半藤一利のレビュー一覧

  • ソ連が満洲に侵攻した夏

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    第二次世界大戦時のソ連との戦いについてはほぼ知らなかったため、勉強になった。
    文献に基づいて客観的に書かれながらも、ぽろりと感情がこぼれ出るような名文。

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    2023年01月30日
  • 昭和の名将と愚将

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    対談形式で読みやすい。
    出身地など個人のアイデンティティや戦争に関係ないエピソードの話も多く、居酒屋で話す会社の人事裏話のような話も多い。

    昭和の戦争の是非や負けた戦争に名将も愚将もあるのか?と言うことは置いておいて、現代にも通じるリーダー論として読んでみた。
    優れたリーダーの資質は色々あるが、愚かなリーダーの定義は非常にシンプル。

    名将:
    ①理知的、兵士から畏敬念で見られる人、論理的にものを考える、陸大の恩賜の軍刀組(腰巾着)以外、駐在武官経験者、幼年陸軍学校よりも一般中学出身
    ②自分で決断、目的を明確に伝える、情報を自ら掴む、過去の成功体験に囚われない、焦点の場所に身を置く、部下に最大

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    2023年01月13日
  • 太平洋戦争への道 1931-1941

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    感想
    後から振り返ればそこには戦争への道がある。だが当時はそれが見えていなかった。今も私たちの前には崩壊への道が横たわるのか。踏み出さない勇気。

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    2023年01月07日
  • 昭和天皇物語 11

    購入済み

    事実の中に少しの嘘

    冒頭に小さく記載されていますが、歴史をもとにしたフィクションです。如何にも本当にそうであったかのような印象を読者に与えることを危惧します。特に二二六は、昭和恐慌によって醸成された社会主義革命に影響を受けていることなど、この作品に限らずどこも描きませんから。後、個人的に絵が少し苦手です。眼(まなこ)の描き方が三白眼と点。別の国の人みたいで…
    とは言え、若いころの昭和大帝の歴史は存じ上げなかったので、読んでいく価値はあるでしょう。

    #切ない #深い

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    2022年12月08日
  • 幕末史(新潮文庫)

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    昭和史で有名な半藤一利氏であるが、幕末に関しても造詣が深いのは知らなかった。しかし、昭和を知るには、明治・大正時代に遡る必要がある。さらに、明治・大正時代を知るには江戸時代に遡る必要がある。そう考えれば、半藤氏が幕末に詳しいのも当然かもしれない。
    司馬遼太郎の歴史小説の影響だろうか。幕末の志士は英雄視される節がある。特に薩摩・長州の志士は明治維新を成し遂げた英雄だ。しかし見方を変えれば、明治維新とは幕府転覆の革命であり、徳川慶喜を引きずり下ろして切腹までさせようとした反乱である。しかも、国家転覆後の青写真を誰も持っていなかったとなれば、「明治維新は単なるクーデターであった」とも言えるのだ。

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    2022年12月13日
  • 昭和天皇物語 11

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    昭和天皇が、上皇様をご自分の手元で育てる、と言ったときのシーンが印象的でした。
    私たちにとって、当たり前のことが、1つ1つ説得しなきゃ実現しないことなんだなぁ……

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    2022年11月05日
  • 漱石俳句探偵帖

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    「半藤一利」が義理の祖父にあたる「夏目漱石」について語った歴史エッセイ『漱石俳句探偵帖』を読みました。

    『漱石先生お久しぶりです』に続き、「半藤一利」の「夏目漱石」関連作品です。

    -----story-------------
    歴史探偵が俳句を通して探る、あの名作の謎
    『坊っちゃん』の「お清」は誰!?
    大文豪の意外な人となりを探り、おなじみの小説の新たな読み方を発見する、楽しく痛快なエッセイ

    「子規」と競った松山・熊本時代、学生に幻滅した東大教師時代、小説家となってからも折々に、「漱石」は生涯二千五百余もの俳句を詠んだ。
    一流のユーモア、理想と孤独。
    「漱石」の最も自由な気持が満ちた十七

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    2022年10月16日
  • 戦争というもの

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    戦争は社会を一変させる。
    太平洋戦争に関しても知らなちことが多かった。ちゃんと勉強しておかないと日本人として恥ずかしいな。

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    2022年08月22日
  • 昭和と日本人 失敗の本質

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     2015年発売の新書の復刻版。第二次世界大戦前後の日本史の断面を浮き彫りにする。
     都合の悪いことをごまかす政府、信じたいことだけを信じて客観的な事実を見ない国民、それをあおるマスメディア。この国は、当時から全く変わってないと、暗澹たる思いになる。

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    2025年12月07日
  • 歴史と戦争

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    歴史と戦争。

    よくよく考えさせられる。

    日本は惜しい人を亡くした。

    平和とはなんだろうか?

