大山誠一郎のレビュー一覧
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ミステリーのアンソロジー。色んな作家をお試しで読めるな、と思って古本屋で買った。たまに思い出したように行く小さな店。今回は、店主のマダムがしばらく留守にしていて、代わりにお客さんが「ちょっとそこまで出かけてらっしゃいます」と店番代わり。どうしよう買おうかなぁ、今日はやめようかなぁと思いながら、いつもは店主の背中側にあってなかなか手が出せない棚をじっくり見たりしていると、掘り出し物を見つけたり。やっぱ待つことに。おかげで買い過ぎず、少な過ぎず、良い本を買えた。
さて、いきなり1話目からどんでん返し。これはやられた。短いこともあり、読み終わってすぐにまた冒頭から読み直した。乾くるみ『夫の余命』。 -
Posted by ブクログ
なんかタイトル見たことあるなーと思って購入。(後で調べたらドラマ化されていたんですね。それで見たことあったのかな)
よくある短編集かと思って油断してたら謎解きのレベルがすごく高くてびっくり。長編作品でも充分成立しそうなトリックで、短編で使うなんて勿体無いとすら思ってしまった。
これは斜め読みは失礼だと思い、そこからは一つ一つ丁寧に読み進めたけど、どれもなかなか難しいトリックで、でも少ない文章の中にちゃんとヒントが散りばめられていて、とても面白かった。
短編が7つあるけど、度肝を抜かれたことも含めて一つ目が一番気に入った。あとは5つめもほっこりかと思いきやがっつりトリックで面白かった。
続 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「夕暮れの屋上で」:高校2年生の美術部の由里子が屋上で頭を打って死んだ。死ぬ前に下の教室で清掃をした業者が「先輩のことが好きなんです」と告白するのを聞いた。先輩とは誰なのか。甘酸っぱい青春を感じるが、犯人がわかった後の懺悔の仕方がクセ強。懺悔の愛し方が独特すぎる。
「連火」:放火前に住んでる人を避難させる連絡を入れる連続放火と床下から30年前に死んだ人骨発見の関連性は。放火の動機がかなり極端だが追い詰められたらこんなことしちゃうのかな。
「死を十で割る」:死体をバラバラにした謎。死後硬直で死体の姿勢がバレるからバラバラにした。それだけならまぁそんなもんかと思うが、死後硬直が解けるまで待てない理