楠木建のレビュー一覧

  • GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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    タイトルで損してるせいで遠ざけがちな一冊。でも本当は、全人類が読むべき一冊。
    一見、怪しげなビジネス書の類に見えがちだが、そんなことは決してない。心理学アプローチから、社会科学的・論理的に、重厚な論理展開を用いて、「情けは人のためあらず」で日本人にはおなじみの、利己的・他己的志向の違いがもたらす影響を語られている。

    ふだん生活を送る中で考えることの多いテーマだけに、ここで示された結論の鮮やかさに、かなりの衝撃を受けた。なるほど!の連発。
    著者の主張は、決して難しいお勉強の世界でのみ作用する話ではなく、幼稚園児以上の人類に皆あてはまる程、普遍的なお話。話し方もとても分かりやすい展開となっているので、高校の教材としてもぜひ使ってほしい。

    さすが最年少終身教授、鮮やかで温かい、人間味溢れた論理展開、心地いい。今後のご活躍も期待しております。

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    2026年06月25日
  • 戦略読書日記

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    間違いなく、今年最も刺激的だった一冊のひとつ。
    様々なジャンルの名著を下敷きに、戦略と経営についての本質を読み解いている。繰り返し主張される「スキルとセンスの違い」、「抽象と具体との行ったり来たりの中で見出す論理」などなど。どの話をとっても、365日脳裏に刻み付けておきたい話ばかり。
    個人的には、楠木先生の本の中で最も勉強になった。御馳走さまでした。

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    2013年12月08日
  • 戦略読書日記

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    相変わらずの楠木節炸裂といったところでしょうか。著者の作品を読むのは3冊目、ようやく気がつきました。芸風が合うんだなと。
    携帯電話の契約手続きの超煩雑さという、供給側視点サービスへの不満とった部分だけでなく、理論(セオリー)よりも論理(ロジック)を好み、学問的な部分よりも実際の思考探求を好む事。それはスキルとセンスを分けて考えた場合のセンスに大きく依存する。さらに、スキルを身に付けましょう、とフォーカスされがちな昨今は、センスの議論があまりに少ない事。そして成功した経営者や著名人、歴史上の人物にはやはりスキルもセンスも両方優れていたわけで。
    私はHow To本が溢れる書店の一角だ大嫌いなのだが、まあそういう事ですね。読書とは何か?と友人に聞かれ、人の人生に出会う事だと答えていた20代前半の私であるが、著者の読書の中では、同じストーリーかそこには流れている(=トリップ)と感じ、嬉しくなった次第。
    ちなみに、宣教師が報告した日本人の長所と短所を内容を読んだとき、目頭が熱くなる想いが・・・。日本人として、当然ですけど。

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    2013年11月09日
  • 戦略読書日記

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    様々な書籍を通じて著者が感じたことを綴った本

    一見、経営と関係のない本を題材に経営に関するエッセンスを抽出過程が非情に面白く、思考プロセスの追体験が心地よい

    自分が本を読む際に、具体的な内容の理解だけでなく、その核となるメッセージを一段昇華させる参考になる

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    2013年11月03日
  • 戦略読書日記

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    内容は忘れましたが、「仕事としてのインプットなら、アウトプットを前提としましょう。ただ読むだけなら、趣味です」って感じの主張。情報量が多いと注意が散漫になるから、情報収集の量とアウトプットの質は反比例する。
    「評価は相手が決めること」というのも印象的。

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    2013年10月26日
  • 戦略読書日記

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    スキルではなくセンス。まさにその通りで、読書を軸に論理的な文脈を探るということも納得。門戸を閉ざさずに学ぶということが大切。研究に対するスタンスも好感が持てる。確かに社会に対するインパクトをみすえて社会の役に立つことをするのが社会科学分野の研究に求められること。

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    2013年09月16日
  • 経営センスの論理

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    経営するのは、スキルだけではできない。
    経営は特殊解なので、センスが必要だよ。
    ダケド、この本は、マニュアル本ではないので、
    センスは、どう磨くのかということは、書いていない。
    だいたい、センスなんて教えることはできない。

    そんなもん自分で磨くもんじゃろ。
    センスがあれば、自分で事業をしているわい。
    ということを、いうために書かれた。

    こういう切り口の本も、ノリがあって、いいねぇ。
    このセンセイは、弁舌爽やか、結構毛だらけ猫灰だらけ。
    煙に巻く 能力がある。
    その煙に巻かれるのも、悪くない。

    好きなことを言って、知らない間に、読み終わる。
    読んだあとに、『センスだよね』と、うなづかせる。
    わかったようで、わかっていない、迷路のような本である。
    答えが、ないことが、優れている。

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    2016年07月20日
  • 経営センスの論理

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    経営学の楠木教授による、経営に必要となる論理を、様々な視座から語った一冊。内容は骨太だが、楠木先生らしさと新書らしさとが相まって、とっても読みやすく、単純に読み物としておもろーに纏まっている。
    最後の「思考の論理」は楠木先生が事ある毎に繰り返し主張されている“考え方の基本のキ”がコンパクトにまとめられている。

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    2026年06月25日
  • ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件

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    良い会社というものはゴールに向けてどういうパスをつないでいくか、その道筋がしっかりできているんだ。あっ、と言わせるようなキラーパスを出せるように日々センスを磨いておかないといけないね。

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    2013年04月08日
  • ストーリーとしての競争戦略 優れた戦略の条件

