半藤一利のレビュー一覧

  • 仁義なき幕末維新 われら賊軍の子孫

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    俳優の菅原文太氏が生前歴史作家の半藤一利氏としていた対談が書籍化されたもの。幕末から明治にかけての薩長政権にとって都合のいい歴史に塗り替えられているという視点で幕末明治の大物やアウトローの枠組みに当たる人斬りまで語られていて興味深い内容が多く、また菅原文太の歴史にたいしての博識さに驚かされた。

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    2017年12月23日
  • 歴史に「何を」学ぶのか

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    最近の世界で起こるさまさな出来事を思うと歴史は繰り返してしまう…と不安ばかりだが、半藤一利さんの「歴史は簡単には繰り返さない」と言う章を読んで、そうかもしれないなぁと少し不安な気持ちが楽になった。それにはまずなぜそうなったのか?歴史を知らないといけない。背景になにがあるのかを。この年齢になってあらゆることが繋がっていて歴史を知ることの大切さを特に実感をする。膨大な資料をよみこんだり、インタビューしたりと決して妥協しない姿勢はさすがだなと思う。

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    2017年12月05日
  • 歴史に「何を」学ぶのか

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    <目次>
    はじめに  歴史にまつわる不思議
    第1章   天皇退位問題について
    第2章   大好きな歴史上の人物
    第3章   歴史探偵を名乗るまで
    第4章   日露戦争と夏目漱石
    第5章   「歴史はくり返す」
    おわりに  「歴史を学ぶ」ということ

    <内容>
    著者が若い人を対象にした学習会が元だと思う。そういう語り口で書かれている。
    近現代史に造詣の深い著者が、自分が歴史に関わる本を書くようになったいきさつや『日本の一番長い日』を書くにあたってのお話、そして現代的なテーマを「きちんと調べたうえで」語ってくれている。妙に訳知りそうな顔で「歴史」を語る輩に比べ、偉ぶったことは一切ないが、正確な歴史

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    2017年11月10日
  • 歴史に「何を」学ぶのか

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    面白かった。やはり著者の本は安定的に読みやすい
    と思いました。
    天皇の退位問題から明治から昭和までの歴史を
    わかりやすくまた、ご本人のこれまでの経緯を
    いろいろ書かれています。
    ”日本のいちばん長い日”のお話を読んでいると
    歴史って必然ではなく、偶然の積み重ねだけど
    結局必然のように思えるということかもしれません。
    であれば、とりわけ、歴史観をゆがめて取ったり
    自分の都合のよいように曲解することは大罪のような気がします。

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    2017年10月01日
  • そして、メディアは日本を戦争に導いた

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    歴史を知ることの大切さを感じるようになった。それは大人なんだから、とか教養として、という部分もないわけじゃないんだけど、それ以上に今現在、自分の身の周りを考える上で重要な示唆があると感じるからだ。

    五・一五事件の話があった。

    首相が暗殺されたというあの事件で、殺された首相犬養毅の孫である犬養道子氏は、被害者の家族であるにもかかわらず、世間的には非難されたのだという。米を売ってもらえなかった、なんてエピソードが添えられていた。

    被害者であるにも関わらず、同情的な空気とか、理屈に合わないものによって叩かれる、なんてことは今の世に、それも遠い報道の世界だけじゃなく、身の回りにもあるんじゃないだ

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    2017年09月30日
  • 歴史に「何を」学ぶのか

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    歴史の中にはまだまだ埋もれてますよ。それを調べることで、日本と言う国の姿が見えてくる。だから歴史は面白いのです 独裁者が、力の行使に必要な警察や軍を掌握すると、必ずと言っていいほど実行する事は何か。それは粛清なんです 民主政治は、特にやすやすと、独裁に転換すると言うことをよく覚えておいていただきたい 過去に目を閉ざすものは現在にも盲目になる

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    2017年09月23日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    対談形式なので読みやすいかな・・・なんて思ってたらとんでもなかった。自分の知識不足を痛感させられるばかりで、読みこなすというにはほど遠いレベルだった…。
    この2人のような人を「教養人」「知識人」と呼ぶのだろう。足元には全然及ばないのだが、少しでも近づくべく、もっと勉強しなければ。

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    2017年08月22日
  • 風の名前 風の四季

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    風に関する解説が文学を参照しながら上手にまとめられていてユニークな書になった。著者の昭和史には全く感心しないが、本著は素晴らしい。

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    2017年08月08日
  • ノモンハンの夏

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    決定的に道を誤った事件。

    冷静な考えもあった一方で、どうしようもなく流されることとなったのはなぜか、各国の思惑の中で、日本はどのような決定をし、又は決定をしなかったのか。

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    2017年06月15日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    海に囲まれて、独特の歴史を作り上げてきたニッポン。それゆえに日本人は日本史を他の世界と切り離して考えたくなる。それはそれで日本固有の文化、性格を賞賛されることもある。が、その結果、日本はガラパゴス的な発想で世界から置いてけぼりになりがちだ。小さな島に閉じこもらず、グローバルな視点を持とう。まずは世界史の中から日本史を覗いてみよう。というのが本書の趣旨。

