半藤一利のレビュー一覧

  • 歴史と戦争

    Posted by ブクログ

    戦争は誰もがしたいわけでもないが一部の政治家・軍部での強制命令を発端に群集心理から生まれる。それは本文にある「エリート陸軍の過信・驕慢なる無知・出世欲が横溢・偏差値優等生の天下・底知れず無責任」が起源となった、とある。 一方「尊い犠牲を多く出したことは気の毒の限り、我が軍にとっては良い教訓となったと思う」敗戦間近の天皇の言葉がとても妙に印象に残った。そして戦争における究極の言葉は「戦争の恐ろしさの本質は、非人間になっていることに全然気が付かない。戦争とは人が無惨に虐殺されることである」いずれにしても、戦争をする動機は一人の独裁的で貪欲さの政治家が表に出て群集(現代ではSNS等が炎をつける)を燃

    0
    2024年06月21日
  • 戦争というもの

    Posted by ブクログ

    半藤一利さんの遺作です。戦争はいつでも弱者が一番の被害者です。
    外国の戦争を知るとともに自分の国のことも知る必要があると強く思いました。

    0
    2024年05月30日
  • 人間であることをやめるな

    Posted by ブクログ

    タイトルと内容のギャップが気になりますが、この本で気になるのは日清戦争、日露戦争に勝って外交で負けたということ。
    そして、自己分析を行ったということ。
    また、それを司馬遼太郎が坂の上の雲の後書きで記していること。

    0
    2024年05月20日
  • 墨子よみがえる

    Posted by ブクログ

    墨子よみがえる

    講談社学術文庫の『墨子』は前に読んだことがあって。
    (今見直したら2011年…え、そんな昔!?)
    思想の全体を理解したとは言い難いとはいえ、今でもずっと気になる思想家の一人。
    それを半藤一利氏が解説するとなったら、読まねば。

    結論から言えば、思ってたんと、ちょっと、だいぶ、違った。
    墨子の解説を求めてる人には全くおすすめしない。
    いつもの半藤さんのお話を、違ったエッセンスを加えて聞きたい、という人は是非読むべき。

    巻末の中村哲氏との対談は必読。
    愛って、強くて弱いんだなって切なくなった。

    0
    2024年05月12日
  • 歴史探偵 昭和の教え

    Posted by ブクログ

    『昭和史』で有名な著者の歴史コラム。昭和以外も出てきます。
    切腹や日の丸国旗など、日本で割とあたりまえの文化を「そもそもいつから?」と疑問を持って歴史の書物などを漁っているのが流石。トイレの日本語での言い表し方を20個近く絞り出したりする。ネットで調べてもこんなには出てこないかもしれない。

    正義、忠義などの『義』は羊と我(鋸)を組み合わせた文字で、羊の首を切って生贄にする儀式からきているという。羊は角や蹄に欠損がなく、内臓も病気がないので神への捧げ物としての条件が揃っている。この欠損がないことを「義しい(ただしい)」といい、のちに「正しい、よい」の意味になった。なるほど。

    半藤氏は1930

    0
    2024年04月26日
  • 墨子よみがえる

    Posted by ブクログ

    著者の作品は、一度読んでみたいと思いながら、数冊が積読状態になってしまっているんだけど、個人的教養文庫フェアブームに乗って、いよいよ読んでみた次第。以前、”墨攻”の漫画化を最初の方だけ読んでなかなか面白かったけど、本作に触れて、その思いさらに膨らむの巻。何より、徹底した非戦論が好もしい。儒学とは似て非なるもの、ってのもなるほどって感じ。氏の他作品も、順次紐解いていきたい。

    0
    2024年04月08日
  • 昭和天皇物語 1

    Posted by ブクログ

    世界大戦時の日本代表だけに、どうしてもネガティブな印象がまとわりついて離れないんだけど、イメージだけ膨らませるのもいかがなものかと思い、本作に着手。ちなみに学習マンガリストから、でもある。大宰相のときにも思ったけど、実在の人物が描かれる場合、似たような顔ばかりになってしまわないのがアドバンテージ。描く側としては、個性が十分に発揮できないジレンマもありそうだけど、読み手からすれば、当然、顔の識別がし易い方が望ましい訳で。本作は内容もしっかりしているし、出来れば最後まで読みたい。

    0
    2024年03月11日
  • あの戦争になぜ負けたのか

    Posted by ブクログ

    6人の学者や作家による座談会。私の理解力が足りないのか、話についていけない部分も多かった。
    だが、どうして戦争が始まってしまったか、当時の状況などはよく分かった。
    特に特攻に関しては考えさせられた。

    0
    2024年03月06日
  • 昭和天皇物語 14

    購入済み

    大戦へ

    内乱を避けるために戦争へ向かうという愚行、
    わかっている者達にはわかっていたのに大戦へ向かうのが
    止められなかったのが悔やまれる。
    能條先生の絵の味ではあるが、こ事ここにいたってはこの
    感情のこもってなさそうな人物たちが区別が付かなくなってきた。