    よく考える季節になってきた。

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    2022年07月03日
  • 日本人の宿題 歴史探偵、平和を謳う

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    半藤の戦争体験は、大空襲被災で九死に一生を得たこと、玉音放送でオトナの言動が一変したこと、占領時代の自家も世間も窮迫の三点で構成される。

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    2022年07月03日
  • 戦争というもの

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    現在、ウクライナの惨状を見てもわかるようにいくら文明が進んでも、戦争はなくならない。こんなひどい目に合わなくてすむように、何が過去の大戦に向かわせたのか。戦勝国の一方的な裁きでなく、ちゃんと歴史と向き合って総括しておくことが必要だったと思った。

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    2022年06月10日
  • 昭和天皇物語 10

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    今回は、犬飼首相殺害される五一五事件から皇太子誕生、陸軍の内部分裂(皇道派vs.統制派)まで。

    昭和天皇の苦悩が相変わらず垣間見え、軽視もエスカレートしている。
    強いリーダーシップのためには、明確な知識とビジョン、従わせる力も重要。

    この時期の日本は、対外的な戦略ではなく、内部で問題を抱え、目線が内向きになっており、世界の現実を直視できていなかったのが、最悪な道を選択していく大きなポイントになってしまった。

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    2022年06月04日
  • 昭和天皇物語 10

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    <目次>


    <内容>
    時代は、五・一五事件から国際連盟脱退。陸軍は統制派と皇道派に分裂。昭和天皇はあのような発言をされたのか?松岡洋右はどうだったのか?今ひとつマンガは軽い気がする…

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    2022年06月04日
  • 昭和天皇物語 10

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    能條純一『昭和天皇物語 (10)』小学館。

    戦争への道を真っ直ぐに突き進む皇国日本。昭和7年5月15日、若き青年将校達が犬養毅を暗殺。国際連盟脱退、満州事変と一気にきな臭くなる日本国。

    いつの間にか昭和天皇の物語から日本の近代史という色合いが強くなって来た。これなら『漫画 日本の歴史』でも読んだ方がよい。

    定価750円
    ★★★

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    2022年06月03日
  • ノモンハンの夏

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    割りと第二次世界大戦系すきなのでいけると思ってましたが、かなりしんどいです。
    ノモンハン事件の詳細を事細かに知りたい人は必読!ですが、詳しすぎてなかなか時が進んでいかない。

    前に読んだ「失敗の本質」のノモンハン特化版みたいな感じですかね。

    歴史の解釈は多岐に渡れど、とりあえず作者さんが作戦課のエリート気取りと関東軍の辻ってポンコツが暴走したせいで負けたと思ってる、ということは伝わりました。

    現代社会、というか会社において本社(大本営)と現場(関東軍)に置き換えて読んでるとなんかしっくりきました。

    何事も三現主義、ですかねw

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    2022年05月31日
  • 昭和天皇物語 10

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    うーむ、こういう展開になってしまいますか。そのままですな。
    それはともかく海・陸軍、そしてそれを誘導しているであろうマスコミ、それに大勢としてついていく民、あんまり今と変わりませんね、それだけにやっぱり目を凝らさないといけないです。

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    2022年05月31日
  • 歴史と人生

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    以前に読んだ歴史と戦争が重い内容だったので、覚悟を決めていたのだが、楽しく読ませてもらった。特に第二章は、煩悩、ソクラテス、ナポレオン、チャーチル、マッカーサー、鴨長明、秀吉、光秀、日蓮、沢庵和尚、ちゃきちゃき、ジョン万次郎、四月入学、ヨーソロ、一等国、万歳、アンネ・フランクなどなど多岐に渡るこぼれ話がこれでもかと出てくる。勉強になった。

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    2022年02月28日
  • 歴史探偵 昭和の教え

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    「歴史探偵」こと半藤一利さんのエッセイ集。

    1エピソードにつき見開き1Pほどで非常に読みやすい。
    古い言い回しや語彙がちょくちょく出てくるが読んで分からないことはないし、むしろ小気味良いくらい。

    昭和史の巨人だけあって、歴史だけでなく漢文や和歌に日本の古典作品、語源や字義などテーマはさまざま。
    とはいえそれら多岐に渡る教養をたった一読で盗めるわけもなし、「昭和の教養人はどんなことを知っていたのか」知れたのがとりあえずの収穫かと言ったところ。

    複数のエッセイで「薩長ぎらい」を自称していたのが印象的で、遥か明治時代の出来事を、好き嫌いで論じられるくらいに身近に感じる人が2021年まで生きてい

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    2022年02月27日
  • 世界史のなかの昭和史

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    先日、亡くなった半藤一利が昭和のはじまりから日米戦争勃発までの日本と世界について語る。

    特に強調されているのは日本とドイツ、ソ連とのやりとり。外交下手で現実は理想通りになると信じる脳天気な日本がドイツ、ソ連に手玉に取られる様子は悲惨のようで、喜劇のようだ。

    考えてみると、第1次世界対戦をはるか遠くのできごとと眺めながら、アジアへ勢力を拡張し、経済成長、軍備増強を果たすバラ色の将来を信じていた日本。対照的にドイツは大戦の敗戦処理、ソ連は革命直後の混乱を相当な覚悟と犠牲を強いて立て直す。やがてヒトラーとスターリンという強力なリーダーも登場。

    修羅場をくぐり抜けた経験で圧倒する2国に日本がかな

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    2022年02月09日