半藤一利のレビュー一覧

  • 半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義

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    ネタバレ

    少しずつ世の中良くなっていると信じたい
    「30年も経てば世界には国境がなくなるのでは」の10年後北朝鮮は変わりなく、ウクライナ戦争は終わらず、イスラエルは無茶苦茶
    歴史は見通せない

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    2024年10月12日
  • 山本五十六

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    日本がアメリカとの戦争へ向かって突き進んでいくことに反対しながらも、真珠湾攻撃を成功させた海軍大将の山本五十六の苦悩にせまろうとした本です。

    山本と同郷の越後長岡に生まれた著者は、長岡人気質というべきものを明らかにするために、戊辰戦争における河合継之助の活躍から説きはじめます。河合は、新政府軍とのあいだに和睦が結ばれることへの希望をいだきつづけながらも、交渉は決裂に終わり、不利な条件のなかで抗戦する道をえらぶことになりました。本書では、そうした河合のたどった道が、太平洋戦争にいたるまでの山本の姿勢とかさねられることになります。

    著者は、いわゆる海軍善玉論に対してはやや距離を置いており、戦争

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    2024年10月06日
  • もう一つの「幕末史」 “裏側”にこそ「本当の歴史」がある!

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    1,旧幕府側の視点での幕末史
    2,勝海舟好き
    3,結局は権力闘争における革命の動機のこじつけただけだった倒幕、尊王攘夷

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    2024年10月23日
  • 昭和天皇物語 15

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    何でかなぁ。ほとんどの人は“勝てない”と知っていて、“するべきではない”と思っていたのに。泣きながら「開戦」の言葉を言う東條英機と、それに対する陛下の言葉が重すぎる。

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    2024年09月01日
  • 昭和天皇物語 15

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    斬り込めるかな、このマンガ。
    しかしこうも世の流れって読めないものなのかな、情報統制というか情報自体が世に流通していなかったのかもなぁ。

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    2024年08月07日
  • 昭和天皇物語 15

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    <目次>


    <内容>
    帝国国策要領が出され、日米開戦に向け、天皇の意思を無視して軍部が走っていく…

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    2024年08月05日
  • 歴史と戦争

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    戦争は誰もがしたいわけでもないが一部の政治家・軍部での強制命令を発端に群集心理から生まれる。それは本文にある「エリート陸軍の過信・驕慢なる無知・出世欲が横溢・偏差値優等生の天下・底知れず無責任」が起源となった、とある。 一方「尊い犠牲を多く出したことは気の毒の限り、我が軍にとっては良い教訓となったと思う」敗戦間近の天皇の言葉がとても妙に印象に残った。そして戦争における究極の言葉は「戦争の恐ろしさの本質は、非人間になっていることに全然気が付かない。戦争とは人が無惨に虐殺されることである」いずれにしても、戦争をする動機は一人の独裁的で貪欲さの政治家が表に出て群集(現代ではSNS等が炎をつける)を燃

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    2024年06月21日
  • 戦争というもの

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    半藤一利さんの遺作です。戦争はいつでも弱者が一番の被害者です。
    外国の戦争を知るとともに自分の国のことも知る必要があると強く思いました。

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    2024年05月30日
  • 人間であることをやめるな

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    タイトルと内容のギャップが気になりますが、この本で気になるのは日清戦争、日露戦争に勝って外交で負けたということ。
    そして、自己分析を行ったということ。
    また、それを司馬遼太郎が坂の上の雲の後書きで記していること。

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    2024年05月20日
  • 墨子よみがえる

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    墨子よみがえる

    講談社学術文庫の『墨子』は前に読んだことがあって。
    (今見直したら2011年…え、そんな昔!?)
    思想の全体を理解したとは言い難いとはいえ、今でもずっと気になる思想家の一人。
    それを半藤一利氏が解説するとなったら、読まねば。

    結論から言えば、思ってたんと、ちょっと、だいぶ、違った。
    墨子の解説を求めてる人には全くおすすめしない。
    いつもの半藤さんのお話を、違ったエッセンスを加えて聞きたい、という人は是非読むべき。

    巻末の中村哲氏との対談は必読。
    愛って、強くて弱いんだなって切なくなった。

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    2024年05月12日
  • 歴史探偵 昭和の教え

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    『昭和史』で有名な著者の歴史コラム。昭和以外も出てきます。
    切腹や日の丸国旗など、日本で割とあたりまえの文化を「そもそもいつから?」と疑問を持って歴史の書物などを漁っているのが流石。トイレの日本語での言い表し方を20個近く絞り出したりする。ネットで調べてもこんなには出てこないかもしれない。

