柴田裕之のレビュー一覧

  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    名著読み終えた!
    学びも多かったが、達成感が強い。
    上下を読みながら、気になる分野の歴史に関する本を買ったり、都度調べてみたりした。
    難しかったですが、ずっと気になっていたから読めてよかったです。

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    2025年08月17日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    下巻はAI中心であった。それは上巻のローマやキリスト教やスターリンの歴史と対応していた。中国14億がAIのデータベースとなることでAIが発展していったら日本もその傘下になるのかもしれないと思われる。現に中国はAI政策を主導している。大学生にも下巻は読みがいがあるであろう。

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    2025年08月16日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    歴史を踏まえながら、現在の経済について書かれている本

    現在の資本主義経済は明日の生活の安全があるからこそ成り立つことがわかった。
    また、将来の安全が確保されているから他人を信用できる余裕を持つことができることがわかった。

    経済を支えてるのはホモサピエンスが得た見てないものを信用する力が根本にあると感じた。

    最後の「私たちは何を望んでいるのか」は自分が何をしたいのか考える良い言葉だと感じた。

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    2025年08月11日
  • 大惨事(カタストロフィ)の人類史

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    歴史的な大惨事(カタストロフィ)は予測不能である。これが本書の要点だろう。ほとんどの惨事は正規分布しておらず、ランダムもしくは冪乗分布している。
    もちろん、ある程度予測できる出来事(灰色のサイ)もある。また、予想を超えた惨事(ブラックスワン)がある。そして、手のつけられない大惨事(ドラゴンキング)・・。これらを予測することは不可能だ。そしてこれらの災害は、「天災」とも「人災」とも区別がつかず、重層的に絡み合っていることが多い。所謂複雑系であり、完全に防ぐことはもとよりできない。
    人類の歴史は、まさにカタストロフィの歴史であったわけだが、我々の未来はどのような展望を描くのか。当然の帰結として、予

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    2025年08月04日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    下巻は宗教、資本主義、科学革命、そして未来の話。
    拡大するパイという資本主義のマジック。資本主義の出現まではパイの大きさは変わらず、誰かが富んだ分、誰かが貧しくなる。キリスト教の教えとしても、金持ちが神の国に入ることは難しいとしていて、余った富は慈善事業に回すような文化だった。信用とは今日と明日のパイの大きさの差。パイが拡大することで信用が生まれ、経済が回りだす。貨幣や資本主義経済というサピエンスが造り出したシステムのすごさを感じる。
    そしてコロンブスの話も印象的。歴史の教科書ではコロンブスがスペイン女王の援助を得て西回り航路を開拓したと記載されているが、その時代のことを考えると、援助を得るの

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    2025年07月27日
  • サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

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    よかった。
    タイトルにあるように、仕事と人生をより良くするために、瞑想(とそれに類するもの)を活用することを勧める話。
    仕事で成果を出すために必要なことも、プライベートで友人、家族、恋人などと良い関係を作っていくために必要なことも、根本は同じで、練習することで後天的に身につけられるものであるというのが、なんだか不思議な感覚。多分この本に書かれた練習や瞑想を続けた人だけが身をもって体感できるものなのだろうと思う。
    自分と関わる人たちが、より幸せになれるように、少しずつこの本に書かれたことを実践してみようと思った。

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    2025年07月26日
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

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    統合失調症。

    自分にとっては、犯罪者が逮捕された後に「統合失調症のため不起訴となり…」といった文脈で耳にすことが多い言葉だ。

    よく分かってないのに、何となく近寄りがたいものだという印象。

    どうやら、統合失調症が発症するかどうかは、遺伝だけで決められるわけではないようだ。
    発症を誘発するトリガーとなるもの、それが生育環境だそうだ。

    ノンフィクション作品であり筆致に派手さはないが、その分ノンフィクションの持つ力のようなものを感じた。

    450頁近くの大部であり、読み切るにはそれなりエネルギーが必要だが、読んでよかったと思える一冊でした。

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    2025年07月25日
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

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    ◆感謝祭の場面
    険悪の仲である長男・ドナルドが次男・ジムと取っ組み合いになり、ついにドナルドはテーブルを持ち上げてジムに投げつける。母親の耳が手作りのお菓子の家を粉々に壊すシーンがせつない。

    ◆メアリー(小学5年生)
    「自分の部屋で何時間も、クローゼットや机の引き出しを整理しては、やり直すことに没頭し、自分には多少なりとも物事を意のままにする力があると思おうとした」(P.220)
    「まず、十二人も子供を儲けておいて、全員を理想的なアメリカ国民に育て上げられると考えること自体、自覚が欠けていると思います」(マーガレット P.404 )
    「彼のことは、安全な港と呼びたいです」(ワイリーと結婚した

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    2025年07月17日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    自由意志など存在せず、人間は単なる有機アルゴリズムであり解明可能というスタンスで科学は突き進む。
    そうなのかもしれないけど、意識や心や思考(と呼ばれるもの)がどのように生じるか、完璧なメカニズムはまだまだ解明に時間がかかりそうだし、最後の1ピースが見つからずにやっぱり解明できないのかもしれない。

    なんだか、ぜひそうあって欲しい。

    でもその反面、データ至上主義の観点で世の中を解説されると妙に腑に落ちるところもある。
    データは人間に理解しきれないアルゴリズムの境地にいよいよ到達しているが、このまま我々を押しのけて地球の中心になるのか?

