楠木建のレビュー一覧

  • THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す

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    「Try Something Different」(常に何か新たな挑戦をしてみる事)がこの本を読んで頭に浮かんだ。「Think Again」何処かで聞いたような言葉だがスティーブ・ジョブス(アップル)のTV CM (Think Difference)である。 書籍「アンラーン戦略」でもあったように常に『継続は力なり』だが、それには「現状を反省し改善する事(脱学習・再学習)」だというのがこの『Think Again』に似ている。人の3つのモード「牧師、検察官、政治家」の例えと、あるべき姿の「科学者」(仮説+実験+結果+検証 サイクル化)は賛同する。

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    2023年03月29日
  • 絶対悲観主義

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    物事に取り組む時に絶対悲観主義は有効であると思うがその気持ちで全力を出し切れるかが問題であると思う。どうせダメなら全力を出して物事に取り組めるのか疑問であるが考え方としては面白い。
    どうしても自分を過大評価してしまうのは人間の性である為悲観主義はそこにブレーキをかけてくれるだろう。
    著者独特の前向き思考が面白かった。

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    2023年03月25日
  • 絶対悲観主義

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    心配するな、きっとうまくいかないから。
    絶対悲観主義。

    この利点
    ①実行がかんたん
    ②仕事にすぐ取り掛かれる
    ③リスクに対してオープンになれる
    ④失敗への耐性も強くなれる
    ⑤顧客志向になれる
    ⑥自分の固有な能力がわかる

    楠木さんは自分軸があり、自分の中に自分が2人いるタイプ、自身を客観的に見れる人。
    そして自分の好きを知っていて、自分をよくわかってる。
    だからこそ、絶対悲観主義が効いてきて、モチベーションも維持できるのかなと思った。

    他人からどう思われるかは気にしない。
    人と比較しない、自分は自分。
    自分のチームはすぐ変えられる。
    幸福は主観的。幸福の言語化ができていることが幸福。

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    2023年03月20日
  • 戦略読書日記

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    自分の読書のスタイルとか感想がいかにチープかと思い知らされる。たぶん読書をしている限り自分でも読んだ本から何かを感じたり考えさせられたり関心が深まっていることは確実にあるとは思うけど、それを言葉にする能力に圧倒的な差があることを突きつけられる。しかし言語化能力の差はつまりは感じる力とか考える力の差なのかとも思う。
    でもそんなことは抜きにしても、やっぱり読書はとてつもなく有意義だということが強く共感できて、自分なりに読むことを続けていこうというモチベーションが上がったというか、読書が好きでよかったと思った。
    読書の効果を大きくするためにも、読んだ本について書くことをしていかないとなとも思った。

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    2023年03月04日
  • 「好き嫌い」と才能

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    この著者の本は全般的に好きなように生きなさいと言われている感じがして、読んでて心地よい。実は、身も蓋もない結構厳しいことを言ってたりもするのだけども。

    この人の好き嫌いが大事と言う本は前も読んだことがあるのだが、この本は、ビジネスを中心にスポーツ、学問、芸術の各分野で有名な方々への、好き嫌いと生き方をテーマにしたインタビューの形式をとっていて、非常に読みやすかった。
    好き嫌いや考え方はもちろん人それぞれだけど、
    著者の質問による誘導で、それぞれの人の芯にある軸みたいなものがあぶり出され、そして多くの場合それは好き嫌いに基づいていたりするので面白い。

    物事ってもっと好き嫌いで決めていって良い

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    2023年02月13日
  • THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す

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    アダム・グラントの本は相変わらず良書。事例も多く読みやすかった。
    人は流行を追う割に、自分の考え方は新しくしようとしない。だから、アンラーニングが大切だという内容の本。

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    2023年01月22日
  • THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す

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    ネタバレ

    思い込みを捨て、再考することの重要性やその方法、他者に最高を促す方法、再考し続ける組織を創造する方法、人生プランを再考することの重要性について述べられていた。
    400ページと読み応えがあるが、重要な論点は巻末に30項目でまとめられており理解がしやすかった。
    特に印象的だったのはPart3学び、再考し続ける社会・組織を創造する方法とPart4結論(視野を広げて「人生プラン」を再考する)。
    Part3では、再考する組織を作るには学び続ける文化が必要であり、そのためには心理的安全性とアカウンタビリティの重要性が述べられていた。心理的安全性の重要性については最近よく耳にするが、心理的安全性があるとはど

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    2023年01月20日
  • 逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知

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    出来事を周りに流されず、時代の雰囲気に飲まれず正確に見抜くことが重要。そこには数々のバイアスがある。それを過去にさかのぼって検証してみようという本。

    言われてみると、横文字のキーワードで扇動するようなミスリードや、メディアが注目している事による過大評価、全く誤った論理だが刷り込まれてしまっているような「マジックワード」は溢れている。

    例えば、洗濯物を折りたたむロボット、ランドロイド。セグウェイ、3Dプリンターのように画期的な製品ではあるが、浸透しなかったもの。Googleグラスなど。見掛け倒しで実は生活に必要とはされていない商品。問題解決の押し売り。

    サブスクリプション、シェアリングエコ

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    2022年10月28日
  • 逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知

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    まず、日経ビジネス(だけでなくビジネス誌全般)が産業界に対して仕掛けて来た「トラップ」を切り口とした平成史として読めば、この上なく面白い読み物である。それらを著者は「飛び道具トラップ」(主にIT戦略)、「激動期トラップ」(”今は激動期だ”という尽きない煽り)、「遠近歪曲トラップ」(シリコンバレーや海外はなんでもよく見える)にカテゴライズし、実例と当時の記事画像も使ってストーリー見事に語り掛ける。

