矢崎存美のレビュー一覧

  • 惑 まどう

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    まんぞく!
    ミステリってこのくらいのボリュームの短編集が読みやすいかもしれない。気分でない時は他の本に行って戻ってきても、弊害ないし。

    そしてどのお話も、どこか考えさせられる軸が入っている、気がした。

    個人的には、砂糖壺は空っぽ、喫茶マヨイガ、太陽と月が星になる、あたりが好きかな。
    ミステリと女の子同士の恋って、相性いいわよね…!

    喫茶…は、ショートストーリーだけど、言いたいことは声を大にして言っていいんだということが、すっと伝わってきた。

    そしてそして、語り手が姉妹で入れ替わりながら時間が進んでいく太陽…は、悲しい結末だけど、憎しみが必ずしも憎しみにはならない(?)ところに救われる。

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    2022年02月21日
  • ぶたぶたさん

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    あのぶたぶたも、このぶたぶたも、ヒーロー的なモノとして描かれてはいない。普通に良いおじさん(執事だけなぜプチ不評?)なのに、その都度最適な登場と活躍をしてくれる。
    居るべくして居る・・・だから!ここにも居て欲しい!!

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    2022年02月21日
  • NNNからの使者 猫だけが知っている

    ネタバレ 購入済み

    愛嬌のあるミケさんの顔にNNNの文字、そんな表紙(最初はマンガかと思ってしまった)に惹かれて衝動買いしたのですが、これが買って大正解。
    一匹のミケ猫が、様々な事情を抱えた人間のもとへ、まるで幸せを運ぶように猫を連れてくる、ちょっと不思議な物語5話からなる一冊です。
    思わずニッコリしたり、ホロッとさせられたり、人と猫の織りなすストーリーの心地良さにすっかりはまってしまいました。
    コロナで辛いこんな時期、猫さん達に癒してもらうのも有りですね。





    #ほのぼの #泣ける #癒やされる

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    2022年02月09日
  • ぶたぶたと秘密のアップルパイ

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    秘密の内容は大事ではなくて。
    自分にとっては絶対に知られたくない事だけど、人から見ればそんな事?って話は良くあるかと。
    だからって軽く扱って良いのではなく、持ち主の心に寄り添って、決して強制ではなく秘密を共有してあげる気遣いの神ぶたぶた。その導入アイテムに、このアップルパイなんだなぁ。
    ないと思ってる秘密、無理にでもこしらえて食べに行きたい。

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    2022年02月07日
  • NNNからの使者 猫は後悔しない

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    前作までは短編集だったが今回は長編
    はじめ主人公があまり好きではなかったが読み進めていくにつれて猫によって人はこんなにも変われるのかととても感動した

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    2022年01月04日
  • ぶたぶた日記(ダイアリー)

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    こういう書評ツールを使うくらいだから、自分にも書きたいという気持ちは多少あるんだろう。カルチャースクールも興味はある。時間があればなぁ。
    でもココなら、いろんな工夫をして時間を作って、多少無理をしてでも行きたい。講師もおおらかだし、適度に緩めの仲間もできそうだし。いや、そうでなくても、ぶたぶたがいるというその一点だけでも。講師を交えた生徒同士の交流?魅力的なんてもんじゃない。
    羨ましくて微笑ましくて素敵なエッセイのリレーの最後に、いつも点目でにこやかにしている印象のぶたぶたの、受難の日々が綴られていて、切なくていとおしくてたまらなくなる。
    またしてもこのシリーズが好きになる。

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    2021年12月18日
  • 11の秘密 ラスト・メッセージ

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    優しい作品が多くてほっとする。
    近藤史恵さんの「孤独の谷」は、この中ではぞくっとするというか、切ないお話。
    「扉を開けて」の不思議な雰囲気も、篠田真由美さんだーっとなって嬉しくなる。母娘のあまりに親密な関係が呼んだ「何か」。
    永嶋恵美さんのあれにはしてやられた。うまいなぁ。ああいうのは大好物。
    「青い封筒」も素敵。もうっ。どうなるかと思ったらあんな素敵な。
    アミの会(仮)のかっこの謎はいつ明らかになるのかなー。ともあれ、このアンソロジーはずっと続けてほしい。

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    2021年12月16日
  • クリスマスのぶたぶた

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    ネタバレ

    存在自体がすでにメルヘンなぶたぶたが、わざわざサンタクロースの衣装を着て、そのくせ現実的なお仕事としてプレゼントを配って歩くだなんて!
    自分大の袋を首に結い付けて歩くぶたぶたを見られたら、その時点で幸せ実感できそう。
    自分の置かれたモヤモヤした現状の中、うつむきがちだった女の子たちに、前を向いて一歩踏み出して行けそうな予感をプレゼントしてくれるぶたぶたに、やっぱり会いたい。

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    2021年12月06日
  • ぶたぶたのシェアハウス

