半藤一利のレビュー一覧

  • あの戦争になぜ負けたのか

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    NHKで昨年放映された、首脳部ぐだぐだ座談会を思い出しながら読んだ。
    戦争をするも続けるも、雰囲気と気遣いと押しの強い弱いによって決まったようだ。
    遺伝子に組み込まれた国民性なのか、空気が決める傾向は、今も変わっていない気がする。
    我らは猿以下か。

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    2010年10月03日
  • 昭和の名将と愚将

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    私がその歴史観をかなり信頼してる二人による、対談形式の名将論。軍事は、人類の歴史で最も重要な技術であり続けました。ここ暫く平和だからって、忘れていい類のものではありません。昭和の代表的軍人22人を俎上に載せて、リーダーシップとは何かを検討していきます。

    名将篇と愚将篇に分かれています。名将篇で登場するのは、栗林忠道、石原莞爾と永田鉄山、米内光政と山口多門、山下奉文と武藤章、伊藤整一と小沢治三郎、宮崎繁三郎と小野寺信、今村均と山本五十六。愚将篇では、服部卓四郎と辻政信、牟田口廉也と瀬島龍三、石川信吾と岡敬純、大西瀧治郎・冨永恭次・菅原道大 (特攻隊の責任者)。

    名将必ずしも国家の行く先を過た

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    2010年08月14日
  • あの戦争になぜ負けたのか

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    あの戦争になぜ負けたのか ものすごく疲れる。なにも歴史から学んでないし。歴史の授業で取り上げるべきだ。

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    2010年02月14日
  • ソ連が満洲に侵攻した夏

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    以前読んだ「日本のいちばん長い日」が面白かったので2冊目
    この本も「日本の一番長い日」同様に太平洋戦争終戦時の歴史書。
    今回は終戦直前にソ連が連合国軍に参戦し満州に侵攻する様子、終戦(敗戦)に向けた日本政府(軍部)の動き、連合国の思惑等々を時系列的に書かれています。
    日本政府(軍部)の読みの甘さ、外交ベタとは対照的に、スターリンの野心的(狡猾)な外交術が目立つ。
    我々は後の歴史的結果を知りながら読んでいるので、当時の当事者の感覚がどうであったのか想像するしかないが、日本の外交ベタは”腹が立つ”を通り越して胸が悪くなる。
    正直”ヘタ”では済まされない事象が次々と。。。
    まあ、それまで日本軍は敗戦

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    2009年11月08日
  • それからの海舟

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    解説にもあるとおり、著者というのは作品内に普通自分の主観を入れないようにするものだけど半藤氏はこの本の中では敢えてそれをしている。著者の〜贔屓、というのがあからさまに反映されている本が許せない人には全く読めない本だと思うが、この本はそれがあってより面白いものとなっている気がする。以前から「行蔵は我に存す、毀誉は他人の主張」な勝海舟が好きだったけどますます好きになった。やっぱり先見の明を持っていた幕末の偉人の一人だと思う。

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    2009年10月04日
  • 日本海軍の興亡 戦いに生きた男たちのドラマ

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    「陸軍が悪玉で海軍は善玉」みたいなフレーズを良く聞くけれど、読む限りでは海軍も陸軍と同じように官僚化していて似たようなもんだったんだな〜と。山本五十六らの抵抗虚しく日本が日米決戦へ向けてひた走っていく件は悔しい思いでいっぱいになる…。

    一方で、藤井大佐や角田少将ら立派な海軍軍人を知ることができたのが収穫。天才と謳われたという堀少将の存在もそう。また他の本で深堀してみよう。山口多聞がさらっとしか登場しなかったのは残念…。

    なんにしても半藤さんの本は分かりやすくて読ませる。

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    2009年10月04日
  • 昭和史の論点

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    昭和の初期を4人の方が論じています。政治や軍部の裏の知らなかったことがたくさん書いてあり、興味深かったです。

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    2009年10月04日
  • 山県有朋

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    割と容赦のない山県有朋本。昭和史をおかしくした統帥権のルーツ。
    長崎で撮った写真で山県一人ほっかむりを被っているのは何でなんだろう。暑かったのか…?ちょっと可愛かった。

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    2009年10月04日
  • ソ連が満洲に侵攻した夏

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    日本政府は、愚かにもソビエト、スターリンの仲介により、戦争の終結を図ろうとする。当時、妄想の国、日本ではソビエトは救世主であったのである。満洲での仮想敵国は、ソ連であった。そのために関東軍を作ったのである。その仮想敵国が、救世主となったのである。その救世主が45年、8/9に日ソ中立条約を破棄し、日本に宣戦布告する。この出来事に一部の人たちを除き、新聞マスコミなど、多くの日本人は失望と落胆を抱いたのである。その動揺の姿が、今から思えば異様でさえもある。特に政府、日本軍部はソビエト軍部の実像とかけ離れた、ありもしない願望であるソビエトが仲介してくれるという妄想に酔っていたのである。以下引用。 

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    2009年10月04日
  • もう一つの「幕末史」 “裏側”にこそ「本当の歴史」がある!

