一穂ミチのレビュー一覧

  • ハートの問題

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    面白かったー!要のネガっぷりとか彼の全てがとにかくツボでした。サンの、掴み所のないというか、開けっ広げで素直だったり、バカだけどバカじゃないところとか、なんか不思議で魅力的というか。なんだか大型のわんこみたいで可愛らしかった。要がサンと出会ったことで、過去のことを含め徐々に変わっていけて本当に良かったです。あと脇キャラのしょう子さんのインパクトはすごかった(笑)

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    2011年03月15日
  • 街の灯ひとつ

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    [中高同級生](ヘタレ攻)

    なんかむしょうにニヤニヤした。
    ストーカー行為の全貌(…)とか観察日記が二十七冊とか、攻めの波瀾万丈な事実とか、海から帰るときの告白とかお誘いとか。
    あと+αの攻め視点…!
    「かっこいい、かわいい、かっこいい、うん、かわいい」(攻めの語り)が妙にツボだった。お前(※攻め)がかわいいわ。

    葛井がひそかに好きです。
    彼が出てくるたびにもニヤニヤしてたな…。

    あとさらにひそかに好きなのは、海から帰る途中の、バスでの高校生の会話。
    うん、素敵だった。会話のテンポが一穂さんらしくて。

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    2011年12月13日
  • ハートの問題

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    ご近所ロマンス。途中ハラハラしながらも最後はじんわりと優しい気持ちになりました。情景がすぐ浮かんでくるような細やかな描写は、今回も期待通りでした。

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    2011年03月13日
  • さみしさのレシピ

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    雨が似合いそう。全体に静謐な雰囲気が漂っている大人の恋という印象。なのに慈雨がときおり子どもっぽくていい具合にミスマッチ。

    情景描写も心理描写も、うまく合わさっていて感情移入しやすい。特に慈雨の境遇には、胸が締め付けられた。また何回も読み返すと思う。

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    2012年01月14日
  • さみしさのレシピ

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    一穂さんの書く、「ちょっとダメなところのある人」ってどうしてこうも魅力的なんでしょう。
    料理が絡む話って、すごく好きです。

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    2010年10月30日
  • Don’t touch me

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    すごく良かったですっ!!長谷川さんの職業にはびっくり。それを知った時の連の反応ったら(苦笑)連ってすごくわかりやすい人というか、素直というか、嘘を付けないというか…(笑)潔癖症っていうところからして、やっぱり変わってる人っていう印象。そんな人が長谷川さんに惹かれて、彼も連を好きになって…っていう過程が、自然に描かれているなぁと思いました。お互いの価値観が違ってすれ違っても、結局は惹かれ合っているという関係がいいなと。あと、にゃんこのカギがかわいかった〜v

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    2010年07月10日
  • Don’t touch me

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    [特殊清掃員×潔癖症研究員]

    裏表紙のあらすじを読んで、再会後は攻めの態度が急変するのかなと思っていたのにまあ予想は裏切られ、ああこっちね。という納得が(笑)

    受けの潔癖症具合に徹底してるなあと思った。すごい。
    最後の、攻めの地元での再会(?)シーンにじんときました。

    一穂さん初読みだったけど、他の本も読みたくなったので、集めにかかろうと思います(笑)

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    2010年05月31日
  • 朝から朝まで

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    そっと、大事にしたい人間ドラマ。
    BLで、純な心で素直に恋しているんだけど・・
    この話で良かったのは、
    恋愛じゃない部分。
    さらっと恋している心に触れさせられて、
    感情移入しかけていたところに
    人間模様や泣けるサイドストーリーが折り混じる。

    テレビ局員×テレビ局でバイトしている大学生。
    お互いが背負っているマスコミに関わるトラウマや、
    人間味たっぷりな葛藤がすごくいいです。
    その二人だけじゃなくて、
    周りの局アナとかディレクターとかADとかその家族たちまで、
    心が見えてきてリアリティがある。
    (いろんな人の描写があってもごちゃごちゃしているわけじゃなく上手く流れに引き込まれる)

    だが二人は

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    2010年05月02日
  • 藍より甘く

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    【あらすじ】
    夜景、港町、観覧車。完璧すぎるロケーションで入江暁行は「好き」と告げられた。三年間も友達として側にいた柘植遙から。実家が藍を作っていて、爪の先をいつも青く染めている遙。笑うと寂しげな顔が明るくなる遙。男なんて絶対ありえない、でも居心地いい彼の隣は手放したくない。誰にも言えない困惑を、暁行はブログに綴ることにするが―。

