半藤一利のレビュー一覧

  • あの戦争になぜ負けたのか

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    対談。なぜ戦争になったのか。どこで間違えたのか。こういう本を読むと、自分がいかに知らなかったということを痛感する。そしてこういう本を読んで思うのは、過去のこととして知識にするのではなく、今、自分のいるまわりに活かせることはないか、ということなんだよね。

     大正七年の原敬首相から昭和七年犬養毅が五・一五事件で暗殺されるまでを日本の政党政治の黄金期という。

     では、原敬の何がすごかったのか。

     偉大だったのは、としていわれること。

     原敬日記をひいて、すごくこまめに軍人に会っていることを指摘している。

     こまめに、ひょっとしたら自分と反対意見の人とも会って、パイプをつくっていたこ

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    2017年09月22日
  • 賊軍の昭和史

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    最近、太平洋戦争についての本をよく読む。

    半藤氏の本が面白いというのもあるんだろうけど、歴史のようでいて、今を考える示唆が多々あると感じるからね。現代社会なんて大きな話じゃなく、今、自分の属する職場であったり、人間関係であったり、さ。

    いろいろ考えられて、刺激になった。

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    2017年09月22日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    出口治明氏と半藤一利氏による対談集。

    半藤一利氏は割と専門的だけど、出口治明氏の方は偏りがある感が。

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    2017年09月17日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    日露戦争は、海軍こそバルチック艦隊を全滅させ華々しい勝利を飾っているが、陸戦の方は、息も絶え絶えというのが現実であった。どうにもないぐらいに兵力がなく、兵站もなければ弾薬も決定的に不足していた。圧倒的に兵力が足りない日本は、戦争に勝ってもロシア軍兵士を結局、逃さざるを得なかった。包囲殲滅戦ができないから、生還したロシア兵は再び組織され、攻撃してくる。さらにはハルビンに30万人という大兵力を集結させていた。もし、講和会議がまとまらなかったら、一気に日本を攻めるという準備さえ整えていたのだ。そんな状況の中、小村寿太郎は、泥沼化しそうな戦争を終わらせたうえ、樺太までぶんどってきている。よくぞ戦争を終

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    2017年09月10日
  • ノモンハンの夏

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    ノモンハンについて知ったのは、大学1年の夏。
    当時、「ねじまき鳥クロニクル」を読んでいて、その中にノモンハンについての記述があったのを覚えている。
    そこに書かれていたノモンハンは、戦闘全体のことではなく、個人的な体験、一人の登場人物の回想を通じて伝わる戦争の悲惨さであった。しかし本書は違う。
    ノモンハンでの戦闘になるまでの過程、ドイツ・ソ連の動きが同時的に描かれており、その全容が一から説明されている。想像力を掻き立てる小説的な描き方ではないが、戦闘の悲惨さが俯瞰的に描かれているが故にわかることがある。それは逆説的ではあるが、そう描かれていることで陸軍兵一人ひとりの生きざまに限りがなくなるとい

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    2017年02月06日
  • 半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義

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    普段読まない類の本でしたが、「風立ちぬ」をみたのもあって、映画のシーンを思い出しながら楽しめました。また、この本を読んで、半藤さんの本、夏目漱石の本にも興味が湧き、読書の幅が広がる良いきっかけをいただきました。

    実際、話が飛び飛びでいろんな話が繰り広げられるので、知識の乏しいわたしには辛かったですが、対談という形だったので、読み進めるのに苦痛はありませんでした。
    おふたりのように、物事を深く捉え考えられる人になりたいです。

    もう1度、「風立ちぬ」見たくなりました。

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    2017年02月01日
  • 日本型リーダーはなぜ失敗するのか

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    ネタバレ

    購入。

    第二次世界大戦での日本軍のリーダーを例に挙げて、リーダーとしてよい部分と悪い部分を解説する。

    どのようなリーダーが理想か、ということを知りたい場合はがっかりする内容かもしれない。
    ただ、それほど優秀ではない上司を部下がフォローする、という構造が当時すでに存在していたことが分かる。

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    2017年01月22日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    ネタバレ

    歴史から学ぶことは多いと思い、色々勉強していますが、二人の知識に驚きます。もっと知りたい気持ちになります。

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    2016年10月28日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    『昭和史』の半藤一利氏とライフネット生命保険代表取締役会長兼CEOで世界史の本も書いている出口治明氏の対談。最近よく見かける「日本のここがすごい!」といった日本特殊論の風潮についてや、第二次世界大戦の背景や日本が負けた理由、指導者の教養不足などについて対談している。

    第一章 日本は特別な国という思い込みを捨てろ
    第二章 なぜ戦争の歴史から目を背けるのか
    第三章 日本が負けた真の理由
    第四章 アメリカを通してしか世界を見ない危険性
    第五章 世界のなかの日本を知るためのブックガイド
    第六章 日本人はいつから教養を失ったか

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    2016年10月23日
  • マッカーサーと日本占領

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    半藤氏による戦後の歴史の真相を語っている内容。
    戦後占領状況の詳細については、もしかしたら
    初めて読んだかもしれません。
    とても読みやすい内容です。
    どこまでが本当かはよくわかりませんが、
    マッカーサーのことについて、昭和天皇についてが
    少し誇張しすぎているような気がします。
    もっと、偶然や環境、その他の社会的な集団的実践の
    結果であるのであって、真実はそんなに劇的ではない
    ような気がします。

    巻頭に戦後日本の写真が多く掲載されていて、これは
    興味深く見ることができます。

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    2016年06月09日
  • 日本海軍の興亡 戦いに生きた男たちのドラマ

