柴田裕之のレビュー一覧

  • サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

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    ・瞑想は注意の練習により心を育むこと。注意が揺らぐことなく穏やかで集中したものになると、心はリラックスして隙のない状態となる。このとき心は穏やかでいてかつ明瞭な状態となり、そのときに心は本来の幸せな状態を取り戻す。心が自発的に、自然に、喜びに満ち溢れる。
    ・瞑想を通じ、自分な感情を客観的に観察できるので、深い自己認識と自制が可能となり、ビジネスにおいてもEQの向上に資する
    ・p339に瞑想が社会に広く浸透するための条件が書かれている

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    2021年10月12日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    著者のユヴァル・ノア・ハラリは名著にしてベストセラー『サピエンス全史』、『ホモ・デウス』を書いたイスラエルの歴史学者である。本書は新型コロナによる感染症が世界に拡大し始めた2020年3月から4月に書かれた3「タイム」「FT」「ガーディアン」に寄せられた3つの寄稿記事とインタビューから成る。

    この本を読んだのは、2020年秋のだったが、このレビューを書いているのはそれから約1年ほども経った21年9月である。

    ハラリは、コロナについておそらくは何かを書く必然性があった。なぜなら、『ホモ・デウス』において人類の歴史において長きに渡って苦しんできた飢餓・疫病・戦争を克服したとして人類の未来についてその論を進めたからだ。おそらくは執筆当時この危機が克服可能であり、影響は大きいが、そこまで長く続くものではないという前提であったはずだ。

    ハラリは冒頭、 「医学的な助言はできない」と断りながら、歴史学者としての観点からの「助言」ならできるかもしれないとする。そのひとつは「私たちが直面している最大の危機はウイルスではなく、人類が内に抱えた魔物たち、すなわち、憎悪と強欲と無知」だというものである。その危機を乗り越えるために人類は互いに協力し、叡智を集めこの危機に対応すべきではないかと願う。今なら「憎悪と強欲と無知」は問題であり続けたと言うと思うが、決して「危機はウイルスではない」とは言わないだろう。とは言うものの、ここで書かれた内容が価値がないというものではない。むしろウイルス自体の危機に目を取られていない分、ますます本質を突いている部分も多くなっているかもしれない。

    ■ 人類は新型コロナウイルスといかに闘うべきか ―― いまこそグローバルな信頼と団結を (タイム)
    歴史学者らしく、これまで人類に降りかかった感染症 ― ペストや天然痘、エイズ、エボラ出血熱 ― と人類との闘いの歴史を辿る。
    新型コロナウイルスの特徴は、グローバル化された現代において発生したというものである。対策はひとつの国に閉じることはなく、全人類を危機に陥れることがわかった。これが全人類の協力が進展することをハラリは期待し、切望する。そして、この時期に生じているアメリカが残した空白を嘆く。
    ここにはワクチンのことはまだ書かれていないが、全人類における協力は一部では実現した。それでも、この危機を抑え込んだというにはまだまだであるし、ハラリが懸念をしたアメリカではその政治的にも多くの要因を挙げることができるであろう対応のまずさによって大きな犠牲を払うこととなった。

    ■ コロナ後の世界 ―― 今行う選択が今後長く続く変化を私たちにもたらす (フィナンシャル・タイムズ)
    コロナの嵐はいずれ収まる。われわれはコロナ後の世界のことを考えて今行動する必要があるという指摘である。
    「緊急事態は歴史のプロセスを早送りする」とハラリは言う。そして、今迫られている重要な選択として、①全体主義的監視か、国民の権利拡大かという選択と、②ナショナリズムに基づく孤立か、グローバルな団結かという選択の二つを挙げる。
    ①についてはハラリは皮下モニタによる生体監視システムまで想像する。しかし、われわれはプライバシーと健康の二者択一ではなく両方を目指すべきで、その鍵は知識と信頼であるという指摘する。この危機によって、その意識が高まることを望む。②については、もはやアメリカへの批判と捉えるべきだろう。トランプが大統領選に敗れ、バイデンが勝利したことはハラリにとってはひとつの懸念がなくなったことになるのかもしれないが、もしかしたら大統領選挙を越えてここまでコロナ危機が長引くとも思っていなかったのかもしれない。