    【感想】

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    2010年01月06日
  • オールトの雲

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    【あらすじ】
    お姫様のような母親と一緒に太陽の前に現れた小さな王様―それが、流星だった。外国の血を引く繊細に整った容貌と、誇り高くまっすぐで、嘘やごまかしのない性格。そのせいで周囲から浮く彼をほうっておけず、いつだって側にいた。けれど、部活の合宿先で偶然会った流星は、太陽が知らない顔をしていて…。闇夜に迷う心を照らす、一等星の恋。その後の二人を描いた書き下ろし「真夜中の虹」も収録。

    【感想】

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    2010年01月06日
  • 藍より甘く

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    受がなんかカッコよくて、でも何処か弱くて…
    そんな危うげな脆さに打たれました。
    この2人はくっ付くのか…!?(攻めに彼女いたので;)
    とハラハラしましたが、落ち着きましたねw
    ちょっと攻が曖昧な態度をずっと取ってたので、
    そこが私的にはちょっと不満。

    やはり受が思われてなんぼですなぁ。

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    2009年12月21日
  • 藍より甘く

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    一穂先生らしい作品だと思う。
    ただ、今回は甘さが薄かったと思う様な…片方に彼女が居るし…
    でも、二人の心の動きが良く書けていたと思う。受け君よりも攻め君の方がぐちぐちしているので(攻め視点の物語展開)そういうのが駄目な人は駄目かも…?

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    2009年10月20日
  • オールトの雲

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    幼馴染もの。
    いろんなサイトで絶賛されていたので読んでみました。
    幼馴染という言葉は確かにツボだよなーと思いながら読んでいました。
    主人公二人以外の脇役がしっかりしているので安心して読めました。
    他の作品も読んでみよう。

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    2009年10月07日
  • オールトの雲

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    しなやかな文体と設定萌えで楽しめました
    大きなアクションはないけど小さな出来事の積み重ねが緻密で…よかったなぁ

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    2009年10月07日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    恋人のことを分かろうする彼女、それの努力がなかなか理解できない彼。そのすれ違いに痛々しく感じました。その彼女の優しさに気付いたとしても守られるものがない彼が背負う何か…世の中、そんなもんとは思うけど這い上がろうとするのなら上から叩くのは考えて欲しい。

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    2025年12月21日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    前半と後半で分かれている。
    前半は婚約者が盗撮した女性目線の話、後半はその婚約者目線の話。

    自分でも不思議だが後半の方が読んでいて辛く気持ちも入っていきやすかった。
    特に前半でも最後の方のホテルでの件は自分には共感が難しかった。
    正解はないが。

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    2025年12月21日
  • アフター・ユー

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    小さな島の中だからこそ起こる人々の複雑な気持ちの交錯。
    亡くなった人と話ができる公衆電話、等々不思議な感覚の小説でした。
    信仰心が強そうな五島列島だからこそ実在しそうなミステリーですね

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    2025年12月21日
  • アフター・ユー

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    少しずつ遠鹿島の人間関係や事件の真相が明らかになっていき、読み進める手が止まらなかった。
    恋愛小説というよりミステリーのように感じた。映像化されそう。

    「傍にいて当たり前の人間を失った後も生活は続くけれど、ふとしたきっかけで悲しみは容易く日常の堤防を越水してきて、そのたび自分がぎりぎりの状態だということに気付かされる。これを後何度繰り返せば楽になれるのだろう。」

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    2025年12月21日
  • 光のとこにいてね

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    一穂さんの作品を初めて読んだけど、情景の描写がとても美しく、何より切ない。
    光と影のコントラストの描き方が絶妙。
    くっきりと描き分けているからこそ際立つ光と影。
    小学2年生から大人の女性まで心の葛藤や思春期特有の気だるさ、感情が繊細に描かれていた。

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    2025年12月20日
  • 恋とか愛とかやさしさなら

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    ネタバレ

    読み終わった後、すぐに感想を書けないくらい思いを整理するのが難しい話でした。この話を読んだ時の自分の年齢によって感想は変わるのかもな、と思った。
    自分が新夏と同世代であればこの潔癖さを理解出来たのかな、どうだろうな?
    もちろん盗撮をしてもいい、と言ってるわけではないが後半の話で啓久が苦しんでいるのと合わせてどうやったらこの二人が救われるのか、と辛い思いが残った。
    二人のその後を描いた話を読んでみたいがこのモヤモヤした気持ちでいろいろ考えるのが読書の良いところなんだろうな。

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    2025年12月20日