    語るべき人は半藤一利と出口治明。非学者の中で歴史を語るべき巨頭といえば、この2人。2人は日本人へ日本史を正しく理解せよと訴える。

    近代において、日本は植民地化されず、自らの手で近代国家体制へ移行することができた。また、大戦の敗戦後もいち早く

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    2017年06月14日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    日本史を考える際には、その当時に世界では何が起こっていて日本にどう影響を与えたかということも考えないと本当の意味での理解はできないという当然といえば当然のことだが、日本の歴史教育では、そこがなおざりにされている。

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    2017年05月31日
  • 昭和史の論点

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    昭和史におけるいくつかの重大な事件・事象をテーマに冷静に語られた対談集。中立的な立場から平易かつ簡潔丁寧にまとめられているので、非常に分かりやすい。全世代におすすめ。

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    2017年03月18日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    好きな2人が対談されてるので、嬉しい。私は日本史は好きだけど、世界史は苦手であまり勉強してないのですが。やはり世界の大きい流れの中で日本も突き動かされてきた訳だから、日本史だけを勉強して完結するのは、まさに木を見て森を見ずと言う事だと理解しました。世界史も勉強します。またこの対談を一切のメモを見ずに話されたという出口さんって本当に凄い。

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    2017年03月12日
  • 21世紀の戦争論 昭和史から考える

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    太平洋戦争の研究の第一人者の半藤一利と佐藤優の対談本。

    ノモンハン事変から第二次世界大戦に至るまでの過程が非常によく理解できた。

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    2017年02月24日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    『昭和史』『日本のいちばん長い日』で知られる半藤一利氏とライフネット生命代表取締役兼会長の出口治明氏の対談本。ともに歴史に造詣が深い方かつ、流れや補足説明がきちんと盛り込まれているので読みやすい。

    2020年の新学習指導要領「歴史総合」にもつながるような「世界史の中の日本史」が描かれている。グローバル化かナショナリズムかが問われる現代だからこそ、世界全体を見渡し、戦後から現代へのつながりを見つめ直す、契機となる一冊。

    特に印象的だったのは以下の2点。

    ・自尊史観(日本は素晴らしいと語ること)は、自虐史観の裏返しで、元を辿れば同根である

    ・「経線思考」(本来は違うのにイエスと言い続けて現

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    2017年02月04日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    最近思う、日本のメディアリテラシーの無さに対して、少し回答が得られるような対談。個人的なまとめとしては、もっと多視点から物事見ようぜ!ってこと。多視点を得るには色々な視点を積極的に手に入れないといけない。

    では、どうやって手に入れるか?。ヒントとして、日本史と世界史両方から見ていくことが大切という事に気づけた。この時点で少し視点が増えたことになるわけで。

    偉大な人生の先輩方から学ぶことが多すぎる一冊。もっと勉強、旅しよう。

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    2017年01月18日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    近年よくある、〈日本は、日本人は素晴らしい〉といった本やTV番組に不安感を抱いていた。
    日本が特別な国だと思いたい気持ちは理解できるが、冷静にその思い込みを捨てたほうが良いと思う。
    自尊史観の危うさを見事に喝破してくれた。

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    2017年01月15日
  • 21世紀の戦争論 昭和史から考える

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    『日本のいちばん長い日』を書いた昭和史の第一人者の半藤利一とロシアで外交官をしていた佐藤優が昭和史について対談するという本。

    七三一部隊、 ノモンハン事件、終戦工作などについて語られている。第二次世界大戦におけるノモンハン事件の位置付けが新鮮。半藤さんの『ノモンハンの夏』やアントニー・ビーヴァーの『第二次世界大戦1939-1942』を読みたくなった。

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    2017年01月04日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    <目次>
    第1章  日本は特別な国という思い込みを捨てろ
    第2章  なぜ戦争の歴史から目を背けるのか
    第3章  日本が負けた真の理由
    第4章  アメリカを通してしか世界を見ない危険性
    第5章  世界のなかの日本を知るためのブックガイド
    第6章  日本人はいつから教養を失ったのか

    <内容>
    『昭和史』の半藤一利さんと『全世界史』の出口治明さんの歴史をキーワードとする対談集。二人の意見は一致していて、”無教養”な日本人(それは、現在だけでなく、明治期はOKだが、戦前の指導者も無教養だったと著者たちは言う)が、日本を誤った道へと導きつつある中、世界史を踏まえた日本を学び(それは「本」を読むことに尽

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    2016年12月31日
  • 21世紀の戦争論 昭和史から考える

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    あとがきにも本人が書いてらっしゃったけど、半藤さんが楽しそうに喋ってんなぁー、というのが印象的でした。戦時史に関する相当な知識や経験を持っているという自負があろう私が、まだ新たな気づきや学びが得られたという知的満足感からなのかなと思ってます。議論は同じレベルか、それ以上の人とやらないと自分を高められないですね。
    ないようとしては、対談形式なので、互いがフォローしたり、質問しあったりと非常に読みやすかった。ロシア人の合理的な考え方からすると、今回のプーチン来日は成果がないだろうなと思えて仕方ない。
    軍部の学ばなさをなぜ後世で学ばないのかが甚だ不満。過去を否定するには近すぎるのだろうけど、それでき

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    2016年12月16日