楠木建のレビュー一覧

  • ビジネス・フォー・パンクス ルールを破り熱狂を生むマーケティング

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    イギリスの新興クラフトビールメーカーBrew Dogのオーナーが成功の裏側を語った著書。スタートアップで働く、これから志す人には参考になる内容も多いのでは。
    イギリスらしく会社の精神にパンクを掲げる会社で、本著もパンクを切り口にテンポよく語られており読みやすい。

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    2017年04月03日
  • 戦略読書日記

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    ・ストーリーとしての競争戦略
    ・元祖テレビ屋大奮戦
    ・一勝九敗
    ・バカなとなるほど
    模倣障壁
    ・日本の半導体40年
    mentaltemperature
    ソニーのトランジスタラジオ
    ・スパークする思考
    ・最終戦争論
    ・日本の経営をつくる
    アーリーウィン
    ・おそめ
    ・HotPepperミラクルストーリー
    ・ストラテジストにさよならを
    ・レコーディングダイエット
    ・プロフェッショナルマネジャー
    ・成功はゴミ箱の中に
    ・映画はヤクザなり
    ・市場と企業組織
    SECIモデル:流れを経営する
    イノベーターのジレンマ
    非合理の合理性
    取引コスト(限定合理性、機会主義、複雑性、少数性、雰囲気、技術的分離可能性)

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    2017年01月03日
  • 「好き嫌い」と経営

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    楠木教授が著名な経営者14名へインタビュー。その経営者が「好き」なことと「嫌い」なことに焦点を当てる。経営というと「良い」「悪い」に二分されそうだが、この書籍ではそれを省く。
    面白いのは経営者Aが好きなことは、経営者Bは嫌いだったるすることが大いにあること。この対談から見えてきたことを著者は、経営者を動かすエンジンはインセンティブではなく、その人の中から湧き上がる動因、動因とはすなわち好き嫌い、と説く。
    他社の方法を、好きでもないのになぞることは必ずしも正しくない。このことは会社組織ではなく個人にも当てはまると個人的には思う。「すべては『好き嫌い』で始まる」の一文は頷ける。

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    2017年01月09日
  • レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか

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    謎めいた巨大企業レッドブルの誕生から成長まで、限られた情報の中で調べ上げている。
    ビジネス書という意味では、もう少し数字が表などにまとまっている方がありがたい。(スポーツでのスキャンダルとかは正直あまり興味なしで読み飛ばした)
    契約書が存在しない「男と男の握手」に重きを置くとか、オーストリアに喜んで税金を納めるとか、常識はずれのサクセスストーリーは面白い。

    あんな高くて大して美味しくもない飲み物がなぜ世界を席巻するのか、分かった気もする(本書を読んで飲みたくなった)。

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    2016年12月03日
  • 戦略読書日記

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    ネタバレ

    ○引用
    「私は、可能な限り仕事本来の目的だけを考えようと努めました。それに、どんな小さな仕事であっても、純粋にその仕事の目的だけを考えて工夫すれば、達成感があり、とても楽しいということもわかりました。」

    「川の流れに身を任せて淡々と生きているように見えて、江口さんのように素晴らしい見識と人格を持った人がこの世の中にはまだまだたくさんいる、ということだ」

    「自己の芸風を確立するえでは、誰もが注目する成功事例の存在は時として障害となる。成功の巨大さゆえに、その背後にあるストーリーの時間的な奥行きを無視して、表面をなぞりたくなる誘惑に駆られる。見える部分だけ真似をすれば、自身の芸風に破綻をきたす

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    2016年11月19日
  • 「好き嫌い」と経営

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    ネタバレ

    ”リクルートという幻想(常見陽平)”の参考文献になっていたことから見つけた。最近プロフェッショナルをyoutubeで見ることが趣味であり、日常会話での言葉の言い回しにこそ、そのひとの個性が表れると考え興味を持った。

    「まとめ」
    コンプライアンスの重要性が叫ばれ、社会的に「良いか悪いか」で議論されることが多い中、経営者自身の「好き嫌い」に焦点を当てて個人の考え方の本質に迫っている。

    個人的にハマったのはユニクロの柳井正さん。常に自分を斜め上45度から客観視しているイメージを持った。どのような仕事でも”なぜそれをする必要があるのか”という合理的な根拠があった上で動くことを大切にしている。仕事の

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    2016年11月14日
  • ビジネス・フォー・パンクス ルールを破り熱狂を生むマーケティング

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    「Punk IPA」、「Hardcore IPA」等、ロックマナーに照らした独自のクラフトビールで知られるBrewDogの創業者が語る独自の経営哲学。

    Brewdogのビールが強烈に名前に残っているのは、アルコール16.5%の「Tokyo」を飲んだことがあったからである。それまで、「Punk IPA」や「Hardcore IPA」も好きで飲んでいたが、ビールの平均的なアルコール度数を軽く超えたこれを飲んだときに、クラフトビールの面白さを実感したものだった。

    本書はUK伝統のパンクスのマナーに則るBrewdogの破天荒な経営哲学、マーケティング論、組織論、アカウンティング論等がまとめられてお

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    2016年11月12日
  • 「好き嫌い」と経営

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    経営者の好きと嫌いを聞くインタビュー集。
    ライフネット生命会長は10人以上いればどこへでも話に行ってくれる。
    株主総会で文句を言うなら買わなくてよいという永守。
    第一印象でだめな人はだめ。
    肩書にこだわる人はかつて浴びていた注目の光を浴び続けたいと思うから。
    経営者に大切なのは人間に対する洞察。

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    2016年06月29日
  • 「好き嫌い」と才能

