半藤一利のレビュー一覧

  • 戦争というもの

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    現在、ウクライナの惨状を見てもわかるようにいくら文明が進んでも、戦争はなくならない。こんなひどい目に合わなくてすむように、何が過去の大戦に向かわせたのか。戦勝国の一方的な裁きでなく、ちゃんと歴史と向き合って総括しておくことが必要だったと思った。

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    2022年06月10日
  • 昭和天皇物語 10

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    今回は、犬飼首相殺害される五一五事件から皇太子誕生、陸軍の内部分裂(皇道派vs.統制派)まで。

    昭和天皇の苦悩が相変わらず垣間見え、軽視もエスカレートしている。
    強いリーダーシップのためには、明確な知識とビジョン、従わせる力も重要。

    この時期の日本は、対外的な戦略ではなく、内部で問題を抱え、目線が内向きになっており、世界の現実を直視できていなかったのが、最悪な道を選択していく大きなポイントになってしまった。

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    2022年06月04日
  • 昭和天皇物語 10

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    <目次>


    <内容>
    時代は、五・一五事件から国際連盟脱退。陸軍は統制派と皇道派に分裂。昭和天皇はあのような発言をされたのか?松岡洋右はどうだったのか?今ひとつマンガは軽い気がする…

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    2022年06月04日
  • 昭和天皇物語 10

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    能條純一『昭和天皇物語 (10)』小学館。

    戦争への道を真っ直ぐに突き進む皇国日本。昭和7年5月15日、若き青年将校達が犬養毅を暗殺。国際連盟脱退、満州事変と一気にきな臭くなる日本国。

    いつの間にか昭和天皇の物語から日本の近代史という色合いが強くなって来た。これなら『漫画 日本の歴史』でも読んだ方がよい。

    定価750円
    ★★★

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    2022年06月03日
  • ノモンハンの夏

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    割りと第二次世界大戦系すきなのでいけると思ってましたが、かなりしんどいです。
    ノモンハン事件の詳細を事細かに知りたい人は必読!ですが、詳しすぎてなかなか時が進んでいかない。

    前に読んだ「失敗の本質」のノモンハン特化版みたいな感じですかね。

    歴史の解釈は多岐に渡れど、とりあえず作者さんが作戦課のエリート気取りと関東軍の辻ってポンコツが暴走したせいで負けたと思ってる、ということは伝わりました。

    現代社会、というか会社において本社(大本営)と現場(関東軍)に置き換えて読んでるとなんかしっくりきました。

    何事も三現主義、ですかねw

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    2022年05月31日
  • 昭和天皇物語 10

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    うーむ、こういう展開になってしまいますか。そのままですな。
    それはともかく海・陸軍、そしてそれを誘導しているであろうマスコミ、それに大勢としてついていく民、あんまり今と変わりませんね、それだけにやっぱり目を凝らさないといけないです。

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    2022年05月31日
  • 歴史と人生

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    以前に読んだ歴史と戦争が重い内容だったので、覚悟を決めていたのだが、楽しく読ませてもらった。特に第二章は、煩悩、ソクラテス、ナポレオン、チャーチル、マッカーサー、鴨長明、秀吉、光秀、日蓮、沢庵和尚、ちゃきちゃき、ジョン万次郎、四月入学、ヨーソロ、一等国、万歳、アンネ・フランクなどなど多岐に渡るこぼれ話がこれでもかと出てくる。勉強になった。

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    2022年02月28日
  • 歴史探偵 昭和の教え

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    「歴史探偵」こと半藤一利さんのエッセイ集。

    1エピソードにつき見開き1Pほどで非常に読みやすい。
    古い言い回しや語彙がちょくちょく出てくるが読んで分からないことはないし、むしろ小気味良いくらい。

    昭和史の巨人だけあって、歴史だけでなく漢文や和歌に日本の古典作品、語源や字義などテーマはさまざま。
    とはいえそれら多岐に渡る教養をたった一読で盗めるわけもなし、「昭和の教養人はどんなことを知っていたのか」知れたのがとりあえずの収穫かと言ったところ。

    複数のエッセイで「薩長ぎらい」を自称していたのが印象的で、遥か明治時代の出来事を、好き嫌いで論じられるくらいに身近に感じる人が2021年まで生きてい

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    2022年02月27日
  • 世界史のなかの昭和史

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    先日、亡くなった半藤一利が昭和のはじまりから日米戦争勃発までの日本と世界について語る。

    特に強調されているのは日本とドイツ、ソ連とのやりとり。外交下手で現実は理想通りになると信じる脳天気な日本がドイツ、ソ連に手玉に取られる様子は悲惨のようで、喜劇のようだ。

    考えてみると、第1次世界対戦をはるか遠くのできごとと眺めながら、アジアへ勢力を拡張し、経済成長、軍備増強を果たすバラ色の将来を信じていた日本。対照的にドイツは大戦の敗戦処理、ソ連は革命直後の混乱を相当な覚悟と犠牲を強いて立て直す。やがてヒトラーとスターリンという強力なリーダーも登場。

    修羅場をくぐり抜けた経験で圧倒する2国に日本がかな

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    2022年02月09日
  • 日本型リーダーはなぜ失敗するのか

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    戦時中の旧日本軍の内容は他でもよく見た使い回しだが、対して米軍の話は新鮮だった。
    結論、昨今の日本も当時と大して変わっていないのだが。

