矢崎存美のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ブックス・カフェやまざきと、その店主である山崎ぶたぶたさんも出演するコミュニティFMを中心とした、連作短編集となっている。各章ごとに一冊、本が登場し引用もされる。二冊は実在の作品、もう二冊は架空の本かな…?と思うけど確証はない。本についての本は数多あるけれど、短編小説の中でそんなふうに本が取り上げられるのを連続で読むというのは、ちょっと新鮮だった。
・明日が待ち遠しい→ブックス・カフェやまざき、コミュニティFMお目見え。
・ぬいぐるみの本屋さん→友だちって、できるときにはできる。
・優しい嘘→ちょっと不思議設定ってなんだろう。ぶたぶたさん深いよ、存在が。
・死ぬまでいい人→フリでも死ぬまで -
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Posted by ブクログ
今作は、作者曰くコメディ作品の短編集ということで、
様々な職業として突如現れ、容姿に驚き疑念を抱き、それなのに働き者で、
そんなぶたぶたさんに戸惑い、癒されていく主人公たちの物語。
概ねシリーズ通して、「山崎ぶたぶた」という、かわいらしいが、
おじさん声の豚のぬいぐるみにしか見えない生き物が登場する、
というところ以外は、特別つながりがあるわけではないのですが、
前作のぶたぶたと秘密のアップルパイとのつながりを思わせる話が出てきます。
1話目の神様が来た!の中に出てくるのですが、これはあえて言わないでおきます。
前作を読まれていれば気づくでしょうし、読んでいなければスルーで、
あとで、前作を