大山誠一郎のレビュー一覧

  • 赤い博物館

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    2作目の大山誠一郎の本。

    前回読んだ、「アリバイ崩し承ります」が大変面白かったので、興味を持ってこちらも読んでみたが、
    こちらの方がより面白かった。

    次こそは!と思い読みながら頭を悩ませますが、1つしか犯人を当てることが出来なかった。
    (それも、全てのフラグを回収できたわけでもなかった)

    他の本も必ず読もう。

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    2021年11月10日
  • 新鮮 THE どんでん返し

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    今回はフレッシュな若手作家の書き下ろし作品を集めたどんでん返しアンソロジー3冊目で根が素直な私はものの見事に騙されましたね。ちなみに天祢さんと水生さんは女性です。『密室竜宮城』青柳碧人:ミステリ童話「浦島太郎」の意外な真犯人は?『居場所』天祢涼:前科持ち男の切ない人生物語。『事件をめぐる三つの対話』大山誠一郎:読者も犯人も同時に騙される!『夜半のちぎり』岡崎琢磨:最後の一行にぞっとします。『筋肉事件/四人目の』似鳥鶏:二度読み必至!仰天の技巧派ミステリ。『使い勝手のいい女』水生大海:バスルームにびっくり!

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    2019年03月03日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    鎌倉に似た町を舞台にした短編集。
    色々な個性が楽しめて面白かった!
    道尾さん、伊坂さんはやって引き込まれるけど
    全部面白かった!

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    2017年06月25日
  • 晴れた日は謎を追って がまくら市事件

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    一つの舞台で共有して書くシェアードワールド。
    この作家さんが書いた人物が、この作家さんのところにも出てる!わー!っていうところにも興奮。
    好きな伊坂さんの作品はやっぱりよかったし、この作品読まなかったら知らなかったなっていう人もいたのでいい出会いでもあったり。
    読みやすかったのであっという間。
    忘れないうちに続編を買わなければ。

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    2015年07月03日
  • 死の絆 赤い博物館

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    赤い博物館シリーズの第3弾。1話ずつが短く、謎が解けると終わりなのでショートショートっぽい印象も受けますが、それぞれのお話で組まれている謎はかなり凝っています。あとがきを読むと、かなりの数の先行作品を踏まえて書かれていることがわかります。読み応えのあるシリーズですね。

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    2025年12月21日
  • 記憶の中の誘拐 赤い博物館

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    松下由樹さんの2時間ドラマでこの作品を知りました。1作目は読んでいませんが、この本を見かけて購入。
    表題作が一番面白かったですが、他の作品も良かった。ネタバレになるので多くは書きませんが、楽しめました。

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    2025年12月19日
  • 時計屋探偵の冒険 アリバイ崩し承ります2

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    時間アリバイ謎解きのシリーズ2作目。
    短編集の為、謎解きミステリーとしてはサクサク展開が進みます。一つ一つの話も面白いと感じました。
    ライトなミステリー、二人の関係が今後どうなるか期待。

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    2025年12月07日
  • アリバイ崩し承ります

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    昨今は「ここのここだけ食べたい!」みたいな商品をちらほら見かけるようになった。この作品も「ミステリーのここだけを読みたい!」という願望を叶えてくれるような作品と言える。看板に偽りなしでこの作品はとにかく「アリバイを崩すこと」に特化しており、犯人は誰なのか?その動機は?みたいな味付けは皆無に等しい。個人的にはその味付けを楽しむタイプではあるので物足りなさは感じるところだが、この調理法を目的としている人をターゲットにした作品なのだから、私の物足りなさは当然でありお門違いでもある。ミステリーを初めて読む人向けと言うよりはやはりもう自身の好みの味付けを知っている人向けの作品。

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    2025年11月26日
  • アリバイ崩し承ります

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    事件関係者以外の登場人物の少なさ、キャラ設定もほぼ無し。とにかくアリバイだけに特化した作品。最後の7話だけ八王子の地名や駅名が具体的で面白い

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    2025年11月26日
  • アリバイ崩し承ります

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    「時計屋探偵の〜2」から読み始め、1も読んでみたいと思いすぐさま購入しました。アリバイを考えるのが本当に凄い、、。ここまでアリバイに凝縮された内容の本を読むのは初めてで新鮮でした。

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    2025年11月24日
  • にわか名探偵~ワトソン力~

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    ネタバレ

    和戸宋志と片瀬つぐみが映画鑑賞をしていた映画館での殺人事件。映画館の扉は鉄の棒を突っ込まれ、出入りが出来なくなっていた。「屍人たちへの挽歌」。 和戸が迷い込んだヤクザの組事務所で見つけた死体。「ニッポンカチコミの謎」。 田舎を満喫しようと和戸が乗ったローカル線が土砂崩れで急停止。電車から乗客は降ろされたが、電車の中に死体が…。「リタイア鈍行西へ」。 「二の奇劇」。 「電影パズル」。 「服のない男」。 「五人の推理する研究員」。

