柴田裕之のレビュー一覧
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人間は死を恐れる。それは誰も生きているうちに体験できない未知のことだから。
不死には4つある。
・生き残りのシナリオ
→秦の始皇帝 ミイラ
・蘇りのシナリオ
→イエス・キリスト フランケンシュタイン
・霊魂のシナリオ
→ダライ・ラマ 生まれ変わり
・レガシー(遺産)シナリオ
→名声 遺伝子
「私にとって唯一の成功、唯一の偉業は、不滅になることだ」ジェームズ・ディーン
限りがある(死)から人生には価値がある。不死になれば「霊魂の長く、陰鬱なティータイム」
「死は人生における出来事ではない。私たちは生きて死を経験することは無い。」ヴィトゲンシュタイン -
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騒音も苦手だし、不規則で驚かさるような音、静かな場所での雑音、誰かが不満を表現するような音も嫌いだ。好きな人はいないと思う。私はそうした音に対して耳栓をして過ごすようにしている。それだけじゃなくて、内なる雑音にも時々耐えられない。自然の音は好きで、静かに浸っていたいと思うが、意に反して外からも中からも、途切れる事なくノイズに晒されて。
静寂の技法という位だから、そうしたノイズから解放される。そんな期待を込めて読む。期待が心の残響となる矛盾を抱えながら、静寂を求める。
過去についてくどくど考えたり、未来についてあれこれ心配したりするような、頭の中のネガティブな独り言。頭の中の声は、きわめて早 -
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ネタバレより効率的に時間を使えるようにするにはどうしたらいいのか、その疑問を解くために購入。
節約のために遠いスーパーに買いに行ったり、どの商品にするか調べこんだり、節約のために時間を費やす人はたくさんいると思う。
かくいう私も家電や備品を買う時には結構時間を使ってしまうことが多々ある。
「最安値のものを見つけるために使う時間の量は、最終的に節約できるお金のがくよりも価値が高いことが多い」
まさに、その通りだと思った。
今後は時間を決めて、商品の選別に時間をかけすぎないようにしよう。
「プロタイムを生活に組み込む。重要だけれど緊急でないタスクのために確保しておく時間を作る」
これもぜひ、取り入れた -
購入済み
エンタメ性の高い読み
3巻目、ストーンの強い反体制・反帝国主義のスタンスが顕著に表れている。ウォーターゲート事件、レーガン時代、湾岸戦争、9/11テロ事件後の戦争など、アメリカの政治・経済・軍事政策を厳しく批判しているが、その見解はかなり偏っていると考えた方がいいかもしれない。ストーンが歴史をドラマチックな語り口で綴るのでエンタメ性の高い読み物となっている。
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ネタバレ難しい!
「サピエンス全史」を勧めてくれた職場の同僚が、この次「ホモデウス」っていうのがあって、更にすごいことになるんですよ~笑、って言いつつ貸してくれたので読みました。そういう彼も、ホモデウス難しすぎて、上巻だけ買って読んだあと、下巻はまだ買ってないとか。しかし、やっとのことで読み終わって、最後にこの後の章の予告が書いてあったので、私はやはり続きも頑張って読もうと思いました。
著者は「サピエンス全史」でも、「宗教」というのは我々が一般的に認識する「キリスト教」「イスラム教」といった神をあがめるものではなく、人類が創り上げた虚構のことを言うのであって、「資本主義」とか「人権」とか「共産主義」も -
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ネタバレEQを高める活動には、マインドフルネス瞑想が使える。
注意力のとレーニング、
自己認識と自制、
役に立つ心の習慣の創出=誰であろうと「この人が幸せになりますように」と反射的に思う習慣を身につける。
のためのプログラムを組んだ。
マインドフルネスは2分間でできる。誰でも集中できる時間。注意を呼吸に向ける。瞑想はスポーツジムのようなもの。
歩く瞑想=一歩一歩に注意を向ける。
ボディスキャン=身体をスキャンするように注意を向ける。
自己査定のためのジャーナリング。
価値観を発見するエクササイズ=自分の価値観を探る
自分の理想を見つけるエクササイズ。
善良さを増す瞑想。
今や、瞑想は運動と同じ。
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誰もが知っているようでいて、突き詰めて考えるとわかっていないような、「死」をテーマに、イェール大学で長年行われているという哲学の講義をまとめた本です。宗教的な考えは一切排除して客観的に善か悪か、外堀を少しずつ埋めていくように一歩一歩これでもかとあらゆる可能性について検討して、結論へと向かっていく様は、途中なかなか進まないので読むのに苦労した箇所もありましたが、さすがの内容でした。この著作(講義)は大きく二部からなっていながら、日本語版では前半部分をザバッと削ってしまい後半の論理的なところだけを収録するという荒ごとをやってのけています(収録されなかった経緯については最初にページが割かれて説明があ
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本書は、4つの超人的な「視覚」の能力、すなわち、①色覚、②両眼視、③動体視力、④物体認識、の正体を突き止めようとする試みである。
第1章では、なぜ人間は色覚を進化させたのかが論じられる。従来は、人間が食べ物を探しているときに葉の背景から果実を区別するため、あるいは食べられる若葉が見えるように進化してきたとの仮説が唱えられていた。それに対し著者は、肌の色の変化を見るために進化したのだと主張する。
第2章は、なぜ人間の両眼は前向きについているのか?が検討される。従来は立体視、奥行きを捉える能力に利点があると考えられてきた。著者は、障害物にさえぎられながらも、その向こうの知覚対象をみること -
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非常に内容が濃いこともあり、理解しきれない、読みきれない、読み飛ばしてうことがあった。
そのような中で印象に残った話題を記す。
・ITとバイオテクノロジー
両者が今後世界を大きく変えうることは他の本等で知ってはいた。本書ではこのフレーズが多く用いられていたこと、無用化の時代が来る可能性があると言及していたことが印象的だった。改めて、ITに関する知識を身につける必要性があると感じた。
・移民
移民に対し、賛成派と反対派に分かれて議論が起きていることはめよく目にしており、どちらの意見も正しいように思えるため、着地点はどこになるのかという疑問を私は持っていた。
本書では、受け入れる地元住民が移 -