大山誠一郎のレビュー一覧

  • 時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2

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    アリバイ崩しが面白く、あっという間に読み終えました。登場人物についてあっさり書かれているので、感情移入する、、事よりアリバイ崩しに集中して読めたことが何だか新鮮でした。

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    2025年11月13日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    別の作家さんが同じ街を舞台に書き下ろす短編集なんて
    ワクワクしかなかった!
    個人的には、ホントスカと大黒天が特に好きだった!
    全部面白かったけれど。

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    2025年10月01日
  • アリバイ崩し承ります

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    数年前にドラマ版を観て、今回原作を手に取った。
    ドラマのイメージが強いので、主人公の語りは浜辺美波ボイスで脳内再生される。それだけでもサクサク読み進められる。
    謎解き自体は、文中にヒントはあるもののなかなか正解にはたどり着けず、解決編の爽快感はなかなか。
    それにしても、良いドラマだったな。また見返したい。

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    2025年09月14日
  • にわか名探偵~ワトソン力~

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    謎に直面したときにそばにいる人間の推理力を飛躍的に高める力"ワトソン力"をもつ和戸宋志(わとそうじ)を主人公にした「ワトソン力」シリーズの第二作目。今回も、警察仲間の片瀬つぐみと出掛けた映画館やリフレッシュ旅行先、果ては酔って迷い込んだ極道の組事務所など非番の日のさまざまな場所で事件に巻き込まれる和戸。そばにいる人にワトソン力はしっかりと発揮され…。

    二作目も面白かった!
    会社社長に招かれたコテージや、旅先での鈍行列車など今回も面白いクローズドサークルものが多かった。
    「ワトソン力」もっとシリーズ化してもらいたいな。

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    2025年08月31日
  • 神様の罠

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    全編面白かった〜
    なんて豪華な作家陣なの…!

    ハラハラしたり驚いてみたり、あっという間に読み終えました。

    夫の余命 
     余命わずかと知りながら結婚した2人。
     時間を遡りながら思い出を振り返るが…

    崖の下 
     スキー場で遭難した4人。
     そのうち1人が他殺体で見つかる。
     この何もない雪原で凶器は一体何…?
     誰が殺したのか?

    投了図
     将棋ファンと夫と暮らしているが、地元でタイトル戦が開かれることになった喜ばしい時、なぜか夫の様子がおかしい。

    孤独な容疑者
     23年前に殺人を犯した男。
     事件が再調査され…。

    2020年のロマンス詐欺
     コロナ禍、軽い気持ちで始めたバイトが詐欺の

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    2025年07月08日
  • アリバイ崩し承ります

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    時計つまり時間に関することは全て仕事とする時計屋では、アリバイも業務対象。というわけで、7つの短編は全てアリバイに関するもの。アリバイ崩しが多いけど、バリエーションがあって面白い。店主によって、あっという間に解かれてしまうのが、ちょっとあっけないかな。もう少し、情報を引き出してというやりとりがあってもいいかなとも思う。

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    2025年05月14日
  • 記憶の中の誘拐 赤い博物館

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    前作に続いてこちらもおもしろい。
    短編だからサクサク読めるけど、結構中身の詰まったミステリ。

    館長が一緒に再捜査に出かけるようになったのはなんでなんだろう。
    安楽椅子探偵だと思ってたけど、それだとストーリーの幅が狭いから変更したのかな?
    2巻では館長のバックグラウンドが語られるかと思いきや、まだそこは謎のまま。
    ということはまだ続編があるってことなのかな。

    大塚さんと中川さんが出てくるシーンが好き。
    中川さんの飴ちゃん貰ってあげればいいのに 笑

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    2025年03月19日
  • にわか名探偵~ワトソン力~

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    題名と帯に惹かれて手に取った作品。
    読み始めて大当たり!
    個人的にはこういう作品は大好きなので、あっという間に読み切った。
    知らずに手に取ったのだが、シリーズ2作目らしい。複数の短編で、ほぼほぼ主人公のみ知っていれば読める作品なので、1作目を読んでいなくても問題なかった。(主人公の能力や所属も冒頭で説明があるため、物語に入り込みやすい)

    事件に遭遇すると周りにいる人の推理力を飛躍的に高める「ワトソン力」を持つ主人公・和戸宋志。なぜか非番の度に事件に巻き込まれるが、「ワトソン力」のおかげでいつも推理合戦がはじまる。
    面白い所が、主人公自体は推理に参加せず、また発想のひらめきを与える言動をする訳

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    2025年01月03日
  • 戸惑いの捜査線 警察小説アンソロジー

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    7人の作家さんのアンソロジー。

    色々な部署の話で、とても新鮮で面白かった。
    ルームシェアの話が1番好きだったので、もしシリーズ化などしていれば読みたいと思った。

    オススメです。

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    2024年09月11日
  • 神様の罠

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    裏表紙に書いてある通り、珠玉の6作だと思いました。
    アンソロジーは初めて読みましたが、1冊で様々な話を読めて非常に楽しかったです。
    どの話も面白かったんですが、特に有栖川有栖さん作の話と辻村深月さん作の話が印象に残りました。

