作品一覧

  • 静寂の技法―最良の人生を導く「静けさ」の力
    4.0
    1巻2,860円 (税込)
    「余白」にこそ価値がある。 聴覚騒音、情報騒音、内部騒音という3つの騒音を静め、 調和や真実、本当の自分にたどり着くための33の方法。 心の静けさを失い、何かに没入する経験を失い、 人生の指針を失いがちな私たちのための、 大切な静寂を得るための実践的な指南書。 世界13ヵ国で刊行。 私たちは騒音や刺激、情報にまみれた皮相な世界を生きている。 しかし、人気のアプリや特効薬、複雑なアルゴリズム、ライフハックが、 あなたの人生の問題や、世界を覆う倦怠感を解決することはない。 静寂の不足を解決し、より良い社会を築くための、静かな感動を呼ぶ書。

ユーザーレビュー

  • 静寂の技法―最良の人生を導く「静けさ」の力

    Posted by ブクログ

    ずっと感想を書いたと思っていたぐらい、自分のものになった、自分の一部であり続けてほしい
    一冊だった。
    昔から、言葉にできない不安から逃れるために予定を埋め、目標を立て達成に向けて突き進む、という癖があったが、
    その生き方をいつまで続けるんだろうと思っていた矢先に出会った本だった。
    もともとは職場の騒音に悩まされて手に取ったが、生き方を見直すチャンスをもらえるとは思わなかった。
    この社会が忙しすぎると感じる人にぜひ読んでほしい。
    私は読み終えた側から、気づいたらまた細々としたことで脳を埋めようとしてしまっているが、その弊害を頭ではわかっているつもりなので、少しずつ余白を楽しめるようになれそうな気

    0
    2025年11月05日
  • 静寂の技法―最良の人生を導く「静けさ」の力

    Posted by ブクログ

    最も深い静寂を感じたときのことを思い出してほしい。
    そう問いかけられて、思い出したのは、ソロキャンプに行って、ゆっくりと読書をして、ゆったりとした時だった。

    この本では、騒音(聴覚的な騒音だけでなく、情報や自分の内側の騒音)に気づき、静寂を得るための実践方法が書かれている。

    現代はどんどんと慌ただしくなるし、情報はあふれているし、忙しく、余裕がないと感じることが多い。
    この本にもあったことだけれど、日本には、間を大切にする文化があったはずなのに、
    ほとんど忘れさられて、人生で大事なことから遠ざかってしまっている気がする。

    忙しい日々の中に、余裕を取り戻すための本だと思う。

    0
    2024年01月30日
  • 静寂の技法―最良の人生を導く「静けさ」の力

    Posted by ブクログ

    外部騒音(物理的な音) 情報騒音(多すぎる情報) 内部騒音(自分の内なる声)

    環境のコントロールももちろん重要

    騒音にただ耳を傾 けると自分の中に静けさが訪れることがある。
    →あるがままを受け入れるとほぼ同じ

    フロー状態や一体感でも静寂は作れる。
    →静寂は没頭と同じ意味とも捉えることができる


    つまり、自分の中でプラスの波とマイナスの波のバランスがうまく取れている状態を作ればいい。
    今の世の中はモノや情報があるれすぎてプラスの波が大きすぎることがほとんどなので、
    静かにできるマイナスの状態を意識的に増やせばバランスが取れることがほとんど。
    →健康に良い食事と同じ考え方。


    何もない「

    0
    2024年06月05日
  • 静寂の技法―最良の人生を導く「静けさ」の力

    Posted by ブクログ

    空白を意味のない会話で埋めてくる人を鬱陶しいと思ったことはないだろうか。質問の答えを考えている間に、重ねて何か言ってくる人にちょっと黙ってほしいと思ったことは。私はある。
    質問の後に訪れる短い沈黙、会話の途中の少考で生じる静寂、本書ではそういう「間」が日本独特の文化として紹介されている。著者はその初感を”文化的な奇行”とまで書いているが、それは自身が育ってきた文化によって条件づけられた”空白を埋めたいという衝動”があるからだと言う。アメリカでは内向型の人はさぞ生きにくいであろう。

    私たちの日常は騒音に溢れている。スマホやSNSの発達で常にオンラインでいることが当たり前になって、少しでも目を離

    0
    2024年04月14日
  • 静寂の技法―最良の人生を導く「静けさ」の力

    Posted by ブクログ

    「合間」を上手く使う
    忙しい現代人に必要なのは「静寂」と言う時間と行動・場所、だと言う。33通りの「心の静寂」を説いた心理、実践的な指南書である。ストレスが多い世の中で如何に自分の「静寂」の時を作りより良い人生にするかだが、特に気になったのが、物事に集中した後には「合間」時間をしっかり取り自分を省みることが必要だと言うこと。よく言われる、人間の集中力は15分(15・45・90の法則)に沿うことがいいのかもしれない。その他、外に散歩に出かけ身体を動かし、自然を観て耳を澄ましてみることなどだ。

    0
    2024年03月06日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!