柴田裕之のレビュー一覧

  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    ◾️サピエンス全史は大きく4部構成。認知革命、農業革命、人類の統一の前半分が上巻。人類の統一の後ろ半分と科学革命が下巻。
    ◾️科学革命は人類が意図せず始めたものであり、現代では科学を意図的に活用して何かを成し遂げようとしている。でも、誰も答えを持っていないということだった。
    ◾️科学革命が起き始めた1500年頃から、現代までの歴史を巨視的に見る本書は、内容が濃密過ぎて消化しきれない。何度も読み返してみたい1冊だ。

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    2025年11月24日
  • TIME SMART(タイム・スマート)―お金と時間の科学

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    ・ほとんど誰もが時間とお金のトレードオフに直面している。しかし、それはいつでも意思決定を改善できる。

    ・ほとんどの人が時間をお金ほど大切にはしていない。お金にばかり目を向けると不安と孤独感が蔓延し、金銭的にもそれ以外の形でも高くつく。それが「タイム・プア」。
     
    ・テクノロジー(スマートフォン、SNSなど)はストレスとタイム・プアを招く。むしろ手持ち無沙汰は価値があるがある余暇携帯で、さらにタイム・リッチになるのを助ける。
     
    ・私たちはタイムトラップを克服する力を持っている。毎日、小さな計画的ステップを踏む必要がある。最初は楽ではない。体を鍛えるのと同じ。
     
    ・タイムリッチになる方法は、

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    2025年11月21日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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    上巻は、主に歴史をたどる。ホモデウスとはまた違う切り口で、料理しなおしてまたこんなにも語れるのかと、著者の雄弁さには舌を巻く。第3章にある、著者の父親の体験が心に残る。

    下巻は、21-22年に主に執筆したらしいが、未来予測がすごすぎて25年の今読んでもまだまだフレッシュ。民主社会最大の成功の鍵であった、自己修正メカニズムをAI規制にも組み込めるのか?アルゴリズムによる人間の傀儡、シリコンカーテンによる陣営間の対立で、AIが真に活用されるべき環境保全やグローバル課題にはまったく活用されないコクーン状態、大国が無料でデータを吸い上げ利益は還元されないデータ植民地化での格差拡大、などなどディストピ

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    2025年11月14日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    非常に大きな視野で歴史を解説している。
    資本主義について考えさせられる。
    幸福とは何か、哲学的な問いについても記述されている。
    人とは何か、クローンをどう考えるか、など根源的な問いを考える機会を本書は与える。
    単なる歴史を振り返るだけでなく、深く人について、考えさせる一冊。

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    2025年11月08日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    主にマクロな視点でサピエンスの隆盛を考察した上巻とは毛色が異なるがこちらも面白い。
    下巻ではサピエンス自身が自ら生み出した虚構(帝国や資本主義、AI)に呑み込まれていく様が現在を通過点として描かれている。
    遅かれ早かれ科学は暴走すると立場には残念ながら説得力がある。

    私達は何を望みたいのか、との問いは、何を望むべきなのかに置き換えることはできないのだろうか。

    長生きして100年ごとに再読したらきっと面白い。
    そんな本に出会えた幸運を嬉しく思う。

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    2025年11月07日
  • 静寂の技法―最良の人生を導く「静けさ」の力

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    ずっと感想を書いたと思っていたぐらい、自分のものになった、自分の一部であり続けてほしい
    一冊だった。
    昔から、言葉にできない不安から逃れるために予定を埋め、目標を立て達成に向けて突き進む、という癖があったが、
    その生き方をいつまで続けるんだろうと思っていた矢先に出会った本だった。
    もともとは職場の騒音に悩まされて手に取ったが、生き方を見直すチャンスをもらえるとは思わなかった。
    この社会が忙しすぎると感じる人にぜひ読んでほしい。
    私は読み終えた側から、気づいたらまた細々としたことで脳を埋めようとしてしまっているが、その弊害を頭ではわかっているつもりなので、少しずつ余白を楽しめるようになれそうな気

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    2025年11月05日
  • ホモ・デウス 上 テクノロジーとサピエンスの未来

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    ダイヤモンド博士の「銃・病原菌・鉄」+「情報」にアップデートした作品

    人類史における「宗教の物語」から「情報の物語」への変容を描いている

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    2025年10月30日
  • 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義

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    ネタバレ

    ・死は本人にとって何が悪いのか。剥奪説(相対的に、本来教授できたことのロス)、存在要件
    ・存在要件 存在しない無数のラリー 緩やかな存在要件。死後の剥奪と生前の剥奪の違い。過去と未来の価値は違いそう
    ・快楽主義 完璧なバーチャル人生はあり?
    ・死ぬのは良いことである(不死は永遠な長期的に見れば悪いこと。すべてに飽きても死ねない!)
    ・人生は、何もしないには長すぎるが、何かをするには短すぎる

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    2025年10月27日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    ずっとサピエンスの歴史を追ってきて、おしまいのところで幸福論と将来の人類が扱われる構成が巧み。特に最後に問われる「私たちは何を望みたいのか?」という問いが深い。「そんなの腹いっぱい食べることじゃないか」「お金持ちになりたいに決まってる」「健康と不老長寿でしょ」といった定番の回答が、これまでの議論ですべて先回りされているのだ。

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    2025年10月19日
  • NEXUS 情報の人類史 下 AI革命

