半藤一利のレビュー一覧

  • 明治維新とは何だったのか――世界史から考える

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    読みやすい!

    対話形式なので読みやすさは抜群、するすると頭に入ってきます。
    仕方のない事ですが、贔屓目で見ている部分が多々見受けられるので、読み手は注意して読む必要があると思いました。
    内容は本当に素晴らしく、より幕末について詳しく知ることができました。

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    2021年10月10日
  • 幕末史(新潮文庫)

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    明治維新=薩長史観→褒め称えられる薩長の革命、著者はそんな一方的に評価されるべきでない、歴史は公正に評価されなければならない、いくら訴えても支持されない無念、後世にそう言う時はくるのだろうか。もし来たとしても生きていないだろうな。
    著者は統帥権にこだわっている、それが太平洋戦争の悲劇に繋がっているから。
    福沢諭吉をあまり好きではない理由が知りたい。

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    2021年10月02日
  • 手紙のなかの日本人

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    この本は難しい!と思って読むのを止めてしまう人も居るのではないか、と考えるくらい旧字や漢詩などの多い本でした。しかし、ものすごく様々な人々の色々な場面の手紙が取り上げられていて時間はかかっても非常に面白い本だと思いました。

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    2021年09月19日
  • 太平洋戦争への道 1931-1941

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    なぜ日本は戦端を開いてしまったのか。比較的簡潔に、丁寧に知ることができる良書です。日本人なら一読すべきだと思います。

    本書では、中国との開戦以前から米英との開戦までを時期を章ごとに分けて議論し、章末に保阪氏による解説が記載されている。冷静な分析で議論をリードしていく加藤氏と、熱くも丁寧に語る半藤氏・保阪氏の対談はとてもバランスが良く、読みやすかった。三者の話を読んでいる(聞いている)と、「なぜ日本は戦争という道を選んでしまったのか」という理由が、朧げながらも全体像を掴めたような気がする。

    【梗概】
    "軍部・マスメディアの罪と大衆の不勉強"
    日本が米英との開戦を迎えるまで

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    2021年09月09日
  • 太平洋戦争への道 1931-1941

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    最近よく、政府のコロナ対策が「太平洋戦争の時の作戦と同じで、その教訓を活かしていない」とか言われているので、ちょっと興味を持って本屋さんで目に付いた本を選んだ感じです。
    2017年の終戦の日のラジオ対談を書籍化。2017年というのは、盧溝橋事件が起きた年から80年になる節目ということもあったのでしょう。1931年の満州事変から1941年の真珠湾攻撃に至るまでの、太平洋戦争突入前の10年間をいくつかのターニングポイントごとに、原因や判断や起因するもの、そして結果と検証していくのですが、ラジオ番組らしくわかりやすく読めます。

    コロナ対策がどこか戦争の時の対応と似ているというのは、戦略がないなど、

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    2021年09月03日
  • 歴史探偵 昭和の教え

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    歴史を愛し、誰よりも愉しんだ著者による歴史読み物。二・二六事件の「宮城占拠計画」を迫った最後の論考、兄と慕った阿川弘之さんとの想い出等々歴史探偵の半藤さんならではの随筆。

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    2021年08月27日
  • あの戦争と日本人

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    ある一つの事実があっても、その事実が全てではない。必ずそれに反対するような史実が出てくるに違いない。

    歴史というのは、前の事実を踏まえて後の事実が生まれてくる一筋の流れである

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    2021年08月22日
  • ノモンハンの夏

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    第二次世界大戦に進む前の、世界、日本の情勢が、わかりやすくまとめられていて、大戦前の複雑な情勢にも関わらず、理解しやすくて、面白かった。大国の様々な思惑が錯綜して、大きな戦争に進展したんだなと思った。

    この本には、多くの教訓が記されていると思う。
    日露戦争での成功体験が尾をひいて、時代遅れな技術、戦術を使っていたこと、撤退することは臆病者と判断され、イキリ散らかすことが評価されるという組織だったということ、また失敗を反省できないということ。なんか、現代の精神論大好きな組織にもありそう。こうはなりたくないものである。

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    2021年08月19日
  • 太平洋戦争への道 1931-1941

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    <目次>
    序章   太平洋戦争とは何か
    第1章  関東軍の暴走~1931満州事変から1932満州建国まで
    第2章  国際協調の放棄~1931リットン報告書から1933国際連盟脱退まで
    第3章  言論・思想の統制~1932五・一五事件から1936二・二六事件まで
    第4章  中国侵攻の拡大~1937盧溝橋事件から1938国家総動員法制定まで
    第5章  三国同盟の締結~1939第二次世界大戦勃発から1940日独伊三国同盟まで
    第6章  日米交渉の失敗~1941野村・ハル会談から真珠湾攻撃まで
    第7章  戦争までの歩みから、私たちが学ぶべき教訓

    <内容>
    ノンフィクション作家の保坂正康を中心に、作家

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    2021年08月18日
  • 太平洋戦争への道 1931-1941

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    日本が無謀な太平洋戦争へと進むに至った重要な6つの局面について昭和研究のスペシャリスト3人が語る。

    安定感がありすぎる3人なので、熱い議論が交わされるというより、これまでも3名が論じてきた考え方をそれぞれが改めてコンパクトに語っている感じです。何か新しい発見があるというわけではないですが、ポイントを整理するという意味ではいい本だと思います。

    また、各章に挿入された保阪さんの論考は鋭く、読ませます。
    そして、最後の半藤さんの現代の日本人に向けたメッセージは、我々がしっかり受け止めなければならないと思います。