    トラップというからには、ここに載っているビジネス誌がやってきたことはほとんど悪事ということになる。日本のサラリーマンは先進国比較において読書量が非常に少ない(それは大学生もしかり)と言われるが、そこ

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    2022年06月26日
  • 室内生活

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    痛快で小気味良い書評。著書に共通するキーワードを他の著作でもひたすら繰り返す。
    でも、なんか読んでしまう。

    口癖は経営センス云々、抽象と具体の往復運動、因果論理の束、ストーリー、ことほど左様に、ありていに言えば、など。

    特に柳井正氏の、当たり前ですけど、当然ですけど。を気に入ってか頻発するあたりはもはやオヤジギャグ的。

    特に、最終章のおっさんの食の嗜好や服の着回しの下りなど、普通は読んで何の役にも立たないし気色悪ささえ覚えるはずなのだが。

    このおっさんの小気味良さそうなパーソナリティに触れているうちに、まあいいかと思えてくる。これこそ筆者のいう文脈とストーリーなのかな。

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    2022年04月26日
  • 逆・タイムマシン経営論 近過去の歴史に学ぶ経営知

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    2022年38冊目。272ページ、累計10,835ページ。満足度★★★★☆

    大袈裟に喧伝されることが多い世の中のニュースや出来事について、少し寝かしてみることのススメ

    近視眼で物事を見がちな人には参考になるだろう。

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    2022年04月21日
  • 室内生活

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    紹介される本の要点がわかりやすく説明されるだけでなく、著者の読書の姿勢、読書の醍醐味が伝わってくる。
    融通無碍な筆致も楽しい。

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    2022年03月21日
  • 「好き嫌い」と経営

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    日本の一流の契約者の価値観や人生観が伝わってくる。その人のビジネスの特徴と重ね合わせるととても興味深い。

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    2022年02月14日
  • リーダーの教養書

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    ネタバレ

    何かで目にした教養書リスト。スコープをひろべるべく、良著に出会うべく読書

    メモ
    ・ヒットを生むための時代性✖️普遍性
    ・教養は奴隷にならないためのもの。選択肢を増やすためのもの。
    ・品があるとは欲望の速度を抑えられるということ。物事を抽象化し、汎用度高く捉えられるということ。実用的とは対をなす事も少なくない部分。それが教養。
    ・教養を深めることでパターン認識が豊富になる。
    ・コアがあるからこそ柔軟に動ける、いろんなことを仮置きできるようになる。

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    2022年02月13日
  • 「好き嫌い」と経営

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    おもしろい。様々な著名なら経営者へ著者がインタビュー形式での対談を通して好き嫌いを聞くという流れ。
    好き嫌いなので各経営者の本質が見える。

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    2022年02月06日
  • 「好き嫌い」と経営

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    経営者とは組織の人々を『心酔』させて率いるもの

    好き嫌いや経営スタイルはいろいろだったけど、言葉の端々に自分自身に対する絶対的な自信が感じられた。

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    2022年01月29日
  • すべては「好き嫌い」から始まる 仕事を自由にする思考法

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    一貫して楠木節must「良し悪し」→want「好き嫌い」
    幼く見える好き嫌いを前面に、人間の本性に向き合う
    文明より文化をより本質とする問題提起はルネサンス
    1.経営者①三角形②矢印 本質論!
    Position 位置エネルギー 地位 経歴 権威 管理
    Action  運動エネルギー 行為 実績 リード
    ⇒「顧客に対する価値提供」企業・組織の本質
    2.戦略の時間軸=ストーリー
     施策の「順列」が重要 
     因果関係≠相関関係 ストーリー≠シナジー
     一貫した論理
    ex エベレスト登頂 VISION 戦略アプローチ 達成感
      ウサギ跳び10周 思い付き 疲労感だけ
    3.言語化 思考に必須 具体⇔抽

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    2022年01月22日
  • THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

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    ネタバレ

    会社のパーパス策定にあたり、チームワークが課題であったために読んでみた。
    非常に読みやすい上に、気づきが多い!

    最強のチーム作りのためには、心理的安全性、弱さの開示、共通の目標という3つの要素で構成される

    第三部の共通の目標の部分だけがパーパス関係しているところ(読み物としても面白い)

    パーパスありきの話ではなく、強いチームを作ることをベースに書かれているので非常に理解しやすい。

    強さの根源は、日々のちょっとした行動の積み重ね。なにも大それたことをしなくても良い。

    信条をもっていれば意思決定が早くなり、間違いも少なくなる
    ここが自分の行きたい場所、だと思わせる
    理想を物語にして何度も

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    2022年01月20日
  • 好きなようにしてください

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    ネタバレ

    好きなようにしてください 2016/2/4

    経営に法則はないけれども論理はある
    2016年12月25日

    楠木建氏による著作。
    一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。
    1964年東京都目黒区生まれ。南アフリカ共和国ヨハネスブルグで子供時代を過ごす。
    1987年一橋大学商学部卒業。1992年同大学院商学研究科博士課程単位修得退学。
    一橋大学商学部専任講師、同助教授、一橋大学イノベーション研究センター助教授、
    ボッコーニ大学ビジネススクール(ミラノ)客員教授、
    一橋大学大学院国際企業戦略研究科助教授、准教授を経て、2010年より現職。

    ストーリーとしての競争戦略が最も有名であろう。
    本作はne

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    2021年12月27日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    成功した起業家は、リスクを避けてチャレンジするなどオリジナルな人、違いを作れる人の意外な特徴が書かれている。

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    2021年12月26日