柴田裕之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
我々人類の誕生から文明を築くまでに至る過程をとにかく詳細に書かれた本
感想
Good
数ある種の中からホモサピエンスが生き残ってきた理由が興味深かった。
ホモエレクトスやネアンデルタール人と違ったところは、圧倒的な社会性や思考力。
そして文明や神、ルールなど皆が当たり前にあると考えそれに従う虚構を作り出せること。
確かに現代でもこの世中を見渡せば虚構だらけだなと思った。
農業革命が必ずしも幸福ではないってのも面白かったな。
また、狩猟採集民時代の人類の生活様式などを例にしていて、現代がどれほど人類史でみると短く、急速に変化していっていることがわかった。
Bad
長い。とにかく前半の生物学の話 -
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Posted by ブクログ
情報とは何か
→正しさや量より、どれだけ人や物事に作用するか
ネットワークを作り出すかが重要
聖書は間違いもあるけど多くの人に影響を与えている
人間以外の動物は
同じ物語を信じることにより知らない人同士でも繋がることができる
→数に上限がない
物語はデフォルメや嘘を入れることもできる
情報は真実と秩序をつくる→バランスが大事
ナチスは科学(真実)は発展したけど秩序が乱れた
リスト(数字などの情報)は物語より覚えづらい
→文書で記録するようになった
宗教と科学
全体主義と民主主義
→前者は神からの教えを伝える→不可謬
→後者は過去の間違いを認が更新される→可謬→自己修正メカニズム
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Posted by ブクログ
あらゆる物は間違える可能性があるという可謬性の立場を取り、自己修正メカニズムを仕組みに取り入れた科学技術と、全体主義のイデオロギーや宗教の聖書のように、間違いはないという立場、誤りは訂正する事がない不可謬性システムとの違い、メリット、デメリットについて説明がベースとなっている。
基本的には、前者を推進すべきであるが、社会秩序や効率化という観点からは全てを可謬性システムに委ねるのは、そこからでてくる課題の多さ、難易度が上がっているのも、各国の政治からもその一端が見える気がした。日本の政治もそうでしょうか。
欧米の歴史やベース知識が少ない事もあり、本を読み進め、理解するのに時間が掛かりましたが、 -
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12人兄妹のうち6人が統合失調症を発症したギャルヴィン家。要因は遺伝なのか環境なのか。
家族の人生を紐解いていくノンフィクション。
こんな家族が実在した事に戦慄を覚えた。
長男の異変から家族の歯車が狂い始める。
兄弟喧嘩は血まみれ、窓ガラスは破壊され、家具は持ち出される。言動がおかしくなり、被害妄想により暴力沙汰を起こし、精神病院の入院を繰り返す兄達。一人また一人と異常な行動に走っていく。読んでいても誰が誰だかわからなくなるほど、混乱極まりない。
発症した息子達は元より発症していない健常な兄妹達にも不安と恐怖が広がる
家族が一緒に居る事が狂気に繋がっていくようだ。
ギャルヴィン家の症例は精 -
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現生人類(ホモ・サピエンス:賢い人)は、もはや疾病や寿命まで技術的な問題として解決策を手に入れようとしている。高度な技術は高価であるため、その技術は富裕層しか入手できず、旧来の寿命を全うする層と寿命を改善する層に分離、対立が生まれるだろうと。
寿命をコントロールする神のような振舞いをする、アップデートした人類をホモ・デウス:神の人と称したのが、本書のタイトルの由来だ。
では、人類とその他動物とは何が違うのか。人類は物語を信じることができる唯一の存在だ。貨幣を基にした経済構造や宗教はその最たるものだろう。いずれの考察も身近な例を取り、流れるような語り口で説明してくれるので、読みやすさの -
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他の方の感想にあるように私も難しいと感じてしまったので読みたい内容のところだけかいつまんで読みました。
私は死というものに関して恐れていると言うよりは死んだ時どうなるのか気になるという好奇心の方が強い気がします。しかしながら人はいつか死ぬため、そこがゴールと捉え、日々の生活をどのように過ごすかを考えるべきだと思いこの本を読みました。その点で言うと私が知りたかった情報や治験も得られたので良かったです。
もう少し年齢が上がり死というものに関してもう一度考えるきっかけをこの本で得れるとまた違った学びがあると思います。今は大事に本棚に入れておきます。いつか再び手に取る日まで。 -
Posted by ブクログ
科学革命、資本主義、幸福論、未来予測。
人類の歴史だけでなく、将来の予測も試みている。
「なぜ私たちは歴史を研究するのか?……歴史を研究するのは、未来を知るためではなく、視野を拡げ、現在の私たちの状況は自然なものでも必然的なものでもなく、したがって私たちの前には、想像しているよりもずっと多くの可能性があることを理解するためなのだ。」(48頁)
「幸福はむしろ、客観的条件と主観的な期待との相関関係によって決まる。」(222頁)
「人間の期待が決定的に重要であることは、幸福の歴史を理解するうえで広範な意味合いを持つ。……私たち現代人は、鎮静剤や鎮痛剤を必要に応じて自由に使えるものの、苦痛の軽減 -
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Posted by ブクログ
平等だった人類
幼児は不正を嫌う?
戦争あるいは農業により階級社会が生まれた?
昔ながらのやり方「経路依存性」 QWERTYのアプローチ を打破する
1.腐敗しやすい人は権力に引き付けられる 多くの応募者から探し腐敗した人を除く
2.ランダムに権力を獲得すると謙虚に 競争で獲得すると傲慢に
3.人事異動 ピーターの法則 人は自分が無能であるレべルまで昇進する→停滞→腐敗
4.失敗も成功も プロセスを検証する 人は成果を良く見せようとする
5.権力を持つ人に責任を思い出させる
6.親身になるべき イノベーションが心理的距離を拡大 →距離を縮める
7.監視(神判)による善良
8.支配する