【感想・ネタバレ】ドクターぶたぶたのレビュー

あらすじ

医師やナースの間で「胃がんなら、この人」と信頼される、消化器系内視鏡手術のエキスパートがいる。その名は山崎ぶたぶた。大きな病院に呼ばれては手術をする名医だが、その“見た目”から、たまに執刀を断られることもあるという。その理由は、いったい――? 病院を舞台に巻き起こる、悲喜こもごもの4つのドラマ。おまけのショートショートもついてます。

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Posted by ブクログ

いつもながらの癒しの作品。
ちょっと意外な診療科だったけれど、こんな先生に手術を受け持ってもらいたいものだ。。
身体を治しながらも、心も治してくれる医師。
私もこんな風に接して欲しかったんだよね。って、思って泣きそうになった場面あり。
いつもながら、カウンセリングの役割を持つ作品でした。

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2017年06月04日

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今回のぶたぶたは、内視鏡が得意の医者です。

4つの短編と作者の書きたかったシーンのあるおまけ作品。

ぶたぶたシリーズはどれもほっこりでいやされますが、今回の作品はとくに好きです。

病気の弱った気持ちに、ぶたぶた先生が寄り添ってくれるのもいいし、ぶたぶた自身の想いみたいなものも垣間見れて良かったです。

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2017年01月15日

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読むのが勿体無くて、読み出したら読み終えるのが勿体無くて。とうとう医者になったぶたぶたさん。得意は内視鏡…いや、無理だろ!手術台の横に専用の踏み台…いや、高すぎるだろ!まぁ、でも運転できる時点で彼に不可能はないのです。私ならオペしてもらいたい。家族でもしてもらいたい。でそれはファンタジー。オペだかけじゃなく、人の話を聞くのも上手なぶたぶたさん。人を癒し、聞き上手なだけで治る病もありそうな。「こういう店にはもっと新しいぬいぐるみが似合う」と言ったぶたぶたさんに萌えました。外見気にしてたのねー( ´艸`)

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2016年10月07日

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今回はお医者さんなぶたぶたさん…確かにぬいぐるみが執刀医となったら混乱しますよねぇ…

実力は確かなのに見た目で敬遠されるなんてのは医者じゃ無くても有りそうな話です…

あくまでも大事なのは実力なので物事の本質を見極めるのって難しいですね…

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2025年07月03日

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 あのブタのぬいぐるみの山崎 ぶたぶたがドクターになって腸閉塞や、腫瘍を内視鏡と腹腔鏡手術で元の状態に戻す名医になり、心配事を聞きながら治して行く物語でした。

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2024年11月07日

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今回はドクターぶたぶた!
私も胃が弱くて2年に一回は胃カメラ飲んでいます

鼻からしても辛い、、
ぶたぶた先生に診てもらいたい!

今日は体育館で子供とバトミントンしてきました
健康で運動できる体に感謝!!
元気が一番ですね

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2024年04月14日

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ネタバレ

目次
・窓辺の人形劇
・妄想の種
・優しい人
・恋かもしれない
・祖母の決断

ちょっと病院の待合室で読むには合わなかった。
初期の癌と言われて頭のなかがグルグルしてしまう中年男性の話(窓辺の人形劇)はまだ、余裕で読めたのだけど、最初の手術後4年経っての再発という話(優しい人)は、身につまされてしまった。

患者だけではなく、新米ナースの心もほぐしてくれるドクターぶたぶたは、名医以外の何物でもない。
だけど、「ぬいぐるみに手術してもらう」ことをどうしても納得できない人がいるのも事実。
患者ってちょっとしたことにも敏感になるからね。
人間の医者にだって、不信感を持つことは多々ある。
合う合わないはどうしようもないのだから、無理と思ったら医者を変える決心は必要。

ぶたぶたさんは大病院に呼ばれて手術の執刀をするけれど、普段は山間の僻地で診療所勤務。
要望があれば巡回医療も行っている。
さらにバルーンアートのボランティアなんかもやっている。
ちょっと過重労働ではないんだろうか。
医療従事者の働き過ぎ、気になります。

一番笑えるのは、ショートショート。(祖母の決断)
これ、祖母の決断というよりも、祖母の野望なんじゃない?
困り顔のぶたぶたさんを想像するとおかしくてしょうがないけど、おばあちゃんには健闘を祈ります。

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2023年02月13日

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内視鏡手術のエキスパートぶたぶた先生。
バレーボールくらいの大きさのピンクのぬいぐるみが手術?