    ■ 死に対する私たちの態度はかわるか? ―― 私たちは正しく考えるだろう (ザ・ガーディアン)
    死の問題はハラリが『ホモ・デウス』で提起したわれわれの世代の課題である。コロナが蔓延したことで、われわれは唯々諾々と死を受け入れることになるだろうか。当然、その反対で必死の体で死に抗おうとするだろう。少なくとも今の世代の人間はいずれにしても死すべき運命であるにも関わらず。ハラリは次のように言う。
    「医師は私たちのために、人間の存在にまつわる哲学的な謎を解き明かすことはできない。だが彼らは、私たちがそれに取り組むための時間を、あと少しばかり稼ぐことはできる。その時間で何をするかは、私たち次第なのだ」
    コロナの重症化から医療のおかげで回復することができた個人的な体験からは、もちろんあと少しばかり稼いでいただいた時間をどのように使うか考えたい。一方で、死を受け入れるための準備もまた同時に必要と感じるのだ。

    ■ 緊急インタビュー「パンデミックが変える世界」 (NHK Eテレ インタビュアー 道傅愛子)
    インタビューでは、従前の三つの寄稿での考察と主張が繰り返されることになる。パンデミックの後、雇用市場や働き方・学び方には新たな秩序が確立している。経済や教育のシステムのルールが書き換わるとき、政治はそれを絶好の機会と捉えるべきなのだ。
    監視体制への影響にも改めて憂慮を表明する。それはイチかゼロではない。また、相互協力とそのための情報共有の透明性にも言及する。集団的リーダーシップについて言及し、パオロ・ジョルダーノが指摘したように新型コロナ対策を戦争のメタファーで語るべきではないと伝える。そして、科学的合理性への信頼を表明するのだ。

    ハラリもここまで危機が長引くとはこのとき思っていなかったのかもしれない。そのため、コロナ後の世界について拙速に語りすぎていたかもしれない。もし何か修正が必要であるとすれば、もう少し長くこのコロナ危機の状況と変化に付き合っていく必要がどうやらありそうだということと、コロナ後の世界はより大きな変容が待っているかもしれないというところだろうか。そして、科学への信頼は一層重要になることだろう。

    『ホモ・デウス』の自己正当化のモティベーションがあったとはいえ、2020年4月という早い時点で、コロナに対して知識人としてまとまった見解の表明をする勇気にも感謝。

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    2021年09月05日
  • 脳にはバグがひそんでる 進化した脳の残念な盲点

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    普通の水道水と成分に大差ないペットボトルの水や、有害なタバコを購入させ、永遠の輝きと表してまんまと婚約指輪にダイヤモンドを付ける事を広めたマーケティングの強かさ等々、騙されやすい脳について分かりやすく学べる。

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    2021年08月12日
  • サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

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    ネタバレ

    マインドフルネスを日常の中に取り入れたいと考えて,まずは科学的な理解を深めるために読んだ。
    これまでは,マインドフルネスや瞑想というと宗教的な部分が多いように感じていたが,本書を読んでマインドフルネスが科学的であり,人生の様々な部分に良い影響をもたらす大きな可能性を秘めていると感じた。
    まずは実践あるのみだと思うので,毎日2分間だけでもいいので継続して実践していきたいと思う。

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    2021年08月08日
  • 生存する意識――植物状態の患者と対話する

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    いわゆる植物状態の患者の脳内はどうなっているのか?

    学術書のようでありながら、まるで小説のように読みやすく、興味をひかれる場面も多く、感動もする。
    植物状態にある人は、ドラマで見るようにあんなにきれいに眠ったままの姿なのか?少しは反射的に動いたりするのではないかな…というか実際に仕事で意識障害に陥った患者さんを何度も見かけるので、でもずっと看護したりしているわけでもなくチラッと見かける程度なので、きちんと知りたいな…という気持ちから手にとった書籍だったけど、多くのことを学べたし、考えさせられることも多く、繰り返して読みたいと感じた。
    延命するかどうかという選択、そこに意識の有無が深く関わっている。意識とは、その人をその人たらしめるもの。さらに、他人とも共有しうる集合意識と著者の考えが展開されるにつれ、なんだか泣きそうになった。感動した。読み応えのある一冊。
    それにしても、意識を確認するために様々な取り組みをして発見を重ねていくのは、すごいですね。

