柴田裕之のレビュー一覧

  • TIME SMART(タイム・スマート)―お金と時間の科学

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    科学的なデータから時間とお金の関係性について、分かりやすく説明してくれる。
    タイムリッチになるために必要なこと、なぜ時間を優先することが幸せに繋がるのかエビデンスを元に納得できる。
    余暇と効率や経済的価値を切り離すというのは非常に納得した。私自身旅行中に選択肢としてこっちにすればもっと安かったねと思うことが多々あったが、それはそれとしてその余暇自体を楽しむことが大切だと改めて思った。一瞬一瞬を大切にすることもタイムリッチに繋がると考えさせられた。

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    2021年11月21日
  • サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

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    ・瞑想は注意の練習により心を育むこと。注意が揺らぐことなく穏やかで集中したものになると、心はリラックスして隙のない状態となる。このとき心は穏やかでいてかつ明瞭な状態となり、そのときに心は本来の幸せな状態を取り戻す。心が自発的に、自然に、喜びに満ち溢れる。
    ・瞑想を通じ、自分な感情を客観的に観察できるので、深い自己認識と自制が可能となり、ビジネスにおいてもEQの向上に資する
    ・p339に瞑想が社会に広く浸透するための条件が書かれている

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    2021年10月12日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    著者のユヴァル・ノア・ハラリは名著にしてベストセラー『サピエンス全史』、『ホモ・デウス』を書いたイスラエルの歴史学者である。本書は新型コロナによる感染症が世界に拡大し始めた2020年3月から4月に書かれた3「タイム」「FT」「ガーディアン」に寄せられた3つの寄稿記事とインタビューから成る。

    この本を読んだのは、2020年秋のだったが、このレビューを書いているのはそれから約1年ほども経った21年9月である。

    ハラリは、コロナについておそらくは何かを書く必然性があった。なぜなら、『ホモ・デウス』において人類の歴史において長きに渡って苦しんできた飢餓・疫病・戦争を克服したとして人類の未来について

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    2021年09月05日
  • 脳にはバグがひそんでる 進化した脳の残念な盲点

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    普通の水道水と成分に大差ないペットボトルの水や、有害なタバコを購入させ、永遠の輝きと表してまんまと婚約指輪にダイヤモンドを付ける事を広めたマーケティングの強かさ等々、騙されやすい脳について分かりやすく学べる。

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    2021年08月12日
  • サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

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    ネタバレ

    マインドフルネスを日常の中に取り入れたいと考えて,まずは科学的な理解を深めるために読んだ。
    これまでは,マインドフルネスや瞑想というと宗教的な部分が多いように感じていたが,本書を読んでマインドフルネスが科学的であり,人生の様々な部分に良い影響をもたらす大きな可能性を秘めていると感じた。
    まずは実践あるのみだと思うので,毎日2分間だけでもいいので継続して実践していきたいと思う。

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    2021年08月08日
  • 生存する意識――植物状態の患者と対話する

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    いわゆる植物状態の患者の脳内はどうなっているのか?

    学術書のようでありながら、まるで小説のように読みやすく、興味をひかれる場面も多く、感動もする。
    植物状態にある人は、ドラマで見るようにあんなにきれいに眠ったままの姿なのか?少しは反射的に動いたりするのではないかな…というか実際に仕事で意識障害に陥った患者さんを何度も見かけるので、でもずっと看護したりしているわけでもなくチラッと見かける程度なので、きちんと知りたいな…という気持ちから手にとった書籍だったけど、多くのことを学べたし、考えさせられることも多く、繰り返して読みたいと感じた。
    延命するかどうかという選択、そこに意識の有無が深く関わって

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    2021年07月29日
  • TIME SMART(タイム・スマート)―お金と時間の科学

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    時間に追われストレスを溜めるタイムプアでなく、タイムリッチを目指すために心がけたいことがまとめられた、一冊。

    休みをきちんと取ることが、心身の健康などに大切だということを様々な根拠データ(巻末に参考資料リスト有り)とともに示してくれる。またタイムリッチになることは決して独りよがりなことではなく、周りにも良い影響を与えるのだということが、読んでいて伝わってきた。

    ともすれば自分もタイムプアな行動をしてしまいがちなので、休むときはきちんと休むなど、この本の内容を意識して日々を過ごしていきたい。

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    2021年07月29日
  • サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

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    最終的にはEQ(心の知能指数)を高める事が目的のプログラムだが、体と同じように1つを鍛え続けても体全体が強くなるわけではない。
    その鍛える部位がある程度分類され章立てされ、それに応じたエクササイズが各章で2,3ずつ紹介されている。
    個人としては冗長に感じる面もあったが、こういう場面で弱い面があるならこのエクササイズで鍛える、またその場面に出くわしたらこうする、などのエピソードがエクササイズの前後にあったりする。

    エクササイズは、何秒まって、次は何を想像するなど、具体的。
    また、かなりの数が紹介されているので瞑想のバリエーションを増やしたいとき、こういった場面でどうもうまくいかない、といった時

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    2021年07月21日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    1年前の世界中がコロナ第一波に怯えロックダウンに明け暮れていた状況下にあって、変異ウイルスを予見し、ナショナリズムに固まらずにグローバルに協調することを呼びかけ、また監視社会の到来への警戒を説いている著者の冷静な論説に感服。