    正義、忠義などの『義』は羊と我(鋸)を組み合わせた文字で、羊の首を切って生贄にする儀式からきているという。羊は角や蹄に欠損がなく、内臓も病気がないので神への捧げ物としての条件が揃っている。この欠損がないことを「義しい(ただしい)」といい、のちに「正しい、よい」の意味になった。なるほど。

    半藤氏は1930

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    2024年04月26日
  • 墨子よみがえる

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    著者の作品は、一度読んでみたいと思いながら、数冊が積読状態になってしまっているんだけど、個人的教養文庫フェアブームに乗って、いよいよ読んでみた次第。以前、”墨攻”の漫画化を最初の方だけ読んでなかなか面白かったけど、本作に触れて、その思いさらに膨らむの巻。何より、徹底した非戦論が好もしい。儒学とは似て非なるもの、ってのもなるほどって感じ。氏の他作品も、順次紐解いていきたい。

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    2024年04月08日
  • 昭和天皇物語 1

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    世界大戦時の日本代表だけに、どうしてもネガティブな印象がまとわりついて離れないんだけど、イメージだけ膨らませるのもいかがなものかと思い、本作に着手。ちなみに学習マンガリストから、でもある。大宰相のときにも思ったけど、実在の人物が描かれる場合、似たような顔ばかりになってしまわないのがアドバンテージ。描く側としては、個性が十分に発揮できないジレンマもありそうだけど、読み手からすれば、当然、顔の識別がし易い方が望ましい訳で。本作は内容もしっかりしているし、出来れば最後まで読みたい。

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    2024年03月11日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    6人の学者や作家による座談会。私の理解力が足りないのか、話についていけない部分も多かった。
    だが、どうして戦争が始まってしまったか、当時の状況などはよく分かった。
    特に特攻に関しては考えさせられた。

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    2024年03月06日
  • 昭和天皇物語 14

    購入済み

    大戦へ

    内乱を避けるために戦争へ向かうという愚行、
    わかっている者達にはわかっていたのに大戦へ向かうのが
    止められなかったのが悔やまれる。
    能條先生の絵の味ではあるが、こ事ここにいたってはこの
    感情のこもってなさそうな人物たちが区別が付かなくなってきた。

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    2024年02月19日
  • 昭和天皇物語 14

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    遂にノモンハンでソ連・モンゴル軍と衝突! あああ、ここから雪崩込むように第二次世界大戦に巻き込まれてく。独ソ不可侵条約には驚いた。不勉強が身にしみるなぁ。

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    2024年02月04日
  • 歴史探偵 忘れ残りの記

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    半藤一利のエッセイ集『歴史探偵 忘れ残りの記』を読みました。
    半藤一利の作品は5年前に読んだ『新装版 太平洋戦争 日本軍艦戦記』以来なので久し振りですね。

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    歴史のよもやま話から、ことばのウンチク、さらには、悪ガキ時代、新入社員時代の思い出といった自伝的作品まで。
    歴史に遊び、悠々と時代を歩んだ半藤さんが遺したエッセイ集。
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    2021年(令和3年)2月に刊行された作品……2021年(令和3年)1月に亡くなった半藤一利が生前最後に出版に携わった作品のようですね、、、

    文藝春秋の営業部が毎月出していた

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    2024年01月27日
  • 墨子よみがえる

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    うーん、ちょっと思っていたのと
    違っていた感じ。

    ペシャワール会の中村哲さんとの対談が
    興味深かったな。

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    2024年01月10日
  • B面昭和史 1926-1945

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     昭3年、不景気のどん底。昭4年、就職難。昭5年、失業者32万人。どこか令和に似てる世相が。政治家は確かに情けないけど、国民も地に足をつけて、自分に恥じない仕事や生き方をしなければと思うこの頃です。半藤一利「B面昭和史 1926ー1945」、655頁、2016.2刊行、2019.2文庫。クラウゼヴィッツの言: 戦争は突如として勃発するものではない。昭和6年の満州事変から昭和20年の敗戦、悲惨な戦争を二度と起こしたり、参加したりしないように!

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    2023年12月26日
  • ソ連が満洲に侵攻した夏

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    ネタバレ

     日ソ中立条約に頼り切ってソ満国境の危機に無策の日本軍首脳。昭和20年8月9日午前1時前、ソ連軍の侵攻開始。殺戮、暴行、強姦、略奪のかぎり、長年に及ぶシベリア抑留。百万邦人が見捨てられた昭和史の悲劇。邦人を見捨て、軍と軍の関係者が先に逃げるとは。半藤一利(2021.1.12没、90歳)「ソ連が満州に侵攻した夏」、357頁、ノンフィクション、2002.8発行。

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    2023年12月25日