楠木建のレビュー一覧

  • 戦略読書日記

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    ネタバレ

    戦略と経営について、22冊のジャンルの異なる本(建築や芸についてなども)から解き明かしている。非常に濃い内容だった。本題とは異なる箇所でハッとさせられる考え方が多かった。本を読むモチベーションも上がる本。

    ■印象に残った言葉
    ・「「やくざ映画のライターという仮面をかぶってやってきた。最初は、生活のために引き受けただけだった」と、笠原(和夫)は名言している。その一方で、「本当に面白いものを書くために、自分が何かしら乗っかれるものを、探す必要があった」。」
    ・個々の「モノ」の意味が、「モノ」の内側から一意的に決定されるのではなく、「モノ」の置かれた「場所」(すなわち「モノ」の外側)によって決定さ

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    2013年11月09日
  • レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか

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    本書を読んだ上で、最後の楠木建さんの解説が秀逸でした。アメリカ的でない経営スタイル、スポーツをじっくり育てていき一部となっていく姿勢、非常に参考になります。

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    2013年11月09日
  • 戦略読書日記

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    本をいかに自らの思考とリンクさせ、想像力をもって読めるか?
    楠木氏はそのセンスをすごく感じられる。

    「ストーリーとしての競争戦略」といった読者を引きづり込むような書籍を書くためには大量の読書とそれを自らのスタイルにて消化するセンスが必要であることを感じた次第。

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    2013年10月14日
  • 経営センスの論理

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    あの名著「ストーリーとしての競争戦略」で知られる楠木 建さん待望の新刊。

    というものの、ダイヤモンド社のオンラインサイト「ハーバードビジネスレビュー」
    での連載を再編集したもの。 前作とはつくりか違う。

    書評は、悪いものも多くちょっと躊躇していたが、やはり読もう。

    「スキルだけでは経営できない。センスが必要。」自分にはセンスがあるのだろうか???


    【ポイント】
    16/まず、スキルとセンスをわけて考える。「アナリシス(分析)とシンセシス(総合)」との区別と置き換えられる。
      「代表取締役社長の担当業務を粛々とこなしています。」←まともな戦略ででるわけがない。
     「セン

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    2019年01月06日
  • 経営センスの論理

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    経営にはスキルではなくセンスが必要であるということ。経営戦略やマーケティング、アカウンティングなどスキルは誰でも身につけられるものでもあるし、それを使って判断、実行することにはセンスが求められる。
    センスはその人の好き嫌いによって形成されてくるものでもある。自分の好き嫌いについて意識づけしセンスを理解することも大事である。
    好き嫌いで仕事はできないが好き嫌いが仕事の原動力にもなるということ。

    センスは美意識に近いものだと解釈する。好き嫌いだけではなくその人に備わる教養、考え方、姿勢が伴ってくると考える。

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    2025年10月17日
  • 経営センスの論理

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    書かれている話は着眼点がよくどれも素晴らしい。
    ただ、本全体として構造化されていないせいで話がいろいろ飛びまわっており、面白いのだが、今なんの話をしているんだ?と置いてきぼりにされてしまう。

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    2025年09月23日
  • GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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     大部分の人はギバーであり、マッチャーであり、テイカーであり、きっと行き来するんだと思うよ。
     ギバー 与える人
     マッチャー ギバー&テイク
     テイカー 奪う人

    接していて気持ちが良いのはギバーだろう。テイカーなら、自分の態度も硬化すると思う。
     すごく冷めた見方かもしれないが、共感しすぎるのも危険だね。

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    2025年09月10日
  • 絶対悲観主義

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    面白い章もあったがそうではない箇所もパラパラとあったがその緩急がまた良かった。

    「この数十年、頭の仕事に経済的評価が集中し、手仕事と人のケアをする心の仕事がないがしろにされてきた。」著者のこの言葉にはとても共感できる。将来的にはコミュニケーション能力などが評価されるとあるが、でもやはり価値が高いとされるのは、頭の仕事+コミュニケーション能力がある人であり、社会的構造は変わらないのでは、と思った。

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    2025年08月26日
  • ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件

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    すぐれた戦略はすぐれた物語を内包するという当たり前のことを書いている。とくに発見はない。こんなことが新鮮な驚きなのかとむしろそこに発見があった。

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    2025年08月18日
  • ファーウェイ 強さの秘密 任正非の経営哲学36の言葉

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    業務のワークフローを、起点を顧客にした「引く」メカニズムにする。
    それによって、力のないロープが分かり、組織の無駄が分かる。
    トヨタ生産方式を、組織設計に発展させたように感じた。

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    2025年08月02日
  • 絶対悲観主義

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    絶対悲観主義については、初めの章にしか書いてありませんでした。その後は、世間話?メンタルのためにと読みはじめましたが、全部読む必要は無いかも。

