疲れている時、弱っている時、ぶたぶたさんを読むのが辛くなることもある。
誰だって、そうだと思うことだが、彼は存在しないし、肝心かなめな物語でも否定されてしまうことがある。
だって、彼はぬいぐるみだから。
だから、わかったつもりで、物語を読んで、救われて、泣いてしまったりするのだ。
彼はどこにもいないから。
でも、胸の奥には彼がいて、ぶたぶたさんに救われたことを嬉しく思う。
だから、新しい本が出る時、一番に読みたいと思ってしまう。
そして、ぶたぶたさんがいてくれたら、いいのにと思うのが、寂しくなるのだ。