矢崎存美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
人気のぶたぶたシリーズ、最近の作品です。
今回のぶたぶたの職業は、獣医さん。
山崎ぶたぶたは、ピンクのぬいぐるみ。
いかにも可愛いらしいが、なぜか生きて動いていて、中身は中年男性‥
「ビビリ猫モカ」では、臆病でまだ家族にも懐いていない猫が登場。
怖がりな猫をどうして病院に連れて行こうかと悩む一家は、往診してくれる病院を知り、頼んだところ、やって来たのは、若い先生と、ぬいぐるみ‥え?
ぶたぶたさんの方が院長だったり。
さすがに猫もぬいぐるみは怖がらない!
戯れているようにしか見えないのですけど、名医なのですね☆
作者が飼っている猫がモデルだそうです。
可愛い猫を飼ったらすぐに抱き上げて「うふふ、アハハ」出来ると思い描いていたというのがおかしい~アニメですか^^;
いや~普通はそうなれるんですけどね!
怖がってる子はもうちょっと待ってあげないと。何度も抱き上げたりしちゃ、怖さを忘れる暇もないじゃないですか‥
自分の何倍も背が高い相手(しかも知り合ったばかり)にがっちり捕まれる怖さを想像してみて。
ご飯をあげて、やさしい言葉をかけて、そっとしておいたら、安心しますよ。
「春の犬」はろくに家にいない母が飼った犬が病気らしく、あわてる男の子が病院に連れて行くことに。
どこか無気力だった男の子が成長するのはよかったです。
家にいても家事はあまりしない母なので、犬の世話まですべて家政婦さん任せ。それも、餌をやるだけ。
ちょっとこの母親の無責任さはひどすぎて‥謎?
更年期障害と最後にありますが、それで余計ひどくなったにしても‥それだけで説明つくのでしょうか。
「トラの家」は、老夫婦のもとに野良猫がやって来て、居つくのです。
実は地域猫として有名な猫で、かなり年齢はいっているのでした。
妻が入院し、トラが時々姿を消すのを気にしていた夫でしたが、トラの行っていた先は何と‥泣かせます。
年取った猫は人間臭くなり、猫又みたいに賢くなりますからね。
ペットという家族に何かあったとき、飼い主も不安なもの。
病院に連れて行くのはほんとに大変なので、往診に来て欲しいです!
ぶたぶた先生、天職でしたね☆ -
Posted by ブクログ
ぶたぶたさん。
今まで色々な職業に出会ったけど、刑事はすごい!
もうぴったり。
あの声で(聞いたことないけど)、あの話し方で
、あの考え方で諭すように話しかけられたら、誰でも落ちそう。
落ちる。というか、救われそう。
読んでいて思ったのは、祐輔くん、桃子ちゃんが羨ましいなと。
ぶたぶたのような大人に見守られながら成長できる2人は、最強だと思う。
子供は、敏感で、大人の目を望んでいると思った。
そして、子供は子供なりに色々と考え、悩んでる。
時にそれが、反抗的な行動になるけれど、それにはそれなりの理由があるってこと。
色々と考えた反面、癒されもして作品でした。 -
Posted by ブクログ
久しぶりのぶたぶたさんシリーズ。
相変わらず、読んでいてこんなに癒されるシリーズはない。
今回のぶたぶたさんは、獣医さん。
往診を頼んで、玄関開けたら、ぶたぶたさん。。を想像すると、おかしくておかしくて(笑)
とても暖かいこのシリーズ。
今回の本の中には、「この人なんなの⁈」と、怒りさえ覚える人物がいましたが、そんな人も最後は「あー、しかたなかったんだね」と納得ができた。
このシリーズの登場人物は、みんな根っからの悪人はいない。
みんな寂しくて、頑張りすぎてて、疲れてて。
なんか、今の世の中みたいだな。。
山崎ぶたぶたさんが、実際にいたら良いのにね。 -
Posted by ブクログ
【本の内容】
見た目は愛らしいぬいぐるみだが、中身は心優しき中年男・山崎ぶたぶた。
彼が作る料理は、どこか懐かしく切ない思い出の味だ。
大好きだった祖母が作ってくれたチャーハン、遠い夏休みの記憶を喚び起こすかき氷…それらが、傷つき疲れた人々の心をときほぐし、新たな一歩を踏み出す勇気を与えてゆく―。
心の奥をほんのりと温めてくれる、傑作ファンタジー。
[ 目次 ]
[ POP ]
ぶたぶたさんの大ファンとして、新作が読めて本当に嬉しい。
ほっとするストーリーも、暖かな作者のメッセージも大好きだ。
登場人物は普通の人々、しかもちょっと頼りなさそうで、心にすきま風が吹いている。
そんな彼らの前に、ピンク色のぶたのぬいぐるみである「山崎ぶたぶた」氏が突然現れる。
そして一緒に時間を過ごしているうちに、元気になってしまうのだ。
でもぶたぶたさんは別にすごいことを言っているわけではないし、魔法を見せるわけでもない。
ただぬいぐるみの如く変わらずそこにいるだけ。
なのに彼が見守っているだけで安心するし、言葉は素直に耳に入ってくる。
今回、ぶたぶたさんはプライベート面で大変だったらしく、失業していたり雇われマスターだったりと、ころころ職が変わっていて面白かった。
そしてぶたぶたさんの作る料理のおいしそうなこと。
おいしい料理は元気が出るものね。
余談だが、この本はプレゼントに最適だと思うのです。
私はもう2人にあげました。
でもこの本を置いている本屋さんはそう多くなくて、残念。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
やっぱりぶたぶたさんはいいなぁ…
大好き。
今度のぶたぶたさんはお医者さんらしいよ、と友人から聞いた時に、小児科医か?脳外科か?それともコトー先生か?なんて妄想していたのだけど、正解は獣医さん!