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    2021年07月29日
  • サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

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    最終的にはEQ(心の知能指数)を高める事が目的のプログラムだが、体と同じように1つを鍛え続けても体全体が強くなるわけではない。
    その鍛える部位がある程度分類され章立てされ、それに応じたエクササイズが各章で2,3ずつ紹介されている。
    個人としては冗長に感じる面もあったが、こういう場面で弱い面があるならこのエクササイズで鍛える、またその場面に出くわしたらこうする、などのエピソードがエクササイズの前後にあったりする。

    エクササイズは、何秒まって、次は何を想像するなど、具体的。
    また、かなりの数が紹介されているので瞑想のバリエーションを増やしたいとき、こういった場面でどうもうまくいかない、といった時に辞書的に使うなど普段瞑想をやっているひとに読んで欲しい一冊。

    逆に瞑想を一切したことない人は、どれを何日やった方がいいのか分からなくなりそう。

    本のできという意味だと、正直読みづらい。
    Googleというタイトルを冠してしまったがためか、単なる瞑想本ではなく、Googleの誰かのエピソードがだらだら書かれ、その間にエクササイズの方法が記述され、またエピソードという形式なので、目的意識を持って読まないと、延々とGoogleの誰かの話を読んでしまい物語以外何も記憶に残らないみたいなことになる。

    章のサブタイトル(エクササイズの目的が書かれている)と、エクササイズの内容を常に意識するとよい。逆にこれだけでも良かった。
    筋トレの本を買ったら誰かの体験談が延々と書かれトレーニングは合間、合間でちょっと説明される、みたいな形式の本が好きな人なら合うと思う。

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    2021年07月21日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    1年前の世界中がコロナ第一波に怯えロックダウンに明け暮れていた状況下にあって、変異ウイルスを予見し、ナショナリズムに固まらずにグローバルに協調することを呼びかけ、また監視社会の到来への警戒を説いている著者の冷静な論説に感服。

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    2021年06月21日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    ネタバレ

    パンデミックに立ち向かうために必要なのは「脱グローバル」ではなく「グローバルな協力体制」である。アメリカというグローバルなリーダを失った世界において、グローバルでの協力が不足している。各々の国が自国を保護し、他国を敵視しているが、コロナに対しては逆効果である。たとえ自国が上手く医療体制を築けていても、医療体制の整わない国でコロナが蔓延してしまったら、その国から再度パンデミックが始まってしまう。しかも更に凶悪な細菌となって。「全世界的な医療体制を整えること。」がコロナに打ち勝つ方法である。

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    2021年06月13日
  • ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ

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    認知と進化について独創的な研究で知られる進化神経生物学者である著者の学術論文をベースに、ユーモアたっぷりの語り口と、様々なデータを駆使した推論により、ヒトが色を知覚する能力を発達させた理由、どうして両目が前向きについているのか、なぜ錯視が起こるのか、どのように読字の能力を獲得したのか、についてこれまでの常識を覆す、進化による視覚革命について展開する1冊。

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    2021年06月10日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    ネタバレ

    本書の出版は2020年10月で、本書を読んだのは2021年6月だったが、このタイミングで読んでも今出版されたかのような真新しさを感じた。
    必要なのは国際的な強調で、ナショナリズムに走ってはいけないと感じた。人類全体で、コロナに打ち勝つにはどう行動すればいいか考えていきたい。
    グローバルな今、世界中で情報共有は非常に重要なのだと感じた。

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    2021年06月07日
  • ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ

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    著者の「目」に関する執着というか、エネルギーには感服しました。そして、一人の科学者の生涯をかけさせる深淵なテーマを目が持っていることも分かりました。

    内容はちょっと分かりづらいし学術的な印象が強い本です。

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    2021年06月03日
  • 地球を「売り物」にする人たち

