半藤一利のレビュー一覧

  • 山本五十六

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    山本五十六が戦った太平洋戦争は、本来戦うべき米国・英国のその前に、政府、官僚、軍部の組織間に横たわる数多くの深い溝を越えねばならなかった。
    ベクトルがバラバラの組織を抱え、現場の艦隊を指揮する山本の心は、まさに本書の旧題である「山本五十六の無念」と表されるものと感じた。

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    2012年05月04日
  • 山本五十六

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    ネタバレ

    読み物としては面白いと思う。ただ、本の内容はともかく、この本を読んでいると作者の意図に反して山本五十六が本当に偉大な人だったのかということに疑問を持ってしまう。日米開戦にしろ、真珠湾にしろ、ミッドウェイにしろ、山本五十六の中途半端な対応が事態をいっそう悪い方向に向かわせていったとしか思えないのは私だけだろうか?

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    2012年04月22日
  • ソ連が満洲に侵攻した夏

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     まず、とても読みやすいです。
    福島原発の事故を、アメリカの新聞が「笑えるほど無能、」と報じてましたが、それと同じ事を、戦争という状況でも発揮してしまうところに正直呆れました。

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    2012年02月11日
  • 遠い島 ガダルカナル

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    参謀本部の無責任、無計画、そして最前線で戦う兵士をまるでモノとしか見ていない姿勢に激しい憤りを感じる。

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    2012年02月07日
  • 山本五十六

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    映画が公開されるので、読んでみた。旧海軍は旧陸軍よりもまともだと思っていたが、どうやらそうでもないようだ。

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    2011年12月29日
  • 山本五十六

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    太平洋戦争の戦況を決めたのは指揮官たちの闘志である。この本を読んでこの単純な原理に気付いた。重要な局面では闘志の強い方が勝ち、戦闘の目的をあいまいに捉えていた方は負けている。

    開戦冒頭では米軍には準備が出来てなかったし、事前に作戦を練ってきた日本軍の闘志の方が高かった。しかしミッドウェー海戦を境にそれは逆転する。十分に情報収集を行った上で、空母三隻で空母八隻を迎え撃ったミニッツと、「敵艦見ユ」の報から迎撃まで一時間半もモタモタした南雲司令部。これも南雲個人に責めを帰すのは酷というもので、南雲艦隊の戦略目的はミッドウェー占領か敵空母撃滅か、明示できなかった連合艦隊司令部に責任があり、山本の戦略

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    2011年12月18日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    英国情報部へのスパイ浸透とゾルゲ事件を引き合いに、軍部にもソ連のスパイがいた、そして日本の方向性を誤らせたのではないかという示唆は興味深かった。

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    2011年12月03日
  • 山本五十六

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    著者の半藤さん、はっきりと山本びいきと書かれていますので、そのへんは割り引いて読むべきか。

    12月に映画あるんですよね。
    その予習として読んでみた。映画行けるかどうかわからんし。

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    2011年10月15日
  • 指揮官と参謀 コンビの研究

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    組織は独りではできないことを成しとげるためにあるという。が、成し遂げられるものが価値あるものではないことのほうが多い、ということの実例集のように感じた。
    現代の組織もこの原則からは逃れられない。

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    2011年10月10日
  • それからの海舟

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     「それから」とは江戸城無血開城。維新後も旧幕臣のため、陰に日に働いた海舟の後半生を描いた評伝です。
     裏で働きかけるといっても、海舟のそれは黒幕というような後ろ暗いイメージではないような。「たくさんの人と日頃から仲良くするのがお仕事」という、まさしく私の憧れるところのフィクサー。
     福沢諭吉等には後々批判もされたようなんですけど、そういえば私の知ってるあるいは尊敬している人たちはみんな海舟派だなあ。

     ところで作者の半藤一利って方、私は「昭和史」を書いた人としか知らなくて、すごくすごく偉い人だと思っていたんですけど(いや、もちろんとても偉い作家さんなんですけど)この本を読んだ感じでは、海舟

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    2011年07月31日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    「対米戦争の目的は何だったのか」、「陸軍エリートはどこで問違えた」等、戦後六十余年、「あの戦争」に改めて向き合った六人の論客が、参戦から敗戦までの疑問を徹底的に掘り下げる。
    「文藝春秋」読者賞受賞。

    [ 目次 ]
    第1部 座談会・あの戦争になぜ負けたのか(対米戦争の目的は何だったのか;ヒトラーとの同盟は昭和史の謎;開明派・海軍が持つ致命的欠点;陸軍エリートはどこで間違えた ほか)
    第2部 あの戦争に思うこと(空しかった首脳会議;八月九日の最高戦争指導会議;私の太平洋戦争観;果たされなかった死者との約束 ほか)

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    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ

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    2011年04月17日
  • 昭和史の論点

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    [ 内容 ]
    国を鎖していた小さな国が、急速な近代化をなしとげ、しまいには世界の“一等国”を自任するまでになった。
    しかし東亜の風雲はおさまらず、軍部は独走し、複雑な国際情勢の中で、ついに未曾有の大戦争に突入していく―。
    昭和日本はどこで誤ったのか?
    戦争以外の進路はなかったのか?
    ワシントン体制から満州事変、二・二六事件、盧溝橋事件を経て、太平洋戦争、敗戦に至る過程を、昭和史研究の第一人者たちが、片寄った史観にとらわれることなく、徹底的に討論検証する。

    [ 目次 ]
    ワシントン体制(大正10年)―反英のスタート
    張作霖爆殺事件(昭和3年)―陰謀の発端と発言せざる天皇
    満州事変から満州国へ(

