半藤一利のレビュー一覧
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半藤一利氏によるリーダー論。近代戦争の専門家だけあって、リーダー論も戦時中の指揮官の研究結果を述べているところが多い。研究書ではないため内容が薄く感じた。
「西南戦争で郵便汽船三菱会社(後の三菱財閥)や大倉組商会(後の大倉財閥)は軍需物資の調達や兵站輸送で巨額の利益を上げ、経営拡大の基礎を築いています」p46
「西南戦争の勝利により「参謀が大事だ」という日本型リーダーシップが成立した。総大将は戦いに疎くても参謀さえしっかりしていれば、戦には勝てる」p47
「3を3回使って、その解が0から10となる数式を出せ(海大入試問題)(3-3)x3=0,√3x√3÷3=1,(3+3)÷3=2,3+3-3 -
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出口氏が日本史を論評する対談本
出口氏は日本の世界史への影響をほぼゼロと評価しているらしいと思ってました。
本著は、この考えを裏付けるものでした。
・昨今メディアに氾濫する日本特殊礼賛番組
→反対。日本は、世界史的にみて平凡、受け身でしかなかった。
・戦時中の日本政府、軍部のシステム的な不備
→軍閥入閣必須も酷いが、ガバナンスが皆無というのが致命的。
(満州国を溥儀で建国したことも、関東軍の独断で低レベルな謀略に過ぎない)
・さらに、出口戦略のないまま、開戦、戦線拡大。
→実は、リットン調査団の報告を受け入れ国際連盟に加盟継続していれば、満州の権益の実質的維持と国際的孤立を免れたはず。
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海軍のこと、全然わかりません。
山本五十六とか東郷平八郎の名前くらいは聞いたことがありますが、いつの戦争で活躍した人なのかはさっぱり。
だから、読んでも読んでも内容が全然頭に入ってこない。
ごめんなさい。
勉強して出直してきます。
心に残ったのは1922年のワシントン会議での全権大使だった加藤友三郎海軍大臣の国防感。
”国防は人の専有物にあらず。戦争もまた軍人にてなし得べきものにあらず。国家総動員してこれにあたらざれば目的を達しがたし。……平たくいえば、金がなければ戦争ができぬということなり。
戦後ロシアとドイツとがかように成りし結果、日本と戦争の起こる可能性のあるは米国のみなり。仮に軍備 -
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昭和史、幕末史、夏目漱石といった著者がこれまで書いてきたテーマを概観している印象。ちょっと物足りないかな、とも思ったけど、それは著者が何のために本書を出したか、というあたりを考えないといけないのだろう。天皇のお言葉やトランプ大統領の誕生。内向き化する世界各国。今ある世の中の動きに対して、あなたは何を思いますか?そうした問いを、これまで自身の描いてきたテーマとからめて、とりわけフリマー新書の読者となる若い人にむけて出しているのだと思う。まぁ、俺みたいなおじさんにも、考えなければいけないよなぁと思わせる話なんだけどさ。
歴史は繰り返すが、まったく同じように、ではない。歴史から学ぶことはできないの -
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高校の先輩後輩の2人による対談は各々が10大事件として掲げた出来事の理由から。宮部の挙げた事件は推理小説になりそうなものでありながら、時代の流れを大きく変化させるものであったところが面白い。そして2人で決めた10大事件についての対話。昭和金融恐慌(1927年つまり昭和2年と正に昭和の初め)が大臣の失言から始まったところから、2・26事件、大政翼賛会と3国同盟、東京裁判、憲法9条、日本初のヌードショー、金閣寺焼失、第5福竜丸事件とゴジラ、高度成長事件と事件、最後は昭和63年の幼女誘拐殺人(宮崎勤)まで。憲法9条については押し付けられたものではなく、1928年の日本も締結した不戦条約の文言から来て
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昭和史の10大事件を対談形式で振り返る。
いつも通り、大して内容も確認せず、読み出す。
そして、気づく。
自分の思っていた「昭和史の10大事件じゃない…」
自分の中で昭和の10大事件と言うと、3億円強盗事件、よど号ハイジャック、グリコ・森永事件、浅間山荘事件など、映像化され、何となくドラマチックなものを勝手に思い描いていた。
しかし、予想していたこれらの事件は1つも入っていない。
全体的に戦前戦後で大きく様変わりした日本の様子が取り上げられている。
太平洋戦争の前にあった日本の変化、太平洋戦争後に行われた東京裁判。確かに学校では詳しく習っていないことに気付く。自分の知っていた戦後がアメリカによ