柴田裕之のレビュー一覧
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『がんばりすぎない休み方』の著者が魅せられた、googleのマインドフルネスをベースにした開発プログラム「Search Inside Yourself」。このプログラム開発者の著書です。具体的な研究や論文をもとに科学的なマインドフルネスの効果が紹介されていて、瞑想ってなんだか怪しいと思っている人でも安心できると思います。
翻訳が最初読みにくいと感じましたが、慣れてくると気にならなくなりました。
瞑想をしているとすぐに注意がそれますが、注意がそれたと気づくことが脳のトレーニングになっているようです。注意がそれていてもいいようです。
マインドフルネスを全く知らない人が最初に読むには少しとっか -
Posted by ブクログ
ネタバレ編集中
本書に関しては成田先生のTwitterで紹介されていたのを見て、購読するに至った。
私自身システムエンジニアとして働いている身でAIについては一般の方よりは多少詳しいと自負していたが、アメリカやインドでの実像については本書でかなり勉強になった。
思想としては社会学的な要素が多く、解決策として協同することの意義を推している印象を感じた。
私個人としてはオンデマンドワークの良いところには目がいっていたが、生活基盤的な補償の観点は大きく見過ごしていたと理解した。
これからの働き方にはオンデマンドワークは必要になってくることは世の中の少子高齢化や格差社会などの流れ的にも想像できそうだと感 -
Posted by ブクログ
上巻では人類の行動原理を示した。下巻では、実際に行われるであろう具体的行動を考察していく。私たちがテクノロジーに従うべきなのか、感情や心の声に耳を傾けるべきなのかを考えるきっけになった。
現代の人間生活は、食糧の生産から資本の拡大へと目的が移り変わっている。その例として、生態系や環境の保全が積極的に進んでいないことが挙げられる。経済の発展による技術の進化が問題を解決してくれると思い込んでいるからだ。
神の権威よりも人間の感情を優先するのが近代だ。かつて、芸術者は神の意思を伝えるものとされていた。しかし、大衆の評価によって芸術者の価値が決まるように変わった。私たちが世界に意味をもたらすよ -
Posted by ブクログ
人類の未来を語るために重要となる要点をまとめた本。本書を読めば、人類の発展の法則から将来の私たちがどのようような方向性を目指していくのかを予測することが可能である。著者は、「サピエンス全史」の執筆者でもあり、合わせて読むことでより理解が深まるのではないかと思う。
人類がこれまで克服するために取り組んできた事が飢饉と疫病と戦争である。これらが原因となって、死亡する人数は今日、生活習慣病や犯罪でなくなる方が高い。他にも、過食の方が飢饉よりも多いことや資源が人手から頭脳に変わっていったことが原因である。よって、完全とは言えない物の大幅な目標は達成したと言える。
そこで、次は”不死”と”幸福 -
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Posted by ブクログ
タイトルが本書のすべてを表している。
宝くじなどのギャンブルや、傍から見ると運命とか奇跡としか思えないような出来事について、それらの事象は果たして「偶然」なのか、はたまた何かしらの作為(神の手を含めたもの)が介在した「必然」なのかを、確率や統計学の観点から判定し、結論からいうとほとんどの事象は「偶然」として説明できる、というのが本書の大まかな内容である。
結論が最初から分かっているので、新鮮な驚きを得ることはあまり無く、人間がなぜ「偶然」を否定し「必然」を欲するのかの説明も44ページ目で早くも述べられている。一部の判定で使用される「統計的に有意か否か」および「P値」についても12章で軽く説明さ -
Posted by ブクログ
ネタバレテクノロジーの支配、身近に感じる。スマホから逃げるのは今年の目標。お金や時間よりも意識を奪われることの怖さを理解。
世界にはたった一つの文明しかない、っていうのは、確かに!って感じ。ここ数百年で一気に世界の均質性が高まっている。
世俗主義の強さ、良さに共感。自らの陰の面を認めることによって進歩してきた。絶対は無い。宗教との違いであり、強さ。
この世は物語で出来ている。物語を信奉することによって人はこんなに他の動物よりも進歩してきた。確かにその通り。何をするにしろどんな物語なのかを意識せずにはいられない。でも実は物語なんてなく、ただ有機化学反応によって感情や意識が形作られており、ただそれだけ。怒 -