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    2022年01月25日
  • なぜ必敗の戦争を始めたのか 陸軍エリート将校反省会議

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    「海軍反省会」があったように陸軍にも同じような記録があったわけだ。当然、人の記憶なのでどこまで本当なのかは分からない。
    でも陸軍と海軍が協調していなかったことだけは分かる。もっとも事情はアメリカも同じで、陸海の反目は洋の東西を問わないようだ。
    となると、日米の差は軍を制御する政府の力の差ってことになる。そして国家は国民に見合った政府しか持ち得ない。やっぱり戦う前から負けてたんだよ。

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    2022年01月18日
  • 歴史と戦争

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    実際に戦前から戦後を生きた方の、なんとも重たい言葉の数々。
    特に東京大空襲の体験は衝撃的ですし、戦後に戦中の将校たちにインタビューを行い書いている文もすごく印象的。

    この本は半藤氏のたくさんある著書から印象的な部分を引用してできているものなので、氏の著書を多く読んできた方なら物足りなく感じるだろうと思いますが、私みたいな初めて入る人にとっては最適だと思いました。

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    2021年12月06日
  • マッカーサーと日本占領

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    前置き「青い眼の大君」として君臨し敗戦国民の尊敬と好意を受けた。朝鮮戦争で半島ほとんど制圧されてから巻きしたが硬直状態になって、原子爆弾の使用を進言して解任されたと言われている。

    マッカーサーは彼のフィリピン防衛失敗を本間雅春の軍事法廷で復讐した。
    天皇を「国際法違反」で戦犯とするのは、国際法に則ったものなのか?

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    2021年11月08日
  • 昭和天皇物語 9

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    うーむ、これで良いのかな。ほんとに。
    なかなか実像が見えてこないお方だけにちょっと躊躇しますな、このマンガの解釈は。

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    2021年11月07日
  • 墨子よみがえる

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    墨子は、名前は知れども、中身は知らずで、特に関心もなく過ごしてきた。けれども、半藤さんが、読みなさいというからには、何かあるのだろうと、読んでみた。
    本書は、導入編といったところで、墨子の何たるかは、今一つわからなかったけれども、墨子をネタに縦横無尽に古典の知識が展開される。墨子の兼愛、非攻、俠、天、など色々な概念。日本国憲法の9条の精神的根拠になりそうな気もした。墨子も、いつか翻訳した原典に当たってみたいと思う。
    巻末の中村哲さんとの対話が圧巻。『西欧的な民主主義を入れないと人間は幸せになれないというのは驕り。』経済や社会制度が変われば至福が来るという風潮への疑念と、人を殺して、戦争してまで

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    2021年10月24日
  • 戦争というもの

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    最後になった。12年前に再就職した会社の社長から、日本、韓国、中国の近代史は、知っておく必要があると教えられた事を思い出す。日本の学校では近代史を教えない。

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    2021年10月17日
  • 半藤一利と宮崎駿の腰ぬけ愛国談義

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    読後、映画「風立ちぬ」を見ると、その背景が一層理解できる。
    設計者として美しいものを作る。目先の利益ではなく、国家百年の計として未来を構想することが出来るか。
    先が見えなくても、いや真っ暗でも意思の強さ、美しさ、悲しさを知ることができる。希望、理想を捨てるなかれ。

    風立ちぬ、いざ生きめやも。

    ヴァレリーや堀辰雄、漱石のメッセージもそうなのかもしれない。

    しかし、映画は詰め込んだ感じで、一回では分からないでした。

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    2021年10月10日
  • 墨子よみがえる

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    故・半藤一利さんの著作。非戦への奮闘努力として古代の思想家の墨子を解説。いつも通りといえばそれまでだが、脱線が多すぎて読みにくかった。しかしながら、理解したところでは、
    ・兼愛・非攻の精神でどんなケースであれ、誰の利益にもならない戦争は身を挺して止める
    ・そのためには、縦横無尽に王や士大夫を説得して戦争の未然防止らに勤める
    ・天を奉ずる点では儒家と同一だが、天は抽象的の存在ではなく鬼神を使わして実際に懲罰を加えるもの。お天道様に反した行いはすべきではない。
    ・運命論・宿命論には反対。未来は行動によって変えられる。
    ・墨守というが、戦争絶対抑止のため、攻められた側に加担して、土木工事や加工技術を

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    2021年10月02日
  • 令和を生きる 平成の失敗を越えて

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    あとがきの池上さん曰く、「昭和史に詳しい半藤さんに、平成について語ってもらう」対談。
    確かに「昭和史を振り返っての現代批判」は多くあっても、直接平成を語る、というのは目新しい?かも?

    とにかく、具体的な細かいエピソードが抜群に面白い!
    神や真理は細部に宿るけど、歴史も細部に宿ると思います。

    半藤さんの功績は昭和の証人に丹念にインタビューしたことだと思いますが、昭和となると半藤さんがインタビューされる側なんだなあとしみじみ思いました。

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    2021年09月08日
  • 令和を生きる 平成の失敗を越えて

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    半藤一利と池上彰で振り返る平成史。

    内容は主に半藤の質問に対し、池上彰が答える形式なので、平成の政治・経済についてわかりやすく解説していた。
    特筆すべき内容はなかったものの、平成を振り返ることができた。

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    2021年08月09日