柴田裕之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者のユヴァル・ノア・ハラリは名著にしてベストセラー『サピエンス全史』、『ホモ・デウス』を書いたイスラエルの歴史学者である。本書は新型コロナによる感染症が世界に拡大し始めた2020年3月から4月に書かれた3「タイム」「FT」「ガーディアン」に寄せられた3つの寄稿記事とインタビューから成る。
この本を読んだのは、2020年秋のだったが、このレビューを書いているのはそれから約1年ほども経った21年9月である。
ハラリは、コロナについておそらくは何かを書く必然性があった。なぜなら、『ホモ・デウス』において人類の歴史において長きに渡って苦しんできた飢餓・疫病・戦争を克服したとして人類の未来について -
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Posted by ブクログ
いわゆる植物状態の患者の脳内はどうなっているのか?
学術書のようでありながら、まるで小説のように読みやすく、興味をひかれる場面も多く、感動もする。
植物状態にある人は、ドラマで見るようにあんなにきれいに眠ったままの姿なのか?少しは反射的に動いたりするのではないかな…というか実際に仕事で意識障害に陥った患者さんを何度も見かけるので、でもずっと看護したりしているわけでもなくチラッと見かける程度なので、きちんと知りたいな…という気持ちから手にとった書籍だったけど、多くのことを学べたし、考えさせられることも多く、繰り返して読みたいと感じた。
延命するかどうかという選択、そこに意識の有無が深く関わって -
Posted by ブクログ
最終的にはEQ(心の知能指数)を高める事が目的のプログラムだが、体と同じように1つを鍛え続けても体全体が強くなるわけではない。
その鍛える部位がある程度分類され章立てされ、それに応じたエクササイズが各章で2,3ずつ紹介されている。
個人としては冗長に感じる面もあったが、こういう場面で弱い面があるならこのエクササイズで鍛える、またその場面に出くわしたらこうする、などのエピソードがエクササイズの前後にあったりする。
エクササイズは、何秒まって、次は何を想像するなど、具体的。
また、かなりの数が紹介されているので瞑想のバリエーションを増やしたいとき、こういった場面でどうもうまくいかない、といった時 -
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Posted by ブクログ
冗長で読みにくい本だが、瞑想の効能を科学的に説明している。
瞑想は2年ぐらい前からやっている。
効果を実感するまでに時間はかかったが、よいと思う。
頭の中のデフラグ
善良さを増す瞑想についても書かれているが、これは私は苦手
自分用に記録
1 心を落ち着ける
二分間、呼吸に集中
2 愛情、思いやり、利他主義などの自分の中にある善良さに心を向ける。
息を吸うときに善良さをすべて吸い込む。心の中で10倍にしてゆっくり吐き出す。
3 知っているあらゆる人の善良さに心を向ける
息を吸い込むときは彼らの善良さをすべて心の中へ吸い込む。
4 世界のあらゆる人の善良さに心を向ける
息を吸 -
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