大山誠一郎のレビュー一覧

  • にわか名探偵~ワトソン力~

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    ワトソン力の続編。他人のワトソン力を高める能力を持った主人公和戸が、今作もあちこちで事件に巻き込まれていきます。

    前作では、読んでいても「ワトソン力」なるモノの存在に慣れず、戸惑う気持ちがありましたが、2作目ともなると逆に楽しみに。人が死んでいるのに、不思議とコミカルに仕上がっているので、安心して読むことができます。
    ワトソン力が影響すると、一体どのくらい頭が冴えてくるのか、体験してみたくなりました。

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    2025年11月16日
  • 神様の罠

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    出張の時は短編集を持って出掛けるのが最近のパターンです。本作は平均的な内容でした。中でも“2020年のロマンス詐欺”は面白かった!コロナの頃は沢山の人々がいろいろな感情の中で生活していたのを、今なら冷静に振り返れます

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    2025年11月12日
  • 赤い博物館

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    連作短編集

    発生から一定期間経過した事件の証拠品・捜査書類を保管しておくための施設、通称「赤い博物館」
    そこに集められた遺留品や資料から、事件の真相を当てますよー、といったお話

    これだけの情報からこんな意外な真相が!という楽しみはあるものの、逆に言えば、これだけの情報から推理した真相が本当に当たってるなんてちょっと都合が良すぎるよ!とも思えてしまう

    こういったタイプの作品はそういうものでしょ、なんてツッコミはもちろんそうなのですが、違和感を覚えてしまったのも事実


    P.153での『推理を進めるうえでの絶対条件となる根拠が自分のした推理結果』という論理の強さにちょっと笑ってしまった
    こう

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    2025年10月22日
  • 神様の罠

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    個人的に好きな作家•
    人気作家6人の短編集

    内容は
    乾くるみ•大山誠一郎 両者の作品が
    どんでん返しぽくて良かった
    辻村深月もコロナとロマンス詐欺という切り口は個人的に面白かった

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    2025年10月18日
  • 時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2

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    単行本読みからの文庫購入!
    浜辺美波さん主演でドラマ化された小説。
    アリバイ崩し承りますの第2弾。
    1話完結の短編で読みやすかった。
    トリックもひとつひとつ丁寧に書かれているから面白かった。
    また、時乃の高校生時代や子どもの頃の話もあって、
    改めておじいちゃん凄いなーって思った。

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    2025年10月03日
  • ワトソン力(りょく)

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    本人ではなく、本人の周りの推理力が上がる「ワトソン力」を持ち合わせた主人公が遭遇する事件を描いた短編集。主人公が監禁されていて、その犯人について思いを巡らす形で展開していく事件の回想、という構成も楽しい。気軽に読めて面白い1冊でした。

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    2025年08月25日
  • にわか名探偵~ワトソン力~

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    1作目の方が好みだったかな。
    ワトソン力以外の特殊設定が強すぎる気が。
    ロープウェイのあれ、どうなんだろう、とか。
    そして、最後には、また、和戸は拉致されるw
    あの理由にはぶっ飛んだよw
    でも、なんだかんだ言っても、かるく楽しめるのは確か。
    次が出たら、読むよー。

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    2025年08月09日
  • 神様の罠

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    2025.08.01

    米澤穂信氏と辻村深月氏の短編目当てで買いました。やっぱりこの2人の短編が面白かった。
    「崖の下」は、あの新しい警察シリーズの新作だ!クールな葛さんをまた読めて嬉しい!と思いましたがすでに「可燃物」で読んだことのある短編でした。すっかり忘れててショック。

    「2020年のロマンス詐欺」はさすが辻村深月。ソツがなくうまくまとまっててキッチリ伏線回収もして読みやすい。上手。青春小説の類はあまり好みではありませんが、やっぱり売れっ子は違うな…と唸らされた短編でした。

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    2025年08月03日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    がまくら市という架空の都市を舞台にしたミステリーアンソロジー。
    道尾秀介さんの作品は『いけない』収録作で既読だったので、なんとなく他の作品が追随しているように見えてしまう。
    好みの作品と、ちょっと読み進めづらい作品があった。
    自分的ベストは福田栄一さんの『大黒天』。初めての作家さんだったけど、かなり引き込まれる文章で面白かった。

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    2025年07月25日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    水生大海が読みたかったのに
    既に読んでた作品だったᐠ( ᐝ̱ )ᐟꉂ笑꒱

    イヤミスもファンタジーもあって
    全体的にクセ強かった( ›ω‹ )

    しいていうなら岡崎琢磨さんがよかった*⸜( •ᴗ• )⸝*
    やっぱり自分はイヤミスが好きらしい(*´°`*)

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    2025年06月05日
  • 神様の罠

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    ネタバレ


    ①乾くるみはイニシエーショラブの印象が強すぎて(小説は読んでないけど映画は観た)、
    絶対なにも無いまま終わるはずない。所々セリフの違和感あるし、と思ってたら案の定。
    どっちとも読める文章書けるのさすが。
    読み返したら男がクズすぎた。元120キロというのにも笑った。痩せたらちょっとモテ出して調子乗っちゃった?

