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Posted by ブクログ 2021年09月02日
戦前、戦中の世界と日本の関係を、同時並行的に確認でき、大変に感動した。
ポイントとなる出来事を年表でしか覚えていなかったが、当時の世界は同時に複合的に、過去からの連続、地政リスクからの各国の思惑と駆け引きにより、世界中を巻き込む第二次世界大戦となったことを知る事ができた。
学問としてよりも、歴史から...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年12月20日
日本がなぜ必敗の太平洋戦争に突き進んでいったのか、ということが世界史的な観点から書かれています。アメリカと戦ってはいけないという人は多かったのに、軍部に口を封じられ、マスコミに国民は踊らされ、まともな人が発言しなくなった。
ドイツもヒトラーのような人が行っていることを知りながら、熱狂的にナチスを...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月09日
先日、亡くなった半藤一利が昭和のはじまりから日米戦争勃発までの日本と世界について語る。
特に強調されているのは日本とドイツ、ソ連とのやりとり。外交下手で現実は理想通りになると信じる脳天気な日本がドイツ、ソ連に手玉に取られる様子は悲惨のようで、喜劇のようだ。
考えてみると、第1次世界対戦をはるか遠...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月31日
加藤陽子さんの本で、1944年サイパン島が陥落した時に、無条件降伏していればそれから200万人以上の人は死ななくてすんだと書かれていた。半藤さんはそもそもヒットラーがソ連を攻め始めたときに、理論的には約束を破ったヒットラーと手を切り、中立を決めて、戦争の埒外に出ることができたのではないかと指摘してい...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月20日
戦前の歴史を読んでいると、あの破滅的な戦争に至らずに済むことはできなかったのだろうかと、絶えず考えてしまう。
ナチスドイツに対して宥和政策を取り続けた英仏が、第一次対戦の悲劇を繰り返したくないと国民皆が感じていたのとは異なり、世界市場の分割に遅れてきた日本がその遅れを取り戻すためには、戦争とい...続きを読む
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