楠木建のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ悲観的な自分が変わるべきなのかを模索している中出会った一冊。
うまく行かないと思うことが普通とする本書や長谷部誠さんの「こころを整える」で、常に最悪を想定するなどの悲観的な考えがある一方、辻秀一さんのいうようにポジティブの方が良いという考えや引き寄せの法則などもある中で、結局どっちの方がいいの? と思った。
そんな時にふと思い出したのが所ジョージさんとか明石家さんまさん。彼らはだめで元々という一見悲観的な考えがベースな気がするが、でもポジティブな印象を受ける。それはいい意味で過信しておらず、世の中の流れに対してコントロールしようとしていない。ただそれをも受け入れて楽しむ遊び(余白)を持っている -
-
Posted by ブクログ
久しぶりに面白かった本。
情けは人の為ならず、と言ってしまえば全て完結してしまうと書かれていた通りの内容ではあったが、GIVERであることで生まれるメリットを上手く具体的に説明している。
自称GIVERの私からすると、なるほど、やはりGIVERである事はいい事なんだな、と自己肯定出来たので面白かったのかもしれない。
突拍子もない提案をした際に周囲が味方してくれる、薄いつながりを復活させやすい、などは確かに、、とストンと腹落ちした。
TAKERは100m走であれば有利だが、マラソンではGIVERに勝てない。それは会社や社会で生きていくためには必須の考え方だろう。
ただし、バカなお人好しにはならぬ -
Posted by ブクログ
読者からの質問に答える形で、仕事に対する悩みを解決する本。
たくさんの事例が掲載された本。
そのため、基本的には最初から読むというよりは、目次から気になる内容を探して読むのが望ましい。
気になった内容として。
ジャーナリストになりたいという質問。
回答として、
ジャーナリストは、「自己宣言的職業」。
資格も届け出も必要なし、会社に在籍したままで大丈夫。アウトプットがすべて、仕事をしながら書ける。健康で平和ならなんとかなる。
本回答のように、基本的には好きにしてください
といいながら、単刀直入に回答されるのが印象的である。
世の中の人たちは、同じような悩みを抱えているので、自分の当ては -
Posted by ブクログ
ネタバレ人をgiverとtakerとmatcherに分類して、どのような振る舞いをする人が成功できるのかを、事例とともに述べている。
人は本来giverである部分を持つはずだが、仕事になるとmatcher/takerになってしまう傾向がある
ただただ自己犠牲するgiverになるのは避けるべきだが、最も成功するのは懸命なgiverであるといった内容だった。
より豊かな人生、成功のために、giverになることを意識してはどうかといった締め方になっているが、結局自身の成功のためにgiverになるというのは、真にgiverと言えるのだろうかという疑問はもったが、話としては興味深くおもしろかった。
職場のtak -
Posted by ブクログ
自分が勝手に想像していた内容とは違っていたが、企業の競争戦略を立てている業務を担当されている人にとっては、相当勉強になることが書かれているのでは、、と思った。
マブチモーターやスタバの例がわかりやすく、読んでいて面白かった。
また本筋とは若干ズレるかもしれないが、本作の中で、特に腑に落ちた部分は以下。
具体化事象の背後にある論理を汲み取って、抽象化することが大切。
具体的事象をいったん抽象化することによってはじめて汎用的な知識ベースとなる。
抽象化と具体化を往復することで物事の本質が見えてくる。
顧客調査でニーズを聞いてもコンセプトに使える良い情報は仕入れられない。顧客は買うこ -
Posted by ブクログ
人はギバー、マッチャー、テイカーのいずれかに分類可能だという。本書は豊富な事例を元にこれら3タイプを分かりやすく解説するとともに、読者自身が一体どのタイプに当てはまるのか自ずと気づかせてくれる。私自身はギバーでありたいと思ったがどうやらそうではなさそうだ。それはそれで残念ではあるものの、臨機応変にタイプを切り替えることも可能なようで、その前提としてまずは客観的に自分自身を見つめ直す良い機会になった。訳者の前書きにもあるように「情けは人のためならず」、本書の趣旨はこの言葉に集約されるのではないかと思うが、その過程においてどう振る舞うかが重要で、結果他者の幸福と自身の幸福は両立できるという点に救い
-
Posted by ブクログ
ネタバレ著者の作品を読むと、いつも論理の束のイメージが浮かぶ。著者は企業の競争戦略の専門家であるが、その論理解明を支えているのは、本書で明かされているような経営に閉じない日々の考え事なのだなと改めて。経営も人間活動である故に、人間を知るためのあらゆるインプットが仕事に活きてくるということなのだろう。
本書の中で語られているのは、一言で言えば著者の価値基準(と、本帯にも書いてある)。故に所々は膝を打つ程納得する箇所もあれば、少し?マークが浮かぶ箇所もある。それこそが自分と著者の価値基準の差分であり、その差分は何なのかを考えることがまた、自らの基準を言語化することになるのだろうと思う。この価値基準は、自分 -
Posted by ブクログ
たくさんの事例と共に、ひたすらギバーのメリットを書いている本である。反対のテイカーやマッチャーがどういう存在か、どういうデメリットがあるかも書かれている。
数々の自己啓発本に書かれた内容のほとんどがギバーに当てはまるものなんじゃないかと感じるくらい、ギバーは良いところがたくさんあるみたい。
年次報告書の1ページに丸々CEOの顔が掲載されている場合、そのCEOはテイカーであるという事例は面白かったし参考になった。
事例が多すぎて冗長的なところがあり、要点を抜粋したらだいぶ読みやすくなると思うし、最後の2章は逆に抽象的な内容で、ギバーにならざるを得ないコミュニティを作ることでテイカーやマッチャ -
Posted by ブクログ
・脳の処理速度が早いからと言って、柔軟な思考の持ち主であるとは限らない。どれだけ高い能力を持っていても、考えや見方を変えようとする意思がなければ、多くの再考察の機会を見過ごしていしまう。ある研究によると、知能指数テストのスコアが高ければ高いほど、より速くパターンを認識できるため、既成概念にとらわれやすいという
・「自分を疑う」という最強・最大の知性。偉大な大統領を際立たせているのは、「知的好奇心」と「寛容さ」だ。知識がパワーであるなら、無知に気づくことは英知と言えるだろう
・知識の欠点は、時として未知を受け入れたがらないことだ。人は新しいことを受け入れる能力や積極的な意思があってこそ、良い判断 -
Posted by ブクログ
チャレンジしたりするのは、必ず良くするためのものと思い込んでいた。明日は必ず良くなるといつも思っていた。しかし、明日はいつまでも明日だった。
だいたい『絶対』と言う言葉を使うヤツを私は信用しないことに決めていた。
なるほど、「自分の思い通りにうまくいくことなんて、この世の中にはひとつもない」という前提で仕事をする。「心配するな、きっとうまくいかないから」と考えた方が、気が楽だ。世の中甘くない。自分の都合で世の中まわっていない。リスク管理から見れば、最悪を考えて行動すると言うことなんだね。「事前にうまくいかないと思っていて、やってみたらうまくいった」ということで、喜ぶ。そういう喜び体験を積み