【感想・ネタバレ】ワトソン力(りょく)のレビュー

あらすじ

目立った手柄はないのに、警視庁捜査一課に所属する和戸宋志。非番の日に偶然訪れた先々で起きる事件を解き明かすのは、そこに居合わせた人びと。それは、そばにいる人間の推理力を飛躍的に向上させる和戸の不思議な能力のおかげだった。謎の多いダイイング・メッセージ、雪の日の銃撃事件、バスジャックされたバス内の死体……。平凡な刑事・和戸の周囲で起こる、推理合戦の行方は――。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

自分では推理できないのに、周囲の人の推理力が爆上がする能力?!
そんな能力を持つ和戸が、冒頭いきなり拉致されるとは。
過去の事件が回想され、拉致された理由を珍しく「自分で」推理する和戸。
いやー、和戸の巻き込まれ率、高過ぎw
よもや、それもワトソン力ゆえか?w
語られる事件もバラエティに富んでいて面白かった。
関係者が続々と推理を語りだすお約束の展開もナイス。
2作目では、どんな展開が待っているか楽しみ。

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2025年07月27日

Posted by ブクログ

 警視庁捜査一課所属の平凡な刑事・和戸宋志には不思議な能力があった。それは近くにいる人間の推理力を飛躍的に向上させるものだった。そんな彼が関わった七つの事件を扱った短編集で、斬新な特殊設定と多重推理、本格ロジックなど変わり種でありながらシンプルなミステリーの面白さも組み込まれている作品で最後まで楽しく読めた。

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2025年07月15日

Posted by ブクログ

第一話 赤い十字架
第二話 暗黒室の殺人
第三話 求婚者と毒殺者
第四話 雪の日の魔術
第五話 雲の上の死
第六話 探偵台本
第七話 不運な犯人

多重解決もの

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

本人ではなく、本人の周りの推理力が上がる「ワトソン力」を持ち合わせた主人公が遭遇する事件を描いた短編集。主人公が監禁されていて、その犯人について思いを巡らす形で展開していく事件の回想、という構成も楽しい。気軽に読めて面白い1冊でした。

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2025年08月25日

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