あらすじ
海辺の瀟洒(しょうしゃ)なリゾートホテルには、知る人ぞ知る神出鬼没のホテルマンがいた。見た目はかわいいぬいぐるみだが、中身は頼りになる敏腕執事(びんわんバトラー)。お客が困っていると、何処(いずこ)からか現れ、疾風(はやて)のように去ってゆく――。その姿を目撃した者は、幸せになれるという伝説があるのだ。今日も新たなお客がやってきて……。とっても不思議で心温まる、超人気シリーズ!
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相変わらずの面白さでした。
今回はぶたぶたさんはバトラー役。
色んなお客様や取り引き先の人たちを幸せにします。
ありすの迷宮ホテルはもう笑いました。
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色んな人の視点のお話から最後のお話につながっていく形式で面白かったです(*´꒳`*)
ぶたぶたさん出演のオセロー観たいなぁ
その前にぶたぶたさんのいるホテルに泊まりたい!
今回もすっごく幸せな気持ちにさせてもらいました!
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毎回、書いているかもしれないけど、やっぱり疲れた時はぶたぶたさんに限るな!
本当にいつも、心温まるお話ばかりで、幸せな気持ちになります。
楽しかった!
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白亜の高級リゾートホテル、『グランドホテル』
お芝居がストーリーの重要な要素を占めるこの作品的に言うと、そこに時々“見切れる”ピンクのぶたのぬいぐるみ。
もしかしたら、このホテルの隠れた名物なのかもしれない。
短編の主人公たちと、グランドホテル、そしてぶたぶたさんとのかかわりが描かれる中、ちょっと問題を抱えていたとしても、みんなに幸せを与えてくれる素敵なお話でした。
『人形の夜~春の物語』
杉山織(すぎやまおり)は、脚本家を目指していたが、実家に帰って家業の花屋を手伝うことになった。
花の納入先である「グランドホテル」で働いているという、幼馴染の飯塚から、芝居の手伝いをしないかという誘いがあって…
『柔らかな奇跡~夏の物語』
“流星群に願いをかけられるホテル”
ひそかに社内恋愛している彼女の香奈恵の希望でグランドホテルを訪れた横田昭光(よこたあきみつ)は、ホテルマンがピンクのブタのぬいぐるみに叱られている姿を目撃する。
『不機嫌なデズデモーナ~秋の物語』
有働賢(うどうけん)は、離婚して実家の母と暮らしている。
元妻・篠原寛子(しのはらひろこ)と娘のつぐみは近くに住んでいるが、近寄らないようにしていた。
母に、つぐみは最近演劇に興味を持っている、と教えられ、有働はつぐみがオーディションを受けたという、ホテルで上演される芝居に興味を持つ。
『ありすの迷宮ホテル~冬の物語』
ホテルにカンヅメ中のホラー作家・熊野井(くまのい)締切は一週間後、予定枚数300枚…一枚も書けていない。
彼が体験した、こわい、かわいい、やっぱりこわい体験とは…?
『小さき者と大きな空~再び春の物語』
地元の桜祭りの催し物の一環で、毎年、グランドホテルでは芝居が上演される。
特別演出の、楽しい劇中劇が最高。
この一冊の集大成ともいえる。
登場人物たちがさまざまな思いを胸に観劇する。
――――――――――――――――
「異形コレクション」というアンソロジーのシリーズ、「グランドホテル」収録の設定から膨らんだお話ということです。
異形コレクションは、「京都闇」を読みました。
「グランドホテル」も是非読みたい
Posted by ブクログ
読み終わりました!
番外編だったんだ。。
番外編も面白かったです!
四季があって楽しめた(#^.^#)
私も行って・・・
ぶたぶたさんに会ってみたい。。
一緒に働いてみたい
本当はぶたぶたさんなのに、違うと言う従業員。。
ぶたぶたさんを守ってるということが伝わったり・・・
何だかあたたかいですね☆
どのお話も良かった
看病しているぶたぶたさんのお話好きだな~
されている側は怖かったみたいだけど(笑)
ラストの劇も良かった。。
表紙のぶたぶたさん、
ひょっこり隠れているのかわいかったです!
あそこからお客さんのこと、
みんなのこと見ているんだなと思ったり・・・
『異形コレクション・夏のグランドホテル』の本、
読んでみたくなりました☆
シェイクスピアの本、色々な本も読みたくなりました。
オセローもいつか読んでみたい。。
極悪人がぶたぶたさん、なかなか面白かったです笑
違う表情が見えた気がして新鮮でした。
最初の方、後ずさりのことで注意してたけど、
もしかしたら、後ずさりしたら
踏んづけられるかもしれないということも
含まれてるのかなと
実際にそのエピソードあったから。。
そうなのかなと予測してみたり
この本の次が徳間文庫『夏の日のぶたぶた』だったんだ。。
Posted by ブクログ
ぶたぶたシリーズ連作短編集。今度のぶたぶたさんはホテルマン。これも似合う。しかもなぜか「オセロー」のイアーゴーを演じてるし。ぜひ泊りに行きたいホテルだ。
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お芝居のシーンでラスト涙ぐんでしまうという。不覚…いや必然?とにかく可愛くて仕方ないぶたぶたさんでした。こんなホテルマンがいたら通うけど、怖い人もいるのかぁ。最近ぶたのぬいぐるみをリアルで探す自分に驚いてます。ハマりやすくて冷めやすい…(・ω・`)冷める前に他のシリーズも読んじゃおう❤
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ぶたぶたさんにメロメロ状態(^o^)♪今回は素敵なホテルの影のバトラー!!普段姿を見せないのに会えると幸せになる(^^)なんだか座敷(ホテル)わらしのようだ♪影の存在かと思ってたら演劇やってるし!!しかもオセローのイアーゴー役って(@o@)!ぜひホテルに泊まって見てみたい!!
