楠木建のレビュー一覧
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ビジネス書やリーダーに関する本をいくつか読んできたが、この本はよくあるリーダー論の本とは異なり、仕事に限らず生きる上で身体の感覚やマインドフルネスの考え方を大事にしよう、というところを一貫して教えてくれる本だった
日々いち早く多くのことをこなして自分の理性や脳で判断し続けるだけでなく、日々のペースを落として、自分や相手の感情まで含めて感じるものを大事にして人とのつながりを感じることで、より多くの情報を汲み取って判断できるようにするのが大事であり、それによって絶え間ないプレッシャーや常に時間がないと感じるような感覚から解放される
瞑想やマインドフルネスについて多くのところで書かれているため、 -
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「好き嫌い=譲れない信念や価値観」
経営者にとっての好き嫌いとは、信念や価値観に近いだろう。これは決断を迫られるときのベースになり、我々が何かに直面するときに初めに持つ直感的な感覚といえます。
本作は、日本でも有数の経営者であるユニクロの柳井正や、サイバーエージェントの藤田晋など総勢14人が登場し、良し悪しも含めた好き嫌いを自由に語るインタビュー本になっています。
どこか皆さんに共通してある感覚に、ずるく正しくないことや偉そうにすることなどを嫌い、現状に満足せずに新しいことへ挑戦するのが好きでした。
これを端的にすると、誠実さ、好奇心、そしてそれらを実行へと向かわせ、継続させる精神力が重要だと -
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ネタバレ「考える」を考え直す――アダム・グラント『THINK AGAIN』解説
1921年、不幸なことにローズヴェルトはポリオに罹患する。腰から下が不随になる可能性があったが、不屈の意志で克服した。症状が重くなった理由は、最初の医師の判断の間違いにあった。このことが彼の専門家への不信をもたらした。多くの側近にさまざまな角度から助言をさせ、その中から最善なものを選ぶというスタイルが確立した。
落選や闘病などの逆境を経て、ローズヴェルトは人間的な成長を果たした。以前はがむしゃらに活動的だったが、物事をゆっくり考えるようになった。落ち着いた寛容さをもって、人の話をよく聞いた。「足でバランスをとれないが心 -
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アダム・グラントの3作目。
やっと読み終わった。
(途中、長いこと中断していた)
オリジナリティのある人間。
それってかっこいいし魅力的なだなと思う。
でも、果たして自分はなれるのか?
やっぱりひと握りの特別な人だよね?
そんな一般的なイメージを
具体例の連続で壊してくれる。
・オリジナルな人はリスクを冒す人ではないよ
・オリジナルな気づきも過信すれば失敗するよ
・既存の価値観と相反する提案を
まわりに受け入れてもらうためには
話し方を工夫するといいよ
・仕掛けるのは、
早ければ早いほうがいいわけでもないよ
・組む仲間も考えよう
(考え方が近しいと敵対することがある、
逆に元敵 -
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コンピテンシー評価に「批判的思考」という項目があります。低評価なので上司にこの本を推められましたが、コンピテンシー評価の内容とは異なっていました。
しかし、私にとって役に立つ「スタンス」を学びました。筆者は「自分の思い通りにうまくいくことなんて、この世の中にはひとつもない」という前提で仕事するーこのスタンスを絶対悲観主義と呼びます。
私はこれまでそんなに努力をしなくても、成功した体験の方が多いので、社会に出てからは、一筋縄じゃない事象が多く苦労しています。
「うまくいくことが最低ライン」という思考から「うまくいくことの方が難しい」を知ったことで、どんな結果になっても必ず何かは得た感覚があ -
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普段この手の本は読まないものの、夫の本棚で目についてちょっと覗いたら面白くてそのまま借りました。
これはキャリアに悩んでる時に読みたい!(まさに今)
NewsPicks読者?からの質問に、ほぼ全て「好きなようにしてください」と回答笑
ちょっと突き放してるようで、背中を押してるようで、そして余談が非常にタメになったり自分自身ハッと気付かされることもあったり。
自分も転職すべきか?自分に向いてる仕事は?などなどキャリアについての悩みは尽きない。
本書に何度か出てくる、「川の流れに身を任せ」がめちゃくちゃ刺さった。機が熟したらその時の流れに身を任せていけばいいや、と思うと幾分気が楽になる。
お悩み -
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▪️飛び道具トラップ
ある特定の企業の文脈での局所的な成功がどこでも効果を発揮する「万能の必殺技」であるかのように曲解されて発動する
▪️飛び道具トラップのメカニズムと駆動プロセス
1.「同時代の空気(技術革新や環境変化)」の土壌の上で
2.人々の耳目を引く成功事例が生まれ
3.それを「飛び道具サプライヤー」があおる中で
4.「同時代のノイズ」が発生し
5.「飛び道具」が過大評価され
6.関心を持つ人々による事例文脈からの「分脈剥離」が起こり
7.「文脈無視の強制移植」が行われ
8.「手段の目的化」と「自社の論理分脈との不適合」により逆機能が起こる
▪️飛び道具トラップ回避の思考ステップ