矢崎存美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
見た目は、かわいくも少々年季の入ったようなぶたのぬいぐるみが
登場するシリーズの1冊。
過去作のスピンオフとなる短編集。
連作ではないのでそれぞれ独立した作品が5作品収録。
ネタバレはあまりしたくないのですが、この作品は毎回主人公が異なり、
そこに、毎回絡んでくるのが、ぶたのぬいぐるみであり、
ズバリそれにしか見えないのにおじさんボイスで語りかけてくるという、
ファンタジーですか?異世界ですか?人間のいる世界ですか?
なんてことを知らない人だと思ってしまうような、そんな、現実世界
のハートフルな内容の作品。
なぜ、こんなことを言うかと申しますと、
このぶたのぬいぐるみ、名前を山崎ぶたぶたという妻子持ちで、
妻子はちゃんと人間なわけです。紅の豚をオマージュしたかは知りませんが、
そのぶたぶたさんの幼い娘がガッツリ登場する短編作品があり、
良作だったので、オススメしたいなって思った次第です。
老婆が、亡くなる前の夫と約束していた桜を見に行く話も良い。
シリーズ通して、感動やホンワカするような、ハートフル作品なので、
どの作品を読んでも、不快になるようなことは一切ないし、
すごく読みやすく構成されてるので、読書慣れしていない人にも
オススメできるシリーズとなってます。
たくさん出ていてどれから読めばよいかは、基本どれからでもOK
となっていて、一応これとこれは先にみたいなのがあるようですが、
そんなことは、気にしなくても楽しめます。
全部は読んでいなくて、まだこれを書いてる時点では、6作目
だったりしますけどね(笑)。