あらすじ
森の中の洋菓子店「コション」は、町のスイーツ好きに大人気のお店だ。可愛いぶたの顔形をしたサクサクのマカロン、ほろほろと口の中で溶ける絶品マドレーヌ。ところが、そんな魔法のようにおいしいお菓子を作るパティシエの姿を見た人はいない。どこか秘密の場所で作っているらしいのだが……。心優しきぶたぶたが甘い幸せの輪を拡げてゆく、ほのぼのファンタジー。
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今回はパティシエなぶたぶたさん。
森の中の洋菓子店と秘密のアトリエ、ぶたぶたさんの顔を模したマカロン。
想像しただけでぽーっとしてしまいます。
そして突然「全日本高校生スイーツ競技会」に出たいと言い出す高校生男子3人。
(そんなのあるの!?と検索してみたけどいまいち分からず…。)
物語の始まりからワクワクMAXです。
そしてそして、ぶたぶたさんがお菓子を作っているところをじっと見ていられるお菓子教室!!
なんですか、それは天国ですか!?
い、行きたいです!
と、終始妄想と煩悩まみれの読書でした。
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ぶたぶたシリーズ、待望の洋菓子店。もう、すっごく美味しそうで、とくにマカロンが気になる・・・。ぶたぶたさんのお菓子教室だったら、ぜひ参加してみたいなぁ。
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洋菓子店が舞台。絶品洋菓子店のパティシエがぶたぶたであることは秘密に。その洋菓子店の従業員、客、近隣高校のケーキ作りが大好きな男子高校生らが出てくる短編集。
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スタートは高校生の青春物語…何かに打ち込むのって尊いですよね。
この話がこの本の骨格かな?
そして「メッセージ」では主体性の無い任せきりの祥一、「帰ってきた夏」では立ち直れない倫子にモヤッとしましたが、どちらもしっかり一歩踏み出しましたね。
何となくナカスイ!を思い浮かべましたがどちらも料理に青春をぶつける話だからでしょうね。
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今日は子供のクラス替えがあり、帰ってきてから仲の良いお友達とは一緒になれなかったけど、新しく仲良くなれそうな人もいるから良かった
と言った子供を見て、成長したなと感動
そして寂しくなったり、孤独だと思ったら本をたくさん読んで欲しいなと思った
ぶたぶたさんを読むだけでも、しゅんとした弱った心に栄養をくれるから
今回は洋菓子だから特に元気になれるよ
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目次
・森の洋菓子店
・最初にやりたかったこと
・メッセージ
・帰ってきた夏
・たからもの
短編集になっていますが、森の中の洋菓子店「コション」のパティシエ(ご存知ぶたぶたさん)をめぐる話で、最初と最後は高校生対象のスイーツコンペに出場する3人の男子高校生の話です。
なぜパティシエは姿を見せないのか。
それは、パティシエの見た目で人気が出るのではなく、味で勝負したかったから。
だけど、自分の作ったスイーツを「おいしい」と喜んで食べてくれる人の顔、見たいよね。
大好きなスイーツの話を一緒にして盛り上がりたいよね。
そんなタイミングで、「コション」の車を自転車で尾行して、「コション」のアトリエ(キッチンや食材の保管庫など)を見つけた高校3年生に「スイーツ作成の師匠になってくれ」と頼まれます。
少しずつ、少しずつ姿を現わしはじめるぶたぶたさん。
彼を守るために一致団結する店員たち。(過保護だな)
このシリーズはもしかして20~30代の女性をターゲットにしているのかな。
結婚をめぐる話が2つ。
結婚に関わることを相談しても、全て彼女に丸投げの祥一。
彼女が喜ぶことならなんでもかなえてやりたいと思っている。
だから、挙式一週間前に彼女から「考えさせて」と言われて心底驚く。
おれの何が不満なの?「メッセージ」
式場も、ドレスも、料理も、新婚旅行も、新居も、全部彼女のいいようにさせてあげたじゃん!
こーゆー男性、いますね、確かに。
女性は共感し、男性は戸惑う作品かもしれません。
でも今はこーゆー人減っていると思いたいです。
東京で就職して、頑張って出世して、そのせいでいじめにあって職場をやめて実家に戻ってきた倫子。
就職しなくちゃと思うけど、体が言うことを聞かない。
フラッシュバックってやつ?
