柴田裕之のレビュー一覧

  • マシュマロ・テスト 成功する子、しない子

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    ネタバレ

    マシュマロテストというテストから人間の能力に関して、現時点で分かっていることと、そこから何が生活に適用できるかを示した本です。幼児に席につかせ、何も置かれていない机の上に好きなお菓子を1個与え、また遠くに2個のお菓子を置いておき、検査者が「今から、私は少しいなくなるけど、今すぐにお菓子を食べたいなら、レバーを押してね。そうすれば、すぐに来るから。でももし、私が戻ってくるまで、待っていたら、机の向こうにおいて2個の方を上げるよ。待っててね。」と伝えて席をはずす。そのとき幼児はどおように行動するか?我慢できるのか?を見るのがマシュマロテストで、この検査で成功した幼児は、その後成人になった時に、いい

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    2015年08月12日
  • マシュマロ・テスト 成功する子、しない子

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    自分が子育てしてして、実感として感じることが、理論的に裏付けられていて、納得感がある。
    子どもをどうこうする前に、自分をどうにかする方が先だけど…
    少し訳文がこなれてなくて読みにくい部分はあるが、読む価値は高いと思う

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    2015年08月06日
  • マシュマロ・テスト 成功する子、しない子

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    短期的、長期的な思考を持つかどうかで人生の大半が決まるらしいが、思考を変える事ができる点が救いだと思う。この研究を知っている前提で、自分の子供が我慢できない子だった時、育児方法を変える事ができると
    思う。我慢しすぎも良くないが、犯罪を犯さず社会に適応できる程度のレベルにするには親も長期的な思考を持つ必要があると思う。
    と思う。

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    2015年07月25日
  • マシュマロ・テスト 成功する子、しない子

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    小さな子どもの時から、
    人は自制する事ができる子と出来ない子がいて、
    その結果、人生にどのように影響があるかを書いた本。

    考えされられた。

    我慢することは、大人でも難しいことである。

    それを幼少のころに身につけていれば、成功する確率はあがるだろう。
    本書はその事を半世紀の調査で実証したといえる。


    内容(「BOOK」データベースより)
    『マシュマロをすぐ1個もらう?それとも我慢して、あとで2個もらう?』これは、行動科学で最も有名なテストのひとつマシュマロ・テストである。このテストの考案者である本書の著者ウォルター・ミシェルは、マシュマロを食べるのをがまんできた子・できなかった子のその後

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    2015年06月28日
  • マシュマロ・テスト 成功する子、しない子

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    ネタバレ

    「今マシュマロを一つもらうか、しばらく待って二つもらうか」

    我々の意思決定には辺縁系を中心としたホットなシステムと前頭前野を中心とした認知的なクールなシステムがある(という二律背反構造をモデル化したものはセイラー以来、多数あるが、やはり代表的なのはカーネマンか)。
    未就学児童に対するマシュマロ・テストで、クールなシステムを働かせて待つことができる能力とその後の人生の成功との間には強い相関がある

    ただし、この能力は持って生まれたものではあるが、その後のトレーニングによって強めることもできるし、場合によっては(自制心があるはずのクリントンがモニカ・ルインスキーとの事件を起こしたように)ホットな

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    2015年06月22日
  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史3 帝国の緩やかな黄昏

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    訳はいまいちだったが、公に語られてこなかったアメリカの歴史がよく分かった。改めてアメリカへの見方が変わった。

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    2015年06月02日
  • 経済は「競争」では繁栄しない

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    人間の道徳的な行動のカギはオキシトシンという化学伝達物質。平均的に女性の方が多い。

    オキシトシンを増やすには、信頼を込めて人と接するだけでよい。それだけで相手はオキシトシンが急増する。

    自然界では、環境からのシグナルによって、リラックスして安全な事がわかるとオキシトシンが急増する。

    オキシトシンの分泌が促されると、今度は快感を生じさせるドーパミンとセロトニンが分泌される。セロトニンは不安を減らして気分をよくする効果があり、ドーパミンは目標志向行動や衝動、強化学習に関わっている。

    「共感」はオキシトシンレベルの上昇と直結している。

    信頼されるとオキシトシンレベルが上がり、より信頼される

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    2015年01月15日
  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史

