あらすじ
東京のAMラジオ局で、朝の帯番組のパーソナリティーを務める久世遼太郎は、木曜日の新しいゲストに、山崎ぶたぶたという人物(?)を迎えることになった。ぶたぶたの悩み相談コーナーは、一味違う答えがもらえる、とすぐ大人気に。今日もラジオに耳を澄ませると、ぶたぶたの渋い声が聞こえてくる。それだけで、不思議と心が落ち着くんだな。胸に響く3編を収録。
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今回はぶたぶたの本屋さんの続編です。
そうかなと思って思って手に取りましたがやはりそうでした。
こんなに傾聴力があり的確なアドバイスが出来るひと?ぬいぐるみ?がいるなら、相談したいです! 読み終わったら自分の悩みも解決したみたいに心が軽くなりました(*^^*)
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色々と悩んでいた時だったから、読みながらラジオの相談者と自分を重ねていた。
ぶたぶたさんのラジオが本当にあったらなぁ…とか、読んだ人はそんなふうに思うんじゃないかと(笑)
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読み始めて直ぐに気が付きましたが、これって「ぶたぶたの本屋さん」の続編ですね。
ただし著者があとがきで言う通り前作を読んでなくても全然大丈夫ですね。
設定こそや世界線同じですが、ぶたぶたさん以外は前作の登場人物はほぼ出てきませんからね。
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★4.5
山崎洋子さんの本を読み終わり、ぶたぶたさん一冊取っておいたんだ!とやまざき繋がりで読みました
最初の「ぶたぶたさんに聞いてみよう」は思春期の女の子を持つお父さんのお悩みが私の今の悩みとリンクしすぎて!!
子供との相性の話
自分の言っていることの方が正しいはずなのに、どうしてそんなに逆らうのか?
友達や知り合いには思わない、、でも身近な人間だからこそそんなことも思ってしまう
この文章、、当てはまりすぎです
そして最後の話も良かった!
ぶたぶたさんは癒しと気づきをくれる最高のぬいぐるみです!
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目次
・ぶたぶたにきいてみよう
・運命の人?
・ずっと練習してたこと
『ぶたぶたの本屋さん』の続編。
ブックカフェを営みながら、ミニFMで本の紹介をしていたぶたぶたさんが、AMラジオの悩み相談コーナーも務めることになったという話。
ラジオの人生相談みたいのを聞いたことがないのでわからないけれど、それほど深刻ではなく普遍的な悩みなので、本にするとそういう感じになるのかな。
本当ならぶたぶたさんの渋い声で説得力ある語りを聞きたいものですが。
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ブックス・カフェやまざきに行ってブタブタさんに会いたい。キュートな中年おじさん(?)の声でお悩み相談うけてもらいたいなあ。「どうせするなら楽しい妄想」実践します。
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ぶたぶたさんシリーズの22作目(のはず)今回はぶたぶたさんがラジオのパーソナリティとして相談事を聞いていく話。自分としては最終章の〈ずっと練習してたこと〉の話が一番共感できた。他人と比べたりして自分を落とすのではなく、好きなことを考える、自分の都合のいいように考えるというのはとても大切だと感じました。
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久々に会ったぶたぶたさんは、いつものぶたぶたさんでした。
ラジオの悩み相談コーナー。悩みを解体してひとつひとつ確認して優先順位をつける。
快刀乱麻を断つ答えでなく、ちゃんと聞いて整理するだけ。こんな人(ぬいぐるみだけど)になりたいもんだ。
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2019/05/28
「ぶたぶた」シリーズにはまってしまいそう!
ラジオでの話し方、人柄も含め魅力的
姿はじっと見てしまうけどそれは単なる個性として描かれていて
結局は「山崎ぶたぶた」という一人の人柄で物語が進むのが良い。そしてそのどれもがとてもあたたかい。
一味違う視点と言葉の選び方で、悩みをするりと説いていく
ぶたぶたさんのラジオ、あったら聞いてみたいな。
姿ではなく人柄、声を主役にしつつ、ピンク色のぶたのぬいぐるみでも、頼れる男性!で納得してしまう。
ぶたぶたさんを介して、パーソナリティーの父と娘の悩みのやり取りのパートはほっこりしました。
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毎度おなじみぶたぶたさん。
今回は、本屋さんの続編ですな。
ぶたぶたにきいてみよう
運命の人?
ずっと練習してたこと
以上三章。
私もぶたぶたさんに悩み相談がしたい。
どんな言葉がかえってくるのだろう。。
でも、今回のストーリーの中で、似たような相談が出ていたので、なんだか、相談した気分(笑)
劣等感や焦燥感を虫に例えるところ好き。
劣等感や焦燥感とかは、ある種の妄想。
どうせするなら楽しい妄想!
