柴田裕之のレビュー一覧

  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    サピエンス全史で鋭い論理を組み立てた著者なので、パンデミックにどう考えたか期待したが、意外とありきたりの内容だったので少しがっかり。
    人権思想を全く根拠がないと一刀両断にしたのが、なぜ民主主義は守るべきというのかは不思議。
    歴史学者が時事問題ではさっぱり的を外すというのはありがち。

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    2021年09月14日
  • TIME SMART(タイム・スマート)―お金と時間の科学

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    一言で言ってしまえば、お金よりも時間を優先させてみませんか、ということかと。
    買い物をするときにどれが良いか、どこで買えば安いかに時間を取られることがあるが、そのような場面でいくらかをけちるよりもサッさと買ってしまった方がよさそうだ。
    本書を読んだ後で、コーヒーメーカーを購入した。朝時間がない中でハンドドリップで淹れることにこだわるよりも、おいしいコーヒーを手間なく飲める方が満足感が高いかなと。効果はまずまず。

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    2021年09月12日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    パンデミック前に書かれた著作を読み、コロナ禍の現在はどう考えているのか知りたかった。理想は理想、現実は現実、相変わらず視野の広さに感服する。どうしても現状を乗り越えることに齷齪してしまうが、感染者数の増減に一喜一憂せず、未来を見据えた選択をしていかなければならないと思った。

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    2021年09月06日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    ネタバレ

    グローバリズム過ぎもナショナリズム過ぎも良くないんですね。監視社会の説明がわかりやすかったです。オードリータンさんの本でも言っていましたが、中立性、独立性、透明性が重要なんですね。政治家の方がもっと理解していってほしいです。でもパンデミックを終わりにするだけが目的ではない、という落とし込みがよかったです。

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    2021年04月21日
  • ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ

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    解説が分かりやすくて助かった。
    頻繁に出てくる図や表を理解するのが大変だった。(理解できていないものもある。)

    当たり前になっている事を、そういえば何故なんだろう?と改めて考えるきっかけになった。

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    2021年04月13日
  • ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ

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    視覚に関する常識的理解をひっくり返してくれる面白い本。
    個人的に面白かった点は、色の認識について書かれた第一章。青-黄の軸と赤-緑の軸があるから、感情や体調の変化を読み取れるということだったが、肌の色をイエベ、ブルベに分ける理由もそれで納得できた。そして、肌の濃淡に関わらずスペクトルは同じ、なのに自分とは肌の濃淡が大きく違う人の感情が読み取りにくいと思ってしまうのは、完全に慣れの問題らしい。ふむ。確かに。
    それと、文字の形は言語に関わらず、自然界にあるものに似せて作られている、という話。ここから発展させて漢字表記の誤字を減らす研究が進んだりはしないものかしら?科学的な手法が開発されたら受験生に

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    2021年02月10日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    ネタバレ

    何より大事なことはこの危機を乗り越えたときに私たちはどのように行動するのか。というセリフに心打たれました。

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    2021年01月28日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    本書において、コロナ禍における感染防止の観点から、ジョージ・オーウェルの「1984年」のビックブラザーを彷彿とさせる監視社会が成立することを危惧している内容が面白かった。国際協調の必要性を主に説いていたが、具体的にどうするべきかについて、あまり言及していなかったことが残念。本書の構成が新聞の寄稿文やインタビューをまとめたものなので仕方がない気がするが、「サピエンス全史」が面白かった分、期待が大きかった。

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    2021年01月27日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    <目次>
    序文
    人類は新型コロナウイルスといかに闘うべきか
     ~今こそグローバルな信頼と団結を
    コロナ後の世界
     ~今行う選択が今後長く続く変化を私たちにもたらす
    死に対する私たちの態度は変わるか?
     ~私たちは正しく考えるだろう
    緊急インタビュー、パンデミックが変える世界

    P30この大流行からより緊密な国際協力が生じれば~
    P85監視システム~緊急事態が去ったあとも消えない
    P86皮膚の内側で起こっていること~情報を収集する
     システムの導入


    このあとを想像することはできるが、予言することは
    できない。しかし、正しく想像することは大切だと思う

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    2020年12月13日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    パンデミックの原因がグローバル化による弊害と考えられることで、各国家がロックダウンなどの内向的な姿勢を示す中、本書ではパンデミックの解決におけるグローバル的な姿勢の必要性を説いていた。また筆者はトランプ政権に批判的であると感じた。

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    2020年12月10日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    一見すると二者択一に受け取ってしまうことも、しっかり考えれば両立するということ、独裁者はそういうことを言いがちで、そして言いなりになってはいけないこと、とにかく協力して情報を共有することを学んだ。

    そのためには、安易に敵を作るのではなく、新型コロナウイルスが共通の敵であることを切り返し認識することが必要だと思う。
    ふだんの生活でもそうで、簡単にいがみあうのではなく、なるべく共通の目的を見つけて協力すること、二者択一も疑ってかかることが必要。

