半藤一利のレビュー一覧

  • 昭和天皇物語 17

    Posted by ブクログ

    ガダルカナルの戦いでの敗北、山本五十六連合艦隊司令長官戦死、史上最悪の作戦と言われたインパール作戦。昭和天皇の苦悩は続く。

    0
    2025年07月30日
  • 戦争というもの

    Posted by ブクログ

    半藤一利さんの「戦争というもの」を読みました。

     率直な感想としては、読みやすく加工されたヘビーな作品といった感じで、180ページほどで戦争の残酷さを生々しく記載した本でした。

     暴走する軍部、徴兵され命を落とす国民。戦争はこれだけの命を費やすほど大切なものなのか。なんともやりきれない気持ちになります。

     特に印象に残ったのは、日本が戦争に突入するまでの流れのところです。本でいうと序盤ですが、自業自得の面も大いにあるとはいえ、日本がいかに追い込まれ、戦争に入っていったのかがよくわかります。この国際社会で『孤立』するリスクが痛いほど理解できました。

     今年は戦後80年。戦争を経験した人は

    0
    2025年07月25日
  • [真珠湾]の日

    Posted by ブクログ

    太平洋戦争開戦となった真珠湾攻撃の12月8日。その日にいたる1ヶ月ほど前からの日米の外交戦略の推移を描き出した作品。

    アメリカとの戦争は無謀であるということは重々承知の上で、開戦に踏み切った軍部の思考には追い詰められてしまったのか、という思いがあるのですが、暗号解読されていたという事情を知ってしまうと、全てが手のひらの上の出来事だったのか、という勝ち目がない以上に勝てるはずもないという無力感が出てしまいます。

    真珠湾攻撃に成功したことを知った市井の人々が残した記録が興味深い。
    戦争に勝てるという高揚感や、よくぞ開戦に踏み切ったという賞賛が全てではなく、敗戦を予測して暗鬱な気持ちを叫ぶ人もい

    0
    2025年07月09日
  • 太平洋戦争への道 1931-1941

    Posted by ブクログ

    敗戦記念日がまた近付いてきたこともあってか、ふと手に取った。お三方(特に加藤さんと半藤さん)の著作はこれまでにちょくちょく読んでいるので、おさらいという感じで読んだ。

    当時の色々な人の色々な思惑と事実とを照合すると、「対米戦を回避する術はあった筈」とやっぱり思ってしまう。

    リットン報告書やハル・ノートに対する、冷静さを欠いた威勢がいいだけの感情的な煽りは、発行部数を伸ばすのにはよかっただろうが、亡国ぎりぎりまで民族を追い込んだ、という面では、マスコミの罪はとてつもなく大きいと思う。

    また、五・一五事件のあと、実行者の助命嘆願書が百万を超える数集まり、裁判でも実行者が自身の信じる主義主張を

    0
    2025年07月05日
  • 明治維新とは何だったのか――世界史から考える

    Posted by ブクログ

    タイトルに世界史から考えるとあるものの、それほど世界史の話はなく、幕末から明治にかけて関わった外国と外国人の話が少し出てくるだけだった。そういう意味ではこのタイトルに惹かれて本書を手に取った読者には少し物足りない内容かもしれない。私自身は半藤一利さんが好きで読んだ本なのであまり関係はないが。

    0
    2025年05月24日
  • ぶらり日本史散策

    Posted by ブクログ

    明治の、それも日露戦争後に作られた型によって、国家は運営され、国民はそれを選び協力してきた。その型とは一言に言って、軍事大国の道に合わせることである
    いつまでたっても文章は上達しないものだと、我ながら呆れている。日暮れて未知投資とは本当に良い言葉である

    0
    2025年05月19日
  • 語り継ぐこの国のかたち

    Posted by ブクログ

     先日読んだ内田樹さんの著作「街場の成熟論」の中の一章で、本書の解説文が採録されていました。
     いままでも半藤一利さんの著作は何冊か読んでいたのですが、本書は、晩年に出版された集大成的な内容ということで手に取ってみました。
     ただ、読み通しての正直な印象ですが、少々中途半端な出来栄えのように感じました。半藤さんのいろいろな著作や論考、講演等からの採録を再構成したものなので、いまひとつ焦点が拡散してしまったのかもしれません。

    0
    2025年05月16日
  • 漱石俳句探偵帖

    Posted by ブクログ

    俳句はよくわからぬ。よいじゃないか、と思った俳句は駄作であると認定されたり、その逆もある。いいと言われた俳句は、そうか、いいものなのだな、これは。と自分を納得させる。
    本書を一読すると、どの俳句もみなよいと思う。人生に文学に懊悩し続けた漱石の、枯淡で素朴な心情がよく出ているように思う。これを、漱石の孫を妻とする著者が歴史探偵よろしく文学探偵となり深掘りする。著者の漱石への愛情を感じる。

    0
    2025年04月20日
  • ノモンハンの夏

    Posted by ブクログ

    巨大な悪(ヒトラー、スターリン)に翻弄される世界政治。
    その中では悪の権化である辻政信も、小さな悪にしか見えない。
    満州事変を成功させた石原莞爾と比べて、何たる劣化か。