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    「昔は良かった」という人達がいるが、現在の世界は50年前に比べて格段に良くなっている。便利なものはより便利に、より安く入手・使用することができるようになった。平均寿命も延び、乳児死亡率も低下している。

    著者は自分が「合理的な楽観主義」だという。資源の枯渇や環境汚染が騒がれているが、新たな資源の可能性はいくらでもある。また環境汚染でも、排気ガスが発する有害物質は減っている。この先の世界もそう悲観するものではない。
    ということが具体的なデータを並べて示されている。


    著者は原子力発電が主力になっていくとしているが、これは東日本大震災による福島の事故から修正されるべきだろう。著者の今の考えはどう

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    2014年11月22日
  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史

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    人類の10万年史を振り返ると、近現代の生活水準の向上は驚くべきものである。現代社会の抱える恐るべき貧困でさえ、個別的な事例の悲惨さはさておき全体的な視点から見れば、過去の歴史における破局的な貧困よりはマシであるのは間違いない。ことによると我々人類がマルサスの罠に捉えられていたころの平均的な生活水準でさえ、現代人の感覚からすれば貧困状態と言っても間違いかもしれない。我々は、ともすれば、この科学技術社会を語る際に、産業革命以前の社会のノスタルジックな側面と対比しがちであるが、ノスタルジックな幻想を抱くことも多いが、「世界は常に良くなってきた」ことを、もっとキチンと認識すべきである。

    というのが、

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    2014年08月02日
  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史

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    分業、専門化、交易が知識と情報の発展を促した。
    この本に通底する楽観論に同感。
    具体的な例を多く盛り込んでいるが、もう少し簡略化したほうが読みやすいのでは。

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    2014年03月22日
  • 経済は「競争」では繁栄しない

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    「あなたは自分がしていることを堂々と母親に告げられますか?」
    これはebayが他国に進出する時、倫理規定を考えた時に考え出した言葉である。はっとさせられる言葉である。
    コンピュータはプログラムを忠実に実行するだけだが、ヒトは何らかの意図を持ち、複雑な行動を組み合わせて何らかの結果を生む。
    海馬により短期記憶、睡眠により定着すると言われている記憶はいずれも過去のモノである。
    各種ホルモンは未来の行動の方向性、意思決定の際のバイアスであると考える。これの異常が、うつ、発達障害などや影響しているのはもはや疑いは無いだろう。
    本書が示すのは、我々の行動、特に他者へのいたわり、優しさの根源には、オキシト

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    2014年01月04日
  • 経済は「競争」では繁栄しない

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    人の信頼関係を、小さな分子(ペプチド)で、脳の中で信号を送る神経伝達物質と、血液中でメッセージを運ぶホルモンの両方の働きを持つ「オキシトシン」に着目して、どのような時にそれが分泌されるのか、あるいはそれを注入した場合にどのような影響を与えるのか等の実験から「愛と共感」との相関を導き出し、それこそが経済を繁栄に導くと説く。

    共感あるいは信頼関係が経済活動にブラスに働くというのはパットナムの『哲学する民主主義』以降、定番とも言える言説ですが、ハグやマッサージのようなスキンシップあるいは宗教やダンスそして感動の物語でオキシトシンが分泌され共感と信頼に繋がるとの実験結果はとても新鮮で良かった。

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    2013年11月24日
  • 経済は「競争」では繁栄しない

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    信頼とか思いやりとか共感とか。主観的な感情を本気で科学した本。結論部はごく平凡にまとまっちゃった感はありますが、パプアニューギニアの部族からサンプルを採ったり、スカイダイビングをしてみたり、ユニークな実験の数々とその考察はすごく面白かったです。

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    2013年11月22日
  • 経済は「競争」では繁栄しない

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    脳科学、生物学的な知見も含めた行動経済学に興味があり、新しい社会のモデルについて知りたくなり手に取る。

