともエンタメ性があり、もっともストーリーが面白く、
    そしてもっともキャラクターが立っている作品はと問われたら、
    迷いに迷った挙句今作と答えます(異論は認める)。

    無免許、ツギハギだらけの不気味な見た目、黒いマントにニヒルな性格と、
    一見アウトローなブラック・ジャック(略称BJ)は、比類なき天才外科医。
    どの医者も匙を投げる患者でも治してしまう、神の手を持っています。

    見どころの一つは、医学部卒の手塚先生によるリアルで本格的な治療シーン。
    生き物を縮ませるウイルス、人面疽、“ブラック・ジャック病”など
    登場する奇病・難病も興味深く、BJ が次はどんな病気を治すのかとワクワクします。

    また、治療を通じて描かれる人間ドラマも大きな見どころ。
    超能力者との戦い、診療所を建てた大工との約束、安楽死を推奨するドクター・キリコとの対決などからは生死や倫理をめぐるメッセージが伝わってきて、
    一口に“医療ドラマ”とくくるのは浅慮というもの。

    高額な治療費をぶんどるため、一見悪人のようですが、
    悪人からは悪魔、善人からは天使と呼ばれることも。
    そんなBJの二面性や、カタルシスたっぷりの勧善懲悪のストーリーも、
    作品が愛される一因なのです。

    医療漫画の先駆である今作は現在にも大きな影響を与えており、現在も「ブラック・ジャック」にちなんだ作品やオマージュ・パロディ作品が多数出版されています。
    一部をご紹介すると、
    熱い医療&人間ドラマ『ブラックジャックによろしく』(講談社)、
    今風の、しかもなんだか色っぽい絵柄で若かりし頃のBJを描く『ヤング ブラック・ジャック』(秋田書店)、
    イタコ漫画家による愛とギャグ満載の『#こんなブラック・ジャックはイヤだ』(小学館)などなど。読まない手はないぜ、おまえさん。

    いずれもBJと手塚先生へのリスペクトにあふれていますので、
    本編読了後はぜひ手を伸ばして、現代でも健在のBJ人気を味わってみてください!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラデザでも知られる・蒼樹うめ先生が描く “萌え4コマ”界の代表作。
    まんがタイムきらら作品の中で最初にアニメ化したのも本作。今では「きらら枠」と言われるアニメ作品が次々排出されています…まさにきららの開拓者ですよ!

    物語の舞台はやまぶき高校の下宿アパート「ひだまり荘」。そこに住むのは同高校の美術科に通う女の子達。
    頑張り屋さんでちっちゃな主人公・ゆの
    天真爛漫なトラブルメーカー・宮子
    現役小説家でメガネっ娘・沙英
    料理上手で頼れるお姉さん・ヒロ
    他にも、自由人なひだまり荘の大家さん、セクシーお茶目な美術科教師・吉野屋先生、顔が長い(本当長い)校長先生など、愛らしいキャラがたくさん!

    萌え4コマらしい可愛いオチはもちろん、ブラックネタも面白く (ヒロさんの体重ネタは何度もこすらr)、美術あるあるも読んでいて勉強になります(実は作者のうめ先生も美大出身)。
    絵の才能や将来の夢に悩んで葛藤するお話もちょいちょいあって、思わずがんばれ!と応援したくなります。キャラ同士の絡みも見ていてとても微笑ましい―特に先輩組・沙英&ヒロの熟年夫婦のような信頼関係には思わずニッコリ(もう結婚したらええのに
    ゆのと宮子を加えた4人の立ち位置もしっくりきて、一緒にいる光景はまるで家族です。
    そしてうめ先生の専売特許「へちょ絵」というSDキャラ表現も可愛くてクセになります♪