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    地球温暖化をビジネスチャンスとして動いている企業や国のルポ。北極航路は想像がつくが、民間消防会社、防潮堤ビジネス、水利権といやはや色々あるものだ。

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    2021年02月23日
  • サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

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    マインドフルネスに興味を持つにはとってもいい本だと思う。ただ1回読んだだけではあまり理解できていない気がする。また読まなければ。

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    2021年02月14日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    国際的協力の面に関しては確かにそうであるが
    過剰な介入による途上国への搾取の問題が
    今後浮き彫りになってくるのかなと思った

    コロナ禍で立ち止まって目を向けることもなかったが、私たちが提供している個人情報の幅は気付かぬうちに生体的情報まで拡がってきているのかと認識された。

    コロナによってあらゆる領域において
    変化の局面に立たされていると思っているが、
    個人の監視の面では本当に大きな分岐点に
    立たされていることをこころに留めておきたい

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    2021年01月16日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    いまから振り返れば2020年3月ならびに4月時点で「未知のウィルス」に対するInsightとしてハラリ氏のインタビューは特筆すべきものがある。Post COVID-19の世界を冷静かつ的確に見詰める頭脳レベルの高さが窺える。他方で理想論を唱えるあまり実現性と具体性に欠ける面も否めない。理想なくして実現なしではあるが。暗に(明に?)トランプ大統領を批判しているが、米国が「世界の警察」を名乗るのが良いのかは多分に疑問(COVID-19対応では恐ろしく悪手続きだったがトランプ大統領の在任中に戦争が起こらなかったのは事実だ)。

    それはそれとして、有事は緊急の名のもとパラダイムシフトが起こりやすくニューノーマルが定着する一方で、プディング令のような有名無実むしろ悪制も残りやすいのは事実。ハラリ氏の言うように、ニューテクノロジーを脅威として排除するのではなく、国際間で連携し民衆が自らの意思でチェックすることが大切だろう。

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    2020年11月30日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    人類はコロナウイルスを必ず克服することができる。その前提に立って、人類のこれまでの歴史を考慮した上で著者はグローバルな協力が唯一の解決策であると主張する。科学、歴史、哲学の異なる視点から現在の状況を俯瞰し、皮膚の下にまで到達した監視体制、ウイルスに唯一優っているサピエンスの集団で情報を共有する能力。科学を羅針盤として不安に流されないようになる精神について述べている。これらの指摘は理想論のように聞こえるが、これを理想論で終わらせない現実社会を実現することが重要だと感じた。

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    2020年11月13日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    本当は何が起きているのか、コロナ後をいかに生きるべきか。新型コロナウイルス感染症のパンデミックという世界的危機の中で、知の巨人が発したメッセージ。英米の有力紙への寄稿とNHKで放送されたインタビューをまとめる。

    分かりやすかった。

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    2020年11月12日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    歴史学者の視点から、今回のコロナウィルスのパンデミックが過去の感染症のパンデミックと比較して決して深刻なものではなく、むしろコロナ禍をきっかけに変容するテクノロジーの運用方法やポストコロナの社会に起こり得る変化に重心を置いて提言を行なっており、未来志向の内容と感じました。文章量も決して多くなく、すらすらと読めました。

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    2020年11月08日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    短くてもっと読みたかった。
    科学を信頼し、皆で協力する。コロナの危機を前向きに乗り越えていけると、そう思わせてくれる本だった。現実は前向きになれない人たちもいるので、そういう人皆読んでほしいと素直に思う。

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    2020年11月07日
  • 限界費用ゼロ社会 <モノのインターネット>と共有型経済の台頭

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    限界費用ゼロのコモンズ型経済が、教育、環境、エネルギー、格差の問題を解決しうる、という希望にあふれた1冊。実際には、今の資本主義社会の既得権益を受けている「抵抗勢力」に阻まれて実現は容易ではないと思うが、コロナで中央集権的な国家・企業の必要性が問われる今、著者の展望は意外と早く実現するかもとも思う。
     限界費用ゼロ社会により、モノの交換価値ではなく使用価値が重視され、物欲主義が克服されるとき、人の「幸福」の在り方も問われていくだろう・・・ということも考えさせられた。

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    2020年10月25日