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    楠木建さんの本はハズレがないね。相手の思いを引き出すテクニックは素晴らしい。内容も濃くてためになるものばかりだった。

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    2016年06月27日
  • 戦略読書日記

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    楠木さんと話しているような楽しさを感じながら読んだ。
    肝心なところは引用文ばかりなのだけど、それが大体ビビッとくる話で、ワクワク出来た。

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    2016年03月27日
  • 経営センスの論理

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    面白かったです。氏の言われるとおり、イノベーションとは非連続的な価値の創造なんですよねー。これがなかなか解っていてもできない。経営者は一度成功したから、今の地位があるわけでそれを自ら壊してまで新しい道を作るのは大変なこと。どこの大企業でもイノベーションというけど、本当にやっているとは思えませんね

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    2016年03月21日
  • 「好き嫌い」と経営

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    経営者の好き嫌いとパーソナリティの関係から、その人が成功した要員を読み解く。面白い切り口でここの経営者のインタビューから、人柄がにじみ出ている。成功する人間は全員苦労しているし、人引っ張る魅力にあふれている事がよく分かる良書。

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    2016年02月06日
  • 「好き嫌い」と経営

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    ネタバレ

    「ストーリーとしての競争戦略」で有名な楠本先生が著名経営者を「好き嫌い」という切り口でインタビューした本。著名経営者達は「好き嫌い」が明確ですね。基本、この手の人たちは、自立した強力な自我とその自我に伴う強力な主張をもっているので、成功したとも言えると思うのですが、当然その傾向のご本人達の「好き嫌い」の明確さにも繋がっているということでしょう。

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    2015年06月10日
  • 「好き嫌い」と経営

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    僕はよく、これ面白そうじゃんとか、これ出来たら気持ちいいだろうなぁとか、言ったり思ったりして仕事を進めちゃってる。
    これも好き嫌いって事なんだよなぁ。
    だから、とっても共感出来るし、勇気付けられる本です。

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    2015年06月02日
  • 「好き嫌い」と経営

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    「ストーリーとしての競争戦略」著者の楠木建氏の本。14人の経営者との対談をまとめたもので、分厚いが読みやすい。永守、柳井、原田、新浪、佐山、松本、藤田、重松、出口、石黒、江幡、前澤、星野、大前氏の、良い悪いではなく、好き嫌いについて記しており、社風や経営哲学につながっており興味深い。そしてさすがの大前節。

    以下メモ
    ⚫︎組織のポジションには位置エネルギーのようなものがあり、なってしまうと、状態のリーダーになりさがり、行動のリーダーではなくなることが多い。
    ⚫︎誘因インセンティブと動因ドライバーは異なり、動因というのはその人の内側から自然と湧き上がってくるもの。外的な誘因がなくとも、自分の中に

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    2015年02月26日
  • 戦略読書日記

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    本の紹介を通じて、
    著者の考え方と紹介された本の考え方が
    両方得られて、興味深くよんだ
    しかも、文体が読みやすく
    話を聞いているようにすらすら入ってきた

    著者は、
    知的活動を「抽象と具体の往復」
    と考えているが、そう考えてこの本を
    読むと、納得することが多々あった

    特に、隈研吾さんの10宅論についての
    書評がすばらしい
    著者自身が、「抽象と具体の往復」を
    しながら隈氏のすごさの本質を見抜いて
    いるところが、特に印象に残った

    柳井氏の「当然ですけど、当たり前ですけど」と、出口氏の「当たり前大作戦」も、
    頭の良い人ほど、
    シンプルな考え方をされていることが
    よくわかり、興味深かった

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    2014年04月05日
  • 戦略読書日記

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    ・誰でもいいので、まずは自分の周囲のひとでセンスがよさそうな人をよく見る。そして見破る。「見破る」というのは、その背後にある論理をつかむということだ。
    →著者曰く、経営は「女にもてる」と同じようなセンスであり、それぞれの方法は個性的なものであって、資格のように学んで取得できるものではない。
    多数の著書からその個性と論理を抽出していて、とても面白い。

    ―元祖テレビ屋大奮戦! 井原高忠
    ・ここにも彼の戦略家としてのスタンスがみてとれる。「自分が丸ごと全部を動かせるという感覚が戦略を構想するリーダーには不可欠だ。戦略家は常に「全体」の「綜合」をする人でなければならない。

    ・早くスタジオに入れと言

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    2014年02月06日
  • レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか

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    コンビニなどの冷蔵ケースでよく見かける、エナジードリンク「レッドブル」を世界に広めたオーストリア人実業家、ディートリッヒ・マテシッツ氏のお話。

    伝記的な内容を期待したが、本人とレッドブル社が頑なに取材を拒否しているため、特にプライベートな情報は少ししか掲載されていない。あまりにも表舞台に出るのを徹底して避けるため、マテシッツ氏が実在する事を疑っている社員もいるそうだ。

    ユニリーバ社で営業を担当していたマテシッツ氏が、東南アジアで出会った栄養ドリンクに目をつけて、ヨーロッパで販売しようと独立したのがレッドブル社の始まりらしい。なぜ栄養ドリンクだったのかというと、その裏にはリポビタンDの存在が

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    2014年01月07日
  • 戦略読書日記

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    筆者の主観たっぷりですが、それでも取り上げられている本を読んでみたいと思いました。既に購入できないものが多数あるのが残念。

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    2014年12月14日
  • 戦略読書日記

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    貪るように消費する読書の自分は、こういう風に考えながら本を読んでなかったので目からウロコ。まあノンフィクションばかりだから考える論理はあまりないのだけれど。
    紹介されてた本をいくつか読んでみて私はどう考えるか試してみたい。

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    2013年11月16日