Posted by ブクログ
人畜無害のかわいらしい点目(笑)今回のぶたぶたさんはホテルのバトラー且つ役者?!
ぶたぶたさん良い仕事するな〜。
あぁ。ぶたぶたさんに看病されたい。
ぶたぶたさんのお芝居をこの目で観てみたいww
Posted by ブクログ
小話がいくつか続いて、さっきの人達の続きが気になったのになーって思ってたら、ちゃんと最後に全部のキャラが登場してくれた!
ぶたぶたさんが劇って…って思ったりもしたけど、自分がぬいぐるみである事をネタにしてて、悲劇のはずなのに面白そうで…観にいきたいと思ってしまったよฅ(*´꒳`*ฅ)ꪆ
Posted by ブクログ
ホテルを舞台にした群像劇。妻と離婚して以来連絡をとっていなかった、女子高生になった娘と、ホテルのご縁で再会する話が好きだった(再会どころでは済まない)。
Posted by ブクログ
謎のピンクのぶたのぬいぐるみが活躍するシリーズの
第何弾だろう・・・、ランダムに読んでるので自分にとっては3冊目。
今作では浜辺のグランドホテルを舞台に、そこに集まる人たちや、
そこで行われる季節のイベントを描いている。
特に春に行われる、大々的な芝居がメインになる。
普段は、東京から役者を招いての芝居なのだが、
今回は春祭りニ十周年を記念して、役者を地域の人たちの中から、
オーディションで決めるというところから話が展開していく。
そこでどういう展開になっていくのか。
山崎ぶたぶた、通称・ぶたぶたさんの行動は、
どうも奇怪であり、癒しであり、人に寄り添う中年おじさんであり、
それが、登場人物の悩みに寄り添い、読者にも感動を与えてくれる。
そんなシリーズが2023年12月の時点で、徳間文庫と光文社文庫で、
43作品も出ています。
作者曰く1作目を読んでおけば、あとはどれからでもとおっしゃってますが、
どれから読んでも問題ないと思います。
自分はまだ4作品ですが、最初はぶたぶた日記を読んでます。
ぶたぶた日記は、カルチャースクールのエッセイ講座に集まった悩みを抱えた
人たちとぶたぶたさんの交流を描いた作品。
Posted by ブクログ
目次
・人形の夜~春の物語
・柔らかな奇跡~夏の物語
・不機嫌なデズデモーナ~秋の物語
・アリスの迷宮ホテル~冬の物語
・小さき者と大きな空~再び、春の物語
今回のぶたぶたさんは、海辺の瀟洒なリゾートホテルで、基本的にはお客さんに姿を見せないバトラー兼社員の指導係。
そのせいか、姿を目撃した者は幸せになれるという伝説があるとかないとか。
通しのストーリーとしては、ホテルの周年イベントとして、街の人たちが演じるお芝居を、東京の有名な演出家の指導の下におこなう、というもの。
演目はシェークスピアの『オセロ』
4大悲劇の一つです。
が、演出家は、この舞台の主役といってもいいくらいの重要な役イアーゴーの役をぜひぶたぶたさんに、とゴネる。
え?マジすか?
その他のキャストにもいろいろ事情があったりで面白いのだけど、なんといっても実際の舞台の様子が最後の「小さき者と大きな空」で描写されていて、演出家の意図がわかると納得しかない展開に。
これからこの本を読む方は、ぶたぶたさんがこの芝居唯一の悪役をどう演じるか、を楽しみにお読みください。
そして、単純に大笑いしたのが「アリスの迷宮ホテル」。
ホテルに缶詰めになったホラー作家が、ぶたぶたさんと関わることでどんどん壊れていく…っていうか、最終的にはヒット作書けてよかったね、ホラーじゃないけど。
作家の脳内がもう大爆笑で、おすすめ。
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シリーズ7作目。5本の短編連作だけど、一つの話として繋がっている。一生懸命隠れようとしてるぶたぶたさんが面白い。「オセロー」か。遥か昔に岩波少年文庫で読んだことある気がするけど、今読み返すと受ける印象が違うんだろうなあ。まあ、当時どう感じたかは覚えてないけど
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大好きなぶたぶたシリーズ。今回は作者もあとがきで書いているとおり、いつもとは趣向の違う番外編的な作品でした。いくつかの短編が連作になっており、最後にすべての登場人物が揃って物語が集約されます。最初はそれに気づかず、「尻切れトンボだなぁ…」と眉をひそめてましたが、最後の章で涙涙…。さすがぶたぶたさんは、全ての人を幸せにしてくれます。もちろん読者のことも。相変わらず気持ちの良い読後感。満足です。
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こんなホテル泊まりたい!
