柴田裕之のレビュー一覧

  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    上巻では、「人類がいかにして地球の覇者になったか」をテーマにサピエンスの歴史に迫っている。
    下巻では、「ヨーロッパ人(白人・アリーア人)がいかにして世界を征服するに至ったか」をテーマにしている。

    前提として、歴史というのは決定論では説明できないし、混沌としているから予想できるものではない。
    歴史はいわゆる二次カオスである。一次カオスは、たとえば天気である。天気は無数の要因に左右はされるものの、その構造は複雑ではなく予想することは可能。
    それに対して二次のカオスとは、複雑であり過ぎるため予想することは決してできない(バタフライ効果ともいう)。歴史に加え株式市場も二次カオスである。

    それでは、

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    2026年05月08日
  • TIME SMART(タイム・スマート)―お金と時間の科学

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    「時間がない」と感じながら、気づけばSNSや細かいタスクに追われて一日が終わっている——そんな日々に心当たりがある人に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

    『TIME SMART』は、「お金」ではなく「時間」に注目し、私たちの幸福の正体を科学的にひも解きます。本書が突きつけるのはシンプルな事実です。お金は取り戻せるが、時間は取り戻せない。そして、時間に追われる「タイム・プア」の状態は、健康や幸福に深刻な影響を与えるということです。ドキッとさせられます。

    特に印象に残ったのは、「お金で時間を買う」という発想です。家事の外注や時短サービスを使うことにためらいを感じがちですが、本書はそれを“人生の質

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    2026年04月28日
  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

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    生物的、制度的、心理的などの側面からなぜ権力を持つ人が腐敗しやすいのかを明らかにしていく。
    「神の目」が腐敗を防ぐ。しかし「神の目」を設定するのは権力者であり、それを設定させることができるのだろうか?トランプさんは悪人だと私は思う。けど彼を制する「神の目」を誰がどうやってせっていするのだろうか?
    一般社会への監視の目は強くなる一方で、上位層にいる人たちへの監視は果たしてどうなんだろうか。
    会社を考えた時もそうだ。

    隣近視との付き合いの大切さや宗教が役立つ意味などまで考えが広がっていく。
    隣近所や村が共同体として生きていた時代の日本は、相互監視が成立していたと思うが、それが腐敗の抑制に役に立っ

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    2026年04月27日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

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     人間の行動を決めるもの、存在を決めるもの、意思を決めるもの、状況を決めるもの、いろんなことは「偶然」に支配されている。
     偶然とは、人が自分でコントロールできないもの、という意味で使っているようだ。
     複雑系におけるほぼカオスの縁。人は実は常にそこにいる。
     自分でコントロール出来ないものは、歴史でもあり空間でもあり、あらゆる関わりであり得る。
     人が世の中を理解する様々な手段は所詮、モデル、経験であり、シンプルなものは常に誤っており、複雑なものは役に立たないのが現実だ。

     本書ではさまざまな「偶然」の具体例を挙げている。
     かなり面白く読める。

     最後の方よく繋がりがわからなくなって来

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    2026年04月22日
  • 独裁者の倒し方―暴君たちの実は危うい権力構造

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    たくさんの国の独裁者が出て来る
    皆周りからの脅威を感じていて残虐な行為をしてしまう心理
    転覆すると自分の命が危ないという危機感

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    2026年04月17日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

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    人生はなぜ思い通りにならないのか。すでに起こったことに対して説明することはできるが、それが決定的に原因と言うことはできるのか。

    この世界は、運命は最初から決められたものであるという決定論的なのか、それとも非決定論的なのか。そして、そこに私たちの自由意志はあるのか。

    本書では、個人の人生から世界的な出来事についてのいくつもの事例を見ながら、わたしたちがどのようにつくられて来たのかを考察していく。

    今生きているわたしたちは、宇宙の誕生から延々と続いて来た宇宙全体の歴史の一部であるということを感じさせてくれる一冊だった。


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    2026年04月14日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    ネットワーク、インターネット、AIにより文明が高度化していくほど、破滅に向かわないように、人類社会としての自己修正メカニズムが求められるようになる。エイリアン・インテリジェンス。

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    2026年04月10日
  • TIME SMART(タイム・スマート)―お金と時間の科学

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    必要なのは【p177】
    TIME Smartな体制のチェック。
    タイムプアからの脱却。

    ①なぜそれをするのかを問う。
    ②余暇(余白)の確保。
    ③意図を持つ。

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    2026年04月05日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    制御できない大きな力(宗教、AI、…)は呼び出すな。魔女狩りの話。情報・ネットワークの歴史の振り返り。上巻はAIそのものの話はそんなに無かった。長くてヘビー。

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    2026年04月09日
  • 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義

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    死について。良い/悪いという2軸での検討は面白い。自身のなかで、生が善悪の2つを孕む同時性を有する…という点とは繋がりそうに思う。