ぶたぶたシリーズというのでしょうか?
存在は知っていて、誰かから勧められたこともあった気がするけど、やっと初読み。
シリーズだけど短編なのかな?
まさか本当にぬいぐるみなのかと、わかっていても疑ってしまう。
まして手術となれば、不安になる患者さんの気持ちもわかります。
名医だけどぬいぐるみ。
うん、まず不安になるな。
ぬいぐるみであること以外は本当に申し分ないのに、なんで人間じゃないの?
人間だったら、そう思うのが自然かな。

患者さんのケースごとの短編になっていて、とても読みやすくて、あっという間でした。
ぶたぶた先生の人柄?とか、腕の良さとか、患者さんごとの反応とか、読むたびに、ぶたぶた先生が好きになる。
こんな愛らしい先生がいたら、病院は怖いところじゃなくなるのにな。

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2022年06月07日

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ネタバレ

泣いた。矢崎存美さんは絡まってしまった人間関係を描くのがとても巧い。ぶたぶた、誰かにおすすめしたい一冊です。

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2022年02月26日

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ドクターで検索をしてぶたぶたに出会った。一目でタイトルに釣られて読み始める。医学知識が欲しかったわたしは何処へやら(笑)しゃべって動いて内視鏡の名医でもあるぶたのぬいぐるみと、それを取り巻く人たちのほっこりストーリー。シュールであったかくて疲れた時に効く心のお薬みたいな一冊

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2018年10月06日

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最後のお話がよかったなー、と。

今回は患者さんの反応もまちまちで。

でも。やっぱりぶたぶたさん最強でした。

私も胃カメラ入れてもらいたいです。

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2018年03月18日

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安心して読める。ホント。ほのぼのするし、このぬいぐるみなのにふつうに生活してるぶたぶたの存在に読んでるうちに馴染んでくる私。

え!?だってぶたぶただもんそりゃ喋ったりするよねー

と。
ファンタスティックすぎるのに、いつの間にかぶたぶたは人間のように行動して当たり前になった感覚。
今回はスーパードクター!笑笑

なんでもできるぶたなんだけど、ぶたぶただからねーって認めてしまう私がいるのもまた不思議。

ぶたぶたワールドに入り込むとこのファンタジーがふつうに感じるのがすごい。

ぶたぶたドクター、うちの周りにも欲しい。

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2017年07月17日

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ピンクのぶたのぬいぐるみのぶたぶたさん、今回は消化器系内視鏡手術のエキスパートです。ぶたぶたさんのお医者さんだというと小児科だとか過疎地でお年寄り相手にというイメージがありましたが、まさか胃がんの手術に携わるような話になるとは。(過疎地云々はそういう面も物語上出てきますが)
シリーズを追って読んでいる身としては、ぶたぶたさんはぬいぐるみだけどぶたぶたさんというひとりの人物(?)なんですけれど、物語の中でぶたぶたさんと初めて出会う人にとっては怪しげな存在なんですよね。ぬいぐるみだし。しかも話を聞いてもらうだとか、手料理をごちそうになるというような今までの関わり方とは違い、命に関わる手術をそのぬいぐるみに託せるかどうかとなると話は変わってくるでしょう。そんな一面もしっかりと描写されています。
それは自分の努力などではどうしようもないことを理由に他人から拒絶されることと思えば、誰にでも当てはまる話なんですよね。そこをぶたぶたさんは仕方がないことと割り切っているように見えます。しかしそれは物語上の語り手がぶたぶたさんをみて思うこと。ぶたぶたさんの心中は語られないので、そこの葛藤は想像するしかないのですが、そんな部分が垣間見られたことでよりぶたぶたさんの魅力が増すのが、ぶたぶたさんの素敵なことなんでしょうね。

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2017年04月16日

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ドクターですか、そうですか。

「神の手」ならね「ぶたの手」
てか「ぬいぐるみのぶたの手」ですね。

診療所が近くにあればいいのに、
と私の中では最早実在!

しんどい心がちょっと軽くなった、
ありがとう、ぶたぶた先生♡

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2016年12月10日

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ぶたぶたシリーズ。今度は内視鏡のスーパードクターに!病院内にこんな先生がいたら、とっても癒されそう。でも手術中はギュッと抱きしめていたいかも。

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2016年11月10日

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今までぶたぶたさんといえば、料理を作るとか読書が好きとかが多い印象があったので、お医者さんはびっくり。刑事とかもあるけど、話を聞く系の仕事ならまだ分かるかなって思ってたから、カウンセラーならまぁ、と思わいでもなかったけど、まさかまさかの内視鏡…手術があるのか、って感じ。
登場人物も思ってるけど、繊細で緻密な作業を求められるだけに、出来んの?!って思ってしまう…傍から見てたら羨ましい…
なんか、手術を受ける人がみんな、すごい過敏に?反応するというか、それに疲れちゃって、そこまで言わんでもとか思ったりもするけど、実際に当事者からしたら、そう思ってしまうのかなとも思える…度し難い…
祖父母のくだりがとっても可愛かったんにゃฅ(*‎´꒳`*ฅ‪)ꪆ‬