今回のぶたぶたはホテルマン、かつ、オセローのイアーゴー。すごい組み合わせだ(笑)
なんでイアーゴー!?と思ったが、劇の内容を読むにつれ納得。かわいいものが毒を隠し持ってると怖いよね。
章が四季ごとに分かれている連作短編小説だが、最後に登場人物たちがそれぞれ落ち着いた心情になって、読後感もよかった。
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いつもと違った雰囲気で、ちょっとコソコソ気味なぶたぶたさん。
まぁ いつも以上に目立つことになるけど(笑)
相変わらず優しくて、気遣いがさりげなくて、でも、いつもより厳しいかなぁ。
最終的にみんなの視点で締めているのが多角カメラみたいで慌ててしまったけど、それぞれの結末が迎えられてて読後感がスッキリした
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正直あまり期待していなかったのだけれど…これって、シリーズ本だったのね!気づけばひきこまれておりました。番外編とのことだったので、まず一作目をよんでみたいかも^_^
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初めてぶたぶたさんを受け入れられない人が現れた。
今までのこのシリーズは皆、ぶたぶたさんをびっくりしながらも受け入れてきたけれど、こういう受け入れられない人もいるはずと。
また作品の雰囲気も今までとは違って、ぶたぶたさん勤務の「グランドホテル」を舞台にそこに訪れた人々が最後に関わり合いになるという今までにない展開。
「ほんわか」系(?)って感じてた作品だったけど、今回はぶたぶたさん受け入れ拒否の人がいたり、お別れするカップルがいたり結構シビアだったなぁ。
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ぶたぶたさん、今度の職業はホテルのバトラーさんです。バトラーは執事という意味ですが、要はスタッフの教育係なんだそうです。ぶたぶたさんらしいなぁ、絶対向いてます。そして、高級ホテルだから、いろんな客が来ます。事情を抱えた客、ホテルに関係するお仕事の人、催しを企画する人…みんな様々にぶたぶたさんとの出会いで、ちょっとほっこりして、元気をもらって、前向きになる。家族との関わりをやり直せたり、間に合わないと思った仕事をやり遂げられたり、病気の看病をしてもらったり、知らなかった自分を発見できたりね。わたしのぶたぶたさんは何処にいるんだろう。岐路に立っているってのは、分かってるんだけどなー。背中押して欲しいなー。なんて、このシリーズに背中押されたりしてます。がんばろーと思える。ありがたいことです。
Posted by ブクログ
今度のぶたぶたはホテルのバトラー。おまけに桜祭りで開催される「オセロー」の舞台でイアーゴーを演じます。その開幕までの約1年をそれぞれの季節に訪れたお客様の視点で舞台のもとも織り交ぜながら描かれているのですがその敏腕バトラーぶりがなんとも見事!また最後の章で描かれている舞台の様子は最高でした。
Posted by ブクログ
春には花見、夏には「幸せになる流星群」が見られる、現実を忘れられるグランドホテル。なんと言ってもそこで働くぶたぶたさんに会う為に、私もいつかそ~っと出かけてみたいなぁ(*^^*)
Posted by ブクログ
自分がお芝居好きなせいか、これはちょっと楽しかったです。
ホテルとお芝居かけあわせるなど、なんか偏った人ほいほいでしかない作品。
オセロー突っ込んできたのは最初はどうかと思いましたが、最後まで読んで納得しました。
Posted by ブクログ
ぶたぶたさんのイアーゴーを見てみたい(о´∀`о)
桜祭りでの父娘、並びに母の元家族の関わり合いにおけるぶたぶたさんの立ち位置が絶妙でした。
あとホテルに缶詰めにされていた作家さんに、きのこ雑炊を届けるぶたぶたさんが想像するだけで可愛すぎました(*´ω`*)
私もきのこ雑炊を作ってもらって食べさせてもらいたいな~(●^o^●)
Posted by ブクログ
今回のぶたぶたさんは高級ホテルの敏腕執事!
こんなバトラーがいるホテルなら泊まってみたいわ~
第四話のありすの迷宮ホテルの熊野井先生が風邪で寝込んでぶたぶたさんに看病してもらってるのなんかジェラシー(笑)
ただ…
今回はホテルマンとしてのぶたぶたさんは活躍してるけど
いつものように人々の心を癒すような場面は少なかったなぁ。
そこがちょっと残念でした。
Posted by ブクログ
ぶたぶたさん三冊目♪
相変わらず好きだー!!
幸せを呼ぶ、ぶたぶたさん♪会いたいなあー
最後の話では皆が登場してきて、劇が進むにつれ、それぞれの気持ちが読み取れて良かったです♪
特に香奈恵さん幸せになってほしいなー何となく気持ちが分かるだけに…