半藤一利のレビュー一覧

  • 幕末史(新潮文庫)

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    <目次>
    はじめの章  「御瓦解」と「御一新」
    第1章    幕末のいちばん長い日
    第2章    攘夷派・開国派・一橋派・紀伊派
    第3章    和宮降嫁と公武合体論
    第4章    テロに震撼する京の町
    第5章    すさまじき権力闘争
    第6章    皇国の御為に砕身尽力
    第7章    将軍死す、天皇も死す
    第8章    徳川慶喜、ついに朝敵となる
    第9章    勝海舟と西郷隆盛
    第10章    戊辰戦争の戦死者たち
    第11章    新政府の海図なしの船出
    第12章    国民皆兵と不平士族
    第13章    西郷どん、城山に死す
    むすびの章  誰もいなくなった

    <内容>
    『昭和史』などに比べて

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    2018年03月06日
  • 歴史に「何を」学ぶのか

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    出鼻をくじかれるように「最初に言っとくけど、歴史学んでもあんま役に立たないから!」あれー?と思いつつ読み始める。役に立つとか意味があるかないかとか、損得とか、しばしば自分はそういうことを気にしすぎた。
    著者は、「知らない」でいてしかも「知ろうとしない」状況において、人は最も権力者の扇動に乗りやすいのだと言う。これって、権力云々の話を抜きにしても、例えばこの本を読むワタシのスタンスも同じようでなくてはならんのでは?その通りで、歴史を受け身で学んでいては、嘘っぱちの歴史ストーリーを信じ切って、綺麗事ばかりインプットして、40年ごとに人は悲惨な出来事を忘れてゆく。でも、いい話ばかり耳に残るのは当然。

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    2018年03月06日
  • 歴史に「何を」学ぶのか

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    至極まっとうなことしか書いていないように思える。
    好き嫌いは別として、著者を左翼とかアブナイ人とカテゴライズしたがるのはいけませんね。
    正しい歴史認識はどうすれば可能なのか、史実とは何なのか。自分で考えられるようになるには、相応の準備が必要だよね。

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    2018年02月24日
  • あの戦争と日本人

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    大東亜戦争のベースは、殆ど奇跡的に勝利した日露戦争においてつくられた考えが引き継がれていることが分かる。例えば、大艦巨砲主義、艦隊決戦、十死零生の特攻、火力重点よりも精神力よりも白兵主義など。でも、大東亜戦争に敗北した主な理由は、上記の過去の成功体験に固執したことなのだと思う。

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    2026年01月17日
  • ノモンハンの夏

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    第二次世界大戦の遠因にもなったノモンハン事件についてのドキュメント。
    権限の委譲のいきすぎで結果的に関東軍の独断専行を招き、それに誰もすずをつけることができずに崩壊にむかっていったプロセスの第一幕がこの事件。
    しかもこの主要な幹部はだれも更迭されてないところに闇がある。

    当時の参謀本部は関東軍に及び腰。その原因はいきすぎた権限委譲の元気の良すぎる青年将校を現地におくりすぎたことが原因ではなかろうか。
    その結果「関東軍に「案」を示しただけで、あとは研究にまかせた。つまり示達できなかった。参謀本部は真の統帥を放棄して虚位を誇る態度のみつづけていた、」というような事態がうまれ次第に統制がきかなくな

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    2017年11月01日
  • 日本型リーダーはなぜ失敗するのか

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    考えさせられる話だった。歴史の本ではあるが、今の日本社会はもちろん、自分の仕事について思いを馳せる。読んでいれば、自分を有能の側に置きたくはなる。でも、実際のところどうなのか。それを判断するのは自分ではない。リーダーといえば、お前はリーダーなのか?と問う声も自分の中に沸き上がる。でもさ。どれだけ小さくとも、自分が率いなければいけないチームというのは、組織で働いていれば必ずできるものなんじゃないだろうか。考えるねぇ。