    ほっこり笑えて、ぽかぽか癒され、元気を貰える―。
    暖かいひだまりのような日々がここにはありますよ!きっと読んでみてくださいね♪

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    金田一少年に事件の謎を解かれてしまった犯人たちの視点で本編の事件簿を振り返る作品。
    各事件簿で描かれてきた殺人事件の犯人たちがどんなことを思いながら犯行を計画し、トリックを実行したかが描かれているのですが、おどろおどろしかったり、猟奇的だったりした本編とは異なり、クスッと笑えるコメディとなっています。「トリックって金がかかる・・・・!!」、「みんなの前でトリックの粗を言うのやめて・・!!」などの犯人たちの心の叫びが抜群に面白く、やっぱり犯人もそう思ってたんだね、と深くうなずきながらも笑える作品です。船津先生の絵も本編にとても似ていて、本編のファンでも違和感なく楽しめると思います。本編と比べながら読み進めてみても面白いかも♪

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    囲碁の盤面が織りなすは、白黒つける勝負の世界。
    その棋士ひとりひとりには、数多の色に彩られた人生が見えてくる――。

    主人公・進藤ヒカルは、囲碁などとは縁遠い活発な小学生。しかし、平安時代の天才棋士・藤原佐為(ふじわらのさい)の霊と出会い、囲碁の世界に身を投じることに。
    同じ小学生にしてプロ級の腕前を持つ少年・塔矢アキラや、その父にして名人段位を持つ塔矢行洋(とうやこうよう)。
    彼らを始め、数多の棋士達との邂逅を経て、ヒカルはその人生を大きく変えながら成長していく――。

    20年ほど前に若者の間で“囲碁ブーム”というものが起きたのをご存じでしょうか?
    その火付け役となったのが、この『ヒカルの碁』。
    対局シーンでの鬼気迫る表情や額に浮かべる汗、互いの戦略を探り合う思考のせめぎ合いなどを見ていると、思わずこちらも力がこもってしまいます。心理描写を繊細に描くタッチはさすが小畑健氏、囲碁のルールを知らなくても全然違和感なく惹き込まれる…。
    中でもメインとなるのが、ヒカルとアキラ、そして佐為の物語です。
    子供だった彼らが大人に近づくにつれて、内面や顔つきの変化していく様がとても丁寧に描かれています。あんなに丸顔だったのにこんなにシュッとした凛々しいお顔に…そんなところも少年好きの女性にはグッとくるポイントかも。二人の少年の出会いが囲碁界を変えていく大きな渦となり、生涯のライバルになるまでの長い道のりが本作の軸となっています。
    そして、ヒカルの成長を見守る佐為の存在は、彼の良き友人であり、師匠であり、親であるような温かさを感じます。そんな二人の重要な転機となるエピソードがあるのですが…これが涙なくして語れない…。
    彼らに限らず、濃密な時間を過ごしたキャラクター同士の関係性があるからこそ生まれる“人間ドラマ”が、本作最大の魅力です!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ナルニア国物語のマーマレードロール、アリスのジャムタルト、ハリー・ポッターの糖蜜パイ。物語に出てくるお菓子って、どうしてあんなに美味しそうなんでしょう…!!
    イギリスの文学とお菓子を愛する雨宮誠は、都心から少し離れた、緑の多い街の小高い丘の上にある私立青葉学院大学で教授としてイギリス文学を教えています。彼の妹とともに最近イギリスから日本へやってきて、来日まではイギリス人の祖母からお菓子やお料理の作り方を習っていた姪のサヤと一緒に、雨宮はときどき自宅でイギリスの素朴なお菓子を作っては、午後3時のおやつを楽しんでいるのですが、どうやら雨宮にもサヤにも痛みや悩みがありそうで…。
    正に「かわいいイケオジ」という感じの雨宮教授と大人っぽさと子供らしさが同居するサヤ、そして、計って混ぜて冷やして忘れずに予熱して焼いて…と大忙しのお菓子作りとゆったりのんびりしたおやつの時間(おやつをいただくお部屋がまた素敵なんです)、とさまざまなコントラストが印象的なこの作品。作中には、イギリスのお菓子だけでなく、英国文学についても雑学満載なところも、読んでいて楽しいです。また、各話の終わりには出てくるお菓子を作る材料と作り方もしっかり明記されていて、英国スイーツレシピブックとしても素晴らしく、個人的にお菓子作りが大の苦手な私でさえ作ってみたくなるほど。イギリス大好き!なanglophileには言わずもがなですが、いまだに「イギリスの食べ物ってまずいんでしょ?」と思っているみなさまにこそ読んでいただきたいです。濃い目に入れたあたたかいミルクティと是非ご一緒にどうぞ。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    圧倒的な画力、重厚なストーリー、ユニークな呪文で戦う迫力のバトルシーン…とさまざまな魅力を持つ本作ですが、
    何より惹きつけられるのが、キャラクター達の圧倒的な“熱量”と“名セリフの数々”です!!