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    過去を振り返って失敗の本質を知りえたとしても、その流れをどうしようもなく同じ失敗を繰り返すのでは?と考えさせられる。その流れが"空気"であり、日本人はその"空気"を醸成し易い気質を持っているというのが山本七平「空気の研究」に書かれている。「空気の研究」で周恩来が日本人を言う"言必信、行必果"というのが、帝国海軍にも当てはまり面白い。

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    2016年04月09日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    日本がなぜアメリカとの戦争に踏み切り、そして負けたのかという点について、近代史に造詣の深い6名の方が対談形式で述べる本。「なぜ負けたのか」よりも「なぜ国力に圧倒的な差があったアメリカとの戦争に踏み切ったのか」という点に関する部分には、ちょっときな臭い雰囲気になりつつある今日、考え直す意味は深いと感じます。
    対米戦争に限らずほとんどの戦争が「自衛・自存」を大義名分に始められ、ブレーキをかけるはずのメディアも政権や大衆に迎合していく流れであった事などは同じ過ちを繰り返さないためにも知っておくべき事実であると思います。
    なぜヒトラーのドイツと同盟を結んだのか、海軍・陸軍エリートはなぜ判断を誤って開戦

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    2016年03月03日
  • 幕末辰五郎伝

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    新門辰五郎を主人公にした幕末歴史講談。半藤さんも後書きで資料が少ないのでかなり盛ってると述べており、どこからどこまでホントかよくわからん。

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    2015年12月01日
  • もう一つの「幕末史」 “裏側”にこそ「本当の歴史」がある!

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    幕末ものは、急に読みたくなるときがやってきます。
    著者の作品は歴史関係でこれまで何冊か読んできましたが、幕末は始めてです。
    歴史は勝者が作るものなので、定説が必ずしも真実とは限りません。新潟県長岡市に親族のいる著者にとっては、一般に語られている幕末史とは異なる意見を持っていて当然と感じます。
    同じ事実でも、見方が変われば解釈が変わるもの。改めてそれを感じました。



    <目次>
    第1章 維新には「知られざる真実」がある―権力闘争による非情の「改革」
    第2章 幕末「心理」戦争―江戸城無血開城までの「西郷×勝」攻防三カ月
    第3章 自らを「アヒルの水かき」と揶揄した男―私が勝海舟に惹かれる理由
    第4

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    2015年10月12日
  • もう一つの「幕末史」 “裏側”にこそ「本当の歴史」がある!

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    幕末から大戦での敗北に至るまで、権力をめぐる闘争の裏側にせまるシリーズの一冊。
    吉田松陰も官軍も何するものぞ。

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    2015年10月03日
  • 賊軍の昭和史

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    最近こういう内容の本が多く出ているような気がします。
    もしかしたら、自分が好んで選んでいるだけかも
    知れませんが。
    賊軍。官軍の判別で、昭和の戦争の責任というか悪者を
    探す感じ。この本が言いたいのは、官軍(薩摩・長州)
    出身の軍人が戦争を初めて、日本を崩壊させ、
    賊軍(関東・東北・信越等)出身の人がぎりぎりのところ
    で日本を救ったということなのだろうと思いますが。
    いくらいろんな、いい方でそういう結論にしているの
    ですが、東條は賊軍出身だし、鈴木貫太郎だって
    終戦時の首相ですが、開戦時に無責任ではないはず。
    山本五十六も長岡だし、石原莞爾も東北。
    昭和の戦争の時に、長州・薩摩の人はあまり出てこ

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    2015年09月09日
  • 十二月八日と八月十五日

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    20150822
    第二次世界大戦が真珠湾攻撃により開戦された日12月8日と、玉音放送が流れた終戦の8月15日。
    この日に、どんなことがあって、国民はどのように受け止めたのか。
    あらゆる作家の記述と共に紹介されている。

    今度は第二次世界大戦の全体を通して振り返られる作品を探して読んでみようと思う。

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    2015年08月22日
  • 三国志談義

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    確かに三国志について話しているんだけど、大戦時の軍人の名前が例えとして出てきたり、ちょっと現代に出版されたとは思えない思想的な古くささ。
    最後の対談者の作った俳句なんかも、できがちょっとねぇ、って感じで今ひとつでした。
    まぁ、三国志をネタとした対談本って少ないと思うので、その点では貴重なんですけどね。
    上記の問題点に目をつぶればそう悪くないんだけど、合わない人は多いかも。

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    2015年07月25日
  • もう一つの「幕末史」 “裏側”にこそ「本当の歴史」がある!

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    半藤氏の幕末関連の本。半藤氏の歴史本は、何冊か
    読んだとおもいますがそのなかでは一番読みやすい本だと
    思います。
    内容的にはあまり新しいことはなく既知の内容でしたが
    最後のあとがきの現代の日本に関しての憂いは
    共感する部分があります。また、歴史を真摯に正直に
    受け止める大事さについては、そのとおりではないかと
    思います。

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    2015年06月22日
  • 十二月八日と八月十五日

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    すいません。私には使いこなせない知識と知っていながら、あまりにその編集の仕方が良くて、つい手を伸ばしてしまいました。

    開戦の日と、終戦の日。
    それらについて著したものを時系列に並べかえ、著者がまとめているスタイル。すごすぎる。

    真実を沢山並べることが真実になるわけではないかもしれない。
    けれど、その時を生きた人にしか分からない心を甦らす書物とは、やはりすごいものなんだと思う。

    国民というものを、垣間見た気持ちだった。

    ある瞬間に、引き起こされるビックウェーブ。
    一秒後からまた日常が始まっていく、不思議。

    しかしながら。
    谷崎潤一郎のマグテキ(マグロのステーキ)シーンは笑いを止められな

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    2015年06月21日