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    主観たっぷりで語られるので好みは分かれると思う。個人的には反薩長史観、大いに賛同です。尊王攘夷も維新も、勝った官軍が後付けで好き放題美化してきたものだという論点はその通りだと思うし、なんなら人物の好き嫌いも結構似ている気がする。(福沢諭吉とか超嫌い)

    あと、太平洋戦争のことをもう少し勉強してから読んだほうが楽しめたかも。

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    2026年02月05日
  • そして、メディアは日本を戦争に導いた

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    10年以上も前に書かれた本なので、現在とは認識の異なることも多い。2人の会話を軸に書かれているため、構成も話題の連続性も恣意的なところがある。中には眉唾物の話題もあって、日中戦争が始まった昭和10年代と比べて昭和初期を美化しすぎているのではと思われる記述も多々あった。それでも彼らの懸念事項は現在確実に深刻化しているし、単純短小化されたネット情報になじんだ人たちの言説には恐怖感しかない。圧倒的な国力のあるアメリカとの戦争になだれ込んだ昭和の失敗を学ぶことなく、圧倒的な国力のある中国との争いにも引きずり込まれる日はそう遠くないのかもしれない。

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    2026年01月20日
  • 日本型リーダーはなぜ失敗するのか

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    内容は大変素晴らしいと思う。が表題が本の内容にあっていないと思う。 「日本の軍人 名将と愚将」という感じかな。でもそれじゃ 本が売れないだろう。
    責任のない天皇の周りの壮大な 無責任体制が戦争を始めてなかなか終えることができなかったということがわかった。

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    2026年01月11日
  • 昭和天皇物語 12

    購入済み

    激昂を描いて欲しかった

    能條さんが将棋の漫画を描いていたときは、正直、好きなタイプの画風ではなくて、途中で挫折しました。が、この作品は、今に至るも、読み続けており、たぶん、最終巻まで読み続けるでしょう。しかし、この巻だけは、私が好きでない、能條漫画の演出が出てしまった・・・日本史マニアとして、2.26事件の時は、いかに昭和天皇がブチ切れなさったか、知っているつもりでした。しかし、この漫画の昭和天皇は、あるいはそういう演出なのかもしれないが、冷静すぎる気が・・・

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    2025年12月31日
  • 昭和天皇物語 17

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    ネタバレ

    この牟田口司令官、マジモンの馬鹿か…?

    牟田口に限らず、銃にナイフつけて向かっても
    勝てないだろ…

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    2025年12月14日
  • そして、メディアは日本を戦争に導いた

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    この2人の作家はジャーナリスト出身で、15年戦争に至った日本の歴史を冷静に語る著述が多い。彼らが2013年に対談した記録は10年以上を経ているにもかかわらず、先見性のある指摘というか、今も変わらないというか。日本のジャーナリズムの劣化、それが知性の退嬰を招き、民主主義を危機に追いやっており、ファシズムが抬頭していると、昭和一桁年代の状況に似てきたと危機感を共有している。「自虐史観」から「居直り史観」への移行がそれを象徴している。
    日本のジャーナリズムの幕末ごろから、現在に至るまでの流れを書いている中で、明治初期が最も政府に批判的な言論が主張され、日清・日露の頃から、政府の情宣紙のように戦争に賛

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    2025年09月25日
  • 昭和天皇物語 17

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    早くも敗色が濃くなる日本軍⋯餓島、ソロモン、インパール、勝ち目のない戦いに沢山の人が投入されても引けないか⋯

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    2025年09月09日
  • 日本のいちばん長い日(決定版) 運命の八月十五日

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    1945年8月14日から15日にかけて発生した「宮城事件」(みやぎじけん)と呼ばれるクーデター未遂事件の話です。
    昭和天皇がポツダム宣言を受諾すると言ってから、国民に伝えるまでにクーデター未遂が起こっていたことは知りませんでした。
    ただ、「お国のために」と戦争を指揮してきた軍隊の上層部や日本が勝つと信じて疑わない人たちが、クーデターを起こそうとするのは割と自然な流れのような気もします。それが天皇の聖断としても、自分の正義を武力で貫こうとしている人は恐いと思いました
    最終的にクーデターが失敗に終わり、昭和天皇による玉音放送が実現したことは、日本の歴史が大きく転換する決定的な瞬間となり、終戦記念日

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    2025年08月26日
  • 手紙のなかの日本人

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    半藤一利の歴史を彩る文人武人の手紙をテーマにしたエッセイ集『手紙のなかの日本人』を読みました。
    半藤一利の作品は、昨年読んだ『日本型リーダーはなぜ失敗するのか』以来ですね。

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    歴史探偵の名著復刊!
    夏目漱石、親鸞、織田信長、明智光秀、勝海舟と西郷隆盛、永井荷風、小林一茶、良寛、太閤秀吉、細川ガラシャ……歴史を彩る文人や武人、22人の手紙。
    無心状であれ、恋文であれ、遺書であれ、それらは真率な感情が綴られ、思わず笑ってしまったり、あるいは襟を正したり。
    「いろんな人たちと一杯やりながらの会話を楽しむつもり」で、歴史探偵・半藤さんが美しい日本の手紙を

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    2025年08月24日
  • 昭和史の論点

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    『正論』の連載を新書にまとめたものだが、25年前には保守派の議論もまだしも穏当なものだったとの感に打たれる。ただ座談形式なので仕方がないのかもしれないが、結構重い話なのに(笑)がついていたりすると、どうにも違和感を拭えない。
    ハル・ノートのくだりなどは四人の議論が錯綜し、戦後半世紀を経た評論家の座談会でさえこの調子であれば、中堅幕僚の突き上げを食らっていた当時の政府が完全に当事者能力を失っていたというのも想像に難くない。
    半藤が「元首の天皇が大元帥に命令して2.26や大戦を収束させた」と繰り返している(他の参加者はあまり取り合わないのだが)のは、明治憲法の構造上、「大元帥としての天皇」の戦争責

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    2025年08月18日
  • 昭和天皇物語 17

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    <目次>


    <内容>
    日本は戦争のドツボに。陸軍を中心に、無能な人びとと描かれる軍人。山本五十六と鈴木貫太郎は有能なように見える。まあ大筋あっていたんだろうが…。意外に淡々と描かれているね。

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    2025年07月31日