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    問答無用にオススメ。ここまでビジネスと因果論理との関係を丁寧に読みほぐし、一貫した主張で、ひとつの型を示しているなんて。分厚さの中に無駄な部分はひとつもなかった。無理矢理感ゼロで、丁寧に丁寧に考え方を刷り込まされた感じ。易々と「ロジックには限界が」なんて言っちゃう人は読むべき(自戒も込めて)。今後実践していこう。

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    2026年06月25日
  • GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代

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    【責任のバイアス】
    テイカー:自分自身をよく見せたいと言う思いが強い。他人がしてくれたことよりも自分がしてあげたことに関する情報をより多く手に入れる。
    →打開策: 自分自身がやったことを評価する前に、相手がしてくれたことをリストにする

    【自己成就予言】
    あなたは才能がありますよ!と信じて接することで.対象者の自己肯定感を、あげ成長に繋げる

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    2026年10月09日
  • 知的生産のセンス

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    AIにできることできないことを中心に対談形式の本。
    400ページくらいあるが一気に読んだ。
    アウトプットに責任を持つ、AIは毒にも薬にもならない意見が多いので大学教授とは相容れない

    本のタイトルがたくさん出るので参考文献を入れてほしかった

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    2026年10月05日
  • 知的生産のセンス

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    スキルが供給側、センスが需要側に関わっている。AIは前者を得意とするが、後者はまだ苦手。だから人間は、現場に出て、センスを磨け。AIと人間の関係、そして特にビジネスパーソンとして、どう立ち居振る舞うべきか、磨いていくべきかをスパッと表現してくれて腑に落ちた。
    ダンデミスやモンテスキューの幸せに関する名言も面白かった。

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    2026年10月03日
  • 知的生産のセンス

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    インターネットや生成AIなどのテクノロジーの進化により、"スキルのデフレとセンスのインフレ"が起こっている。
    スキルは、本来的に"要素分解"へ向かうが、センスは、"統合"を向いている。だからこそ、スキルは生成AIに外部化されていく。
    知的生産には、"非連続の中の連続"が求められる。単純に非連続で新奇なものとは違う。ここがセンス。
    概念と対概念 × 具体と抽象 という思考の四象限がなるほど。

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    2026年09月27日
  • 知的生産のセンス

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    身体的反応の大切さを山口周が言及していたり、「何をインプットすべきかは先生から教わるべきではない」という教えを紹介していたり、共感するポイントも沢山あった。そして、「理解負債」という概念は初めて知った。紹介されている書籍を何冊か面白そうだと購入した。

    読む価値はあったかなとは思うけど、これも、一種のハウツー本。ハウツーの部分はAIに取って代わられるだろうと言っている割には、結局は、「ハウツー」を求めている人のための本になっているような気がした。でも、そのためには、何をすればいいんだろう?と考えさせられるつくりにはなっている。

    二人とも知識が豊富でよく考えているから、二人の対談は楽しく、お互いに刺激を受けるものだったに違いない。けれど、きっと、二人は自分たち自身、こういう種類の本を読みたいと思わないのではないか?





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    2026年09月23日
  • 知的生産のセンス

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    安定の山口本。
    本の中にも出てきている「意外性と納得感」。まさに山口さんの本にはこれがある。
    AIが平均を出す中で、この意外性を生み出せるようなセンスこそが人間の価値。

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    2026年09月20日
  • 知的生産のセンス

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    直近読んだ本の中でダントツ。楠木先生のなぜ本を読むのか理論を読んで、僕も一緒だな、と思った。それぞれのAIとの付き合い方、アウトプットとは、みたいな観点が少し違ってその違いが良かった。ハッとしてグッとくるアイデアって思いつくの難しいよなあ。

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    2026年09月19日
  • 知的生産のセンス

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    楠木建さんと山口周さんの対談形式の本。
    二人の思考・実践を通して、「情報を価値にする知の工程」を紐解く。

    序章の生成AIについては考えながら読んだので時間がかかったが、それ以降の「入力」「保存」「変換」「出力」はすんなり読めた。

    知的生産では、スキルよりも「センス」が重要だという。スキルの多くはAIが担えるようになるが、生成AIは「アジェンダ設定」や「仮説構築」が不得意で、そこに人間のセンスが必要になるという。

    お互いの質問も「それ、自分も知りたい」と思うものが多かった。

    特に、AIがさらに増えていく未来を二人がどう見ているのか、それぞれの見解が参考になった。

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    2026年09月14日
  • THINK AGAIN 発想を変える、思い込みを手放す

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    「思い込み」に気づくために、裏側にある原理や複数のパターンの思考法・考え方を解説。
    ダニエル・カーネマンのファスト&スローを読んだ流れで、クリティカル・シンキングの理解を深める意味もあってAudibleで視聴。
    自分の失敗談もあげ、様々な事例を通して分かりやすく解説している。
    牧師や検察、科学者など色々な目線で物事を考えてみる=納得!
    自分が心地いい人だけでなく、あえて自分に厳しい批判を投げかけてくれる場を作る点など、非常に参考となる。

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    2026年09月12日
  • HIDDEN POTENTIAL 可能性の科学──あなたの限界は、まだ先にある

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    本の紹介のところの、「成功の要因が先天的な才能ではなく、後天的に習得できる能力にあること」という文章に惹かれて購入しました。
    科学的な知見もありますが、個人的には多数の実例の方が参考になりました。中でも、「才能と意欲、どちらが遠くへ行けるか」の実例が一番印象深く、才能がなくても向上心を持ち、情報に素直に反応することができる「スポンジ」タイプの強みが理解できました。

    他者の意見を多く取り入れ、それを更に吟味する。決して簡単なことではないですが、自分の可能性を広げて生きていく為に必要なことだと思いました。

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    2026年09月05日