    ②崖の下、の凶器は氷柱だと思ってました!
    溶けたら証拠なくなるし
    そしたら骨てwwリアリティなさすぎて
    骨、ねえ、、(╹◡╹)くらいでした

    ③コロナ禍でのお話は割と好きだけど、全体的にぼんやり地味な感じ
    張り紙しちゃうのはちょっとお子ちゃまかなあ

    ④ストーカー気質がキモくて好き。

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    2025年04月28日
  • ベスト本格ミステリ2018

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    ネタバレ

    ※小話ごとに書き殴った感想。ネタバレしまくり&やたら長い

    【夜半のちぎり】
    シンガポールはポイ捨てに厳しいとは聞いてたけど、そんな決まりもあったんか…
    相手の元カレは想像ついてたけど、ガムの下りは恐れ入った。頭からっぽどころかめちゃくちゃやべえオトコじゃんよ…
    4人が4人とも、まあまあ自分勝手でちょいと頭のネジ飛んでるのよね。お互い相容れなかったの、実は同族嫌悪だったのでは?

    関係ないけど女の本性って、付き合い長い男でも理解出来てないこと多いよね。女同士は直感レベルでビビッとくるのに不思議。。

    【透明人間】
    透明人間の生態ってちゃんと想像したこと無かったから、消化物とか爪の間のゴミとかの

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    2025年04月21日
  • アリバイ崩し承ります

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    文章は読みやすい!短編になっており、さくさく読める。
    ミステリー小説として、自分としては今ひとつ… 誰が犯人だろう?と考える暇もなく、種明かしされていくような印象。お弁当の話など、ちょっと現実味がなかったかな。。

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    2025年04月05日
  • 神様の罠

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    夫の余命と2020年のロマンス詐欺が特におもしろかったです。夫の余命は短編集ならではの特殊な面白さで、さすがと思いました。

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    2025年03月27日
  • 神様の罠

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    ネタバレ

    錚々たるメンバーの短編集。

    乾くるみさんの作品はよく使われる書き方で、今までならまた騙されたーと思うところでしたが、今回の話しでは何故か、まぁそうだよな、自分が勝手に決めつけて読んでたし、そうゆう解釈も最初から出来てたよねとすんなり納得してました。
    米澤穂信さんの作品に関しては凶器がそれかー!とゆう驚きと「刺してはいない。刺さったんだ」とゆうセリフがいい感じの余韻を残してくれたので好きでしたね。
    芹沢央さんは、他の作品では結構暗い、嫌な気持ちが残るイメージが強かったのですが、今回の話しでは少しの寂しさと少しの感動が残るまた違った印象を持てたストーリーでした。
    大山誠一郎さんは初めて読ませて頂

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    2025年03月27日
  • アリバイ崩し承ります

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    ドラマにもなっていた謎解きー!
    時計屋の女の子がすいすいと謎を解いちゃうお話で、楽に(言い方よ)ミステリーを読みたい人にはいいかも?ミステリー入門と言われてるだけはあって、面白いし読みやすかった!他にもミステリー読んでいきたいなあ!
    ドラマも見てみたい、ちなみにわたしは一つもアリバイを崩せなかった。笑

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    2025年01月18日
  • アリバイ崩し承ります

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    アリバイにこだわった短編集。
    自分が考えるよりも先に話がテンポ良く進み一気に結論がでて、次々と読みたくなる。
    hk

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    2025年01月14日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    ネタバレ

    警察小説アンソロジー
    「オール讀物」2023年6月号掲載(+書下し2)
    佐々木譲の入れ墨問題は最近緊張感を味わったw
    乃南アサの古き良き警察モノは読後感が最高
    松嶋智左の女性刑事モノは秀逸、特殊なヤギノメw
    初めての大山誠一郎、理屈は分かるケド荒唐無稽
    長岡弘樹、秘かな執念、悲惨にならなくて良かった
    櫛木理宇氏は青春作品を引きずるが切れ味は良し
    今野敏、主役をあーだこーだと小さな事で悩ませる
    長岡氏の教場シリーズ借りる事にしたw

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    2025年01月08日
  • にわか名探偵~ワトソン力~

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    事件を呼び寄せ、さらには周囲の人間の推理力を高めてしまう、不思議な能力、「ワトソン力」をもった刑事・和戸シリーズの第二弾。
    そんな犯行、不可能では?という事件ばかりだけれど、そもそも"ワトソン力"があり得ない設定なので、もうなんでもありだと思って読めてしまう力業の一冊。
    このシリーズ、まだ続けるのかな?(笑

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    2025年01月07日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    連作で、それぞれ作者が違う。
    こういうのは、それぞれがお題に沿って書くのだと思っていたら、他の話の人物が別の話に登場したりするのが面白かった。

    単行本のタイトルは『蝦蟇倉市事件』と漢字だったが、文庫本ではひらがなに改題された。
    漢字の方が不思議町っぽい雰囲気がして合ってると思うけど、読めない人が多くて改めたのかな。
    私も読めなかった。

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    2024年12月04日