    有栖川有栖さん作の話は主人公たち推理研がパズル研の人たちから出題された論理パズルをお互いに知恵を出しながらパズルを解いていく、というものでした。
    探偵役はずば抜けた推理力であっさりとパズルを解いてしまいます。
    この探偵役の鮮やかな推理も痛快で面白いのですが、探偵役でないその他の推理研メンバーがお互いに知恵を出し合ってパズルを解こうとしている様子を見るのが非常に楽しかった

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    2024年08月31日
  • にわか名探偵~ワトソン力~

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    ネタバレ

    一作目と同様にゆるーいミステリ。
    おもしろいんだけど、少しマンネリ気味。
    半年くらい空けてから二作目読めばよかったかな。

    …と思って油断していたから、最後の“五人の推理する研究員”はおもしろかった。
    私もMRを体験してみたい。

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    2024年08月30日
  • にわか名探偵~ワトソン力~

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    登場人物たちの推理力がワトのおかげで向上し、そこから始まる推理合戦がコミカルで楽しい。こういうサクッと読める短編集、重い作品を読むメンタルじゃない時本当にちょうどいい。

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    2024年06月10日
  • 神様の罠

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    乾くるみ、米澤穂信、芦沢央、大山誠一郎、有栖川有栖、辻村深月のアンソロジー。
    短編で読みやすく、コロナの初期の様子や日常のちょっと不思議なミステリー。
    特に江神二郎シリーズが好き。

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    2024年05月14日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    ネタバレ

    がまくら市という架空の町を舞台に、様々な事件に遭遇する作品集です。
    5つのお話が収録されておりますが、どれもとても興味深い内容でした。

    1.弓投げの崖を見てはいけない
    5年目の結婚記念日のプレゼントを買いに行った帰りに若者たちの不注意で事故に遭い、しかも証拠を消す為に殺そうとするなんて…。
    犯人たちへの憤りとともに、このお話に一気に引き込まれました。
    しかし登場人物のうち3人が物を持ったまま走る描写があり、最後に車で跳ねられた人物の手に持っていたものが飛んでいくシーンがありましたが、具体的に誰かは書かれておらず…。
    結末を読者に委ねる展開はあまり好きではなかったのですが、あとがきを読んでびっ

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    2024年05月09日
  • アリバイ崩し承ります

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    «視点を変えて考える»
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    “時計は時間に関係するもの。だから、時計屋が一番アリバイの問題に精通しているのではないか”

    「美谷時計店」先代当主のおじいさんの一風変わった意志を受け継ぎ、時計修理と共に「アリバイ崩し」の業務を行う歳若い女性美谷時乃。
    警察本部に所属されたばかりの「僕」は時計修理でこの店を訪れたことをきっかけに、美谷さんに「アリバイ崩し」を依頼していくことになります。

    「犯人探しではなく、怪しい人物のアリバイ崩し」という発想は真新しく、今読んだ供述をどうしたら別の見方で捉えられるか考えながら読み進めるのは楽しかったですが、2話くらいまではなんとなく物足りなさ

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    2024年01月16日
  • 神様の罠

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    2020年の7月〜に書かれた短編で、各作家さんがコロナ禍と戦った記録なんだな、作家さんの闘い方なんだなと思いました。
    どの短編も後味が悪すぎることはなく、内容はみちっと詰まっていて面白かったです。

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    2024年01月03日
  • 本格王2022

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    2023.06.30
    こういう読み比べはとても楽しいです。
    やはり、1番は道尾秀介。次は大山誠一郎。3番手に浅倉秋成を推す。
    私は特殊設定ものが苦手ということもわかったのも収穫。

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    2023年06月30日
  • 本格王2022

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    みんな良かったです!
    読んだことのない作家さんのお話は興味深く、次に読む本をどれにしようかな~、と迷ってます!

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    2022年07月13日
  • 記憶の中の誘拐 赤い博物館

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    年明け三冊目は「赤い博物館」シリーズの続編。
    本格ミステリとしての面白さは健在で、どの話も発想の逆転のさせ方がうまく、すっきりしていて読みやすい。特によかったのは『死を十で割る』と『連火』の二つ。どちらも犯人がなぜそんな行動に出たかがわかった瞬間は鳥肌がたった。
    気がはやいかもしれないが、続編を早く読みたい。

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    2022年01月10日
  • 赤い博物館

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    「赤い博物館」という通称を持つ、警視庁管内で起きた事件の証拠品が集められた犯罪資料館に飛ばされた元捜査一課の刑事と館長の「雪女」が過去の未解決事件を証拠品を元に解決する、というミステリ短編集。

    どの事件も意外性のある結末で衝撃だったけれど、一番は「パンの身代金」かなぁ。読んでて一番展開が読めなかった。
    雪女こと探偵役の緋色冴子警視は、よくあるタイプのコミュ障だけど頭が切れる、というもの。ワトソン役の元刑事寺田が、優秀ぎみなワトソンなので、寺田の眼を通して読者は新たな着眼点を得られるのが良かった(往々にしてミスリードだったりするのだが)。
    続編も楽しみ。

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    2022年01月07日