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    2025年11月24日
  • アリバイ崩し承ります

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     アリバイ崩しに特化した七編(一編はアリバイ探し)が収録された本格ミステリーの短編集で、時間の誤認や錯覚だけでなく脆弱ながらも崩せないものや心理的な要素を利用したトリックまで幅広いアリバイ崩しを楽しめた。続編も是非読みたい。

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    2025年11月01日
  • アリバイ崩し承ります

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    数年前にドラマ化もされた、安楽椅子探偵ものの短編集。
    読者への配慮からか、余計な寄り道がなくシンプルでテンポのいい構成。
    「時間の誤認」「錯覚」「勘違い」といった日常のズレを巧みに使い、
    気づけば“自分もやってしまいそう”と思わせるトリックが光っていました。
    一話ごとにしっかりオチが決まっていて、短編集ながら満足度の高い一冊でした。

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    2025年10月19日
  • 仮面幻双曲

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    大山誠一郎の長篇ミステリ作品『仮面幻双曲』を読みました。
    大山誠一郎の作品は2月に読んだ『密室蒐集家』以来ですね。

    -----story-------------
    この町の誰が”顔を変えた殺人者”なのか?

    時は、戦後間もない昭和22年。
    東京で亡き父の事務所を継いだ私立探偵の川宮兄妹は、依頼を受けて滋賀県の双竜町に赴く。
    依頼主は、地元随一の製糸会社を営む占部家の先代社長夫人。
    専務の武彦が双子の兄である現社長の文彦に恨みを抱き、殺害を目論んでいるのだという。
    武彦は女子工員の小夜子に恋をしていたが、彼女は町中に中傷の手紙がばらまかれたことを苦に自殺。
    兄の仕業だと思い込んだ武彦は姿をくら

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    2025年08月17日
  • アリバイ崩し承ります

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    アリバイを主張している人は時間がその主張の根拠となっており、故に時計屋がアリバイの問題をもっともよく扱える、という主義のもとでアリバイ崩しを行うというユニークなミステリー。
    読者に提示される手がかりもフェアであり、「時を戻すことができました。アリバイは崩れました」という時乃の言葉から解決編が始まる構成は、古き良き本格ミステリーの体裁を踏襲している。
    かといって難しいという感じは全くなく、人間味のある展開は、ミステリー初心者からミステリマニアまで幅広く楽しめる作品だと感じた。

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    2025年08月13日
  • 記憶の中の誘拐 赤い博物館

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    シリーズ2作目ですね。
    面白いけど爽快感が無いですね。
    何か物足りなく感じます。
    ラストの終わり方かな。
    設定を考えると仕方ないのかな。

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    2025年08月12日
  • ワトソン力(りょく)

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    自分では推理できないのに、周囲の人の推理力が爆上がする能力?!
    そんな能力を持つ和戸が、冒頭いきなり拉致されるとは。
    過去の事件が回想され、拉致された理由を珍しく「自分で」推理する和戸。
    いやー、和戸の巻き込まれ率、高過ぎw
    よもや、それもワトソン力ゆえか?w
    語られる事件もバラエティに富んでいて面白かった。
    関係者が続々と推理を語りだすお約束の展開もナイス。
    2作目では、どんな展開が待っているか楽しみ。

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    2025年07月27日
  • ワトソン力(りょく)

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     警視庁捜査一課所属の平凡な刑事・和戸宋志には不思議な能力があった。それは近くにいる人間の推理力を飛躍的に向上させるものだった。そんな彼が関わった七つの事件を扱った短編集で、斬新な特殊設定と多重推理、本格ロジックなど変わり種でありながらシンプルなミステリーの面白さも組み込まれている作品で最後まで楽しく読めた。

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    2025年07月15日
  • 神様の罠

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    6人の作家の短編アンソロジー。
    巻頭作品、乾くるみさんの「夫の余命」にはやられました。騙されたと言っても良いかな。
    「イニシエイション・ラブ」、「セカンド・ラブ」と騙され続けたのにまたまた。
    本作を読みながら乾さんの作品って時系列を追いながらってパターンが多いなあとそちらに気が入っていたのもあって罠にはまった。
    「イニシエイション・ラブ」の時、「必ずもう一度読み返したくなる」というコピーが貼られてあったが今回の作品も読み返してしまった。

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    2025年06月15日
  • アリバイ崩し承ります

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    時計屋さんがアリバイ崩しなんてとても新鮮、それでいて謎解きのスピードが速すぎる。それに頼る警察官は警察官としてのプライドはないのかといいたくなったが、謎解きの内容自体はライトで読みやすく面白かった。

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    2025年06月12日