大山誠一郎のレビュー一覧
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ネタバレ「夕暮れの屋上で」:高校2年生の美術部の由里子が屋上で頭を打って死んだ。死ぬ前に下の教室で清掃をした業者が「先輩のことが好きなんです」と告白するのを聞いた。先輩とは誰なのか。甘酸っぱい青春を感じるが、犯人がわかった後の懺悔の仕方がクセ強。懺悔の愛し方が独特すぎる。
「連火」:放火前に住んでる人を避難させる連絡を入れる連続放火と床下から30年前に死んだ人骨発見の関連性は。放火の動機がかなり極端だが追い詰められたらこんなことしちゃうのかな。
「死を十で割る」:死体をバラバラにした謎。死後硬直で死体の姿勢がバレるからバラバラにした。それだけならまぁそんなもんかと思うが、死後硬直が解けるまで待てない理 -
Posted by ブクログ
昨今は「ここのここだけ食べたい!」みたいな商品をちらほら見かけるようになった。この作品も「ミステリーのここだけを読みたい!」という願望を叶えてくれるような作品と言える。看板に偽りなしでこの作品はとにかく「アリバイを崩すこと」に特化しており、犯人は誰なのか?その動機は?みたいな味付けは皆無に等しい。個人的にはその味付けを楽しむタイプではあるので物足りなさは感じるところだが、この調理法を目的としている人をターゲットにした作品なのだから、私の物足りなさは当然でありお門違いでもある。ミステリーを初めて読む人向けと言うよりはやはりもう自身の好みの味付けを知っている人向けの作品。