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    2017年09月28日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    対談。なぜ戦争になったのか。どこで間違えたのか。こういう本を読むと、自分がいかに知らなかったということを痛感する。そしてこういう本を読んで思うのは、過去のこととして知識にするのではなく、今、自分のいるまわりに活かせることはないか、ということなんだよね。

     大正七年の原敬首相から昭和七年犬養毅が五・一五事件で暗殺されるまでを日本の政党政治の黄金期という。

     では、原敬の何がすごかったのか。

     偉大だったのは、としていわれること。

     原敬日記をひいて、すごくこまめに軍人に会っていることを指摘している。

     こまめに、ひょっとしたら自分と反対意見の人とも会って、パイプをつくっていたこ

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    2017年09月22日
  • 賊軍の昭和史

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    最近、太平洋戦争についての本をよく読む。

    半藤氏の本が面白いというのもあるんだろうけど、歴史のようでいて、今を考える示唆が多々あると感じるからね。現代社会なんて大きな話じゃなく、今、自分の属する職場であったり、人間関係であったり、さ。

    いろいろ考えられて、刺激になった。

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    2017年09月22日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    出口治明氏と半藤一利氏による対談集。

    半藤一利氏は割と専門的だけど、出口治明氏の方は偏りがある感が。

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    2017年09月17日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    日露戦争は、海軍こそバルチック艦隊を全滅させ華々しい勝利を飾っているが、陸戦の方は、息も絶え絶えというのが現実であった。どうにもないぐらいに兵力がなく、兵站もなければ弾薬も決定的に不足していた。圧倒的に兵力が足りない日本は、戦争に勝ってもロシア軍兵士を結局、逃さざるを得なかった。包囲殲滅戦ができないから、生還したロシア兵は再び組織され、攻撃してくる。さらにはハルビンに30万人という大兵力を集結させていた。もし、講和会議がまとまらなかったら、一気に日本を攻めるという準備さえ整えていたのだ。そんな状況の中、小村寿太郎は、泥沼化しそうな戦争を終わらせたうえ、樺太までぶんどってきている。よくぞ戦争を終

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    2017年09月10日
  • ノモンハンの夏

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    ノモンハンについて知ったのは、大学1年の夏。
    当時、「ねじまき鳥クロニクル」を読んでいて、その中にノモンハンについての記述があったのを覚えている。
    そこに書かれていたノモンハンは、戦闘全体のことではなく、個人的な体験、一人の登場人物の回想を通じて伝わる戦争の悲惨さであった。しかし本書は違う。
    ノモンハンでの戦闘になるまでの過程、ドイツ・ソ連の動きが同時的に描かれており、その全容が一から説明されている。想像力を掻き立てる小説的な描き方ではないが、戦闘の悲惨さが俯瞰的に描かれているが故にわかることがある。それは逆説的ではあるが、そう描かれていることで陸軍兵一人ひとりの生きざまに限りがなくなるとい

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    2017年02月06日
  • 半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義

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    普段読まない類の本でしたが、「風立ちぬ」をみたのもあって、映画のシーンを思い出しながら楽しめました。また、この本を読んで、半藤さんの本、夏目漱石の本にも興味が湧き、読書の幅が広がる良いきっかけをいただきました。

    実際、話が飛び飛びでいろんな話が繰り広げられるので、知識の乏しいわたしには辛かったですが、対談という形だったので、読み進めるのに苦痛はありませんでした。
    おふたりのように、物事を深く捉え考えられる人になりたいです。

    もう1度、「風立ちぬ」見たくなりました。

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    2017年02月01日
  • 日本型リーダーはなぜ失敗するのか

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    購入。

    第二次世界大戦での日本軍のリーダーを例に挙げて、リーダーとしてよい部分と悪い部分を解説する。

    どのようなリーダーが理想か、ということを知りたい場合はがっかりする内容かもしれない。
    ただ、それほど優秀ではない上司を部下がフォローする、という構造が当時すでに存在していたことが分かる。