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    2011年04月15日
  • 昭和の名将と愚将

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    [ 内容 ]
    責任感、リーダーシップ、戦略の有無、知性、人望…昭和の代表的軍人二十二人を俎上に載せて、敗軍の将たちの人物にあえて評価を下す。
    リーダーたるには何が必要なのか。

    [ 目次 ]
    名将篇(栗林忠道 石原莞爾と永田鉄山 米内光政と山口多聞 山下奉文と武藤章 伊藤整一と小沢治三郎 宮崎繁三郎と小野寺信 今村均と山本五十六)
    愚将篇(服部卓四郎と辻政信 牟田口廉也と瀬島龍三 石川信吾と岡敬純 特攻隊の責任者―大西瀧治郎・冨永恭次・菅原道大)

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ

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    2011年04月15日
  • ソ連が満洲に侵攻した夏

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    恥ずかしながらポツダム宣言で「はい、日本敗戦。戦争終わり」。この程度の授業しか受けていない私。もしかしたら日本は分割されていたのかもしれないのですね。もっともっと勉強します。

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    2011年04月10日
  • 歴代陸軍大将全覧 昭和篇/太平洋戦争期

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    日本陸軍の最後の日々を26人の大将の事績とともに記したシリーズ完結作。
    建軍以来の陸軍史をひもとき、大将の座に着くことなく軍歴を終えた軍人も併せて論じた。
    リーダーの器量とは。

    [ 目次 ]
    第1章 太平洋戦争への道(岡村寧次―徹底抗戦から「承詔必謹」へ;土肥原賢二―「謀略屋」の汚名をかぶって ほか)
    第2章 緒戦の連勝と米軍の反攻(後宮淳―東条の選んだ高級参謀次長;山下奉文―比島で刑死した「マレーの虎」 ほか)
    第3章 落日の戦いのなかで(安藤利吉―最後の台湾総督;山脇正隆―ポーランド建国功労章を受章 ほか)
    第4章 戦没した将軍たち(前田利為―ボルネオで「陣没」した加賀の殿

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    2011年03月27日
  • 歴代陸軍大将全覧 昭和篇/満州事変・支那事変期

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    金融恐慌や二・二六事件などで国内の動乱が激化し、国外では中国大陸に戦火が広がる時代の大将全36人を俎上に論じる。
    内外の難局に彼らはどう対処したのか。
    人気シリーズ第3弾。

    [ 目次 ]
    第1章 昭和金融恐慌のかげで(井上幾太郎―陸軍航空育ての親;鈴木孝雄昭和の乃木さん ほか)
    第2章 満州国建設の野望(渡辺錠太郎―凶弾に斃れた教育総監;緒方勝一―大将で技術畑の頂点へ ほか)
    第3章 帝都を震撼させた二・二六事件(川島義之―二・二六事件の陸軍大臣;林仙之―知られざる名誉大将 ほか)
    第4章 盧溝橋事件から支那事変へ(畑俊六―日本陸軍最後の元帥;小磯国昭―肚もなく、自信もなかった

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    2011年03月27日
  • 歴代陸軍大将全覧 大正篇

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    世界大戦と日独戦争、シベリア出兵、そして吹き荒れる軍縮の嵐。
    激動する大正期の日本陸軍の姿を、大将41人の事績とともに詳細に記す。
    写真、資料も充実。
    明治篇に続く陸軍史一大巨編。

    [ 目次 ]
    第1章 世界大戦と日独戦争(浅田信興―妻への遺書「死ねば浮気の後家となれ」;閑院宮載仁親王―「赫々」たる軍歴;福島安正―単騎シベリア横断の壮挙 ほか)
    第2章 空しかったシベリア出兵(柴五郎―北京篭城戦の名指揮官;島川文八郎―大砲の大家;宇都宮太郎―「自大自強自存主義」を唱える ほか)
    第3章 吹き荒れる軍縮の嵐(久迩宮邦彦王―昭和天皇の義父;梨本宮守正王―元帥から戦犯容疑者へ;菊池慎

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    2011年03月27日
  • 昭和の名将と愚将

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    半藤一利が描き、語る歴史ものが好きなので、これもその一環で。対談形式であることも利して、大変読みやすく、わかりやすいものになっている。内容も穏当で確か。

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    2011年03月23日
  • 其角俳句と江戸の春

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     かげろふにねても動くや虎の耳

     其角の句である。其角は俳聖芭蕉の高弟である。というよりむしろ「異色の」弟子として知られている。
     この『其角俳句と江戸の春』は、何ヶ月か前BSNHK週刊ブックレビューで取り上げられた時に購入し、すぐ読んだ。今朝の放送でもまた別の書評ゲストに絶賛されていた。2度同じ本が紹介されるのは、本屋大賞を受賞した『博士の愛した数式』(小川洋子)のときもそうだったが、本を読む人にとり相当に興味深い本である証拠だ。

     今日は、冒頭の「かげろふに・・・」の一句についてだけ書いておきたくて以下続きの文を記す。
     其角がこの句を創った時、わが国には虎は居ない。同じ頃狩野

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    2011年02月27日
  • それからの海舟

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    「それ」とは勝海舟と西郷隆盛の江戸開城を示す。官軍嫌いで、勝海舟をこよなく愛する筆者が、勝海舟の明治時代の足跡を著す。海舟と西郷の信頼関係、徳川慶喜の海舟の心遣いに対する感涙、福澤諭吉の海舟嫌いなど、面白いエピソードが多いが、若干偏りすぎている感じもある。

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    2010年10月05日