生存する意識――植物状態の患者と対話する

生存する意識――植物状態の患者と対話する

作者名 :
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作品内容

“バスタイムにこの本を読み始め、三時間後、すっかり冷たくなった風呂水の中で読み終わった。……宇宙に放り出された宇宙飛行士よりも他人と深く隔絶された人々とオーウェンとのコミュニケーションにあまりにも引き込まれ、バスタブから出られなかった。”──クリストフ・コッホ(神経科学者)【書評より】■「植物状態」と診断された患者たちが、fMRIを通じた問いかけにYesとNoで答えた──意識があるかないかの二分法では捉えきれない「グレイ・ゾーン」の意識を探る、緊迫の脳研究レポート。■植物状態の患者にじつは十全な知覚や認識能力があるとしたら、それをどうすれば証明できるだろう? 本書の著者はfMRIなどの脳スキャン技術を用いた驚くべきマインドリーディングの手法を開発した。そこで明らかになったのは、「意識がない」はずの患者たちの中に、「痛みはありますか?」といった質問の数々に答えるなど、紛れもない認知活動をやってのける人々が少なからずいるという事実だった。■患者が応答できるとわかったとき、「あなたは死にたいか?」と聞くべきだろうか? 著者の研究は、脳損傷患者のケア、診断、医療倫理、法医学的判断といった幅広い領域に影響する。また、意識の存在証明に迫れば迫るほど、「意識」概念の輪郭は崩れ、認知科学的・倫理的・哲学的疑問がいくつも湧き上がる。意識とは何かをめぐる既存の枠組み自体が揺らぎはじめるのだ。■検出限界未満の意識が生み出す計り知れない生命力や、家族に支えられた患者たちの回復力にも圧倒される。脳と意識の謎の奥深さにあらためて衝撃を受ける一冊。

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
学術・語学 / 医学
出版社
みすず書房
ページ数
320ページ
電子版発売日
2018年09月28日
紙の本の発売
2018年09月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
2MB

生存する意識――植物状態の患者と対話する のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年11月23日

    1年かかって読んだ。
    去年母の意識がなくなった時に読み始めて、また、最近読み始めた。ほんとは意識あったのかな、とか、なんとしても延命してたら、何か変わったんだろうか、とか考えてしまって、母が亡くなった今、読むのはきつかった。

    植物状態の患者さんに意識があるのか、あらゆる手段で調べるノンフィクション...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年08月13日

    植物状態と診断された患者の中には実は意識を持っている、それを表現する術がないにすぎない、という人が少なからず存在する。この衝撃的な事実を明らかにした一冊。
    と言っても、医学書・科学書チックな本ではない。その大きな理由は二つ。ひとつは、かつてのパートナーが植物状態になってしまったという著者の私情がそこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年09月30日

    植物状態の患者に意識があるのかどうか、あるとすればどうやってコミュニケーションできるのか?身体からのアウトプットが全くできなくなった状態の人とのコミュニケーションの手法を開発した脳科学者の感動的な著作。

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    Posted by ブクログ 2020年05月25日

    最小意識状態、植物人間、閉じ込め症候群、さまざまな呼ばれ方がある「あの症状」について、認知科学者の人生をかけた挑戦をつづった濃厚な一冊でした。意識があるかをどうやったら確認できるのか、今では当たり前だと思われているような数々のテクニックをゼロから作り出していく、その手腕には感嘆です。テニス課題が生み...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年04月22日

    原題:INTO THE GRAY ZONE A Neuroscientist Explores the Border Between Life and Death
    原題の通り、「グレイ・ゾーン」と呼ばれる生と死の境目の状態にいる患者の意識について挑んだ神経科学者の本である。著者は、植物状態と診断され...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月27日

    植物状態と診断され、見かけからは全く反応がないように見えるひとに、意識がある場合があるという事実に、驚いた。これまでは、専門医師が診断しているので、植物状態イコールその時点で意思を持たず、かつ、将来も回復は困難なものと思い込んでいた。
    植物状態と診断されても、見た目には何の反応も示さなくとも、意思が...続きを読む

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