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    2026年04月02日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    社会学・生物学・考古学などの視点から、人類史を広いスケールで読み解いていく一冊。
    「人とは何か」を考えるのが好きな人にとっては、世界の解像度が一段上がるような内容だと思う。

    軽い気持ちで人におすすめできる本ではないが、こういう本が存在し、それが広く知られていること自体には、とても意味があると感じる。

    現在の常識や倫理、人権やコンプライアンスは、歴史の中で見ればごく最近のものに過ぎない。
    膨大な時間軸の中で見たとき、我々ホモ・サピエンスの本来の生き方から、かなり遠いところまで来ているのだと実感する。

    この先の未来は、本質は変わらないまま進んでいくのか、それとも都合よく変わっていくのか。

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    2026年03月31日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    ようやく下巻。下巻では、AIによる情報ネットワークが人知を超えてしまうことで、さまざまな弊害が起きており、それを防ぐには、AIにも自己修正メカニズムが必要と解く。
    神や天皇のような絶対的な無謬性を持った存在がいるからこそ人間はその下で平等に扱われ、民主主義が根付いた、とものの本で読んだことがあったが、AIは人間が作り出した技術にも関わらず理解できないものになり、それがポピュリスト政党やカリスマ的な指導者を生み出している原因になっている、という見解は興味深かった。

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    2026年03月24日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    息子へ

    ユラ・ハラリは、父さんが一番好きな作家といってもいい。サピエンス全史から、全作品を読んでいる。最新の作品も、もちろん読む。

    サピエンス全史のような衝撃はさすがに得られないが、ハラリの洞察力には感服した。同世代とは思えない。
    この本Nexus(上)は、人類が情報を扱えるようになっていくにしたがって、どのようなことが起こってきている。そして、これからは何が起こるのか?ということを考察している本。納得したことは記憶しているが、個々の内容は忘れてしまった。

    下巻は、AIがどのようなインパクトを与えるか?を教えてくれそう。楽しみである。

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    2026年03月23日
  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

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    悪人になるというより、自分本位、利己的な人のほうが権力に近づきやすくなって、必然的に悪人がうえに立つ構図なのかなと読んで思った。、

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    2026年03月15日
  • 格差の起源 なぜ人類は繁栄し、不平等が生まれたのか

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    世界経済の格差について、産業革命前後、地政学的な優劣、人類の多様性が経済発展に及ぼす影響など、体系的にまとめられている良書だとは思うが、同じような内容をくどくど繰り返したり、読みにくさはある。研究者系が買いた本て、根拠を明らかにしたデータに基づく記述を徹底するので、しょうがないけど。銃病原菌鉄のジャレドダイヤモンドを読んだ時も、内容は面白いのに、まとるの下手だなーとは思った。

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    2026年03月15日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    2026年10冊目。満足度★★★☆☆

    情報の歴史に関する本。上下巻のこれは上

    下巻を読んで総合評価するが、上巻は格別面白いとは思わず

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    2026年03月08日
  • 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 完全翻訳版

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    つい感情にとらわれて考えがちな「死」「自殺」といったテーマについて、感情を排し、徹底的に論理で考察している点は興味深い。

    自殺も場合によっては必ずしも悪いことではない、という考えは、社会的に反発を受けかねないが、合理性の観点で多少うなずける部分もあった。現にスイスなど、安楽死を認めている国もあるし。

    (個人的には、内容が少し回りくどいと感じる点も多かったが、、)

    少し話は逸れるが、死や自殺だけじゃなく、世の中には、考えるときに感情が付随しやすい物事がたくさんある(お金、人間関係、仕事など)。それらもあえて論理で考える習慣をつけると、俯瞰力が鍛えられ、余計なストレスを減らし、生きることがよ

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    2026年03月06日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

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    難しい!小さな変化や不慮の出来事や偶然の巡り合わせが、ついにはブラック・スワンになる可能性についての記述が興味深かった。ほんのささいな動きや選択で絶えず変わる世界、私たちが今本を読んでいる間も、寝ている間も見知らぬ誰かの人生に気づかない所で関わっていることを考えると、もう果てしなさすぎてパンクしそう。

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    2026年03月03日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    情報の人類史について

    情報とは
    物語の力
    文書そして官僚制
    自己修正メカミズムが働くかどうか
    (基本的人権の尊重、言論の自由)
    本当の民主制では働く
    全体主義と民主主義の概史
    どちらも古くは印刷機、現在はマスメディア(情報が伝わる)によってより発展

    AIの発展によってこれらがどのようになっていくかは後編で

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    2026年03月02日
  • 独裁者の倒し方―暴君たちの実は危うい権力構造

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    独裁者は未来永劫独裁者であり続けることはできないが、独裁者を倒すのもかなりの犠牲を覚悟しなければならないという、事実に恐怖する。
    とにかく独裁者の芽を早いうちに摘み取らなければならない。

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    2026年03月01日