楠木建のレビュー一覧

  • THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す

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    ネタバレ

    自分の思考のクセに気づかせてくれる一冊でした。これまで私は「考え直すこと=優柔不断」だとどこかで思っていたのですが、この本を通じて、「再考することは逃げではなく、むしろ前向きな行為である」と認識を改めることができました。

    また、「変化に抵抗する人には、古いものの一部を残すことで新しい考えを受け入れやすくなる」という指摘も非常に実践的だと思いました。変化を促す際には、相手の安心感をどう保つかが鍵になるという視点は、仕事や人間関係においても活かせそうです。

    さらに、「自分の無知を認める勇気を持つ人ほど、証拠を重視し、反対意見にも耳を傾ける」という内容には、自分自身を省みるきっかけをもらいました

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    2025年11月27日
  • ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件

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    会社の事業戦略、中期経営計画、自分のキャリア戦略、全てに応用可能。そして、これに基づいて、転職活動を行った結果、志望業界で応募した全ての企業に合格することができた。ありがとう、楠木建

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    2025年11月24日
  • 「好き嫌い」と才能

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    相変わらず筆者の主張はグサグサ刺さる。好きでやってるやつには、逆立ちしても勝てない。そのゾーンに自分がどう入るかが大事。自分だけでなく、子どもの教育にも生かしたい。

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    2025年11月15日
  • ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件

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    世の中にありふれた経営戦略本がある中、革新をつくような内容だった。事業をやる上で成功事例、言わばベストプラクティスと呼ばれる構成要素を、無作為に模倣しても、それは全体として効果が出るものではないということを示唆していた。各部分を切り取って貼り付けた戦略(戦略とも呼べないようなもの)では、不安定であるからだ。それを一連の流れとして、筆者による具体と抽象を織り交ぜた言葉巧みな解釈に、感銘を受けた。ページ数は、500ページにわたり、比較的ボリューミーであったが大変面白い内容で読んでいて飽きなかった。読み進めていくと重複する内容は勿論出てくるのだが、それはコンテクストとして必要であると素直に受け取るこ

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    2025年11月13日
  • GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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    GIVE&TAKEについて多くの事例を用いて解説をされています。人間にはギバー、マッチャー、テイカーこの3種類があり1番成果を出せない人は、ギバーで1番成果を出す人もギバーである。その差や違いは何なのか、様々なストーリーを例に解説されています。しっくりくる部分は多くありました。気づける事は多いと思います。

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    2025年11月11日
  • ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件

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    "戦略"、"競争優位性"、"競合との差別化"などの日々よく聞くがややつかみどころのない言葉の本質的な意味やその構造を理解することができる。

    ボリュームのある本だが、読み物的な(話しかけるような)書き方なので、戦略とは何かを初めて学ぶ人にもおすすめできる。
    (ただし、紹介事例が古いことには注意。)

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    2025年10月29日
  • GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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    ネタバレ

    自己を犠牲にして相手に与えるギバーではなく、他者の幸せを実現するギバーとして振る舞える人が一番成功するという本。
    とはいえテイカーは一定数いる中で、どう疲弊せずにギバーとして振る舞えるのか(寛容なマッチャー)のヒントも教えてくれている。

    どうやってギバー、マッチャー、テイカーを判断しているのかそのアンケートをみたい!と期待したがそれは出てこなかった。

    成功を手にするだけでなくより良い世の中を作るためにギバーらしい振る舞いが自分にできるのか都度都度立ち止まって考えることになりそう。

    ペンシルバニア大が最古のビジネススクールを持っているのを初めて知った

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    2025年10月26日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    予想以上に良かった。オリジナルを軸に展開しているが、組織にも通じる点が興味深い。リスクを回避でするような思考の人の方が起業家に向いているとかセグウェイの考察など、事例も豊富で再読したい

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    2025年10月17日
  • Learning 知性あるリーダーは学び続ける

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    ラーニングについて知りたくて読書。

    傾聴する時に「今・ここ」と意識して集中する。
    適切な発問をしてコミュニケーションを深めていく。
    シンプルに、常に本質は何かを考える。
    私から私たちへ主語を変えて語る。

    目標を作り、努力して、達成を成功とする西洋的な成功原則は、現代日本の教育でも是とされている。

    これらと幸せ、人間的な満足・充実感・生きがいは異なる。
    そこへ集中して1ミリでも向かっていきたい。

    現状を変えるために改善(学習)に集中する。
    改善と好奇心を失わないためにコンフォートゾーンから意識して抜け出し続ける。
    教える立場になるように常に意識して機会を増やしていく。

    読書時間:約1時

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    2025年09月29日
  • GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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    間にあるマッチャーが良いよ、ということかなと予想したが、全然違った。冒頭の紹介が良く、あっという間に聴了してしまった。

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    2025年09月20日
  • ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件