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    2025年07月17日
  • GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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    まさに「情けは人の為ならず」。
    それが多くの事例で説明されている本。
    スケンダーからマリーへの激励の手紙が印象に残り、自分もやる気が出た。
    読みやすい文体だが、ページ数が多いため読み終えるのに時間がかかった。

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    2025年06月18日
  • GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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    与える人が成功すると聞き、気になり読んでみました。
    与える人(ギバー)は最も成功しやすいが最も失敗しやすい人でもある。と書かれていた。
    自分にはなるのが難しいのかなと感じた。

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    2025年06月16日
  • THE CULTURE CODE 最強チームをつくる方法

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    チーム力を醸成する文化は1安全な環境2弱さの開示3共通の目的。強いリーダーは必要ない。チームのパフォーマンスはメンバーの言葉の知性と比例する。強い関係を確立するにはあなたのことを気にかけているというメッセージを送り続ける必要がある。1回ではダメ。チームの目的はハッピーになることではなく、難しい問題を解決すること。目的を達成するには言いにくいこともはっきり言わないといけない。3つの帰属のシグナル1あなたはチームの一員である2このチームは特別で高いレベルが期待されている3あなたにはそのレベルに到達する力があると信じている。相手の話をさえぎらず聞きすぎるほど聞く。早い段階で自分の弱さを認める。積極的

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    2025年05月31日
  • 絶対悲観主義

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    ネタバレ

    タイトルとは裏腹に前向きな生き方について、筆者の経験も踏まえながら語られていて、わたしと同じく完璧主義な人には一度手に取って欲しいなと思いました。
    なかなかそんなにすぐに自分の考え方は変えられないな…と思って星は低めになっちゃいました

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    2025年05月30日
  • 絶対悲観主義

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    【なぜ】オーディブルのおすすめ

    【ここだけ】結局、知性と教養が最重要
    -抽象化して本質を見抜く
    -自律

    【感想】悲観主義だけでもネガティブな印象を受けたが、すでに一部自分も取り組んでいたことだった。内容は面白かったが、自分に、自分の人生に
    自分の仕事に還元できる部分がどれほどあるだろうか。
    オーディブルではなく一度本で読んでみたい。

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    2025年05月02日
  • 絶対悲観主義

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    ハーズバーグの二要因理論、満足の反対は没不幸ではない。
    転職時に条件を満たしても、それだけで仕事に満足を覚えることはできない。

    手っ取り早く幸せになるのは、「他人の不幸は蜜の味」だが刹那的。
    上手く行かないのが当たり前なのに、根拠のない有能感がある人はマクロ他責(日本が悪い、生まれた時代が悪い)しがち。しかし会社が悪いと言えば転職すればと言われるので、自分で選べない国のせいにする。完璧な国家や時代はなく、戦国時代より平和なのにと。

    ある程度、特に30歳以上になるとマネジメント経験なかったら転職厳しいという言説があって、若い時から「将来はリーダーになりたいです昇進したいです」と面接で言わなき

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    2025年04月19日
  • GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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    人の役に立ちたい、いつも親切であることが当たり前な人間でありたいって漠然と思いながら生きてきたけど、その考え方を肯定してもらった気持ちになれた。それだけでなく、どうすればチームの人をやる気にさせて成長させられるのかや、自己犠牲することがいいのではなくしっかり自分の幸せや利益を考えることも大切だとか、確かにそこも忘れたらダメだよねってことをわかりやすく伝えてくれる本。
    根拠とか事例がめちゃくちゃたくさん出てくるので納得はできるけど、一個一個の事柄にわりと似ている事例が出てくるので読むのはちょっとだけ飽きちゃいました。

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    2025年04月10日
  • 楠木建の頭の中 仕事と生活についての雑記

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    ネタバレ

     高峰さんが亡くなったあとに編集された『高峰秀子の反骨』という本があります。これを読んで知ったのですが、1971年、46歳の高峰さんはこんなことをおっしゃっています。自分はあんまりテレビを見ないのだけれども、クイズ番組をしょっちゅうやっているのは知っている。クイズに正解するといろいろな賞品をもらったり、外国旅行に行けたりするらしい。これこそ、あらゆる低俗の中で最もいやしい部類に入る行為なんじゃないか。そういうことはもう、やめたらどうか――。
     こういうちょっとしたコメントひとつを取っても、いろいろと考えさせられます。彼女が批判しているのは「劣情」――劣った情動です。いい物が欲しいとか、お金が欲

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    2025年04月09日
  • LEADER AS HEALER 最強のリーダーは人を癒すヒーラーである

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    著者に具体の経験があることを表現しているものと思いますが、私のような凡人の想像の中に入ってこない部分もあり、なかなか難しい本なのかなという印象を持ちました。

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    2025年03月22日