    伝達物質のひとつである「オキシトシン」が信頼と共感を生み、資本主義に代わる新しい経済のあり方について研究の成果に基づいて説明している。

    オキシトシンは女性ホルモンであり、他者からの信頼を得ることで一時的に自らもオキシトシンが増加することで、利他的で非合理的な行動をとるという。

    公共財ゲームや信頼ゲームといった実験を重ねることで、特に愛情を受けて育った人、信仰の深い人は他人を信頼し幸福度が高いことが分かる。

    しかし、進化の過程で人間は生存するために、知能をもった他の生物から生き延びるた

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    2013年11月10日
  • 繁栄 明日を切り拓くための人類10万年史

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    マット先生の主張をまとめると「悲観主義にとらわれて萎縮するな、世界を良くするために、ただ進め!(確かに社会問題は数え切れないほどあって、悲観したくなる気持ちもわかる。だからこそ私のような人間が率先して、楽観主義者であろうと思う)」てなところ。その主張を確かなものにするために、膨大なデータと分析事例が詰め込まれており、噛みごたえはじゅうぶん。

    生まれでた限りは、どんなに些細なことでも社会を前に進める義務があると思う。勇気が出る一冊。

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    2013年10月18日
  • オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史3 帝国の緩やかな黄昏

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    三巻目はフォード大統領から最近のオバマ大統領まで。カーター大統領あたりからなんとなく記憶があるので生々しく読めた。これまでのほほんと生きてきたけど、核戦争直前の危機が何度もあったとわかって改めて驚愕。しかも概ね米国が悪いとらしい。中でもレーガンとブッシュ ジュニアが危な過ぎ。よく人類生きてるな。

    安倍首相も同類のような気がしてならないのだが。

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    2013年07月24日
  • TIME SMART(タイム・スマート)―お金と時間の科学

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    「時間がない」と感じながら、気づけばSNSや細かいタスクに追われて一日が終わっている——そんな日々に心当たりがある人に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

    『TIME SMART』は、「お金」ではなく「時間」に注目し、私たちの幸福の正体を科学的にひも解きます。本書が突きつけるのはシンプルな事実です。お金は取り戻せるが、時間は取り戻せない。そして、時間に追われる「タイム・プア」の状態は、健康や幸福に深刻な影響を与えるということです。ドキッとさせられます。

    特に印象に残ったのは、「お金で時間を買う」という発想です。家事の外注や時短サービスを使うことにためらいを感じがちですが、本書はそれを“人生の質

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    2026年04月28日
  • なぜ悪人が上に立つのか―人間社会の不都合な権力構造

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    生物的、制度的、心理的などの側面からなぜ権力を持つ人が腐敗しやすいのかを明らかにしていく。
    「神の目」が腐敗を防ぐ。しかし「神の目」を設定するのは権力者であり、それを設定させることができるのだろうか?トランプさんは悪人だと私は思う。けど彼を制する「神の目」を誰がどうやってせっていするのだろうか?
    一般社会への監視の目は強くなる一方で、上位層にいる人たちへの監視は果たしてどうなんだろうか。
    会社を考えた時もそうだ。

    隣近視との付き合いの大切さや宗教が役立つ意味などまで考えが広がっていく。
    隣近所や村が共同体として生きていた時代の日本は、相互監視が成立していたと思うが、それが腐敗の抑制に役に立っ

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    2026年04月27日
  • 「偶然」はどのようにあなたをつくるのか―すべてが影響し合う複雑なこの世界を生きることの意味

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     人間の行動を決めるもの、存在を決めるもの、意思を決めるもの、状況を決めるもの、いろんなことは「偶然」に支配されている。
     偶然とは、人が自分でコントロールできないもの、という意味で使っているようだ。
     複雑系におけるほぼカオスの縁。人は実は常にそこにいる。
     自分でコントロール出来ないものは、歴史でもあり空間でもあり、あらゆる関わりであり得る。
     人が世の中を理解する様々な手段は所詮、モデル、経験であり、シンプルなものは常に誤っており、複雑なものは役に立たないのが現実だ。

     本書ではさまざまな「偶然」の具体例を挙げている。
     かなり面白く読める。

     最後の方よく繋がりがわからなくなって来

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    2026年04月22日
  • 独裁者の倒し方―暴君たちの実は危うい権力構造

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    たくさんの国の独裁者が出て来る
    皆周りからの脅威を感じていて残虐な行為をしてしまう心理
    転覆すると自分の命が危ないという危機感

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    2026年04月17日