    人間が歴史を動かし、その歴史を動かす人間が邪悪であるという二十世紀の皮肉。

    日本陸軍という組織の、脆さ•いびつさが徹底的に描かれる。
    組織を引っ張る人間の底の浅さ。
    そのアホな命令下、必死に戦い死んでいった戦士の哀れ。

    0
    2025年04月12日
  • 新版 昭和史 戦前篇 1926-1945

    Posted by ブクログ

    2025/04/07「昭和史戦前篇」半藤一利
    戦前をまとめるには最適の書だが、掘り下げは浅い。
    1.日本国はガバナンス不在 天皇・元老体制が権限・責任を喪失
    一番は昭和天皇の中途半端な政治姿勢
    形式的には天皇が絶対的トップだが共和制運営へ逃げる
    軍部の引き起こした数々の事件、特に重臣暗殺は大きな影
    2.軍部の暴走 統帥権干犯といいつつ独走・暴走
    軍人の視野は狭く、「己の業績と勲章狙い」がせいぜい
    国家を論じられたのは、石原莞爾と永田鉄山 対中観は真逆
    3.近衛文麿の施策は国家犯罪
    問題の多い政策を立案しては、退任で敵前逃亡
    己の栄達のみで国家を滅亡させた それも彼の確信
    本書では彼の一貫した想

    0
    2025年04月07日
  • 文士の遺言 なつかしき作家たちと昭和史

    Posted by ブクログ

    坂口安吾、司馬遼太郎、松本清張などのことをあちらこちらの雑誌に著者が書いたもの。どこかで見たようなものも多いけど、まとまっているので分かりやすい。そんな一冊でした。

    0
    2025年03月28日
  • 昭和天皇物語 16

    Posted by ブクログ

    ミッドウェー、ガ島上陸、戦争がどんどん加速していく。表情には出なくても、昭和天皇の苦悩が計り知れない。

    0
    2025年02月22日
  • 昭和天皇物語 16

    Posted by ブクログ

    強国の無理難題に屈したというべきか。
    でもどこか急旋回しているような気がする、特に海軍の思考が。焦りなのか、はき違えなのか、いずれにせよ終わらせるという根本思考が鼻からなかった模様。

    0
    2025年02月01日
  • 令和を生きる 平成の失敗を越えて

    Posted by ブクログ

    世界の戦争がなかった時代の章で西洋史で十字軍は、「正義の戰」として学んで板がイスラム側では凶暴なる侵略者として取られテイル中、オサマ・ビンラディンが自分達の戦いは「十字軍との戦い」と言って正当化していた説得力が当初なっかったけれど、ブッシュ大統領が十字軍の戦いと述べた事により、かえってイスラム過激派が勢いづく事になった様です。
    歴史認識によるメッセージの発し方により、大きく世論も変化して今う事になると感じました。

    0
    2025年01月05日
  • 半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    少しずつ世の中良くなっていると信じたい
    「30年も経てば世界には国境がなくなるのでは」の10年後北朝鮮は変わりなく、ウクライナ戦争は終わらず、イスラエルは無茶苦茶
    歴史は見通せない

    0
    2024年10月12日
  • 山本五十六

    Posted by ブクログ

    日本がアメリカとの戦争へ向かって突き進んでいくことに反対しながらも、真珠湾攻撃を成功させた海軍大将の山本五十六の苦悩にせまろうとした本です。

    山本と同郷の越後長岡に生まれた著者は、長岡人気質というべきものを明らかにするために、戊辰戦争における河合継之助の活躍から説きはじめます。河合は、新政府軍とのあいだに和睦が結ばれることへの希望をいだきつづけながらも、交渉は決裂に終わり、不利な条件のなかで抗戦する道をえらぶことになりました。本書では、そうした河合のたどった道が、太平洋戦争にいたるまでの山本の姿勢とかさねられることになります。

    著者は、いわゆる海軍善玉論に対してはやや距離を置いており、戦争

    0
    2024年10月06日
  • もう一つの「幕末史」 “裏側”にこそ「本当の歴史」がある!

    Posted by ブクログ

    1,旧幕府側の視点での幕末史
    2,勝海舟好き
    3,結局は権力闘争における革命の動機のこじつけただけだった倒幕、尊王攘夷

    0
    2024年10月23日
  • 昭和天皇物語 15

    Posted by ブクログ

    何でかなぁ。ほとんどの人は“勝てない”と知っていて、“するべきではない”と思っていたのに。泣きながら「開戦」の言葉を言う東條英機と、それに対する陛下の言葉が重すぎる。

    0
    2024年09月01日
  • 昭和天皇物語 15

    Posted by ブクログ

    斬り込めるかな、このマンガ。
    しかしこうも世の流れって読めないものなのかな、情報統制というか情報自体が世に流通していなかったのかもなぁ。

    0
    2024年08月07日
  • 昭和天皇物語 15

    Posted by ブクログ

    <目次>


    <内容>
    帝国国策要領が出され、日米開戦に向け、天皇の意思を無視して軍部が走っていく…

    0
    2024年08月05日