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    2021年08月16日
  • ソ連が満洲に侵攻した夏

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    日ソ不可侵条約を一方的に破棄して・・・などという認識などとは程遠い次元で、冷厳な政治戦略が渦巻いていたことを改めて認識する。

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    2021年08月13日
  • 戦争というもの

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    今年の1月に90歳で亡くなった昭和史研究の第一人者「歴史探偵」の半藤一利さんの遺作です。「孫に知ってほしい太平洋戦争の名言」をエピソードとともに書いてあります。80年前、日本はなぜアメリカとの開戦に踏み切り、膨大な犠牲者が出てもなお戦い続けたのか…。この本を読めばわかります。この本には、沖縄での悲劇に代表される戦争の悲惨さ、当時の政治家、軍部などの無能さが詰まっています。文章も柔らかく、若い世代向きに書かれています。二度と戦争をしないためにも、すべての人が読むべき本だと思います。

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    2021年08月11日
  • 戦争というもの

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    毎年8月は極力戦争に関する本を読むようにしています。戦争を知らない私が、日本とは?日本人とは?という問いに向き合うときに戦争を知らなくていいのか?という想いがあるからです。戦争に触れれば触れるほど、平和な今の時代に戦争を知らないことの怖さを感じます。

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    2021年08月09日
  • ノモンハンの夏

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    著者の陸軍、特に辻政信に対する怒りを強く感じることができる内容であった。
    ただ、同じ立場、同じ時にいたとして、私たちは彼らより適切な判断を下せるのか、と考えると多分無理だろう。
    仕事をしていても、情報が足りず分析も充分でないまま、なんらかの判断を下し、まずやってみよう、としてしまうことは多々ある。理屈をこねくりまわすよりも行動するほうがリーダーとして認められることもあるだろう。ここで描かれる陸軍の面々についていってしまうことは少なくないのでは。大勢の人の命がかかっている戦争とは責任の重さは比べ物にならないが、、

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    2021年08月09日
  • 語り継ぐこの国のかたち

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    ネタバレ

    第二次世界大戦へといたる日本人の「過ち」の半藤一利なりの捉え方。

    15歳のときに8月15日の終戦をむかえた半藤にとっては、いろいろな命題がある。
    ・薩長がつくり薩長が滅ぼした
    ・統帥権の問題は、帝国憲法制定の前から埋め込まれていた
    ・日本人固有の心性として、根拠なき自己過信、驕慢な無知、そして底知れぬ無責任という3つがあった
    ・海大、陸大の軍人の育て方に問題
    ・もともともっていた指揮官のイメージと参謀の関係が問題だった
    ・明治天皇は、対外的な問題をよく理解していた。昭和天皇には、情報がよく入らなかった
    ・第二次大戦で死んだ軍人のほとんどは餓死だった


    後半は、陸奥宗光を通じて、外交上の取り

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    2021年08月07日
  • 戦争というもの

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    ぼくの地元は土崎空襲の地域でした。空襲は終戦の前夜。あと1日降伏が早ければ。。。そんな話をひたすら聞かされ、小学校の学芸会では空襲を題材にした劇を演じました。

    また、ぼくの祖父母は子どもの頃に戦争を経験した世代。だから、食卓の会話として戦争の話が出てくることがふつうにありました。でも、もう少し年齢が下がると、祖父母も戦争経験がないということになります。だから、本書にある「最近のひとは戦争を知らない」という話は、ぼくが持っている印象よりもリアルなんだろうなと。

    さて、本書は、戦時下の「名言」とそれにまつわるエピソードをとりあげ、そこから教訓を学んでいくという構成になっています。ぼくがいちばん

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    2021年07月05日
  • 戦争というもの

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    半藤さんの最後の著作ということで読んでみました。
    内容としては、戦争が身近に感じられて、その分恐怖を
    覚える内容だと思いました。
    内容よりも最後の、奥さんと、編集者であるお孫さんの
    後記が胸にぐっとくる部分がありました。

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    2021年07月03日
  • ノモンハンの夏

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    日ソ蒙両軍の詳細な勢力状況が記され、第二次世界大戦開戦直前期の各国外交判断の経緯が情景として目に浮かぶ著作。

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    2021年06月29日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    日本史だけを見るのではなく、世界史の中でその出来事がどうして日本で起きたのかを見なさい。豪華なこのお二人の対談のメッセージです。明治維新の頃、欧米では何が起きていたか(ボーア戦争で英仏は手が離せず、アメリカは南北戦争)。高度経済成長が可能であった条件とは(冷戦、人口ボーナス、軍事費負担なし)。現在の日本の諸問題も、同じように世界の状況の中で考えなければならないだろう。
    それにしても、出口さんの博識ぶりにはあらためて驚愕。半藤さんがあとがきで書いておられますが、出口さんは対談中、一切のメモ書きを持たずに、これだけの内容をすらすらと話されたという。ビジネスの世界に身を置きながら、ここまで教養を深め

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    2021年06月18日
  • 歴史探偵 近代史をゆく

    ネタバレ 購入済み

    作者ならではの視点

    半藤一利という作家は好きで種々読んでいる。中でも昭和史シリーズは好きな本である。本歴史探偵シリーズは、前記昭和史に比較し、作者の個人的興味、主観の入り混じった、やや斜めから歴史に肉薄している点で興味深いものである。

    #深い #アツい #癒やされる

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    2021年06月07日