そんなとき、東京で飲み友達だった到が倫子の田舎に転勤してくる。「帰ってきた夏」
岡目八目と言いましょうか、倫子以外には到の行動の意味などバレバレなわけです。
っていうか、結構あからさまに意思表示しているのに倫子は鈍い。
「メッセージ」の祥一と倫子なら一生結婚できないな。
「たからもの」では、ふしぎちゃんなぶたぶた家次女が大活躍。
どんな人にも活躍の場があるのがこのシリーズのいいところ。
あとがきで札幌のスイーツ店が3件紹介してあったのですが、このうち2件は今は閉店してしまっているようです。
時の流れは厳しいなあ。
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近くにあったら絶対通ってしまう洋菓子店間違いなしですね!
あとがきに、参考にしたケーキ屋さんが載っていたので、いつかいってみたいなぁ…
高校生3人の結果も気になりますが、ぶたぶたさん指導なので、きっと素敵な結果になったことでしょう…!
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出だしのシリアスモードにびっくりしたけど、やはりいつものぶたぶたでした。尊敬とか村長って人と関わってく上で大事だよなぁとしみじみ。作中の洋菓子がとにかく可愛くて美味しそう!ぶたぶた型のマカロン食べたい
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あーーーこれも面白かったぁーーー!!
しかも、こちらのぶたぶた作品はなんと!!!札幌にあるお菓子屋さんが舞台のモデルになってました!!!!!
この本読んだらついついそれを食べたくなり、ついついどんな感じのイメージでこのブタブタ洋菓子店が建てられてるのか?とか気になって気になって、本当に行ってみようと思い立ちました!!!
絶対行って、ぶたぶたモデルの洋菓子食べてくる!!食べてやる!!!
今、私は相当ぶたぶたにハマっております!!!!!!!!
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ぶたぶたさんのケーキ、マカロン、マドレーヌ。。
想像しただけで、絶対うまい!
食べたくなります!
今回のぶたぶたさんは、いつもより大人かなー。
大人っていうか、おじさん?
でも、相変わらず人を癒す天才。
ただ、各短編が中途半端な形で終わっている気がしてならない。
コンペはうまくいったの?
結婚はしたの?
仲直りはしたの?
そのメッセージの意味は?
という感じが残っている。
まあ、作者が意図的にそうしたのかもしれないが。。
気になる。。
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今回はパティシエのぶたぶたさん。
相変わらずのスーパーマンっぷり。
話の軸が男子高校生だったせいか、久しぶりにご家族一同の出演のせいか、いつもよりオッサンっぽい?
でも、青春… 読んでるほうが気恥ずかしいわ。。。
Posted by ブクログ
ぶたぶたさんシリーズを読み終わるといつも「甘いものが食べたい」欲に襲われるのだけど、それに加えて「お菓子を作りたい」欲まで出てきちゃってもう本当に幸せな気持ちになるお話。
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矢崎ありみさんが書かれている人気のぶたぶたシリーズですが、今回も人を中心とした素敵な内容でした。
“森の中の洋菓子店「コション」は、町のスイーツ好きに大人気のお店だ。可愛いぶたの顔形をしたサクサクのマカロン、ほろほろと口の中で溶ける絶品マドレーヌ。ところが、そんな魔法のようにおいしいお菓子を作るパティシエの姿を見た人はいない。どこか秘密の場所で作っているらしいのだが…。心優しきぶたぶたが甘い幸せの輪を拡げてゆく、文庫書下ろしほのぼのファンタジー。”(「BOOK」データベースより)
「ぶたぶたシリーズ」の主人公は"ぬいぐるみの山崎ぶたぶたさん"。
ピンク色のぶたのぬいぐるみなのに動くだけではなくて、歩いて、しゃべって、仕事をしていて、料理が上手な優しい中年男性。綺麗な奥さんと可愛い娘さん二人とで生活していて、奥さんと娘さんはぬいぐるみではなく普通の人間。
そんな"ぶたぶたさん"と知り合った人々は、心に抱えていた悩みや悲しみが徐々に薄れていき、ぶたぶたさんと知り合ったことで幸せになっていくというストーリー展開が一貫しています。
ぬいぐるみが生きているという設定自体が奇抜なのですが、どうしてそうなったかということについては一切触れられていなくて、「ぶたぶたさんは、ぶたぶたさんだから」というキッパリとした割り切りが良いなと思います。
今回はぶたぶたさんが洋菓子のパテシエとして登場し、いろいろな人がぶたぶたさんと出会い、それまで抱えていた悩みを徐々に解決してという内容です。
ひとつひとつの話はぶたぶたさんが中心ではなく、ぶたぶたさんが出会った人々がそれぞれ主人公として物語が展開します。ぶたぶたさんを巡る短編が連なりながら、最後にはひとつの物語を形成しているという連作短編となっています。
今回も心温まる物語詰まった素敵な一冊でした。
気軽にホッと出来る、疲れた心に効くとびきりのサプリメントのような一冊。
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で、結局少年たちはどーなったのぉぉぉ!!?と、最後の終わり方が気になりすぎて…。その分☆一つ減らしましたが、これはこれでいい終わり方だと思う。
たぶん、優勝は出来なかったんだろうなぁ。でも、素晴らしい思い出と先の展望が出来てよかったねぇ…と三十路に脚を突っ込んだおばちゃんは思いますよ。
なりたいモノを探して、見つからなくてもがく若者は多いのですから。
しっかし、やっぱり矢崎存美さんの小説は、食べ物が美味しそう過ぎる…ぶたぶたさん、かわゆすぎる。おじさんなのに。ぶただけど。
つばめ食堂がよかったので、たまたま新刊が出てたぶたぶたシリーズに手を出してみたけど、やっぱりつばめ食堂と同じで、ほっこりと心温まる何かがありますね。こういう読後感大好きです。
しばらく、ぶたぶたシリーズ、漁ってみようと思います。みんな文庫になってるしね!
