【感想・ネタバレ】オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史3 帝国の緩やかな黄昏のレビュー

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Posted by ブクログ 2015年06月02日

訳はいまいちだったが、公に語られてこなかったアメリカの歴史がよく分かった。改めてアメリカへの見方が変わった。

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Posted by ブクログ 2013年07月24日

三巻目はフォード大統領から最近のオバマ大統領まで。カーター大統領あたりからなんとなく記憶があるので生々しく読めた。これまでのほほんと生きてきたけど、核戦争直前の危機が何度もあったとわかって改めて驚愕。しかも概ね米国が悪いとらしい。中でもレーガンとブッシュ ジュニアが危な過ぎ。よく人類生きてるな。

...続きを読む安倍首相も同類のような気がしてならないのだが。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2014年01月11日

アメリカ史の、冷戦終了後から、現在まで。
イラク戦争、フセイン、タリバン他テロリストに対する、アメリカ政府の対応が、一部の人々のために行われてきた、その側面を語っています。そしてそれを引き継いだオバマ政権が、何も出来ていない現実。非常に衝撃を受ける内容です。
どんな人々、政権にも、良い面と悪い面があ...続きを読むると思います。この本は、悪い面を強調して書かれています。真実が書かれているでしょうが、これだけで判断してはいけないと思います。それだけ良く出来ています。この本は。

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Posted by ブクログ 2013年08月26日

「オリバーストーンが語る…」全三巻を読み通した。
第一次世界大戦から始まる二十世紀=戦争の世紀から二十一世紀のオバマ政権まで、世界においてアメリカの果たした役割でありながら、アメリカ国内における歴史認識とはいささか異なる面を語る。

日本人にとってわかりやすいのは、ヒロシマ、ナガサキの原爆投下の話だ...続きを読むろう。現在のアメリカの一般的な歴史認識では、百万人以上の死傷者を生んだであろう言われる日本本土決戦を回避するために必須であったとされる事が多い。しかし、実際に当時のアメリカ、トルーマン政権は日本は既に戦争継続の国力を欠いており、ソ連へ終戦交渉を始めている事知っていながら、戦後の冷戦時代を見越して、ソ連への牽制として原爆を使用した。原爆投下は戦争の終結には全く不要なものであり、本土決戦の被害規模は後付けて作られた話だというところだろう。
※その話は有名な話なのだが、アメリカにおいては、本土決戦回避のためには原爆の使用は必要であったとする論が強いと言われている。

おしなべて、ケネディあたりまでは大統領の人柄などにも踏み込んだ話が多く、読む方も引き込まれる。しかし、カーター以降になると、そういう部分が薄くなり、事実や当時の記事などを追うだけになる感じで、歴史を読んでいるという感じが薄れる。
クリントン政権を殆ど取り上げないのに対し、やはりブッシュ批判が強いのは、ブッシュの一般的な評価から見て当然と思うが、ブッシュこそ父と子の対立など、大統領個人の視点からもっと踏み込んだ内容を期待したかった。
1、2巻に対して3巻の評価の星が一つ少ないのはそんなところからだ。

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