柴田裕之のレビュー一覧

  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史

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    早川書房公式ツイッターで紹介されていたので購入。
    ああ、ありがとう>早川書房公式ツイッター
    「人類の未来」について述べている書籍のほとんどが、『悲観論』に満ちあふれている。書店にはありとあらゆる悲観的な未来についての情報で満ちている。でも、本当に未来は悲観的なの?明るい未来は来ないの??ってなんとなーく思っていたのが腑に落ちる本が見つかった感。そう、こんなのが読みたかったね。歴史をたどれば人類が、いかに発展してきたのか。現在の自分の生活を百年前のエリート層と比べて、二百年前の上流階層と比べて、三百年前の王侯貴族と比べていかにすばらしいか。人類は、『交換と専門化』これによっていかに進歩に進歩を繰

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    2018年11月03日
  • マシュマロ・テスト 成功する子、しない子

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    子育て教育本の範囲からはみでて、大人になった今からでも試していこうと思える内容。
    印象に残ったのは、色眼鏡の話とIf〜thenのホットシステム自制方法。
    将来のビジョンを明確にイメージできることは、自分の未来をイメージできる力につながる。つまりは、人生に意味を見出せる希望がある。外的環境も重要とのことで、自制心を助長できる空間を創造できるようまずは自分が俯瞰した存在認識を意識的に行えるようにしなければ。

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    2017年03月27日
  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史

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    巷には誤った認識が多数あることが分かった。
    グリーンピースといった環境テロリスト達がいかにいい加減でデタラメな人々・組織なのかがよく分かる。
    将来・未来に悲観することはない,楽観して大丈夫,だと思わせる内容である。

    「進化は万能である」と違って訳文も普通だし,書いてあることも至極まっとうである。リドレー氏は変な人ではなかった。訳者が悪いのかもしれない。先に「進化は万能である」を読んでしまったのが失敗かもしれない。

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    2017年01月18日
  • 地球を「売り物」にする人たち

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    ネタバレ

    温室効果ガスは毎月20億トン(毎秒800トン)
    2100年までに気温は5.2℃上昇する予定。
    これが本当なのか?どうかも疑問になるようにいろんなことが言われているが.....本当なんでしょう。
    この事象を踏まえて、こんなにもビジネスが進んでいるのだから。

    気候変動関連ファンド、北極海航路の領有権、地下資源、人工雪製造、淡水化プラネット、火災やハリケーンなどの保険、営利民間消防組織、水供給ビジネスや水利権取引、農地獲得、難民流入防止や拘束、護岸壁や防潮堤、浮遊式の建物や都市建設、バイオテクノロジー、気候工学の応用....。

    …内容…
    1.融解
    北極海では石油、新しい航路、レアメタル。
    グリー

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    2016年12月26日
  • マシュマロ・テスト 成功する子、しない子

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    4歳か5歳の保育園児がひとりで机の前に座っている。研究者は園児の目の前に大好物のマシュマロを置いて部屋を出ていく。園児はマシュマロを食べたくなったら、いつでもベルを鳴らして研究者を呼び、マシュマロを1個食べて構わない。でも、研究者が部屋に戻ってくるまで我慢して待つことができたら、マシュマロを2個もらえる。こんな状況に置かれた子どもはどのような行動をとるだろう。目の前の報酬を取る事を選ぶか、それを先延ばしにしてより多くの報酬を得ることを選ぶかというのが「マシュマロ・テスト」だ。このテストに参加した園児のその後数十年の追跡調査を行ったところ、驚くことに、園児の時に欲求の先延ばしに成功したか、失敗し

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    2016年07月15日
  • 地球を「売り物」にする人たち

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    「地球の気温が上昇している(=地球温暖化)のは、人間の野放図な欲望と豪奢な生活を支えるために、ありとあらゆる資源を浪費しているからだ」という声が世界各地で高まっているというのに、欲深な人間というのは、なんと罪深いのだろう。さんざん資源を浪費してきた階層が「地球温暖化」を新たなビジネスモデルにするというのは、もはやブラックジョークとしかいいようがない。「多国籍企業」という名の強欲な連中の次のターゲットは、分厚い氷のために資源開発が遅れていたアイスランド。住民は欲深な多国籍企業の掌中で踊らされ、自分たちがもっている資源は、そっくりそのまま自分たちのものになると本気で思っている。そして海面上昇のため

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    2016年06月25日
  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史

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    まさに啓蒙書。蒙を啓くというか目からうろこがボロボロ落ちるというか。あまりの楽観論なので都合の良いところばかり鵜呑みにする危険性はあるが、悲観論に首元までどっぷり浸かった現代日本人にはこれくらいの本が適していると言えるだろう。文明バンザイ、成長バンザイ、都市・交易・イノベーションによる繁栄。現在が最も恵まれた時代であるという主旨は、後発書の「暴力の人類史」にトーンが近いが、「暴力」は膨大な数値データ・グラフで説得力を持たせるが、本書は語り口と参考文献で首肯。

    いかにして現生人類は今ここにあるか。
    年号はほとんど無いが、ある意味、これが「世界史」と言えると思う。

    繁栄に群がる寄生者・略奪者で

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    2016年03月20日
  • マシュマロ・テスト 成功する子、しない子

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    マシュマロテストで人生の先行きが分かってしまうとは。でも、比較的簡単な指導で忍耐力が付くということなので、救いがある。日本でもこの指導を広めるべき。子育て世代、教育関係者は必見、そうでない人も読む価値大いにあり!

