半藤一利のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「半藤一利」が義理の祖父にあたる「夏目漱石」について語った歴史エッセイ『漱石俳句探偵帖』を読みました。
『漱石先生お久しぶりです』に続き、「半藤一利」の「夏目漱石」関連作品です。
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歴史探偵が俳句を通して探る、あの名作の謎
『坊っちゃん』の「お清」は誰!?
大文豪の意外な人となりを探り、おなじみの小説の新たな読み方を発見する、楽しく痛快なエッセイ
「子規」と競った松山・熊本時代、学生に幻滅した東大教師時代、小説家となってからも折々に、「漱石」は生涯二千五百余もの俳句を詠んだ。
一流のユーモア、理想と孤独。
「漱石」の最も自由な気持が満ちた十七 -
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Posted by ブクログ
「歴史探偵」こと半藤一利さんのエッセイ集。
1エピソードにつき見開き1Pほどで非常に読みやすい。
古い言い回しや語彙がちょくちょく出てくるが読んで分からないことはないし、むしろ小気味良いくらい。
昭和史の巨人だけあって、歴史だけでなく漢文や和歌に日本の古典作品、語源や字義などテーマはさまざま。
とはいえそれら多岐に渡る教養をたった一読で盗めるわけもなし、「昭和の教養人はどんなことを知っていたのか」知れたのがとりあえずの収穫かと言ったところ。
複数のエッセイで「薩長ぎらい」を自称していたのが印象的で、遥か明治時代の出来事を、好き嫌いで論じられるくらいに身近に感じる人が2021年まで生きてい -
Posted by ブクログ
先日、亡くなった半藤一利が昭和のはじまりから日米戦争勃発までの日本と世界について語る。
特に強調されているのは日本とドイツ、ソ連とのやりとり。外交下手で現実は理想通りになると信じる脳天気な日本がドイツ、ソ連に手玉に取られる様子は悲惨のようで、喜劇のようだ。
考えてみると、第1次世界対戦をはるか遠くのできごとと眺めながら、アジアへ勢力を拡張し、経済成長、軍備増強を果たすバラ色の将来を信じていた日本。対照的にドイツは大戦の敗戦処理、ソ連は革命直後の混乱を相当な覚悟と犠牲を強いて立て直す。やがてヒトラーとスターリンという強力なリーダーも登場。
修羅場をくぐり抜けた経験で圧倒する2国に日本がかな -
Posted by ブクログ
墨子は、名前は知れども、中身は知らずで、特に関心もなく過ごしてきた。けれども、半藤さんが、読みなさいというからには、何かあるのだろうと、読んでみた。
本書は、導入編といったところで、墨子の何たるかは、今一つわからなかったけれども、墨子をネタに縦横無尽に古典の知識が展開される。墨子の兼愛、非攻、俠、天、など色々な概念。日本国憲法の9条の精神的根拠になりそうな気もした。墨子も、いつか翻訳した原典に当たってみたいと思う。
巻末の中村哲さんとの対話が圧巻。『西欧的な民主主義を入れないと人間は幸せになれないというのは驕り。』経済や社会制度が変われば至福が来るという風潮への疑念と、人を殺して、戦争してまで