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美味しそう…!!寝る前の読書でお腹が空いちゃうんだから困った本です(笑)明日も美味しいものが食べられるといいなって眠りにつくのも悪くないかな?
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なんでもできるぶたぶたさん。今回は洋菓子店のパティシエです。運転するところも想像できないのに、どうやってケーキなんて作るのか。重たいものを持ち上げるのも、不思議です。中身がおじさまだからなのでしょうか・・。ぶたぶたさんの疑問は巻を増すごとに比例していきます。美味しそうなお菓子の表現に食べてみたいと思うことは間違いありません。深夜に読んでしまうと飯テロになることでしょう。
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ぶたぶたさんシリーズは2冊目。
癒された。
ぶたぶたさんが作る
美味しいお菓子が食べたい。
読んでいる途中でお腹が空いて
マドレーヌつくった( ^ω^ )
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森の洋菓子店!いいなあ~
ベースは高校生男子(雰囲気は中学生っぽい)3人。
ゲスト主人公を迎え、短編も。
森の…といえば、クマさんと続ける人も多いでしょう。
そこで、クマっぽい新名さんを登場させたのかもしれないけれど、あんまり活躍なかったのが残念。
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森の中にある洋菓子店「コション」は、謎に包まれたお店。
ここは、ぶたぶたが、パティシエをつとめるお店なのです。
洋菓子コンクールを目指す、高校生男子3人組がパティシエに出会い、お店のお客さまの物語があり、ぶたぶたが本当にやりたかったことがあり。
短編、それぞれの話も良かったし、ぶたぶたの次女もかわいく、ほのぼのな1冊です。
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変わらず、ほのぼのとして美味しそうな描写に癒されました。ぶたぶたシリーズは、特別なインパクトはないけど(嫌、山崎ぶたぶたさんは充分インパクトあるんだけど)読んでいると心がほっこりする物語。ずっと書き続けてほしいシリーズです。
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ぶたぶたシリーズ12。
連作短編5編。
最初と最後は同じ高校生三人組のケーキコンテストの話で、不思議ちゃんの妹がなかなかのキャラで加わりとてもワクワクしながら読んでいたのに、結果が分からなくて少し肩すかし。
Posted by ブクログ
相変わらずぶたぶたさんはいいなぁ。
安定の面白さです。
私はぶたぶたシリーズは食べ物編が好きなので、今回も良かった!
マカロン食べたい~~~。
でも今回はぶたぶたさんの出番が少なかったような気がします。
ただ、その分ぶたぶたの家族がいっぱい出て来た!
どうやら下の娘さんがいいキャラなので、今後の活躍を期待します。
お話の内容としてはちょっと薄味だったような・・・
高校生たちのお話だけで読みたかったなぁ。
色々詰め込んでる割には、あっさりしてたなぁって印象です。
最後どうなったのか非常に気になります!
もう少し先も読みたかった~。
続きが出てくれないかなぁと期待しちゃうような終わり方でした。
Posted by ブクログ
待ってましたのぶたぶたさん最新刊!
毎度のことだけど読んでると残酷なくらいお腹が空きます。
これから読む方は空腹時は絶対避けてくださいね。
今回のぶたぶたさんはパティシエ。
彼のお店とそれお客さんたちにまつわるお話。
とても楽しく読んだけど、ぶたぶたさんの活躍はあまりなかったかなぁ。
ぶたぶたさんに…というより作るお菓子に救われる人たちの物語になってた感じ。
そこがちょっと残念でした。
次作にも期待!
Posted by ブクログ
満を持しての洋菓子店ですね。おいしそうなお菓子に想像が膨らむんですが、間にエピソードが入り過ぎて肝心のスイーツコンテストがぼやけてしまった感が残念でした。