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昭和史の泰斗2人が、いま日中韓で燃え上がるナショナリズムの実体について分析。背景にある歴史問題を直視し、憎悪の連鎖に歯止めをかけるための提言を行う。そして、他国に振り回されず権力に踊らされない、健全な日本人のナショナリズムの在り方についても示す――。大好評『そして、メディアは日本を戦争に導いた』に続く迫真の対談。
【主な内容】
はじめに 今こそ、歴史の教訓に学ぶ 半藤一利
プロローグ 「国家ナショナリズム」が「庶民ナショナリズム」を駆逐する
第一章 現代日本のナショナリズムが歪んだ理由
第二章 近代史が教える日本のナショナリズムの実体
第三章 中国と韓国の「反日感情」の歴史背景
第四章 現代の中国および韓国のナショナリズム
第五章 将来に向けての日本のナショナリズム
おわりに 憂うべき端境期にある日本社会 保阪正康
Posted by ブクログ 2015年05月16日
ナショナリズム=愛国心は、愛郷心のようなかたちで本来誰にでもあるものだ。が、権力と結びついているナショナリズムというものがあり、それが意図的に前者のナショナリズムを扇動し、政治的に利用しようとする構図がある。それがタイトルにある、日中韓でいま相互不信をかりたてているナショナリズムの正体だ。それぞれの...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月04日
留学時代、世界の色々な国の友人らと話していて、これまで自分は恥ずかしいほどに歴史を、特に近現代史学んでこなかったと自覚して以来、ずっといつかきちんと考えてみようと思っていた。
半藤氏の昭和史などを読んでから、ついに気になっていたこの本を手にとった。
一番印象に残ったのは「過去の戦争の直接の責任は...続きを読む
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