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    序盤の抽象的な話に挫折しそうになりながらも、ポジショニングとケイパビリティの話から「これは、研究における独自性の話のメタファーになる」と思い始め、以降は夢中で読んだ。思えば著者は学者なのだから理解できて当然なのかもしれない。

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    2025年09月15日
  • THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す

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    今年読んだ本の中で間違いなくNo.1!!!
    これを読んでから、仕事でもプライベートでも何かを議論する際は怒りの感情が減りました。
    むしろ楽しくなりました。

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    2025年09月15日
  • 楠木建の頭の中 戦略と経営についての論考

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    この本を通して著者の言いたいことが一貫しており、読めば読むほど肉付けされていく感触が気持ちいい。
    ただ働いているだけでは分からない"経営"とは何かの全てが詰まっている。

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    2025年09月14日
  • ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件

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    マーケティングの勉強と思い読み始める。いくつも色々な本を読んだが、実際に人を動かす事が出来る本がこれだと実感した。まさに読み手にどの様なストーリーでどう感じさせるかということを体現して書かれている。勉強になったという感想より良い読み物を読ませてもらったと素直に受け入れる事が出来る本だった。

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    2025年09月12日
  • 楠木建の頭の中 戦略と経営についての論考

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    経営学者 楠木建が、経営戦略について述べたエッセイをまとめたもの。全体を「戦略」「経営」「対話」に分類してまとめている。説得力があり、とても勉強になった。「対話」で出てくる企業経営者の話も興味深い。

    「「競合他社に対する違いをつくる」、ここに競争戦略の根本があります」p3
    「競争戦略の要諦は業界の中で独自のポジションを確立することにある。言い換えれば、顧客からみて、「ベター」ではなく、「ディファレント」な存在になるということだ」p11
    「(米キャピタル・グループ社長 マイク・ギトリン)「日本企業の変化は本物」だとしつつも、「すべての企業が変化しているわけではない。投資先選びで重要なのは特定

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    2025年09月10日
  • 楠木建の頭の中 仕事と生活についての雑記

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    とても気楽に読めた。なるほど、ふーん、それはどうかなと、いうような、居酒屋でまだロレツは回るけどそれなりに酒が入ったところで出るような話しの内容で、そう言った肩の力を抜いて読むというジャンルでは良く仕上がった作品と思う。

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    2025年09月06日
  • ORIGINALS 誰もが「人と違うこと」ができる時代

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    ギブ&テイクのようなキャッチーな内容ではなかったけれど、一つ一つの章をじっくり読んで、自分のものにすると人生を変えることができる本かもしれない。

    この本を、自己啓発書として扱って、毛嫌いするのはもったいない。心理学書です。

    アダムグラントさんについて調べてみたら、年下なのが衝撃(貴様いつまで女子でいるつもりだ...)。アダムグラントさんこそ、オリジナルな人だね。

    昔、めざましテレビで「セグウェイ」を華々しく紹介していたことを思い出した。これから、これが流行りますよ〜って。(私の記憶が間違ってる可能性はあり。とくダネやったかなー。)あれは、何年前の話だっただろう。
    私は未だに「セグ

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    2025年09月06日
  • GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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    ギバー、マッチャー、テイカーそれぞれの特徴そしてどの分類に属するのが大成するのかがよく分かる本だった。
    個人の損得勘定で動くのか、はたまたチームのことを思い自己犠牲をするのか。
    人間の行動の原理を理解できる本でした。

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    2025年09月04日
  • ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件

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    「戦略」を持って会社を経営、事業を進めることがどれだけ大事かを痛感させられる内容だった。本書は決して明日からすぐ使えるハウツー本ではなく、戦略を作ることの考え方やスタンスを提示してくれている。業務ではじめて戦略を意識した業務に就くことになる自身にとって、「戦略を持つこと」がなぜ重要で、どんなふうに考えて作ると良いかの解像度が高まった。

    戦略の方向性の定義として、SP(何を選択し何を捨てる)や、OC(組織力強化、仕組みづくり)、ストーリ戦略の5C、whyがつなぐ因果論理など…戦略を作る上で必要となる要素やその意義など、目から鱗な学びが多かった(今までいかに戦略という言葉をわかったふりをしてきた

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    2025年08月31日
  • 戦略読書日記

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    きっかけ
    興味のある戦略×本の紹介となっていて次の読書の参考にもなるなと思って読んだ本

    内容
    経営戦略を得意とする著者がその目線で見た千差万別の本の紹介?説明をしている

    感想
    読み始めはボリュームが多く全然読み進まないと思っていたが、内容が軒並み面白くて寝る前の読書の楽しみにまでなっていた。
    戦略とはいいつつも、概要の説明のために著者の趣味や体型や本の読み方など人柄も知れて、それこそ本文中にあるトリップ(著者との対話や追体験)に入り込めて読みながら読書の楽しさを再認識することができた。
    特に読みたいなと思ったのは「直球勝負の会社」と「一勝九敗」、どちらも日本の起業家の本だけどその他にも紹介

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    2025年08月23日