柴田裕之のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
外部騒音(物理的な音) 情報騒音(多すぎる情報) 内部騒音(自分の内なる声)
環境のコントロールももちろん重要
騒音にただ耳を傾 けると自分の中に静けさが訪れることがある。
→あるがままを受け入れるとほぼ同じ
フロー状態や一体感でも静寂は作れる。
→静寂は没頭と同じ意味とも捉えることができる
つまり、自分の中でプラスの波とマイナスの波のバランスがうまく取れている状態を作ればいい。
今の世の中はモノや情報があるれすぎてプラスの波が大きすぎることがほとんどなので、
静かにできるマイナスの状態を意識的に増やせばバランスが取れることがほとんど。
→健康に良い食事と同じ考え方。
何もない「間」を不必要なものと考える必要はない。
これもマイナスの波長の一種だと考えることができる。
何もしないは長期的にみるとうまくいく戦略になることがある。
もっともっとは長期的には危険かもしれない。
Less is more 少ない方が豊か
Simple is the best
GDPはお金に換算できるものの価値(価格)しか表せない指標
価格で表せない自分にとっての価値は人によって違うのだから、自分で定義すればいい。
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Posted by ブクログ
IoTを中心としたインターネットの発展によって、財やサービスを1ユニット当たり生み出す費用がゼロになる。物質を追求する資本主義社会から、他者との親交を追求する協働型コモンズの社会が到来するという、2015年当時では先進的な主張が展開される。
限界費用ゼロになるというのは、ケインズが「100年後に人間は労働から開放される」と主張したものの、人間の飽くなき物質的追求欲を見誤ったように極端だとは思うが、先進国のGDP的成長率が低減していく中で、「本当の幸せとは何か」を考える風潮や世代は増えている。テクノロジーの飛躍的進化を享受した後、人類は何のために何を目指すべきかを考えさせられる良著。事例は冗長に感じた。 -
Posted by ブクログ
空白を意味のない会話で埋めてくる人を鬱陶しいと思ったことはないだろうか。質問の答えを考えている間に、重ねて何か言ってくる人にちょっと黙ってほしいと思ったことは。私はある。
質問の後に訪れる短い沈黙、会話の途中の少考で生じる静寂、本書ではそういう「間」が日本独特の文化として紹介されている。著者はその初感を”文化的な奇行”とまで書いているが、それは自身が育ってきた文化によって条件づけられた”空白を埋めたいという衝動”があるからだと言う。アメリカでは内向型の人はさぞ生きにくいであろう。
私たちの日常は騒音に溢れている。スマホやSNSの発達で常にオンラインでいることが当たり前になって、少しでも目を離すと何かを見逃したような気持ちになり、レスポンスが遅いとできないやつだと思われる。情報は増えても、それを処理する人間の能力は上がらないと言うのに。
さらに、騒音は外部に留まらない。”自分自身について自分に対して語るのをやめる”必要がある。
静寂の見つけ方として、瞑想、運動、自然の中で過ごす、無言の日を作る等々、具体的な方法が紹介されている。もっと簡単にできることは、次の行動に移る前にゆっくりと3回呼吸してみる、コーヒーを淹れる動作を儀式のように集中して優雅にやってみる等、余裕がないときこそ実践してみたいと思う。
その他、印象に残ったフレーズ
「早起きの人と夜更かしの人は正反対と思われがちだが、両者はともに、1日のうちの静かな時間帯、外部からの要求がない時間帯の真価を理解している」
「休息は贅沢だとか特権だとか言うのをやめる」
「騒音のコストの1つは、人生で何が重要かがよくわからなくなること」
「静寂の時間を許せば、部屋の奥のほうのおとなしい子どもや、ディナーの食卓のおとなしい子どもも、発言する余地を見つけられます」 -
Posted by ブクログ
audibleで視聴した。
そのためザックリの内容理解。
気が向いたら、本のバージョンも読みたい(上巻など完全に忘れてしまった。笑)
宗教至上主義から、人間(個人)至上主義にそして、データ(AI)至上主義に変化していくと書かれていた。確かに、生成AIの台頭を含めハラリさんが予想する未来に近づいている気がする。
火の鳥未来編の様に人工知能から神託を受ける様な世界になる未来線、もしかしたら生きてる内にあるのかなとも思ってしまう。
また、AIやテクノロジー、生命科学を味方につけたものとつけないものの格差はどんどん広がっていくのでないかとの考察も
また、ところどころ皮肉が効いたジョークが入っていて笑ってしまった。
特に、タクシー運転手や、レジ業務など多くの業務がテクノロジーで代替されていく可能性が高いなか、1番代替されてく可能性が低い職種の中に「考古学者」があるとのこと。
へー、やるじゃん。と思っていたら、代替されない理由として、そもそも代替することの市場インパクトとニーズがないからと書かれていた。斜め上の視点だったので、つい笑ってしまった。