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     情報テクノロジーの歴史について、様々な事例を本に解説されていてとてもわかりやすかった。
     そして、事例の一つ一つがとても興味深く、見識に富んだものだった。
     情報テクノロジー歴史をもとに、AIの危険性を重点に置き説明されていた。
     AIはただの情報テクノロジーではなく、主体になり得る情報テクノロジーであることに気付かされた。
     欲望のままにAIからもたらされるメリットにばかり目を奪われるのではなく、危険性をはらんでいることを認識しなければならない。
     ホモ・サピエンスの名の通り、賢き人にならなければならない。
     

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    2025年10月17日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    人類の成長と未来についてマクロ視点で語る本。
    人類がホモ・サピエンスだけではないところから始まって、近未来の予想までを順を追って説明してくれる。
    あまりにも明快に、そして言いにくいこともバッサリと述べている。
    モヤっとしていた歴史というか人間というものが非常にクリアにくっきりと見えてくる。
    孔子がこの本を読んだら死んでしまうのではないかと思うくらい人間の本質を掴んでいるように思える。
    外国の本に良くある言い回しで読みにくい部分はあるけれど、全ての人にオススメです。

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    2025年10月16日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    1年越し二週目の感想です。

    下巻も非常に面白い内容ばかりでした。個人的には科学史に興味があったので、特に帝国主義や資本主義が絡む本巻はとても読み応えがありました。「無知が信用を生む」という考えが非常に面白いです。

    一方、19章以降の幸せ、未来については、現代人にとって少し耳の痛い話だなぁと思いました。「そもそも科学と幸せがどう結びつくか」という問いは、確かにこれらか非常に重要になる問いだと感じました。以前科学哲学の本を読んだのですが、今の時代は、科学から「創造主の計画を明らかにする」という目的が抜け落ち、技術的な科学に向かっている、という知見が述べられていました。

    この抜け落ちたものこそ

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    2025年10月09日
  • ホモ・デウス 下 テクノロジーとサピエンスの未来

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    いつものように著者の知識による比喩がとても分かりやすく理解しやすい。とは言えだいぶ難解でもあるハイカロリー本!

    科学が発展を遂げるに従って、人類が自由主義の到来からここ2世紀信じて来た内なる自己が生体アルゴリズムの結果に過ぎないことが明らかになり、ビッグデータによってすべて人間の意思の外の"外部"で決められる事が出来、自己決定すら危うくなる…自由主義の時代を担ってきた人間至上主義が崩壊する…その場合の未来にホモ・サピエンスは消滅する。著者のこの予測は当たるだろうか?この未来が気に入らなければ変えるよう何らかの努力することが必要だ…という内容。

    特にこの下巻での、人間の&

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    2025年10月05日
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

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    統合失調病については、現代も正式な治療というものがなく、発症したら完全に治ることはない。12人の家族がいて6人がこの病気を発症しているというノンフィクションの話。
    読みごたえがあり、読んでいる途中私にも同様な症状があったり、あるのかな?と考えてしまった。

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    2025年10月04日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    いろんなトピックがあるのだか、
    結局、こういうことに集約できるか。

    取るに足らないはずの人間が力を持てたのは、
    虚構を信じて団結できたから。

    何か大きなことをなすには、周りに虚構を信じさせることが大事になる。

    虚構を伝えてくるのは、
    国であったり、企業であったり。

    自分に問いかけたとして、果たしてそこに
    本当の自分があるのか。
    周りから信じ込まされた虚構なのではないか。

    現在さらにバイオテクノロジーとデータによって、
    個々人を理解した上で、それぞれに合わせた虚構さえ作りうる。

    いったい何を信じたらいいのか。
    と。

    しっかりと自分で考える力をつけないといけない。

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    2025年10月03日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

    匿名

    購入済み

    現在当たり前のように受けている恩恵が、今後急速に発展した結果悲惨なことにつながりかねないことを改めて実感した。無知が本当に危険なので、危機感を持つべきだと思った。

    #タメになる

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    2025年10月03日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    科学革命についての内容が主になる。科学の進歩がサピエンスを変化させるのか、あるいは別の人類になるのか。これからAIなど進歩していくので、科学と文化人類がどこまで共存し融合し、また人類としてどのように認知したらよいのかという目線で、技術進歩に目を向けていきたい

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    2025年09月30日
  • サピエンス全史 下 文明の構造と人類の幸福

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    難しい内容でありながら語り口調で引き込まれて読み切れた。

    未来は楽しみでもあり、不安だが望んでいるものをきちんと望めるようにしたい。

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    2025年09月24日
  • 統合失調症の一族 遺伝か、環境か

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    ネタバレ

    民俗学なんかの伝承や禁忌の源泉になってそうなことを考えたり勉強したりするのが好きで、これもずっと読みたいけど高くて買いそびれてたのをやっと買って読めた。サブタイトルに書いてあるけど当事者の足跡や治療や研究の歴史、包括して知ったうえでしかそのことは語るべきじゃないよなって思った。
    早川のサイエンス系のノンフィクションほんと良い本多い。

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    2025年09月24日
  • 21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

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    「現代の社会が抱える問題を学ぼう!」などと、肩肘張って読むことは、おすすめしない。この本は、著者のエッセイ的な文体で、21個のトピックに関して、ときに問いを投げ、ときに歴史の事実を紹介し、ときに著者の想いは垣間見える。そういった本である。本全体に散りばめられているエッセンスを、自ら結んでいくことで、より楽しめる本になっているだろう。

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    2025年09月23日