    本書では「すべてのモノのインターネット」に接続することで

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    2025年06月13日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    前作に引き続き、ホモサピエンス特有の強みである「集団で見えないなにかを信じる力」の解説から始まったので、ああそうだったと思い出しながら楽しくすんなり読めた。

    アニミズムから神の存在、ルネサンスと人権主義までどんどん人間の歴史の歩みが解き明かされていく。そして、現代のすべての秩序を宗教と言い切ってしまう。これは自分にとって新しい視座だった。
    たしかに資本主義ですら、信者が圧倒的に多いから現状上手く回っているだけの宗教なのかも。

    科学と宗教のライバル関係?奇妙な均衡?は、これからの時代どうなるのか。とんでもなく力を増していく科学に対して、新たな宗教が対抗してくるのか。
    下巻が楽しみ。

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    2025年06月12日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    かなりおもしろかった。
    特に人間の人格は本当に分割不可能か、人間に自由意志はあるか、などの項目。テッドチャン「息吹」を彷彿とさせる。
    「歴史を学ぶのは過去から解放されるためだ」と言うように、膨大な歴史の知識を元にした人類への眼差しは、まるで宇宙人が人類を研究している本のようにも感じられ、SF的な感覚があった。

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    2025年06月11日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    今の時代に目を向けた作品
    改めてこれまでの著者の作品と同じ、一貫性のある姿勢(生化学的アルゴリズムなど)を持ちつつ、「物語」という観点に焦点を当てている
    これを読んで自分は何をするのか、テーマが広範で難しい。

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    2025年03月30日
  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史

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    合理的な楽観主義により、未来は不確実だけど、なんだかんだ何とかなるという本。人間は文化・文明を築いたが、同じように道具を使うチンパンジーはなぜ文明を作れないのかから始まり、ヒトの可能性を信じよう!って内容。私も楽観的合理主義なので共感したのです。

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    2025年03月22日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    稀にみる大作を今読み終えた。
    ホモ•サピエンスからホモ•デウスへの道。
    情報生物としてのヒトの管理。
    アルゴリズムによる予測。人間は至高の存在になる。

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    2025年03月14日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    過去の事実や科学の発展に伴ってわかった様々なことから人間至上主義を超え、データ至上主義に至ろうとしていることを説く。
    自分はウェアラフデバイスで睡眠や活動を計測し、多くのコミュニケーションをチャットツールで行い、こうして読書の記録もデータという形にしている。
    それらデータと自分の人生の意味みたいなものとの間を埋めるものはなんだろうか。
    こういうのは悩みになる。最近は悩むぐらいなら行動しろと言われるけれども行動しても少なくとも短期的には結局納得感には辿り着けない。

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    2025年03月01日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    ネタバレ

    上巻を読み終えるのにかなり苦労したのですが、下巻は文庫を買って肌身離さず携帯していたので意外に早く読み終えることができました。
    やはりかなり難しかったですが、一応、著者の主張を理解しながら結論に到達することができました。
    以下ネタバレなので注意して下さい↓

    上巻のレビューにも書いたとおり、下巻では「人間至上主義」にとって変わるものは何かを予想する、ってことになってたので、何が出てくるん!?と期待して読みました。な、な、な、なんと、本書での説によると・・・
    科学が進歩すると、人間も他の生き物も、ただの「アルゴリズム」にすぎないことが分かってしまう。最終的には一部の人間が力を手に入れて、多くの人

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    2025年02月21日
  • 格差の起源 なぜ人類は繁栄し、不平等が生まれたのか

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    前半では、なぜ19世紀以降に劇的な経済成長が生じたかを、後半では、なぜ国家間に格差が生じたかを解く。

    産業革命によってマルサスの罠から解き放たれたのは、工場化によって労働者への教育の必要性が高まり、子供を増やすよりも教育に金をかけることになり、人口増加率が低下したため。工業が成長した産業革命の後半になると、技能を持つ労働者の需要が大幅に高まり、労働者の生産性に影響する教育、訓練、技能、健康などの改善が意識され、実施されるようになった。

    土地が少数の地主に集中している地域では、地主たちは労働者が近隣の都市へ集団移動するのを食い止めるために、公的な普通教育制度の確立に反対した。

    ヨーロッパの

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    2025年02月12日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    歴史を学ぶことの大切さが身に沁みました。
    歴史を学ぶのは未来を予測するためではなく、未来の選択肢を増やすため。
    選択肢が増えたところで最善の未来を選択できるわけではないけれど、少なくとも繰り返す過去の呪縛からは逃れ、今よりちょびっとでも自由になれる。
    昔から”自由”という言葉に憧れてきた僕には、未来の為に過去を知るという、単純だけれどとても大切なことを再確認させてくれた良書です。

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    2025年02月04日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    前作「サピエンス全史」に引き続き世界の見方、視点を新たに与えてくれる。
    前作で出てきた認知革命、農業革命、科学革命をベースとしつつ、魂や意識についての議論を展開する
    そして、その先に主観、客観に続く共同主観について述べ、人々にとっての意味を考え、科学と宗教は実は犬猿の仲ではないとする
    人の力とはなんだろうか、何が正しいと言えるのだろうかという考えに対して歴史に基づいて視点を与えてくれる本

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    2025年01月26日
  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

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    【感想】
    トランプやプーチンのような人間がリーダーになってしまう理由を進化論や人類学、心理学などを使って検証し、エピソードも豊富で面白く読める。納得感はあるが、そもそも権力者が「ダークトライアド(マキャベリズム、ナルシシズム、サイコパシー)なので対策を実行するのは難しい(著者も十分認識していると思うが)。

    【目次】
    第1章 序--権力はなぜ腐敗するのか?
    第2章 権力の進化史
    第3章 権力に引き寄せられる人たち
    第4章 権力を与えられがちな人たち
    第5章 なぜサイコパスが権力を握るのか?
    第6章 悪いのは制度か、それとも人か?
    第7章 権力が腐敗するように見える理由
    第8章 権力は現に腐敗す

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    2025年01月16日