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    2017年01月22日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    歴史から学ぶことは多いと思い、色々勉強していますが、二人の知識に驚きます。もっと知りたい気持ちになります。

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    2016年10月28日
  • 世界史としての日本史(小学館新書)

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    『昭和史』の半藤一利氏とライフネット生命保険代表取締役会長兼CEOで世界史の本も書いている出口治明氏の対談。最近よく見かける「日本のここがすごい!」といった日本特殊論の風潮についてや、第二次世界大戦の背景や日本が負けた理由、指導者の教養不足などについて対談している。

    第一章 日本は特別な国という思い込みを捨てろ
    第二章 なぜ戦争の歴史から目を背けるのか
    第三章 日本が負けた真の理由
    第四章 アメリカを通してしか世界を見ない危険性
    第五章 世界のなかの日本を知るためのブックガイド
    第六章 日本人はいつから教養を失ったか

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    2016年10月23日
  • マッカーサーと日本占領

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    半藤氏による戦後の歴史の真相を語っている内容。
    戦後占領状況の詳細については、もしかしたら
    初めて読んだかもしれません。
    とても読みやすい内容です。
    どこまでが本当かはよくわかりませんが、
    マッカーサーのことについて、昭和天皇についてが
    少し誇張しすぎているような気がします。
    もっと、偶然や環境、その他の社会的な集団的実践の
    結果であるのであって、真実はそんなに劇的ではない
    ような気がします。

    巻頭に戦後日本の写真が多く掲載されていて、これは
    興味深く見ることができます。

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    2016年06月09日
  • 日本海軍の興亡 戦いに生きた男たちのドラマ

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    過去を振り返って失敗の本質を知りえたとしても、その流れをどうしようもなく同じ失敗を繰り返すのでは?と考えさせられる。その流れが"空気"であり、日本人はその"空気"を醸成し易い気質を持っているというのが山本七平「空気の研究」に書かれている。「空気の研究」で周恩来が日本人を言う"言必信、行必果"というのが、帝国海軍にも当てはまり面白い。

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    2016年04月09日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    日本がなぜアメリカとの戦争に踏み切り、そして負けたのかという点について、近代史に造詣の深い6名の方が対談形式で述べる本。「なぜ負けたのか」よりも「なぜ国力に圧倒的な差があったアメリカとの戦争に踏み切ったのか」という点に関する部分には、ちょっときな臭い雰囲気になりつつある今日、考え直す意味は深いと感じます。
    対米戦争に限らずほとんどの戦争が「自衛・自存」を大義名分に始められ、ブレーキをかけるはずのメディアも政権や大衆に迎合していく流れであった事などは同じ過ちを繰り返さないためにも知っておくべき事実であると思います。
    なぜヒトラーのドイツと同盟を結んだのか、海軍・陸軍エリートはなぜ判断を誤って開戦

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    2016年03月03日
  • 幕末辰五郎伝

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    新門辰五郎を主人公にした幕末歴史講談。半藤さんも後書きで資料が少ないのでかなり盛ってると述べており、どこからどこまでホントかよくわからん。

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    2015年12月01日
  • もう一つの「幕末史」 “裏側”にこそ「本当の歴史」がある!

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    幕末ものは、急に読みたくなるときがやってきます。
    著者の作品は歴史関係でこれまで何冊か読んできましたが、幕末は始めてです。
    歴史は勝者が作るものなので、定説が必ずしも真実とは限りません。新潟県長岡市に親族のいる著者にとっては、一般に語られている幕末史とは異なる意見を持っていて当然と感じます。
    同じ事実でも、見方が変われば解釈が変わるもの。改めてそれを感じました。



    <目次>
    第1章 維新には「知られざる真実」がある―権力闘争による非情の「改革」
    第2章 幕末「心理」戦争―江戸城無血開城までの「西郷×勝」攻防三カ月
    第3章 自らを「アヒルの水かき」と揶揄した男―私が勝海舟に惹かれる理由
    第4

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    2015年10月12日