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    2021年06月21日
  • 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 完全翻訳版

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    死の本質のついて

    死のついての合理的な分析、考察。

    テーマは、死の良し悪し、人生の価値、不死、死のタイミング、自殺など。

    死ぬことは一概に悪いとは言えないという筆者の主張を皮切りに、上記テーマについて数字や哲学者が発した言葉の引用も交えながら考察する。

    複雑で難解な点も多いが、我々が普段恐れながらもその存在や恐怖から目を背けている「死」の意味や価値に向き合い自ら考える上ではとても面白い内容である。

    本著は誰にでも訪れる死への解決策を示す実用書ではなく、死を恐れずに再考するための哲学書と言えるだろう。

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    2021年06月15日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    ネタバレ

    パンデミックに立ち向かうために必要なのは「脱グローバル」ではなく「グローバルな協力体制」である。アメリカというグローバルなリーダを失った世界において、グローバルでの協力が不足している。各々の国が自国を保護し、他国を敵視しているが、コロナに対しては逆効果である。たとえ自国が上手く医療体制を築けていても、医療体制の整わない国でコロナが蔓延してしまったら、その国から再度パンデミックが始まってしまう。しかも更に凶悪な細菌となって。「全世界的な医療体制を整えること。」がコロナに打ち勝つ方法である。

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    2021年06月13日
  • ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ

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    認知と進化について独創的な研究で知られる進化神経生物学者である著者の学術論文をベースに、ユーモアたっぷりの語り口と、様々なデータを駆使した推論により、ヒトが色を知覚する能力を発達させた理由、どうして両目が前向きについているのか、なぜ錯視が起こるのか、どのように読字の能力を獲得したのか、についてこれまでの常識を覆す、進化による視覚革命について展開する1冊。

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    2021年06月10日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    ネタバレ

    本書の出版は2020年10月で、本書を読んだのは2021年6月だったが、このタイミングで読んでも今出版されたかのような真新しさを感じた。
    必要なのは国際的な強調で、ナショナリズムに走ってはいけないと感じた。人類全体で、コロナに打ち勝つにはどう行動すればいいか考えていきたい。
    グローバルな今、世界中で情報共有は非常に重要なのだと感じた。

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    2021年06月07日
  • ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ

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    著者の「目」に関する執着というか、エネルギーには感服しました。そして、一人の科学者の生涯をかけさせる深淵なテーマを目が持っていることも分かりました。

    内容はちょっと分かりづらいし学術的な印象が強い本です。

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    2021年06月03日
  • 「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 完全翻訳版

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    読み進めるには難しいだろうけど内容に興味があったのでずっと気になっていた本。オーディオブックになったのを機に講義を受けるつもりで購入して聴いた。読むよりすんなり頭に入ってきて「死」を哲学的に理解しやすかった。例えも分かりやすい。

    私たちが死に対してやんわり抱いているイメージは哲学的に見てもだいたい間違いないという感じ。私は魂や生まれ変わりを信じていないので著者の考えはわりと近かった。でも私が自殺大国・日本の生まれだからか、自殺の章はつい感情論に意見が流れそうになった。

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    2021年03月31日
  • 地球を「売り物」にする人たち

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    地球温暖化をビジネスチャンスとして動いている企業や国のルポ。北極航路は想像がつくが、民間消防会社、防潮堤ビジネス、水利権といやはや色々あるものだ。

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    2021年02月23日
  • サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

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    マインドフルネスに興味を持つにはとってもいい本だと思う。ただ1回読んだだけではあまり理解できていない気がする。また読まなければ。

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    2021年02月14日
  • サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

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    冗長で読みにくい本だが、瞑想の効能を科学的に説明している。

    瞑想は2年ぐらい前からやっている。
    効果を実感するまでに時間はかかったが、よいと思う。
    頭の中のデフラグ

    善良さを増す瞑想についても書かれているが、これは私は苦手
    自分用に記録

    1 心を落ち着ける
      二分間、呼吸に集中
    2 愛情、思いやり、利他主義などの自分の中にある善良さに心を向ける。
      息を吸うときに善良さをすべて吸い込む。心の中で10倍にしてゆっくり吐き出す。
    3 知っているあらゆる人の善良さに心を向ける
      息を吸い込むときは彼らの善良さをすべて心の中へ吸い込む。
    4 世界のあらゆる人の善良さに心を向ける
      息を吸

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    2021年01月17日
  • 緊急提言 パンデミック 寄稿とインタビュー

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    国際的協力の面に関しては確かにそうであるが
    過剰な介入による途上国への搾取の問題が
    今後浮き彫りになってくるのかなと思った

    コロナ禍で立ち止まって目を向けることもなかったが、私たちが提供している個人情報の幅は気付かぬうちに生体的情報まで拡がってきているのかと認識された。

    コロナによってあらゆる領域において
    変化の局面に立たされていると思っているが、
    個人の監視の面では本当に大きな分岐点に
    立たされていることをこころに留めておきたい

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    2021年01月16日
  • サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法

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    今社会的に大変生き辛く閉塞感があり、自分の気持ちを整えることを何かやりたいと思い手に取った本。
    内容はとても興味深くこれから少しずつ実践していきたい。
    ただ、ちょっと長い。

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    2021年01月13日