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    2020年11月23日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    大切な事が書かれていたとは思うがどれも理想ばかりで具体的でないように思えた。
    テレビ番組の話してる内容を纏めたものだから仕方がないのかもしれないがもっと深い本人の思考と一緒にこのパンデミックについて読んでみたかった。

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    2020年11月04日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    過去の寄稿とNHKでのインタビューをまとめたもの。
    過去作品において人類の未来に対して悲観的な見解を示して警句を発してきたのに対し、コロナに関しては理想主義的な発言を繰り返している。
    これはコロナに対する(というよりもコロナ下においても混乱し続ける国際社会)に対する不安から来たのでろうと思える。

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    2020年10月11日
  • ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ

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    本題前の導入が長く、思考実験の解説も冗長で読みづらい…!実験や調査結果からの考察も、ややこじつけのように感じる…
    端的にまとまっていれば面白く感じたかも…
    そもそもの視覚に関する基礎知識も乏しい人間には、これまでの常識や定説もなんのこっちゃなので、本書の醍醐味といえる、斬新な理論の面白さが今ひとつ分からない…

    写真を撮る人間としては、写真表現と何か結びつけられないか引き続き考えたいと思う。

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    2020年11月29日
  • ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ

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    そもそも人間の目による知覚は正確ではないというのが、なるほどやっぱりか。

    色覚→肌の血の量酸素量の微妙な差=感情や健康が分かるため

    目が二つとも前を向いている→左右で見ることで遮っているものを透明化する(葉に遮られても向こうが見える)

    錯視→「現在」を知覚するために前進した0.1秒後を予測している

    文字→自然の形に近いと認識しやすい

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    2020年03月31日
  • 経済は「競争」では繁栄しない

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    利己的な行動を取る人間が多くいる市場は、いずれ廃れてしまう。

    一方、お互いを信頼し、向社会的行動を多く取る市場は繁栄する。なぜか?

    ここで筆者は「善循環」という概念を提示して、この繁栄のメカニズムを説明している。

    善循環とは、共感→道徳的行動→信頼→オキシトシンの分泌→共感とサイクルしていくメカニズムである。
    人は他人に信頼されてると感じると、オキシトシンの分泌量が増える。
    オキシトシンの分泌量が多いほど、より他人に共感するようになる。
    より他人に共感するようになると、道徳的行動をとるようになる
    道徳的行動をとることで、相手は自分を信頼する。
    また、オキシトシンが分泌されることで、ストレ

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    2020年03月14日
  • 進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来

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    いろんなことが進化で説明できるという話。翻訳がいまいちで読みにくい。内容もある程度納得はできるが進化の定義範囲が広すぎる気がした。人の自由意志はないのか

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    2019年08月11日
  • 進化は万能である 人類・テクノロジー・宇宙の未来

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    生物に起こる進化は特殊進化理論であり、世界には一般進化理論とも呼ぶべき進化の法則がある。すべてのものごとは進化している。そして進化は計画されたもの(=創造説)ではなく、小さな変化の積み重ねによって達成される。上からの計画はたいてい失敗するよ。…というのがあらましです。
    進化≒ボトムアップと創造≒トップダウンの対立が本書のテーマです。そしてだいたいの章では成功したボトムアップが失敗するトップダウンにとって代わられてしまって嘆かわしい。という結論になります。
    ここで疑問なのはトップダウン式の機構が作り上げられるのも進化の結果なんじゃないの?というものです。他のボトムアップものとトップダウンのものが

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    2019年07月09日
  • 地球を「売り物」にする人たち

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    ・人類の経済活動が世界規模の気候変動を引き起こしている,その気候変動は新たなビジネスチャンスにもなれば,今ある生活を追いやられる人
    もいる.

    ・資本のある,また,温暖化の恩恵を受ける北側の国が気候変動をチャンスと捉えたビジネスを展開しやすい.
    ・しかし世界全体で共有地の悲劇起きている

    ・個々人や国の利己的で合理的な判断が必ずしも肯定されるべきとは言わないが「先進国は早急に気候変動に対する対策をとるべきだ」と安直で実現性がない綺麗事で締めないところは効果が持てる.

    ・気候変動に対する危機感が行動に結びつかないのは,他者を犠牲にすることが遠回りなプロセスになると途端に鈍感になる(鈍感なふりを

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    2019年06月24日
  • マシュマロ・テスト 成功する子、しない子

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    有名なマシュマロテストを詳細に解説してくれ、またその後の追跡調査から、派生テストまで、マシュマロテストで気づきがあった事柄を網羅してくれている。

    我慢できるかどうかは才能というよりも育った環境が大きく、その能力は脳の可塑性によりあとからでもつけることができるとのこと。

    子供達が我慢する様子をホットシステムとクールシステムで解説してくれているところは興味深かった。

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    2018年11月12日