    主人公の高嶺清磨は、超天才ゆえに周りから疎まれる孤独な青年。それでも小さい頃は友達と仲良く遊ぶ普通の少年だった。
    そんな彼に、学校の不良は心無い言葉を放つ。
    「あいつなんか…永遠に学校なんか来なくていいんだよ!!!来てほしいと思ってる奴なんか誰もいねんだよ!!!」
    悔し涙をこらえ、歯を食いしばる清麿。
    しかし、清麿の父が突然送り込んできた少年、ガッシュは…

    「清麿が変わったんじゃない!!!清麿を見る友達の目が変わったんだ!!!」
    「これ以上私の“友達”を侮辱してみろ!!!おまえのその口、切りさいてくれるぞ!!!」

    ガッシュの真っ直ぐな言葉に、清麿の心は突き動かされ、涙を流す―。
    (第一話より内容抜粋)

    …泣けますね。コマ割りやトーンも勢いがあって二人の表情もとても濃く描かれていて、グイグイ引き込まれます。
    しかも毎話このクオリティー(雷句先生天才)。

    初めて触れる人はもちろん、当時リアタイで読んでいた人もぜひ!
    大人になって読むと、昔とは違った視点でホロリ&熱くなれると思います。親子で読むのにも最高の作品ですよ!

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    大人気Fateシリーズの原点!

    ―聖杯戦争―それは、万能の願望器“聖杯”の所有権をかけて殺しあう、7人の魔術師(マスター)とその使い魔(サーヴァント)が繰り広げる大規模な魔術儀式。
    正義の味方を夢見る少年・衛宮士郎は、騎士のサーヴァント“セイバー”を召喚したことで聖杯戦争へと巻き込まれていくことになる…。
    ―「問おう。貴方が私の、マスターか。」―

    「最近Fateって人気あるし気になるけど、何から手を付けたらいいかわからない」
    「FGOの原作知りたいけど、原作ゲームをがっつりプレイする時間がない」
    そんな人達におすすめなのが本作です!
    原作ゲーム「Fate/stay night」のセイバールート(物語の基盤となるルート)を丁寧にコミカライズ!

    そして何よりのポイントは…メインヒロインのセイバーです!
    強くて凛々しくて時折見える笑顔がカワイイ金髪美少女剣士!彼女を通らずしてFateは語れない!

    彼らの始まりの物語がここにある―。

    2022年07月20日
  • ブックライブ書店員

    ★何かスリルや刺激的な日常を求めている人に特におススメです★

    高校1年生の児上貴衣が授業を聞いていると、
    ある女の子が窓から見えて・・・よくよく見てみるとその子は・・・
    と、そこから主人公の環境がさまざまな方向へと変化していきます。

    表紙からは一見「これはホラーマンガだよね?」という印象を持つ方も多いと思いますが、
    単なる「追う」「追われる」の話ではなく、
    読み進めていくと、実は深い内容が隠されており、
    「魔法少女」というタイトルのイメージ以上の、想像できない展開の繰り返しで、
    ワクワクしながら、いつも先が気になります。

    また次々に登場する少女ロボットがカワイイ!怖い!あーもうやめて!!(笑)

    ・どんな秘密が隠されてあるのか?
    ・今後どんな展開になるのか
    ・今後どんなキャラが出てくるのか

    とても気になります。
    個性的なキャラクター達やドキドキする戦闘シーンも素敵です。ハマってしまう可能性大の一冊です。

    2022年07月20日