なるほど!
魔法とかフォースの力があるんじゃないかと疑われる(笑)ぶたぶたさんの獣医さんとしての手腕はさすがの一言。
そして出てくる動物も可愛い。
「ビビリ猫モカ」の愛くるしさ。猫の魅力はそっけないところだよなぁ~
「春の犬」チョコの勇ましさ。オレはお前の世話にはならん!という声が聞こえてきそうだった。
「トラの家」、トラの優しさ。も~、泣いてしまう。
そしてあとがきのピノンの、「ぷー」。
想像するだけで目眩がするほど可愛かった。
監視カメラでも何でも使って公開してください矢崎先生!
私、やっぱりぶたぶたさんが好きだ~。
一生ついて行きます! -
Posted by ブクログ
ネタバレ大好きなシリーズもの。
ピンクのバレーボール大のぶたのぬいぐるみの「山崎ぶたぶた」さん。
今回は過去作品のスピンオフ的な短編集。
比較的出版順に読んでる私には「あれ?これってあの時の?」って思う登場人物や場面があったが読んでなくても理解は出来る作品。
大好きなぶたぶたさんの家族も出てくるし、ファンにとっては嬉しい1冊。
ホンワカ癒し系だと思ってた作品でまさか「ホラー」作品を読むとは思わなかったけれど、それもまたぶたぶたさんシリーズっぽい仕上がり。(隣の女)
チャーハンのお話もまたなつかしい。表紙もこれに合わせたのかな(桜色七日) -
Posted by ブクログ
「 死ぬことは逃げ場ではないのよ」
ノエさんのこの言葉にドキッとした。
強くて厳しい言葉だと思った。
こう言い切るノエさんの目を見つめ返すことが私に出来るだろうか?
2巻の食堂つばめもやっぱり優しかった。
死ぬ気で生きるなんて、言うほど簡単じゃないよ。
でも心から望んでいることは、それがどんなに困難なことでも、そうしようと決めた時に力がわいてくるものなんだ。
それを基準にしたらもっと迷いがなくなるかも、なんて思う。
いつも自信を持って生きていられるわけじゃない。
逃げたくなった時には逃げるんじゃなくて進め!
ノエさんのそんな言葉が聞こえてくる。
力強く踏み出せる方向があなたの心の向いている方向だよ、と。 -
Posted by ブクログ
見た目はぶたのぬいぐるみ、中身は中年男性の山崎ぶたぶたのシリーズ。このシリーズは作品によってぶたぶたさんの職業設定が変わるのですが今作では獣医さんでした。
最近の話ではのんびりほんわかで、ぶたぶたさんの絡みも少ないものが多かったのですが、今回はひとつひとつの話をじっくり描かれており、ぶたぶたさんの言葉も一言一言沁み入ります。
人に慣れないビビリ猫との奮闘を描く「ビビリ猫モカ」では微笑ましい風景にほんわかされます。一転、裕福な家庭に生まれるも自分の境遇に疑問を抱いている少年が、母親の飼う犬のアクシデントに見合う「春の犬」では、少年の葛藤にヤキモキさせられます。お金があることというのはどういうことなのか。少年期特有の潔癖さも相まって両親との葛藤が、母親の飼う犬チョコに託され描かれている様が巧いです。また老夫婦の元にやってきた老猫トラの「トラの家」では、トラの行動に思わず涙腺が刺激されました。
今回はぶたぶたさんの見た目の可愛さだけでなく、人となりも話に絡めてしっかりと見られたのが嬉しかったです。お人好しで社交的で健啖家なぶたぶたさんが好きなんですよね。そろそろまた、ぶたぶたさんが物語の中心となるものも読みたいですね。