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    2015年11月28日
  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史

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    本書によると、人類とその他の生物の違いは分業化からくるイノベーションにあり、そのおかげで例をみない繁栄ができたとある
    本書の細部がどこまで正確かは議論があるとは思うが、
    全体像としては極めて正しいと思う
    未来に対して楽観主義過ぎる様にも見えるが、
    イノベーションに制限を加えない前提においては、
    正しいのだと思う
    ところで、本書の視点で日本を見ると怖くなる
    世の中的に先端の研究開発していると見られている
    企業ですら分業が下手で突出した個性を活用できない
    (問題意識はあるのでまだましだが・・)
    教育、特に初等教育は更に悲惨で問題意識すらなく
    分業のアーキテクチャーを構想できる人材や
    分業化において

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    2015年01月04日
  • 経済は「競争」では繁栄しない

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    オキシトシンって出産のときからお目にかかり過ぎて身近な名前だったから読んでみたら思い当たるところが多くて。産後、前とくらべて考え方や感じ方が大きく変わってるなと思うことが増えたのでいろいろと腑に落ち。経済のお話は3割くらいで、人(と動物)の行動とホルモンの関係についてが殆ど。

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    2014年11月19日
  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史

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    合理的楽観主義。交換と専門化により集団的進化してきた人類は、今後も外的変化に適応して発展し続けるだろう。悲観的予測より楽観的予測がこれまでもこれからも正しいのは、知識の専門化とアイデアの交換で、発見や発明が枯渇することなく生み出され、益々、加速して行くから。

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    2013年12月29日
  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史

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    未来はよくなる、絶対に。
    恥ずかしげもなく抜かしてしまったが、そう言いたくなるくらい、清々しい読後感だ。

    人類は「分業」と「交換」によって進歩し続けてきた。今後もそれは続くだろう。それどころか、ますますそのスピードは上がり、かつてない繁栄(!)がもたらされるだろう。

    著者の主張は、このことに一貫している。ドキドキするくらい楽観的だ。

    極端な悲観論者を、パオロ・マッツァリーノ氏が「スーペーさん」と呼んで茶化している。悲観論は後ろ向きになるだけで、いいところがないのだ。悲観論を打ち破り、楽観的になれ。実はそれこそが何よりも難しいことかもしれない。

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    2013年11月05日
  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史

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    人類はなぜ他の動物に見られない繁栄を可能にしたか?”交換と専門化”というシンプルな仮説とともに、アダムスミス、ダーウィンの思想をベースに人類10万年の歴史を紐解く一大ドキュメンタリー作品。 生殖による生物学的進化と、交換による文化的進化の累積が繁栄を解く鍵となる。その発想はネアンデルタール人の絶滅にも言及する。現在は通信速度の発展に伴い、”交換”の加速がイノベーションの進化を促す。膨大な過去データの解析に裏打ちされた強固な信念を持つ筆者の未来予想図は合理的な楽観主義だと。なるほど~。

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    2013年09月21日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    生物学の観点から世間一般的な「人類」の歴史を振り返る作品。

    ただ、人類の脳の発展で一部不明な部分があるのであれば、生物進化の話を人間に当てはめるのはナンセンスなのでは、と思う。

    それでも新しい視点での見方を知れたので、一読の価値はあったかと。

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    2026年02月08日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    「情報の人類史」。
    「情報技術の人類史」ではない。

    本書での「情報」とは何か。
    人々が「真実」を表していると思うそれを共有することで、人々を結び付けるもの、とまとめらるだろうか。
    この結びつきが、タイトルでもある「ネクサス」。

    この意味での「情報」を扱うテクノロジーの一つが「物語」。
    これは何となくイメージしやすい。
    神話がある社会を結束させることを思えば。
    負の事例も含め、大小規模のいろんな例が思い浮かぶ。
    面白いのは、この技術の中に、真実の探求という方向性と、社会秩序の維持(のために真実追究に制限をかける)のせめぎあいが生まれてくるということ。

    しかし、共同体を維持するには、現実的な

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    2026年02月08日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    人間の制御を離れたAIによる世論操作は、すでに現在進行形の「歴史」となっている。
    その渦中にいる私たちが何を考え、どう向き合うべきかを、共に問いを深めていく一冊。

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    2026年02月07日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

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    この世の中は、収束的なのか偶発的なのか。

    当たり前に人が信じていることに疑問を呈し、この世の何もかもに理由があると思い込んでしまう目的論的思考を壊してくれる一冊。

    偶然も世の中には存在するが、人は何かと意味付けしたがる。私もそのくせがあると感じた。

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    2026年02月05日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

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    ネタバレ

    読み終わったあと、世界の見え方や自分の考え、行動が少し変わるかも、そんな本でした!
    後半までは、この世界や社会がいかに偶然の上に成り立っているか、アンコントローラブルか、というのが具体例を元に書かれていて、わかりやすく納得度と高い!
    そして最終章では、すべてが影響し合うこの世で、だからこそ自分の行動一つ一つが重要になっている(なっていく)のだと、とても勇気づけられるような、そんなメッセージを受け取りました!

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    2026年02月04日
  • サピエンス全史 上 文明の構造と人類の幸福

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    人類は、単なる知恵ではなく、作り話や虚構を信じる力を武器に、地球で圧倒的な力を手に入れた。でも、その力は決して私たちを豊かにするだけのものではない。戦争も差別も搾取も、人間の力の影の部分を如実に示している。文明の発展は必ずしも幸福をもたらさない、という現実を前に、力をどう使うかが人間に問われているのだと感じた。

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    2026年01月25日
  • NEXUS 情報の人類史 上 人間のネットワーク

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    難しくて何度も寝落ちしてしまった…宗教の話は避けては通れないのだろうけど、なかなかなじみがなく理解が難しいところもあった。どちらかといえば下巻の方がAIなどの話があって読み進めやすかったかもしれないが、情報を語る上で理解が必要な事柄ばかりであったので、もう少し勉強して挑みたい書だなと思った。

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    2026年01月24日