一穂ミチのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み終えたあと、タイトルの意味するところを読み解こうとしたけれど、なんでやさしさなら?
どこにやさしさが?とわからなかった。
やさしさならの なら が、大切なのだろうけど、まだ今はわかってないのでその辺りはもう少し考えを深めたいところ
前半部分
結婚を決めた翌日に彼氏が盗撮をして捕まってしまった女性の、揺れる気持ちが上手く描かれていた
でももし自分なら 恋とか愛とかやさしささえも一刀両断してしまうはずで、だから終始もやもやがあって、ちょっと感情移入できず。
後半部分
罪を犯した彼氏がその後も彼なりに苦しんだり、生きにくい社会であることがわかる。
また被害者の女子高生とも繋がり、新たな展開が -
Posted by ブクログ
タクシー運転手の青吾が共に暮らしていた多実が、旅行に出たまま失踪。彼女は見知らぬ男性と一緒だった。青吾はその見知らぬ男性の妻沙都子と共に、二人の足跡を追って遠鹿島に向かう。好悪そして善悪、そのどちらでもない何かの入り混じった閉鎖的な島の中で、小さな欠片が繋がり始め、やがて思いもよらない過去が浮かび上がってくる。思いの外にミステリーだった。それは良いのだが、その鍵となるのが秘密のテレホンカードと公衆電話なのが微妙‥ただこの物語においては、その設定がないと謎があることすらわからないままに終わるのも確かではある。
この物語では青吾と沙都子がそれぞれにと次の一歩を踏み出すところまでが描かれる。多実のた -
Posted by ブクログ
パンデミックの元で起こったエピソードを集めた短編集。と、軽く言えるような中身ではなくて、吐き気がするようなストーリーが多かった。
実はタイトルを「ツンデミック」とずっと読み違えてた。パンデミックで人生詰んでしまった人の話と解釈してた。この感想書くのに、よくよく見たら「ツミデミック」で勘違いと気づき、自分に呆れた次第。
自殺したはずの同級生と遭遇する「違う羽の鳥」
デリバリーの配達員に魅せられた主婦の末路「ロマンス⭐︎」幽霊になり自分の死の真相を知る「憐光」
失業中の調理師が近所の老人と知り合い出直す「特別縁故者」娘の妊娠をきっかけに飛び出す秘密「祝福の歌」Twitterで集められた自殺志願者 -
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恋と食のある10の風景
小説新潮掲載作品から編まれた、
人気作家陣による〈恋〉と〈食〉をテーマにしたアンソロジー。
顔ぶれはなかなか豪華。
「わたしたちは平穏」 一穂ミチ
平穏なふりをする平穏が好きなふたり。
波風を立てず、壊さない距離を選び続ける関係性が、食卓の静けさとともに描かれる。
元妻の生霊だか怨霊だかの存在だって平穏
「ワタシノミカタ」 古内一絵
シングルマザーの漫画家と、その息子。
忙しさと不安を抱えるふたりのもとに現れたのは、救世主のような若いイケメンアシスタント。
外見だけでなく、心までイケメン。
仕事にも生活にも、さりげなく手を差し伸べる存在は、ふたりにとって確かに“