    0
    2024年02月19日
  • 昭和天皇物語 14

    Posted by ブクログ

    遂にノモンハンでソ連・モンゴル軍と衝突! あああ、ここから雪崩込むように第二次世界大戦に巻き込まれてく。独ソ不可侵条約には驚いた。不勉強が身にしみるなぁ。

    0
    2024年02月04日
  • 歴史探偵 忘れ残りの記

    Posted by ブクログ

    半藤一利のエッセイ集『歴史探偵 忘れ残りの記』を読みました。
    半藤一利の作品は5年前に読んだ『新装版 太平洋戦争 日本軍艦戦記』以来なので久し振りですね。

    -----story-------------
    歴史のよもやま話から、ことばのウンチク、さらには、悪ガキ時代、新入社員時代の思い出といった自伝的作品まで。
    歴史に遊び、悠々と時代を歩んだ半藤さんが遺したエッセイ集。
    -----------------------

    2021年(令和3年)2月に刊行された作品……2021年(令和3年)1月に亡くなった半藤一利が生前最後に出版に携わった作品のようですね、、、

    文藝春秋の営業部が毎月出していた

    0
    2024年01月27日
  • 墨子よみがえる

    Posted by ブクログ

    うーん、ちょっと思っていたのと
    違っていた感じ。

    ペシャワール会の中村哲さんとの対談が
    興味深かったな。

    0
    2024年01月10日
  • ソ連が満洲に侵攻した夏

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     日ソ中立条約に頼り切ってソ満国境の危機に無策の日本軍首脳。昭和20年8月9日午前1時前、ソ連軍の侵攻開始。殺戮、暴行、強姦、略奪のかぎり、長年に及ぶシベリア抑留。百万邦人が見捨てられた昭和史の悲劇。邦人を見捨て、軍と軍の関係者が先に逃げるとは。半藤一利(2021.1.12没、90歳)「ソ連が満州に侵攻した夏」、357頁、ノンフィクション、2002.8発行。

    0
    2023年12月25日
  • 昭和天皇物語 1

    無料版購入済み

    何者ぞ

    小学生の頃、「何故日本は戦争をしたのか?何故こんなにひどい目にあわなければならなかったのか?」と、疑問を持ち、色々と興味を持って調べてきました。その明確な答えを知りたくて・・・ですが、「昭和天皇とは?」という問いは今まで私の中になかったものだったので、これを読んでさらに先を知りたいと思いました。歴史上の有名人物が出てきて面白いです。

    #タメになる #深い

    0
    2023年10月16日
  • 歴史探偵 昭和史をゆく

    Posted by ブクログ

    昭和史のさまざまなトピックを取り上げたエッセイ集。
    基礎情報が入っていないと大変だが、細切れに読むのには最適。頭の中で組み立てたりしながら、あれこれ発見があった。

    相変わらず、昭和史(と言っても、主には太平洋戦争前後)って、何なんだろうな、と思う。
    世界各地で戦闘状態が勃発している今だからこそ、学校で、まったく取り上げない時代のあれこれ、戦争の実態(なぜ始まって、始まるとどうなるのか)を、もっと多くの人が検証すべきなのではないだろうか。

    0
    2023年10月13日
  • 昭和天皇物語 13

    Posted by ブクログ

    誰を信じたら良い? 誰を? 誰を?
    顕微鏡を覗きながら、戦争へ向かう日本兵たちを想像する昭和天皇の姿が印象的だった。これだけの影響力を持っていても、人の流れを変えることはこんなにも難しい。

    0
    2023年10月07日
  • 昭和天皇物語 13

    Posted by ブクログ

    ★3.5。
    結構曖昧な描き方になってきましたね、どういう意味での確信犯なのか、分かってはいましたけれど、この後の展開でこのマンガ家の力量が決まりますかな。

    0
    2023年09月29日
  • 昭和天皇物語 13

    Posted by ブクログ

    <目次>


    <内容>
    いよいよ日中戦争が勃発。陸軍の暴走が止まらない。天皇の力は無力で、外交も空回りを続ける。私利私欲に走る軍人たち…。

    0
    2023年09月09日
  • 昭和天皇物語 4

    ネタバレ 無料版購入済み

    どこまで信用できるか

    このシリーズを楽しみにしています。
    少し気になったことがあります。

    パリ地下鉄・・・ロンドン地下鉄とされている文献を目にしたことがあります。
    大正天皇について・・・諸説あり、いずれも病弱であったことは共通することと思われます。
    今作に描かれている手を遠眼鏡に病床から庭を眺めるシーンが果たして大正天皇の実像に近いものだったのか・・・

    0
    2023年09月01日
  • 昭和天皇物語 2

    ネタバレ 無料版購入済み

    勉強にはなる

    第二巻では東宮御学問所時代が舞台となっており、前半は各地への行啓やさまざまな課題を巡るエピソード、後半は皇太子の婚礼に向けた準備の様子が描かれています。登場人物とのやりとりやエピソードの仔細などの情景描写は作者の想いえがく「創作」の部分と読むべきでしょう。

    0
    2023年09月01日