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2024年08月22日

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できるだけ会いたくないけれど、不安な時には余計に不安か、開き直れるか
手技がうまいというのがぶたぶたさんらしい

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2023年01月22日

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ネタバレ

ぶたぶたさんシリーズの中でも、特に出会った人たちの驚きが大きい職業なのではないでしょうか。
自分も初見だったら、手術されるの少し迷ってしまいそう…
でも、見た目や話してるうちに癒されて、安心して任せちゃうんだろうなぁ
今回もとっても面白かったです!

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2020年08月23日

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消化器系内視鏡手術のエキスパートなぶたぶたが胃がんや胃潰瘍を診察する。病院、病気ものだけれど深刻さや悲愴感はなく優しくてほっこりする。手術は勿論胃カメラも上手に入れてくれる有能なぶたぶたの安心感がすてき。ちらほらと登場する食べ物も楽しく、可愛すぎるケーキ屋さんに患者男性を誘うぶたぶたが微笑ましい。

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2018年10月14日

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山崎ぶたぶた先生、いい響きです。

それだけでちょっと楽しい。
実際にこんなことになつたら自分がどんな反応するか味わってみたい気もするし、実在してるかもと思ったらなんだかそれだけでほっこりします。

1万円選書の一つ。

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2018年06月22日

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ネタバレ

いままでに比べるとドクターぶたぶたに関する患者の反応が辛口です。
とはいえ、とっても安心できるお医者様だなってしみじみ思いました。

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2017年09月04日

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そんなバカな…と思いながらも、娘曰く「癒されるよ」。
で、読んでみました。

人の本でなかったら、多分、絶対に買いません。

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2017年06月19日

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【収録作品】窓際の人形劇/妄想の種/優しい人/恋かもしれない/祖母の決断 
 今回は、消化器系内視鏡手術のエキスパート。偏見や思い込みはお互いの生きづらさを増す。ドクターぶたぶたとの出会いを通して、ちょっと生きやすくなった人たちの話。僻地医療の大変さにも触れられている。

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2016年11月17日

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読んでみたいと思っていた”ぶたぶたシリーズ”
最新刊から手を出してしまいました。

”ぶたぶた”がドクターと言う設定。
ちょっとついていけなかった…

”ぶたぶたシリーズ”はたくさん出版されているのですね!
どれから読み始めれば良かったのか…

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2016年11月13日

Posted by ブクログ

最近がん検診にひっかかったので(問題としては大したことなかったのですが)、病院に詳細を聞きに行くときは、ほんとに倒れそうなくらい怖かったです。だからこそ、この本に出てくる人たちの気持ちが痛いほどわかって、タイムリーな作品でした。こんな名医がそばにいたらいいのになー。たとえぬいぐるみでも。でも、ぬいぐるみじゃ、やっぱり子供の手術は、親だったら任せられないだろうなぁ。見た目で判断してるんですね、自分で認識してなくても。改めて、その立場にならなければ、分からないこともあるのです。

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2016年10月20日

Posted by ブクログ

今回はぬいぐるみであるぶたぶたさんに対する受け入れられない気持ちが随所に表れて、ぶたぶたさんの存在が普通のシリーズにあって少し雰囲気が違っていたかも。
胃カメラ飲むのが怖い気持ちわかります。私も病院に通っていて次は胃カメラ飲もうかと言われて「もう大丈夫です」って言いました。まだ痛かったのに・・・。

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2016年08月31日

Posted by ブクログ

ぶたぶたさんが、いよいよ人間を診るお医者さんに!
どうも、ほのぼのしたぶたぶたさんと、「胃がん」とか「内視鏡手術」というような、がチッと硬いワードはしっくりこないというか、異質感を感じるのは私だけでしょうか。
今までも、いろいろな職業があって、動物を診るお医者さんは違和感なく、動物も診て、飼い主さんとの関係や事情を持ち前のお人柄で調整して…というのはいい感じだったし、ブックカフェとかDJも素敵だったなあ…
作者の興味の対象がだんだんと変って来たのでしょう。
ぶたぶたさんの存在はほのぼのですが、やはり深刻な病気だけに、家族の関係や、病人の心の持ちようなどがていねいに描かれています。
そして、やはり、ぶたぶたさんにスイーツはとても良く似合うし、食べ物の話題になると“らしく”て、いいなあ~と思うのでした。

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2016年08月17日

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