柴田裕之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いわゆる植物状態の患者の脳内はどうなっているのか?
学術書のようでありながら、まるで小説のように読みやすく、興味をひかれる場面も多く、感動もする。
植物状態にある人は、ドラマで見るようにあんなにきれいに眠ったままの姿なのか?少しは反射的に動いたりするのではないかな…というか実際に仕事で意識障害に陥った患者さんを何度も見かけるので、でもずっと看護したりしているわけでもなくチラッと見かける程度なので、きちんと知りたいな…という気持ちから手にとった書籍だったけど、多くのことを学べたし、考えさせられることも多く、繰り返して読みたいと感じた。
延命するかどうかという選択、そこに意識の有無が深く関わっている。意識とは、その人をその人たらしめるもの。さらに、他人とも共有しうる集合意識と著者の考えが展開されるにつれ、なんだか泣きそうになった。感動した。読み応えのある一冊。
それにしても、意識を確認するために様々な取り組みをして発見を重ねていくのは、すごいですね。
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Posted by ブクログ
最終的にはEQ(心の知能指数)を高める事が目的のプログラムだが、体と同じように1つを鍛え続けても体全体が強くなるわけではない。
その鍛える部位がある程度分類され章立てされ、それに応じたエクササイズが各章で2,3ずつ紹介されている。
個人としては冗長に感じる面もあったが、こういう場面で弱い面があるならこのエクササイズで鍛える、またその場面に出くわしたらこうする、などのエピソードがエクササイズの前後にあったりする。
エクササイズは、何秒まって、次は何を想像するなど、具体的。
また、かなりの数が紹介されているので瞑想のバリエーションを増やしたいとき、こういった場面でどうもうまくいかない、といった時に辞書的に使うなど普段瞑想をやっているひとに読んで欲しい一冊。
逆に瞑想を一切したことない人は、どれを何日やった方がいいのか分からなくなりそう。
本のできという意味だと、正直読みづらい。
Googleというタイトルを冠してしまったがためか、単なる瞑想本ではなく、Googleの誰かのエピソードがだらだら書かれ、その間にエクササイズの方法が記述され、またエピソードという形式なので、目的意識を持って読まないと、延々とGoogleの誰かの話を読んでしまい物語以外何も記憶に残らないみたいなことになる。
章のサブタイトル(エクササイズの目的が書かれている)と、エクササイズの内容を常に意識するとよい。逆にこれだけでも良かった。
筋トレの本を買ったら誰かの体験談が延々と書かれトレーニングは合間、合間でちょっと説明される、みたいな形式の本が好きな人なら合うと思う。 -
Posted by ブクログ
いまから振り返れば2020年3月ならびに4月時点で「未知のウィルス」に対するInsightとしてハラリ氏のインタビューは特筆すべきものがある。Post COVID-19の世界を冷静かつ的確に見詰める頭脳レベルの高さが窺える。他方で理想論を唱えるあまり実現性と具体性に欠ける面も否めない。理想なくして実現なしではあるが。暗に(明に?)トランプ大統領を批判しているが、米国が「世界の警察」を名乗るのが良いのかは多分に疑問(COVID-19対応では恐ろしく悪手続きだったがトランプ大統領の在任中に戦争が起こらなかったのは事実だ)。
それはそれとして、有事は緊急の名のもとパラダイムシフトが起こりやすくニューノーマルが定着する一方で、プディング令のような有名無実むしろ悪制も残りやすいのは事実。ハラリ氏の言うように、ニューテクノロジーを脅威として排除するのではなく、国際間で連携し民衆が自らの意思でチェックすることが大切だろう。