    購入済み

    良かった〜

    読み終わったら、ほっこりした気分。
    いつ読んでも楽しいねー

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    2021年11月11日
  • ぶたぶたの休日 1巻

    購入済み

    ほのぼの

    ヤッホー
    いつ見ても、癒される〜
    何回も読んだけど、毎回癒される〜

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    2021年11月11日
  • ぶたぶた

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    シリーズを何作か読んだところで、初心に帰ってもう一度読んでみた。
    癒し。
    もう本当にこの一言。
    こんなに欲しいぬいぐるみ、他にない。
    でも独り占めしてはダメ。あそこにもここにも、必要とする人たちがいる。

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    2021年10月24日
  • 訪問者ぶたぶた

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    今回はとても面白かった。
    ただ『神様が来た!』の最後に祭りから数日後のことだったと書いてあったのに、その数日後のお話がなかったこと。
    ねー、どうなるの?数日後って何?とずっと考えてます。
    次回作でわかるのかしら?

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    2021年07月17日
  • ぶたぶた

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    いつ読んでも良いけど、難しい話は読みたくないが、ただ面白おかしいだけじゃなく、恋愛でもなく、、、というような気分の時に最適。
    ほっこりとか、ほのぼのとかいうよりは、もう少し実のある感じ。

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    2021年07月07日
  • ランチタイムのぶたぶた

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    ネタバレ

    コロナ禍でのぶたぶたさん。

    なかなか、背負った荷物の重たさも感じさせてくれる今作でした。

    ラストシーンにホッとして、早く、この日常が戻ってくることを願います。

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    2021年06月17日
  • NNNからの使者 猫だけが知っている

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    NNN…、はて、知らない言葉、でも猫好きとして「モッフモフの猫小説!」の一言は見逃せない!と思い、即購入。猫視点の描写もあり、超モフモフ小説。初めは作者の創作と思っていたが、注意書き(?)でネット上の都市伝説とあり、作者の創作じゃなかったのか!とびっくり。でもその都市伝説を利用してこんなストーリーが出来たのが凄い!文章は少しライトで読みやすい。ほっこりできる話メインで、少しホロリとするお話も。いつかNNNの使者に来て欲しいが、猫好きなのにアレルギー体質という残念な自分の元には来てくれないよなぁとがっかり。

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    2021年05月09日
  • NNNからの使者 毛皮を着替えて

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    この連作短編はどれも泣けた。以前一緒に暮らし、先に逝ったネコと、一緒に暮らした時に様々な後悔や思い出を抱えたヒトの物語構成がとても巧い。第三話「猫が呼んでいる」が良かった。育児放棄の両親の代わりに捨て猫「ちび」と暮らしていた少年が、成長して生まれ育った街で毛皮を着替えた麦わら猫と出会う。前世の記憶を持った猫と、生まれ変わりを確信したヒトの出会いに感動!

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    2021年04月28日
  • ぶたぶたカフェ

    購入済み

    朝食専門「こむぎ」

    ぶたぶたシリーズで一番? 行きたい朝食専門店「こむぎ」を舞台にした1冊

    パンケーキ、フレンチトースト、もちろん普通のパンも。ソーセージやベーコンを選んで、卵は調理方法もある程度聞いてくれる。日替わりスープとドリンクを選んで

    ああ、毎日通って全メニュー食べ尽くしたい

    夜の部のお店も美味しそう&楽しそうだし、こういう街に住みたいものだ

    #癒やされる #ほのぼの

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    2021年04月22日
  • ぶたぶたラジオ

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    色々と悩んでいた時だったから、読みながらラジオの相談者と自分を重ねていた。
    ぶたぶたさんのラジオが本当にあったらなぁ…とか、読んだ人はそんなふうに思うんじゃないかと(笑)

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    2021年04月21日
  • NNNからの使者 あなたの猫はどこから?

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    NNN第2弾。副題のとおり、それぞれの猫に来歴があるし、ヒトにも事情がある。第三話では、血統書付きの保護猫を引き取って、高額転売する人間が描かれている。ミケさんがルビー(スフィンクス)を救出する場面から、猫アレルギーの女性に落ち着く間、転売トラブルに巻き込まれてしまうのでは? と心配してしまった。前巻もそうだが、我が家が猫と暮らす切っ掛けを思い出さずにはいられない。特に3匹目の黒白八割れの甘えん坊は、車のボンネットの中でにゃあにゃあ鳴いていたのを保護した子だ。君はいったいどこから来たの?

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    2021年04月19日
  • NNNからの使者 猫だけが知っている

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    本シリーズの4作目「猫は後悔しない」のカバーで描かれている黒白八割れネコが、仕草も含めて我が家の保護ネコにそっくりで、本書を読もうと思った。ねこねこネットワークの中心と思われる、珍しい三毛猫♂のミケさんが、いろいろな寂しさを抱えるヒトにネコを斡旋する物語。結末はネコもヒトも幸せになれるハッピーエンドな短編集だった。

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    2021年04月19日