と、いってしまうところ、良いな。
あー、ぶたぶたさんに会いたい(笑)
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「ぶたぶたの本屋さん」の、設定的に続編となります。
でも、こちらから先に読んでも大丈夫。
ブックカフェを営みながら、コミュニティFMで本のコーナーを持っていたぶたぶたさん。
その、「声がよくて優しくて説得力があって…」な感じが注目され、東京のAM局で、悩み相談コーナーを持つことになる。
パーソナリティを努める久世遼太郎(くぜ りょうたろう)は、一緒にラジオをやりつつ、実は自分の悩みも相談したい。
番組パートナーの女子アナ・吉川明日美(よしかわ あすみ)も、ぶたぶたさんに話を聞いてもらいたい!
そして、ぶたぶたさんの姿を知らず、ラジオの声を聞いて想像するだけの悩める主婦・青谷波留(あおや はる)の、「想像」が、ぶたぶたさんを目の前にした二人とはやはり違って面白い。
今回は、理知的で深い中年男性・ぶたぶたさん。
メモしておきたい言葉がたくさん出てきた。
お悩み相談は、家族とのかかわり方、他人とのかかわり方、自分の中であれこれ考えて不安を膨らませてしまうこと…かな?
シブいぶたぶたさんですが、家庭での様子がうかがえて興味深かったです。
一番おもしろかったのがこれ、旦那さんの方から奥さんにダメ出しをする時…
久世「かなり気を使う」
ぶたぶた「ダメ出しと気づかれないように言います」(きっぱり)
『ぶたぶたにきいてみよう』
『運命の人?』
『ずっと練習してたこと』
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安定のぶたぶたの癒しキャラに読んでいるだけでほっくりきます。
また、ぶたぶたのお悩み相談は読んでいるだけで自分の悩みも軽くなるような気になりました。
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「ぶたぶたの本屋さん」でブックス・カフェやまざきの店主だった ぶたぶたさん(^^)今回はその続編で、コミュニティFMで本を紹介をしていたのがAMラジオ局の目に留まり、朝の悩み相談コーナーに抜擢される!(゜▽゜*)ぶたぶたさんの声が通勤時にカーラジオから流れていると想像するだけでステキ(*^^*)相談じゃなくて、天気予報で良いから毎日聞きたい!(^^)
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ぶたぶたさんシリーズ。
今回のふだぶたさんはラジオDJ。
地元ラジオ局の番組で週一で人生相談のコーナーを受け持つ事になる。
リスナーのモヤモヤした悩みを一歩引いた立場からアドバイスをくれるぶたぶたさんは、あっという間に人気者に。
この人になら悩み打ち明けてしまいたくなるなあ。
渋い中年の声のぶたぶたさん、聴きたいな。
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喋って食べれて人間の家族もいるブタのぬいぐるみのぶたぶたさん。
今回はラジオパーソナリティとして登場。
短い小説でさっと読めてほっこりできるので、お気に入りのシリーズ。
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未読のぶたぶたシリーズを読んでいます。
この作品は、ブックカフェオーナーのぶたぶたがラジオで悩み相談コーナーを担当することになります。
ぶたぶたにきいてみよう
運命の人?
ずっと練習してたこと
ぶたぶたの状況でのお悩み回答は、まぁそうだよねーとか、クスリと笑えたり、ぶたぶたの人とは違う視点で答えてもらえるのは羨ましい!
ぶたぶたにきいてみようは、理解できましたが、後の2つは何が悩みと解決策なのかいまひとつ…内容がよくわかりませんでした。けど、ぶたぶた癒し系が読めたので満足です。
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いてほしいおじさん、を書くのに、豚のぬいぐるみが必要なんだな。中編3つというのが、読んでいて楽な大きさ。ときどきこういうのが必要になる。
「そういう気分になったときに自分の気持ちをどうするか」、はこの時代人間には言いにくいセリフだなあ。「劣等感や焦燥感は妄想、どうせするなら楽しい妄想、とか、できることは精一杯している、それで十分評価されてる、でも本当はそれ以上のこともしたい。向上心に身体がついてこなくて残念だと思っている。でもそのせいで過剰なダメージを自分に与えちゃもったいない。残念に思ってもそれ以上悲しむことは妄想、考えなくてもいいこと。考え始めたら別の楽しいことを考えて気持ちを切り替える。」
ほんとにありがたい。
Posted by ブクログ
ぶたぶたさんに悩みを聞いてもらいたい。のだけど、やっぱり思うのは人の悩みのどーでも良さよ…。もちろん、私は友達には情が厚いのであれこれ心配しちゃうんだけど、他人の悩みって、他人として聞くからか、すんごい冷静に意見を言ってしまう(心の中で)。ぶたぶたさんは、きちんと聞いてあげるんだなぁ。分からないことは分からないときちんと伝えて、自分の範囲できちんと考えて答えてる。そりゃコーナー持つのに最適でしょう♪でも、上記の理由でラジオのお悩み相談コーナーはこの先も聞かないだろうな。自分は悩みだらけなのに…